20世紀少年

20世紀少年がみたくなった。マンガを夏に読んでた記憶が蘇ったからだ。

 

映画を借りてみたら、つまらなくってビックリした。なんでだろう、、と考察するけど、理由がいまいちわからない。作者の言いたいことに反対なわけでもないし、カルト宗教の不気味な感じも嫌いじゃないのだけど

 

この感想が正しいのか、すぐにネット検索←実に小心者だ

 

宇多丸が言ってた

「犯人が誰であろうと知ったこっちゃない」

 

本当に、あぁまさにそれだ、と思った。

それを3部作にしちゃって、もう大変だ

 

じゃあ、あの頃、学生だったころ、なんでその「知ったこっちゃない犯人探し」のマンガを楽しんだのか

 

色々、理由はあるのだろうが、ひとつにシチュエーションがあるんだろう。学生の頃、授業終わりにラーメン屋で読んだシチュエーションだ。

注文してラーメンが出てくるまで、そして、食べながら読んだ20世紀少年だ。

これが実に相性がいい。いかにもな事件にいかにもな謎、いかにもな登場人物にいかにもなセリフ。丁度いい情報量で手持ち無沙汰の相手をしてくれる。

ザ週刊誌!というか。

これはこれで、評価されるべきジャンルだと思うのだ。注文したものを待つときに読みたいマンガというジャンル。

 

コインランドリーで読みたいマンガ

歯医者で少し緊張しながら読みたいマンガ

通勤の電車で読みたいマンガ

早く着きすぎたピアノ教室で読みたいマンガ

 

ちょっとした時間の隙間をボーっとしたくない、そんな時の為のマンガ

そういうジャンルがあってもいい気がする今日この頃、いかがお過ごしでしょうか