クリスマス前のプレゼント

12月18日水・・・CTと血液検査・・・1時間少し待ち診察室へ。

入ると、机半分ほどの大きなパソコンに、映像がもうすでに映し出されていた。CTを撮るきっかけは、胸のほぼ中央に出てきた3センチ程のシコリが問題だったのだが、もう結果をご存知のDrは、触診もせず、写真撮らせてくださいと、肌に小さな物差しを当てて、小さいカメラでパチリ。

そして検査映像の説明が始まった。

「肺は、5月に抜いた水の形跡はありませんが、左右このように、小さながん細胞がチリばっています。

胸のシコリは、肋骨にくっついています。

これは心臓ですが、この入り口の際の血管に癌細胞が映っています。」私の顔を覗き込んで、

「それでどこまで説明していいですか。」

へーどういう意味なのかな・・・・検査した結果は報告義務があるんじゃないの。。。

「全部、ちゃんと説明してください!」

「いいんですか」と、同伴してきてくれたSrの顔を見られる。その時悟った。

「説明お願いします!」なんと声強くなった。

「つまり、リンパに飛んでいるので、今肺や心臓近くにもあり、肋骨にもついているので、脳にも出るでしょうし、まず呼吸困難が起こります。それでこれからは、緩和ケアーを受けられることをお勧めします。」

「どういう治療をしていただけるのですか?」

「通院で緩和ケアーを受けて、そして後はイメージしてください。」

「そうですね。乳がんの域ではないのですね。でも、未知のことで、無知なのに、何をどのようにイメージするのですか?」

「肺がやられると息苦しくなり、顔も腫れてきます。リンパに出てますから血管に乗ってどこに出るかわかりません。きっと脳に行きます。」

「胸のシコリは、取らなくていいんですか?」

「一つ取って、どうするのですか!」

この返答はきつかった。Drは何も付け加えず!

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はじめまして


お世話になりましたと挨拶して診察室を出たものの、何の感情も沸かず、でもこれを頭真っ白というのだろうかと、ぼやーと考え、エレベーターに乗る。

同伴のSrが心配して慰めてくれる。

「マ・スール、大丈夫、ショックだったでしょう。私もショックよ。でも緩和ケアーを受ければ大丈夫ですよ。ちょっと話してから帰りましょう、落ち着いて・・・」

                今日はこまで;;;