神戸に住んでわかったこと
イスのこと
越したら、ダイニングテーブルというかテーブルを買おうと思っている。テーブル自体はもう、IKEAでいいや、って感じ。真っ白の天板で適当な足を買えばそれでいいと思っている。
問題はイスで、一人暮らしでそんなにたくさんイスなんて、いらないけど、机と違ってなんでもいいやって訳にもいかない、と思っている。
この前、少し街をふらふらしていたときに入った家具屋さんで、何気なくハーマンミラーのアーロンに座った。
アーロンチェア ポスチャーフィットフル装備 グラファイト/クラシック Bサイズ AE113AWBPJG1BBBK3D01
- 出版社/メーカー: HermanMiller (ハーマンミラー)
- 発売日: 2007/08/22
- メディア: ホーム&キッチン
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今さらいうまでもなく、玉座である。だいたい、15万円くらいする。
久しぶりに座ったような気がするけど、それにしても座りやすかった。感動ものである。これがもう20年前のイスだということに改めて驚かされる。
特に、前傾のチルトが秀逸で、これがあるから最初のフィット感が出るのだと思う。安価になったliteモデルも売っているけれど、それにはこの機能はないから、どうせ買うなら高い方がほしいなって思う。
ヤフオクで買えば、7万円くらいかなー。
ほしいけど、手が出ない。ハーマンミラーの12年保証のことがよくブログ等で書かれているけれど、そんなに壊れるものなんだろうか、、、
リアルなことを考えると、イマ良いと思っているのは、、、
ブラックフレーム仕様!イームズ アルミナムグループチェア(Aluminum Chair) ブラック 革 ローバック・ソフトパッド アルミナムチェア チャールズ・レイ・イームズ
- 出版社/メーカー: シンフートレード株式会社
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これも本物はハーマンミラーで、30万円くらいする。
ふつうは横ストライプだけど、あえてソフトパッドがいいと思う。
横のやつだと、イームズという記名性が強すぎる気がするからだ。それなのに、ニセモノだとあまりにも居心地が悪い気がする。
それは家具全般にいえることだと思っていて、YチェアとかThe Chairとかがあると、(特にThe chairなんて、1脚60万近いんだから、雑誌に映っているものなんかほぼほぼリプロダクトだろう。そうなるとますます、、、)空間が完全に支配されてしまうような気がする。
その点、この辺りはマア、わかる人にはアルミナム?ってわかるけど、そうでなければ、気にも留めないようなものなのでいいんじゃないか、と自己弁護してみるのでした。
マア、気が変わるかもだけど。
1月に買った本
1月に買った本たち。
建築とか不動産のものはほぼなかった。
流星ワゴン
ドラマになったそうで。
これは本当に面白い本だった。あらすじ的なものはいろいろなところで書かれていると思うから割愛するけど、人生のいろいろな場面で起こる些細なすれ違いが生むことってよくあるんだと思う。それは自分と両親に関してもたくさんあるんだと思う。
ようは、後悔することなく生きていけるように心がけていきたいなぁ、と。本当はそんなに明るい話でもないんだけど、読み終わったあとは深くポジティブな感じになれた気がした。
イスラム国 テロリストが国家をつくる時
HONZで紹介されているのを見てから、ずっと、欲しかったんだけど、アマゾンでも本屋さんでも全然売ってなくて、ツタヤオンラインでやっと入荷して、買えた。まだ、読んでない。
- 作者: ロレッタナポリオーニ,池上彰,Loretta Napoleoni,村井章子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/01/07
- メディア: 単行本
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起こらなかった世界についての物語
建築のドローイングについて、書かれている本。今は有名な(例えば、エミリオアーバンスとか)の人たちの若い頃のコンセプチュアルなドローイングは特に目を惹いた。
詳しいことは別エントリーで書きたいなと思う。
それにしても、タイトルと装丁がステキ。
それでも前へ進む
伊集院さんがJR東日本の車内紙で連載していたコラムの本。伊集院静は小説とか結構好きだし、特になぎさホテルなんか、とってもステキだと思うんだけど、これは不思議と心に響かなかった、、、
何でだろう。伊集院さんは今仙台に住んでいて、タイトルのそれでも前へ進むというコラムが書き下ろしで巻末に入ってる。それ自体は地震の話で、まあいい話だったと思うんだけど、なんかがちょっと違うんだよなぁ、、、っていう少しモヤッとした感じが残った本。
英国一家、日本を食べる
雑誌BRUTUSの本特集で、紹介されていて興味を持った。原題がSushi and beyondっていうから、フランクな内容なのかなーって思っていたけど、結構しっかりしたもので驚いた。読み終わっておいしいものが食べたくなった。
特に、最後の銀座の料亭の章なんか、秀逸。日本人でも、なるほどなー、ってなる。
最近、どうも、外で食事をするときはフレンチとかイタリアンを選ぶことが多くて、まともな和食ってあまり食べることがないけど、ちょっと反省。おばんざいのおいしい店とか探そうかな、って思う。
英国一家、日本を食べる (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ)
- 作者: マイケル・ブース,寺西のぶ子
- 出版社/メーカー: 亜紀書房
- 発売日: 2013/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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神戸散歩マップ
とりあえず、勉強のために買ってみた。まだ、届いてないから見てもいないので何とも言えません。
これが多いのか少ないのかはよくわからないけど、まあこんなもんかなーって思う。
神戸に住む
来春から働くので、引っ越そうと思ってた。
本当のことを言うと今の京都の家から会社に通うこともできないことはないし、実際同期のみんなは本配属で、地方になることもあるかもしれないということで、とりあえず学生時代の下宿のままにしておく人がほとんどみたい。
けれど、なんかけじめを付けたいという気持ちと一級建築士とかスケジュール的なことを考えると今引っ越しをしておきたいと思った。
どこに住むかという問題
住む場所は会社のあるところは便利なところなので、京阪神のどこに住んでも通勤は便利で何も困ることはない。
ということは、逆に言うと、どこにでも住めるということで選択肢はとてつもなく多い。
例えば、大阪だったら、市内のどこでも住めるし、京都だって京都駅か河原町とかターミナル駅のそばであれば、通勤に1時間もかからないだろう。なんだったら、高級住宅地の芦屋にだって、住んでもいいくらいだ。
神戸に住む
そう考えた時、住みたいなって思う場所が一つあった。
神戸だ。
神戸ってまず、イメージがいい。適度に繁華街で、なんとなくオシャレそうで、何より海に近いし、山もある。
京都に住んでいて、京都は寒さが身にしみるのがつらかったりと、嫌なところもあるけど、基本的に好きな街だ。生活のそばに、川や山があるのがいい。普段は意識することはあまりないけれど、ふとした瞬間にとても贅沢な気持ちになれる。これは生まれ育ったところにはない魅力である。
家を探す
いろいろわがままを言って、不動産屋を困らせながらも、家を決めた。歩いていないので、本当のところはわからないけれど、駅からもgoogle mapで7分くらい。駅前には大きなショッピングモールもあるし、そのショッピングモールからは海が一望できる。
あと、驚いたのが設備の進化。新しい家には、今の家にはないもので、ワンルームでもお風呂の追い炊き、乾燥機、二口コンロと魚焼グリル、洗面台、ウォークインクローゼット、窓の電動シャッターなんてものまで付いている。
家賃は新入社員でもやっていける程度。今の家よりも少し高いけれど。
とりあえず、寸法は取ってきたので、CADで図面にして家具の配置とか決めようと思う。
まだ、実感はわかないけれど、こんな風景が生活になるはずだ。
逆にいうと、今の京都の生活はもう終るわけだ。さすがに名残惜しいけれど、よく考えたら思い立ったときにすぐに行ける距離感だし、あまり問題ない気もする。あと、個人的な楽しみとしては、泊まりで京都に来れるということ。
あこがれの俵屋をはじめとして、都ホテルの佳水園やオテルド比叡や一度泊まったことあるけど、宝ケ池のグランドプリンスだってすごく安いし、いろいろ泊まってみたいと思う。
別の距離感で接したら、見えるものも変わってくるんじゃないか。
神戸で思ったこと
それにしても、神戸。驚いたのが、タワーマンションの多さである。
これを見ても、中央区の狭い範囲だけで、すでに20棟以上建っているし、今でも歩いていて目に止まっただけでも、地所レジデンス、伊藤忠都市開発、大阪ガス都市開発、が工事をしていたし、三井レジデンスが元町の辺りでマンション建設予定地と大きく書いた土地があった。
都心部にタワーマンションが多くあるのは全国的な流れであるけれど、ここまで多いのは珍しいのではないか。確かに、高いところ住んだらすごく眺望良さそうだけど。
需要は阪神間の豪邸に住んでいるようなお年寄りとかがしんどくなって、、、とかかな。いろいろと見込めそうではあるけれど。
しかし、これからはどうなるか、というのは問題かもね。いろいろ可能性はありそう。
とりあえず、この街ともっと長く付き合ってみたいと思う。