jacta est ligula〜匙は投げられた〜

写真とリュートと料理と紅茶と自転車

生田緑地ばら苑でバラの香りを楽しむ

台風が来る前に生田緑地ばら苑を訪れたい!と思いつつ、なかなか時間が取れず・・・。午前中のちょっとした空き時間を利用して行ってきました。

奇跡的に雲が切れる瞬間もありましたが、基本的に曇り空・・・。それならばと、花にできるだけ近寄って、バラの香りを楽しみながらの撮影となりました。

 

○ダブル・デライト

Double Delight
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/640 ISO100

こういうように、まだ開ききっていないバラもなかなかです。花弁の先端にピントを合わせて、後ろをぼかしてみました。赤と黄色の階調が素敵なバラですね。

Double Delight
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/2000 ISO100

雲が切れて、一瞬青空が出てきました。スカッと晴れていればもう少し映えるんだろうなァ・・・やや残念。

 

○ブルー・フォー・ユー

Blue for You
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/250 ISO100

こちらは紫陽花を思わせるような、紫と白の階調の絶妙さ・・・見事ですね。

 

○丹頂

Tancho
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/250 ISO100

こちらは1980年代に開発されたものらしいです。こちらもピンクの色の変化が絶妙。普通は花の中心にピントを合わせるところですが、手前の水滴に合わせてみました。瑞々しさが表現できているでしょうか。

 

○ガーデン・パーティー

Garden Party
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/3200 ISO100

このガーデン・パーティーは私の好きなバラの一つです。ふちがほんのりピンク色なのがとても素敵です。青空をバックに撮るともっと映えるのだけれど・・・

 

○ケーニギン・ベアトリクス

Königin Beatrix
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/1000 ISO100

オランダのベアトリクス女王にちなんだバラだとか。香りが芳醇で、クラッと来てしまいそうになります。淡いピンクとオレンジの折がこれまた絶妙!

 

○ピース

Peace
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/5000 ISO100

「殿堂入り!」と付いているピースというバラ。こちらも色調の変化に富んだ見事なバラです。ばら苑でも苗が売っていました。このバラ、とても好きなので買ってしまうか、と悩んでしまいます・・・。

 

○フラミンゴ

Flamingo
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/800 ISO100

Flamingo
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/1600 ISO100

Flamingo
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/2000 ISO100

見た目的には一番オーソドックスなバラですね。このグラーデーションではなく、淡いピンク一色というのもなかなか良いですね。

 

会期は11/3までです。まだまだ蕾も多く、これから咲く感じでした。(また晴れた日に行こうかな)

Flickrにはバラの名前をつけたものを載せています。(一部不明ですが・・・)こちらもご覧ください。

彼岸花ももうおわり

今週は台風の影響で久々に暑い日もありましたが、それでももうすっかり秋のような気候になりましたね。朝晩はとても涼しく、日中も湿度が低くなりました。汗ばむ事も少なくなり、快適な時期ですね。(ただ、花粉が飛んできたか・・・!?)

今日は「お!この土日以降、11月までマトモに休めないじゃないか!」と気づき、彼岸花を撮るなら今日しかない、と近所の公園へ行ってきました。

 

IMGP0571
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/40 ISO100

IMGP0566
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/30 ISO200

IMGP0577
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/25 ISO100

仏教とは無縁なのですが、彼岸花にはどこか独特な雰囲気を感じずに入られません。毒があるからなのか、赤色が目を引くためなのか、わかりませんが、霊的な感じを受けずに入られません。

 

 

甲州強行軍

甲州へ強行軍で行ってきました。といっても一週間くらい前の話ですが。
ここのところ仕事がハードで休みらしい休みを取れていなかったのですが、そんな中、よく行ったなぁ、と。


帰ってきてからしばらく体調を崩しておりましたが、おかげさまでようやく元気になってきたので、写真をアップします。

IMGP0170
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/500 ISO100

 IMGP0182

Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/1000 ISO100

IMGP0138
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/320 ISO100

IMGP0212
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/1600 ISO100

 

小さくて可憐な花々がそこら中に咲いていました。こういうところに関東から甲州にやってきたのだなぁ、としみじみ感じます。
気温も既に最高気温15度でしたので、やや肌寒く、上着がいるほど。花々も関東よりちょっと早く、もうコスモスが咲いていました。

IMGP0361

Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/160 ISO100

IMGP0241
Pentax K-x DA40mm ƒ/2.8 40.0 mm 1/3200 ISO100

アサギマダラという蝶も飛んでいます。写真をとっているときは感じませんでしたが、小さな花々と、蝶々。リゾート感が漂いますね・・・。

 

IMGP0417
Pentax K-x DA40mm ƒ/13.0 40.0 mm 1/250 ISO100

IMGP0418
Pentax K-x DA55mm-300mm ƒ/13.0 210.0 mm 1/320 ISO100

小高い丘からの眺めも最高です。富士山が遠くにうっすら見えています。この"うっすら"というのが好きです。うっすらしている富士山は雄大で神々しい印象を与えますね。

 

IMGP0461
Pentax K-x DA55mm-300mm ƒ/5.6 77.5 mm 1/640 ISO100

もう秋の気配・・どころか秋ですね。写真からも涼しい空気が伝わってきます。

 

今回、カメラはいつもPentax K-xでした。もう6年前のカメラですが、まだまだ現役で使えます。何より軽くてこういう旅行には最適です。写りのほうも全く問題ありません。ファインダーの視野率が悪いのが気になりますが、それを上回るメリットの多さで、新しいカメラになかなか移行できないです。

ちなみに、Pentaxのフォトコンテストにこのカメラで応募してしましました。(645D、取るぞー!笑)

根津美術館でモンブラン

だいぶ涼しくなりました。東京地方は一日中霧雨が降っていましたが、蒸し暑い猛暑日が続いていたので、むしろ歓迎といったところでしたね。

 

今日は午後から休暇だったこともあって、どうしようか悩んだのですが、Twitterのフォロワー様から「雨の日は根津美術館が良いよ」とアドバイスを頂き、行ってきました。

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Pentax Q7 ƒ/3.5 6.1 mm 1/250 ISO200

もともと仏教美術には興味がなかったために、存在は知っていてもすすんで行こう!というところではありませんでしたが、背中をおされて行って良かったです。ありがとうございます。

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Pentax K-x ƒ/5.6 40.0 mm 1/40 ISO800
IMGP9973
Pentax K-x ƒ/2.8 40.0 mm 1/30 ISO400

まず、行って驚いたのはやはり「雨」に訪れるのが良い場所だったということ。この美術館にはちょっとした日本庭園があるのですが、コケがいい味を出しているようなしっとりとしたところで、雨でなくてはこうした情緒感は味わえなかったかもしれません。

IMGP9935
Pentax K-x ƒ/2.8 40.0 mm 1/80 ISO400
IMGP9904
Pentax K-x ƒ/2.8 40.0 mm 1/80 ISO400
IMGP9903
Pentax K-x ƒ/9.0 40.0 mm 1/5 ISO100

フォロワー様からカフェの「モンブランが美味しい」と聞いており、その言葉通り試してみました。このカフェもなかなか素晴らしいものでした。壁がガラス張りで、和紙を通して天井から光を取り込んでいる凝った建物で、内装はミニマルデザイン。私好みです。残念なのはBGMがあったこと。せっかく内装がミニマルなのに、パガニーニの音楽と合いません。持論ですが、BGMは無いほうが喫茶店は静かになります。絶対無いほうが良いです。肝心なモンブランはこんな感じです。チョコレートでコーティングしたメレンゲ台に乗っかっていて食感にアクセントがあり、甘さも控えめでとても美味しかったです。コーヒーとセットで1000円は都内の一等地でこれだけの喫茶店ですからリーズナブルです。

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Pentax K-x ƒ/2.8 40.0 mm 1/80 ISO400

またぜひ、紅葉のころに行ってみたいなと思います。

ところで、実はここにくる前にPentaxフォーラムでK-xのクリーニングをやってもらいました。(それもあって、写真がやや奇麗になったような気がします。気のせいかな?)
こんなものが展示されていました。Pentax K-s1。エントリーモデルにしては高機能すぎますね・・・。気になります。

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美味しいものを食べて夏バテと五月病を解消しよう

東京地方は今日も35度近くまで上がり、まだまだ残暑が厳しいですね。
夏バテで倒れている方も多いのではないでしょうか?

 そんな時は美味しいものを食べて夏バテを吹っ飛ばせ!というわけで生ラザニアを作ることにしました。

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さて、どこが"生"かというと、これで生パスタのラザニア生地を作っているから"生"なんです。市販の乾いた生地を使うとパリッとした食感が得られますが、生だとモッチリ食感が楽しいです。小麦の味を味わえるのも良いですね。

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うちにあるパスタマシーンはインペリアのもの。細麺と太麺(フェットチーニ)が作れるカッターがついていてなかなか便利です。でも、ラザニアの場合は麺カッターを使わず、生地を伸ばす機能だけ使います。


生地を作るためには、1~6のダイヤルを操作しながら太さを決めます。ラザニアの場合は、最初は太いところに合わせて、段々と薄くして最後は一番薄いところに合わせて生地を作ります。

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ちなみに、フェットチーネの場合はラザニアで作った生地をカッターのほうに通すだけ。今日も余った生地をフェットチーネにしました。冷凍しておくと便利です。

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さて、今回のレシピはやや変わっています。普通、ミートソースとホワイトソースを交互にしいていくのですが、今回はミートソースだけです。そのかわりに一通りミートソースと生地を重ね上げたあと、四隅に牛乳を流し込みます。ホワイトソースよりもあっさりして美味しいんですよ。とくに夏にはおすすめ。

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あとは、上にトマトとチーズを乗っけて焼くとこうなります。かなり美味しかったです。夏バテ解消なるか!?以下は、材料のメモです。参考にどうぞ!

○材料メモ

[生地]
・最強力粉   300g
・オリーブ油  大さじ1
・たまご    2個
[ソース]
・ひき肉    300g
・たまねぎ   1玉(みじん切り)
・しめじ    1株(みじん切り)
・にんにく   1かけ
・ホールトマト 1缶
・牛乳     適当
(塩、胡椒、ナツメグ
[トッピング]
・トマト    1個
・チーズ    適当

 

座間のヒマワリ、とにかく暑い

神奈川県の座間で毎年2回「ひまわりまつり」が開かれています(座間市観光協会 公式ホームページ参照)。明日から座間会場でまつりが開催されるのですが、期間中はかなりの混雑だとのこと、それなら今日行くしか無い!と行ってきました。

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Pentax K-x ƒ/5.8 300.0 mm 1/1600 ISO400

 とにかく暑いのなんの。当然と言えば当然なのですが、ひまわり畑に日陰はありません。一面大地、大地、大地です。曇り空だったのですが、日差しがダイレクトにあたり、痛いほど暑い・・・。カメラの設定など、考えている場合ではありませんし、水平垂直を合わせるなんてこともやってられません。汗だくになりながら、ほとんど失敗写真という残念な結果になりました。

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Pentax K-x ƒ/3.5 40.0 mm 1/6000 ISO400

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Pentax K-x ƒ/2.8 40.0 mm 1/6000 ISO400

失敗写真の中でもまぁまぁなのをあげていますが、設定をみると結構、「?」な感じです。例えば、曇りとは言え時々日差しが入り、十分明るいのにISO400となっています。兎に角、暑くて感度のことは考えていませんでした。

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Pentax K-x ƒ/2.8 40.0 mm 1/6000 ISO400

ひまわりまつりは明日から19日までの会期ですが、もうほとんど満開に近かったので、見に行かれる方は早めのほうが良いかと思います。その際は、長袖長ズボン、男性でも日傘、日焼け止めクリーム、そしてコンビニももちろん無いので水筒は最低限の装備です。熱中症にお気をつけて行ってください。

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Pentax K-x ƒ/3.5 40.0 mm 1/6000 ISO400

座間駅からの"足"はタクシーです。だいたい1000円前後で行けます。(バスも出ていますが、1時間に1本ですので交通手段としてあまり現実的ではありません)行きは良いのですが、帰りは大通りに出てもなかなかタクシーがつかまりませんでした。帰りは迎車料金がかかっても呼んだほうが良いと思います。お気をつけていってらっしゃいませ!

100年前の世界はもっと今よりグローバルだった。

大雨の中、六本木の国立新美術館へ"バレエ・リュス展"を見に。
バレエの衣装や、ポスター、パンフレットなどの展示ということで、分野・時代共に、私好みの内容で期待感を持って行ってきました。

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 ピカソマティスが衣装や舞台、そしてパンフレットを手がけて、ストラヴィンスキーや、リムスキ=コルサコフが音楽を手がけるという今様に言えば「夢の競演」も驚きですが、それがパリだけでなく、アメリカやオーストラリアまで興行するというところが驚きです。よっぽど100年前のほうが現代より世界が近かったのかもしれません。

 

ただ、衣装の展示ということでデザインを楽しむことはできても、実際にダンサーが踊った際の効果は分からないので、魅力の半分程度にしか味わえないところがやや残念でした。また、現代のピチピチ&スケスケ衣装と違い、もっさり重量感のある衣装なので、どんな風に踊られていたのかとても興味がわくところ。しかしそこも想像力に任されていたのでやや残念でした。

 

ところで、建築家の黒川紀章が設計した国立新美術館は建物としてもとても面白い。開放感があるのですが、意外にコンパクト。混雑時もゆっくり見れるけれども、疲れないという、バランスの良い美術館です。もっとも美術館(museum)を名乗るにはコレクションが無いので、Art Centerの方が良いかもしれませんが。
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こういうシルエットが現代的な建物はついQ7のハードモノクロームで撮りたくなります。

今度はウフィツィ美術館が来ますね。今日は満席で行けなかったけえど、今度は最上階のフレンチに行けると良いなぁ。