「鬼速PDCA」を読んでみた。PDCAのやり方を学んだ。
職場でPDCAを回せとよく言われる。
PDCAという言葉は、新卒入社時の研修で習ったし、いろいろな記事でよく見かける言葉である。
しかし、具体的にどうやるかがわからなかったので、「鬼速PDCA」を手に取った。
著者の富田さん曰く、
PODCAこそ最強のビジネススキルである。
PDCAは個別スキルの取得を加速させるためのベースである。
PDCAを回すことにはメリットがある。
- 前に進むのが楽しくなる。
- 壁にぶつかり、それを乗り越えることにより、自信が湧く。
本書で紹介されている各フェーズの手順は以下の通り。
計画
- ゴールを定量化する。(KGIの設定)
- 現状とのギャップを洗い出す。
- ギャップを埋める課題を考える。
- 課題をインパクト(効果)、時間(工数)、気軽さ(心理的障壁の低さ等)を考慮し、優先度づけして3つに絞る。
- 各課題をKPI(サブゴール)化する。
- KPIを達成する解決案を考える。
- 解決案を優先度づけする。
実行
- 解決案をDOに変換する。
- DOに優先順位をつけ、やることを絞る。
- DOを定量化する。(KDIの設定)
- DOをTODO(DOを実行する際に迷わないレベルまで分解する。)に落とし込む。
- TODOの進捗確認をしながら実行に移す。
検証
- KGIの達成率を確認する。
- KPIの達成率を確認する。
- KDIの達成率を確認する。
- できなかった要因を突き止める。
- できた要因を突き止める。
調整
- 検証結果を踏まえた調整案を考える。
- 調整案に優先順位をつけ、やることを絞る。
- 次のサイクルにつなげる。
率直な感想は、「なんだかやることが多くて面倒くさそうだな。おそらく、真面目にやっても続かないだろう。」である。
しかし、この本を読んでPDCAサイクルを回すことの重要さを学んだ。
この本で紹介されている手順を参考に、自分なりにPDCAサイクルを回していこうと思った。
仕事ができなくなった
社会人4年目にして最近転職した。
新卒入社して新人の頃は仕事ができなくて色々周りに迷惑をかけてばかりいたけど、2年目あたりからそれなりに仕事をこなしているつもりだった。でもそれは、自分の思い込みだったことに気づかされた。おそらく、前職で何とかなっていた理由は、
- 数年同じ職場で働いていたため、職場の環境に慣れていた。(環境)
- 周りとの信頼関係を気づけていたので、行動することに対する心理的ブロックがなかった。(人)
- 業務内容を熟知していたので、深く考えるまでもなく具体的な作業手順が頭に浮かんでいた。(仕事内容)
前職では、仕事ができるようになっていたのではなく、その環境に慣れていただけだった。
転職してコンサルタントになって、短期間でアサインされるプロジェクトが変わる環境になった。前職のSEのときにできたことが、全然できなくなっている。会社にとったら、歳をとっている分、新人以下の価値でしかない。これは精神的にかなり辛い。
じゃあ、どうすればいいんだ。
現時点の解決策は、
- ゼロ秒思考で紹介されているメモ書きを毎日10ページ書く。
- ロジカルシンキングの本1冊を何回も読み込む。※ほかの本に惑わされてはいけない。
- ロジカルシンキングに関する練習問題を毎日1問以上解く。
- 週に2冊以上の本を読む。
- 毎週ブログで記事を書く。
問題解決の手順としては、現状分析→原因把握→打ち手立案→実行だと思うが、とりあえず、この解決策をこなしてみる。