細隙灯鏡玉

とうとうハッピーセットを揃えてしまった。ニコンオフサルミックカメラ AS-1 と AS-2 用の対物レンズ4本(2倍、5倍、10倍、ズーム1.5-3倍)。

高かった。。。しかしその性能には満足。

直焦点高倍率マクロで、フルサイズだったら、もしかすると真打ちかもしれない。

これ以上贅を尽くした設計が思い浮かばない。

ただし固定倍率なのに注意。

レア度は総じて高いのだけれども、特にズームがレア中のレア。今回は試作品シリアル1番であった。果たして生産販売したんだろうか。見たことない(見てもなかなかわからない)。

そのうち、RBN に記事が出るので、全貌がわかることでしょう。

ずっと、この15年ぐらい古のマクロレンズについて調べてたり、購入してトライしてたりしたのですが、このあたりの話を、少しまとめています。

というのは、蓋然性の高い、マクロバレルレンズの歴史について書いてあるサイトがほとんどなくて。

しかし、こんな話を薄い本にしたところで、売れるはずもなく。

雑誌「染織」のさいご

 後藤、山川らが編集を頑張っていた、戦前~戦中の雑誌「染織」(染織文化社)が実に面白いので、バックナンバーを給付金で買って読んでるのだが、大戦末期に実に悲哀に満ちた雑誌の終わり方をする。特高にやられて雑誌を畳んだのだ。これについては、原田氏が有機合成化学協会誌に書いているので、参照されたし。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/10/10/10_10_358/_pdf/-char/ja

というわけで、雑誌「染織」と、その後継誌「染料」については、だいたいそろえた。国会図書館にも最初のほうが無くて、群大にはある。ウチは、最初の20巻(昭和3年昭和4年分)がない。

下の写真は群大図書館の書架に刺さってる蔵書。大学在学時はその後こんな雑誌を買うとは全く思ってもいなかった。左の二冊分を、後でコピーしに行こう。

 

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禁煙してます。6年ぶりぐらい。一か月ぐらい吸ってません。もう、吸いたくてたまらなかったんですが、だいぶ慣れてきました。でも、精神的に不安定なのはしょうがないです。

ちょっとぐらい効果があるみたいで、夜の咳が止まってきました。