ドーダンタスでGO!!

3児の父がやってる雑記録。スポーツ、健康、子育て、旅行、ニュースなどなど気になることまとめていきます!

【ラジオ英会話2019】Lesson14:「〜によって」だけでは表せない前置詞 by を学ぶ!

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by というと受動態でも使われる「〜によって」という意味が思い浮かびますね。

でも基本イメージは「近く・そば」となります。

クリスが冒頭に「Stand by me」を歌っていましたが、この by は基本イメージで使われているので、「私のそばに立っていてくれ」的な意味というのは多くの方が知っているのではないでしょうか?映画も有名ですしね!

 

という訳で、早速ダイアログから見てみましょう。

Lesson14

ダイアログ

Sato:What are you reading on your tablet?

Smith:I'm looking for abook, but I can't find it on the internet.

Sato:What kind of book is it?

Smith:It's a collection of letters written by the classical music composers Brahms and Clara Schumann. They wrote hundreds of letters to each other.

Sato:Well, if you still can't find it, there's a great bookshop by my school. They might be able to help you.

Smith:OK. I'll check it out on the weekend.

(ラジオ英会話 4月号 Lesson14 P70 より引用)

a great bookshopって凄いですね!笑

イメージとしては様々な本が置いてある大型の本屋なのでしょうか?それとも、マニアウケしそうな本を取り揃えている本屋の可能性もありそうですが。。。

 

そして、書簡集って恥ずかしながら初めて聞いたような気がします。

また一つ賢くなった!?笑

 

文法のポイント

助動詞の過去形は控えめなニュアンス
They might be able to help you.
(そこならあなたの助けになれるかもしれない。)

助動詞 may の過去形である might は、過去形ではありますが過去を表しているのではなく、ここでは「控えめな表現」として使われています 。

この使い方は、過去形の持つ距離感を考えると納得がいくと思います。

 

過去形は、すでに終了してしまっている出来事、今と切り離されたもの、というイメージ。そこから距離感を理解することができるかと思います。

 

過去形で控えめになる助動詞は、willcanmay です。wouldcould は依頼するのによく使われますが、これも過去形の距離感から「控えめな表現」を表しています。

  • will の「〜ですよ」は would の「〜になるのでしょう(そうでないかもしれない)」へ
  • can の「できる」は could の「できるかもしれない」へ
  • may の 「かもしれない」は might の「ひょっとしたら〜かもしれない」へ

この文で使われている might はおよそ30%の可能性を表しており、may はおよそ50%くらいと考えておきましょう。

 

KEY SENTENCE

There's a great bookshop by my school.
(私の学校の近くにすばらしい書店があります。)

復習ですが、by の基本イメージは「近く・そば」となります。

この文の by my school は「私の学校の近く」 と基本的な使い方の典型です。

 受動態で使われる by は「〜によって」ですが、行為をした人はすぐ「近く」で行為に及んでいますよね。これも基本の「近く」というイメージから成り立っています。

  • John was attacked by a dog.
    (ジョンは犬に襲われた。)
  • My English is improving little by little.
    (私の英語は少しずつ伸びています。)
  • It's getting warmer day by day.
    (日に日に暖かくなってきている。)

今回の例文の中に「 A by A 」のパターンのが取り上げられていますが、こちらは出来事の連続性を示しています。

little と little、day と day がそれぞれ近くにあり、それが続いていくことで連続性が表現されています。

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総合英語FACTBOOK / ラジオ英会話 4月号より

今回は by についての学習でした。「〜によって」には受動態の行為者を表すだけでなく、「手段・方法」を表す時に用いますが、こちらは次回のLessonで学習します。

まだまだ色々な使い方がありそうですね!それでは!

 

 

【ラジオ英会話2019】Lesson13:前置詞 into は「〜の中に」だけでは物足りない!基本イメージを抑えよう

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前置詞 intoは「〜の中に」と訳されますが、単純にそれだけではない他の使い方もあります!

僕は、受験生の時には into = 「〜の中に」としか覚えていなかったので、他の使い方を理解せずにイディオムをただ覚えているだけでした。

今回、into が衝突や変化などを表すことを学んだことで、より多くの表現に対応できるようになる気がします。

それだけ単語のイメージを掴むことは重要なんだと気付かされました!

 

 Lesson13

ダイアログ

Husband:What's all this noise about?

Wife:It's the cram school students again. The night class just ended.

Husband:Why is that boy lying on the ground? Is he OK?

Wife:I saw what the kid did. He crashed into the fence.

Husband:Should we call an ambulance?

Wife:No. He's getting up, and everybody's laughing now.

Husband:Kids today have no common sense. They're always looking at their phones while riding their bikes.

Wife:I know. They need to be more careful.

Husband:They also need to be quiet outside during the nighttime!

(ラジオ英会話 4月号 Lesson13 P66より引用)

夜の騒音、というか騒ぎ?についての会話ですね。

学習塾の生徒たちが、塾が終わって外で騒いでいるシュチュエーションから「最近の子供たちは...」みたいな会話内容です。

 

確かに、最近は子供だけに関わらず、ながらスマホが増えています。

この夫婦の言っていることはもっともですね!僕も気をつけなければ!笑

 

文法のポイント

其の1:疑問詞を使った疑問文のポイントは3つ
What's all this noise about?
(このやかましい音は一体なんなんだ?)

 疑問詞を使った疑問文は、文の中に穴が空いているのが特徴ですね!その空所が、質問されている内容になります。

テキストでは、「3点セット:①空所、②疑問詞(wh 語)による指定、③疑問形」に注意すると記載されています。

 

この文では、前置詞 about の後ろの名詞が抜けているのが分かると思います。ここを尋ねているのですね!

そして、疑問詞による指定となりますが、これは疑問詞によって人、モノ、時、場所と指定する内容が異なります。

この文は what で始まっているので、モノを尋ねていると指定していますね。

そして、最後は疑問形の形にすることで、疑問を明確にしています。

 

疑問詞を使った疑問文は、以上の3点を意識することで、これまで以上に作りやすくなると思います!

3点セットの意識は重要!ってことですね。

 

其の2:wh 節のポイントは平叙文
I saw what the kid did.
(その子が何をやったのかを見ました。)

もうひとつは wh 語(what や who 、how など)を用いた節を確認します。先ほどの疑問文との違いは、疑問形ではなく平叙文となることです。疑問形を含まないため、相手に尋ねる意識は無い、ということに注意しましょう。

節になるので、文の中に置かれることで意味をなします。この場合は、saw の目的語となって「その子がやったこと」を表しています。

 

この様に、wh 語による疑問文の形と、節の形は区別ができるようにしておきましょう!

音読音読ですね!

 

KEY SENTENCE

He crashed into the fence.
(彼はあそこのフェンスにぶつかったんです。)

into は、「in + to」で「中に向かう」から「内部へ」という基本のイメージが出来上がります。

ですが、今回は「ぶつかる」という意味で用いられていますが、これも基本の「内部へ」を理解していればすんなり腹落ちするはずです。

 

into の「内部へ」の動きは「めり込む」というイメージが感じられます。フェンスへめり込む、とイメージすれば「衝突」へ広がると理解できるのではないでしょうか?

また、「別の状態の中に入る」イメージから「変化」という意味で使うことができます。

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総合英語FACTBOOKより

それぞれ例文で確認してみましょう。

  1. I bumped/ran into Ken on my way home. 
    (家に帰る途中、ケンにバッタリ会った。)
  2. I'm really into yoga now.
    (今はヨガにハマっています。)
  3. They promised to look into the matter.
    (彼らはその件について調べると約束してくれた。)
  4. I'm sure your son will grow into a fine young man.
    (あなたの息子さんはきっと立派な若者に成長すると思いますよ。)

 1.は「ぶつかる」という意味の bump と「衝突」の into で「バッタリ会う」イメージは理解できるのではないでしょうか?道の角でバッタリ会うような感じを想像すれば分りやすい気がします!

 

2.の be into は「内部へ入り込んでいる状態」を表しています。そこから「ハマっている」と表現することができます。結構多用しそうな表現なので、ここで押さえておきましょう!

 

3.の look into は説明するまでもないですね。きっと!笑

そのまま「中に目をやる」から「調べる」という意味が出来上がります。

そして、4.は変化を表す into の使い方です。これは先ほど紹介しましたが、「今とは別の状態に入る」イメージから「変化」という意味が生まれたんですね!

 

この into の逆の意味の「中から外へ」を表すのは out of になることも押さえておくといいでしょう!

 

意外と知られていない into の使い方(実は結構知ってる人多い?)を基本のイメージから学習できました。単語の基本的なイメージを理解しておくことの重要性は日に日に認識していますね。

僕にとっては「目からウロコ」な部分が多く、本当に参考になります。

これからも頑張って継続していきたいですね!

【ラジオ英会話2019】Lesson12:前置詞 on の意味の広がりを学習!其の②

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前回に引き続き on についての学習になります。

on の基本イメージは「テーブルの上にボール」から「接触」となりますが、それ以外にも「ステージ」や「機器の機能の上」、「線上」と多彩な意味を持つことが分かりました。

 

ただ、どれも基本の「テーブルの上にボール」を理解していれば応用できる使い方ですね!今回は、「支える」と「圧力」について学習することができます。

 

Lesson12

ダイアログ

Masami:Sota, next week our school is having the club presentations for freshman.

Sota:I know. It's five minutes for each presentation, right?

Masami:Right. Can you do the one for our shogi club?

Sota:No problem. You can always count on me.

Masami:Can you make it interesting and exciting? Because we're after the anime club, which is the most popular club at this school.

Sota:I'll do my best, but I may need your help to make it more exciting.

Masami:Sure.

(ラジオ英会話 4月号 Lesson12 P63より引用)

新入生向けのクラブ説明会のプレゼンテーションの実施について、打ち合わせている会話です。僕も、中学、高校と新入生向けの部活動の紹介するプレゼンは代表でやっていました!懐かしい!

 

あいにく、将棋部とアニメ部はなく、当時の人気の部活はバスケとサッカーでしたね。

 

文法のポイント

予定を表す進行形
Next week, our school is having the club presentations for freshmen. 
(来週には学校で新入生のためのクラブ説明会があるよ)

 進行形は未来を表すのはご存知ですか?文法を一通り学習した方には釈迦に説法かと思いますが、今一度確認してみましょう。

未来を表す形で思い出されるのは、助動詞 will を用いた形、be going to 〜の形が代表的なのかと思います。

will と be going to 〜との違い

will は「予測」と「意志」を表すことから、〜だろう、〜する(つもり)といったこれから起こる、まだ見ぬ状況を表します。

be going to 〜は、進行形の going が to 〜に向かっている、を表しています。will との違いは、be going to 〜は「意図」を表すため、to 以下のことについてはこころづもの意味となるのを抑えておいてください。 

進行形はあらかじめ決まっている予定を表す

 進行形は「〜している」を表しますが、未来の時点で考えた時に「その時には〜している」という予定の意味を表現することができます。先ほどの be going to 〜と比べると、進行形の方があらかじめ決まっている予定を表しています。

例えば、10時に歯医者の予約をしているなど、既に決まっている状況を表す時に進行形

を使います。今年の夏休みに旅行に行こうかなぁ〜と考えている場合は、be going to 〜を使うので、ニュアンスの違いを覚えておきましょう。

 

今回の文では、来週にクラブ説明会があることは既に決まっているので、進行形で表現しているのですね。

 

KEY SENTENCE

You can always count on me.
(いつでも僕を当てにしていいよ)

今回学習する on のイメージは「支える」と「圧力」です。

支えるは、テーブルの上にボールの「テーブル」が下からボールを支えている視点から考えると、すぐに理解できると思います。

また、圧力もテーブルの上のボールが重さによってかける圧力をイメージできると分かりやすいですね!

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総合英語FACTBOOKより

count on me = 私に頼る・依存する、という意味を取り、私が「支える」という意味になります。rely on や depend on も同じ「支える」イメージから成り立っていますね。

 

他の表現としては...

  • This movie is based on a real-life story.
    (この映画は実話に基づいています)
  • My wife did it on puepose.
    (妻はわざとやりました)
  • She's living on her pension.
    (彼女は年金暮らしだ)
  • He has a lot of things on his mind.
    (彼はたくさん気にかかっていることがある)

どちらも「支える」イメージから成り立っていますが、「わざと」を意味する on purpose も同じ考え方で理解できます。

purpose の意味は「目的」となるので、そこに on を結びつけることで「目的に支えられて」= 「わざと」となります。

 

年金暮らし = on pension も「支える」のイメージで成り立つことは理解できると思いますが、「pension = 年金」はなかなかしっくりこない人も多いかと思います。放送の中でも、欧米では年金 = pension が当たり前で、日本のペンションとは同義語とはならないそうです。

 

我々はどうしても、日本のペンションのイメージが定着してしまっていますが、「年金」であることは必ず覚えておきましょうね!

 

 

【ラジオ英会話2019】Lesson11:前置詞 on の意味の広がりを学習!其の①

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前回に引き続き、前置詞 on の学習が続きます。

on は、「接触」のイメージということを学習しましたが、考え方としては「テーブルの上にボール」で、そこから色々と連想できるようですね!

 

今回の学習では、「ステージ」を意識した文を学習します。

ステージと聞くと、on the stage を連想するでしょう?そのまんま「ステージの上」で出来事が起こっている感覚ですね!

 

 Lesson11

ダイアログ

Keiko:I'm happy to be back in Texas, Luke.

Like:It's great to see you again, Keiko. It has been over a year, hasn't it?

Keiko:Yes. Your father's restaurant hasn't changed, and the Mexican food is still great. By the way, where is your father?

Luke:He went to Vietnam on business. He wants to open a restaurant in Hanoi.

Keiko:Do Vietnamese people like Mexican food?

Luke:I heard they appreciate the spicy flavor.

Keiko:I hope he is successful.

(ラジオ英会話 4月号 Lesson11 P58より引用)

お父さんカッコイイっすね!

レストラン経営で海外進出しようとしているとは、結構儲かっているのでしょうか?笑

 

個人的な話になりますが、ベトナムホーチミンには行ったことあるのですが、首都ハノイは I haven't never been to 〜!笑

ホーチミンはとても楽しかったです。元々はフランスの植民地なので、其の影響を受け、フランスパンとかが美味しかった記憶があります。

ブラックペッパーやコーヒーの生産量は世界でも上位で、アオザイが綺麗でした。

 

文法のポイント

其の1:to 不定詞は感情の原因を説明
I'm happy to be back in Texas.
(私、テキサスに戻ってこられて嬉しい)

 to 不定詞が動詞句(この場合 am happy)の後ろに置かれた場合は、動詞句の説明として働きますね。ハッピーなのは、to be back Texas だからという説明になる訳です。

 

to 不定詞がどんな意味を取るのかは、文脈によります。I'm happy となれば、「なんで嬉しいの?」とその理由や原因を聞きたくなりますよね。それを to 不定詞で説明している形となります。

このように、to 不定詞が感情の原因の説明として用いられることはよくあるので、覚えておきましょう!

 

 其の2:to 不定詞を目的語として使う形
He wants to open a restaurant in Hanoi.
(彼はハノイでレストランを開きたいと思っている)

 wants の目的語として to 不定詞が使われています。

wantの目的語として、動詞 -ing形を置くことはできません。to 不定詞だけが目的語として置けるのですが、それは want の意味から考えると分かりやすいですね。

want はどちらかというとこれからのことを述べており、「(これからすることを)欲する」となります。動詞 -ing形は、具体的でリアルな出来事を表しますが、want の「これから〜」といったニュアンスとはあまりマッチしません。残念!

to 不定詞の to のイメージを考えてみると、「指し示す」から「矢印→」となり、「これから」が連想されるので、want の意味にピッタリはまることが分かりますね!

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総合英語FACTBOOKより

KEY SENTENCE

He went to Vietnam on business.
(彼は仕事でベトナムに出かけました)

 on のイメージである「テーブルの上にボール」は、色々な意味に広がっていきます。前回は基本的な「接触」を学びましたが、今回は「ステージ」のイメージです。

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ラジオ英会話 4月号より

これまでの「テーブル」を、出来事がそこで起こる「舞台」として連想すると分かりやすいですね。今回の文の、He went to Vietnam 
は on business という「ビジネスのステージ上」で起こった出来事となります。

 

on は「活動中・進行中・継続」を表す

 出来事がステージの上で起こっているので、「〜の最中」というニュアンスを表します。

  • on duty (勤務中)
  • on holiday [vacation] (休暇中)
  • on sale (売り出し中)
  • on sick leave (病気休暇中)

この様に、色々と使えます。

 

on は「媒体・機器・線上」も表現

ステージを意識すると、「媒体・機器」もその上で活動が行われるので分かりやすいです。

  • I heard it on the radio.
    (それはラジオで聞きました)
  • I always write on a computer.
    (僕はいつもパソコンで書きものをします) 

 機器の機能の上にいる状態を表しています。

 

on は線上を表す

テーブルから「線」に連想すると、さらにイメージが広がります。

  • My school is on the Yamanote line.
    (僕の学校は山の手線沿線にある)
  • She lives on the river.
    (彼女は川沿いに住んでいる) 

この様に、on は「線」を表すのに最も適した前置詞として用いられます。線は長さがあり点ではないので at は使えません。また、面積を持たないため in も使えないのですね。

そうすると、「接触」のイメージを持つ on が必然的に選ばれるという訳ですね!

 

 on の持つ基本の「接触」というイメージから、表現がどんどん広がっていきますね!

こんなに前置詞について学習したことなかったので、とても参考になります。この調子で学習を続けていきたいですね。

【ラジオ英会話2019】Lesson9:前置詞 on の基本イメージを学ぶ!

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今回から前置詞 on について学習する内容です。

on は色々な場面で使用されるので、しっかりとイメージで押さえておきたいところですね。

 

on といえば「〜の上」のイメージが最初に来ますが、上だけでなく横なども含めて「接触」になるそうです!

「〜の上」だけでは説明つかない使い方も沢山あるので、まずは基本を押さえておきたいですね。

 

 Lesson9

ダイアログ

Beth:That was the most delicious dinner I've ever had.

Kazu:I'm so happy you enjoyed it. This has been a wonderful date.

Beth:Here comes the server with the check.

Kazu:This is my treat.

Beth:Oh, thank you!

Kazu:Oh, no! I've left my credit card at home, and I don't have enough cash on me.

Beth:Don't worry. I'll take care of it.

Kazu:How embarrassing!

(ラジオ英会話 4月号 Lesson9 P50より引用)

レストランでの会話ですが、まさかのカズさんがクレジットカードを家に置いてくるという...笑

男としては、ちょっと恥ずかしいエピソードですね!

 

最後のカズさんのセリフ、How embarrassing! なんて恥ずかしいんだ!」はまさにその通り!いつ使うことになるか分からないので、このフレーズ覚えておきましょうね!笑

 

文法のポイント 

最上級とeverのコンビを押さえておく
That was the most delicious dinner I've ever had.
(これは私が今まで食べた中で最高に美味しい食事でした)

いわゆる現在完了形の経験用法で用いる形ですね!

今まで〜した中で最も・・・」といった感じでよく使われる形。

ever は「いつのことでもいいのだけれど」という意味で、at any time と同じ意味です。

明確な期間の中の話はしておらず、これまで続いてきた中の、「いつでもいいんだけど〜」になります。

 

よくこんな形で使われますよね。

Have you ever been to Tokyo?

 (いつのことでもいいけれど)東京に行ったことある?

 

 今回は ever と、the most delicious dinner がコンビを組んでいるので、「いつのことでもいいんだけれどこれまで食べた中で最高のディナーだぜ!」となります。

テキストにも書いてありますが、all time best と言っていますね。

 

 KEY SENTENCE 

I don't have enough cash on me.
(僕は十分な現金を手元に持ってはいません)
 繰り返しますが、on のイメージは「接触」です。
何かの上に物が乗っているイメージから「〜の上に」となると覚えている人は多いと思います。
僕もそのひとりでした!笑
 
正直言って、on は「〜の上に乗っている」くらいでしか感じていませんでした。もう、How emmbarrassing!!ですね。。。
 
 図で確認してみましょう。

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総合英語FACTBOOKより
少し分かりにくいかもしれませんが、上に乗っているボールだけでなく、横や下にあるボールも壁に「接触」しています。これが on のイメージです。
 
キーセンテンスの on me は、自分に接触しているので、「身につけている 」となるのですね。
そして否定文なので、身につけていない = 現金を手元に持っていないとなります。
 
接触」から考えると、以下の文もすぐに理解できると思います。 
  1. There's a calendar hanging on the wall.
    (カレンダーが壁に掛かっている)
  2. There's a mosquito on the celing.
    (蚊が天井に止まっている)
  3. On hearing her exam results, she screamed with joy.
    (試験の結果を聞くとすぐ、彼女は喜んで大声を出した)

1と2は、壁と天井にそれぞれ接触しているのが分かりますね!

3は、2つの出来事が接触しているので、「〜するとすぐ」という意味になります。

 

これまで、on は「〜の上に」と認識していた人は、上だけでなく横でも下でもとにかく「接触」しているイメージで理解できれば on の理解が一気に深まるのではないでしょうか?

 

まずは基本の「接触」のイメージを固めておきましょう! 

【ラジオ英会話2019】Lesson8:「〜について」の意味を取る前置詞を学ぶ!over、about、on

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昨日に引き続き前置詞 over について学習します。

「〜について」の意味を取る前置詞としては over、about、on が挙げられますが、どうしても受験生時代に覚えた、about = 「〜について」がアタマから離れません。

逆に、over や on に「〜について」と意味があるのは、正直あまり分かってなかったです。。。

 

ですが、これを機に、しっかり学習して覚えたいと思います!

 

Lesson8

ダイアログ 

Kana:Tony, what happened to your shirt?

Tony:Well, I had just bought a coffee when this guy bumped into me, and coffee spilled all over it.

Kana:Oh, no! Don’t you have an important meeting later this morning?

Tony:Yes, and I don't have a spare shirt. What am I going to do?

Kana:Look, there's no point crying over spilt milk.There's a clothes shop nearby, so I'll run over there and get you a new shirt. Problem solved!

Tony:Wonderful. What would I do without you?

(ラジオ英会話 4月号 Lesson8 P46より引用)

ダイアログの内容は、コーヒーを買った時に人とぶつかって、シャツにこぼしてしまった話です。実際にありそうなシチュエーションですね。

今回は社内で起きたことですが、最近はコンビニでも挽きたてのコーヒーが手軽に買えるようになり、コーヒーを持ったまま誰かとぶつかることはありそうですね!

 

文法のポイント

if 節のない仮定法の確認
What would I do without you?
(君がいなかったら、僕はどうするだろう?)

この文は、if 節がない仮定法です。仮定法は必ずしもif 節を伴う必要はありません。

文脈などから判断できる場合は必要ないのですね。

今回は、「実際にはそうでない、事実に反する」ことを表した仮定法です。

 

そして、この文の without you にif 節のニュアンスが集約されているそうです。

それは、「(君は実際いるけど)もしいなければどうすればいいのだろう」といった訳からも分かるでしょう。

そしてご存知、仮定法では過去形を用います。will ではなく would です!

これは、現実との距離感を過去形で表しているのですね。

 

受験生時代は、仮定法は過去!とだけ覚えた記憶がありますが、その理由をしっかりと覚えることで、対応の幅が広がるはずです!

 

今回のKEY SENTENCE

There's no point crying over spilt milk.
(終わったことについて嘆いても仕方ない)

 there is no point -ing は「〜しても何もならない、取り返しがつかない」ことを表します。 cry over 〜 は「〜について(関して)泣く」という意味になりますが、なぜ over に「〜について」という意味があるのか!?

 

僕も最初は「???」でしたが、イメージから考えると腹落ちします!

 

まず、over のイメージを思い出してください。そうです、「上に円弧」ですね。

円弧ということは、転がっている何かを超える感じがしますね。乗り越える感覚です。このイメージが分かればもう簡単。

cry over は、出来事を「乗り越えた」ことを振り返って泣く!と考えると分かり易いのではないでしょうか?

 

over の上に円弧でもう一つ例文があります。

The game is over.
(試合は終わった)

 be over = 「終わる」、という意味となりますが、先ほどと同様に「乗り越える」と考えるとこちらも簡単です。

試合を「乗り越えた 」、ということは、試合が終わった事を意味しますね。

 

今回は「〜について」の前置詞として、about と on に関してもそのニュアンスん違いを確認してみましょう。

about の「〜について」という意味は多くの人が知っていることだと思いますが、on にも同じ意味があります。意外と知らない人もいる?のかもしれませんね。

He gave a talk about cats.
He gave a talk on cats.
(彼はネコについての話をした)

about は先日も学習した通り「〜の周り」、しかもボヤッとした感じで取り囲んでいるイメージですね。なのでネコについて色々な話をしたということになります。

反対に、on は「接触」を表すので、ネコそのものについての話をした、といったニュアンスとなります。 

 

 同じ「〜について」と訳されるのですが、ニュアンスは全く違うということがお分かり頂けると思います。

 

ちなみに、on には専門的というニュアンスが取れるので、論文などでよく使われます。about は論文では使われないそうです。

 

今回の学習で、日本語訳は同じでもニュアンスが全く違うことが学べました。

単語の意味だけでなく、イメージをしっかりと確認しておくことで、会話の幅を更に広げていきたいですね!

 

それでは!

 

【ラジオ英会話2019】Lesson7:overのイメージを掴む!aboveの違いとは?

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 今回は、overとaboveの違いについて学習する回でした。

どちらも「~の上に」という意味を持つ前置詞ですが、イメージは全く違うようです。

 

受験勉強してたときは、どちらも同じように「~の上に」といった感覚で覚えていましたが、そうではなかったんですね!

 

英語の勉強をやり直すと、受験生当時に知らなかったことを学べます。

「あ!あの時知ってたらなぁ~」って思うことは良くありますが、ここで学習したことを身につければ、また自分がバージョンアップできるので楽しいですね!

 

 

Lesson7

ダイアログ

Rin:Thanks for coming to cheer up Sayaka last night.

Kota:My pleasure. It was a lot of fun. I love singing karaoke with friends.

Rin:Thanks to all the singing, she got over the disappointment of losing the game.

Kota:I hope so. It wasn't her fault that the team lost. She played her best, and the other players were satisfied with the result.

Rin:We will definitely win next year!

Kota:That's the spirit.

(ラジオ英会話 4月号 Lesson7 P42より引用)

今回のダイアログの内容は、試合に負けたサヤカを元気付けるため、カラオケに行った時のお礼の話です。 

 

get over = 乗り越える」というイディオムから over のイメージを身につけます。

 

個人的に押さえておきたい語句としては以下

  • definietly = 明確に、確実に、絶対に
  • That's the spirit. = その意気だ!

 

A:I will definietly continue to learn Englishi by radio.

B:That's the spirit !

 

みたいな感じでしょうか?笑

文法のポイント

其の1
  • I love singing karaoke with friends.

 目的語の位置に、動詞のing形を置いた文です。

love の目的語には to 不定詞も ing形もどちらでも置くことができるのですが、今回は ing形が置かれています。

その理由として、この文では実際にカラオケで歌を歌ったことを表現するため、リアルな感覚の - ing形を用いています。

to 不定でも意味としては通じますが、感覚としては「一般的な内容を述べる」ため使われていません。歌うのが嫌いな人もいますからね!笑

 

其の2
  • It wasn't her fault that the team lost.

it ... that 〜の形の文が取り上げられています。

大西先生もおっしゃっていましたが、「仮主語の it となるため that 以下を主語として考えて理解する」 という本来の語順に沿わない考えはしないことに注意ですね。

前から順番に考えていくと、it wasn't her fault = 彼女の失敗ではなかった、となります。そして、失敗ではなかった理由を that 以下で説明、と捉えれば簡単に理解できますね!

 

このラジオ英会話で昨年から言われている、「説明ルール:説明は後ろに置く」に合致します。

今回のKEY SENTENCE

  • She got over the disappointment of losing the game.

 over のイメージは、「上に円弧(えんこ)」です。繰り返します、上に円弧!笑

同じ「〜の上」となる above との違いも含めてイメージを図で確認するとこうなります。

 

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ラジオ英会話4月号&総合英語FACTBOOKより

 

左の over は「上に円弧」、対する右の above は「(高さが)〜の上」 となるので、同じ「〜の上」という意味でもイメージは全く違いますね。

 

get over = 乗り越える、という意味を取るのは、ハードルを越えていく様な円弧の動きを考えると理解できますね。

 

この「上に円弧」のイメージで色々と意味が広がります。

テキストで取りあげられている例文を確認してみましょう。

  • Most of my teacher are over 40.

over 40 = 40歳を越えて = 40歳以上となります。

  • Put this blancket over you.

 円弧のイメージから、「上に掛ける・覆う」という意味になります。ここで above を使えないのか?という疑問が湧いてくるかと思いますが、結論から言うと使えません

 

above のイメージは「(高さが)〜の上」なので、覆うイメージはナシ。「Put this blancket above you.」では、魔法の絨毯(じゅうたん)の様に、ブランケットが自分の上に浮いている、そんな状態だということです。

同じ「〜の上」と訳されるのに、こうも違うとは...

知っているのとそうでないのでは全く異なるのですね。

  • Let's talk over a cup of coffee.

コーヒーをテーブルに置いて、向かい合って話をしているイメージが想像できると思います。

  • Could you look over my paper?

こちらは look over = ざっと目を通す、といった意味となりますが、論文を「サッとまたぐように」見るイメージを持つと分かり易いですね!

 

番組内で、over は円弧のイメージから「しっかり覆う」感覚。

above は「たまたま上にあった」感覚と話していました。

 

ナルホドナルホド。

 

ちなみに above の表す「高さ」の表現は

  • 物理的な高さ
  • 地位の高さ
  • 年齢の高さ
  • 重要度の高さ

ということですので、やはり over とは違いますね!

日本語では表現できない感覚を更に身につけていきましょう。