マイ1:みんな繋がっていて気持ち悪い
僕1: 7年前の自分からの卒業
今週のお題「卒業」
僕は地方の中堅中高一貫校を卒業した後都内の大学に入学し卒業、そのまま都内で就職した。
7年前というのは、大学に合格した年のことだ。
僕は、両親を含めた親世代が皆公務員逃げ切り世代の一族の子供として育った。
親世代は特に勉強もせず民間の落ちこぼれとして地方で公務員になったのだが、それでも40代になると民間就職した人はリストラされたりしたため、公務員勝ち組世代だった。僕もびっくりするくらいの退職金が用意されているらしい。
このような地方の公務員家庭に育ち、金銭的に余裕があったりまた地域の公立教育事情に詳しかったのだろう、親戚のなかで僕世代で中学受験をしない者は誰一人いなかった。
幸いなのか不幸なのか、僕は地方都市に生まれ育ったので、過酷な中学受験というものを強いられなかった。
(首都圏や関西圏に住むイトコ達は、開成や灘といった難関男子校合格を目指し、そして合格していった。)
中学で入部した野球部を早々に辞め、友達とバンドを組みベースを弾いたり…
僕は、勉強にも部活にも全く精を出さず、日々のんびりと唯一興味があったバンド活動を細々と続けていた
そんな僕も否応無しに高3の春休み前に大学入試を意識するようになる。
それまではおざなりに英語塾に通うも、ちんぷんかんぷんな授業についていけられなかった。
僕は計画を立てて要領よくこなすのが得意なんだろう、バンド活動でお世話になって先輩のツテを頼って、志望校に合格した先輩に受験勉強について聞いた。
先輩達のアドバイスや書店で購入した受験合格体験記を基に、丸1日間かけて受験勉強の計画を練った。
どの問題集をどの時期にどのようにやれば良いのか…
こうして僕は大学に入学した。
僕にとっての大学受験は、人生で一番攻略し甲斐のあったゲームだった。その理由としてたった1日のたかだか6時間くらいのペーパーテストで決まってしまうからだ。
僕が受験し合格した学部の当時の倍率は10倍をゆうに越えていた。
だからなのか入学当時僕の学年は優秀だと教授達からお褒めの言葉を頂くことが多かった。
つい最近ブックオフでそんな卒業した大学、母校の赤本を見つけた。
倍率がたったの5倍になっていて驚いた。
僕にとって人生で一番やり甲斐のあったゲームだった大学受験も7年も経てば然程難しくもないゲームになっていることを改めて実感した。
このブログは、そんな僕が今までに出会った周りの人たち(大学が多いだろう…)のことをあくまでもフィクションという程or女の子人格(マイ)で記すことにする。
ブログに綴ることで何かから卒業できる気がするから。
id:ebishumai は僕の好物の一つのえび焼売と、女の子人格(マイ)からということで、ひとつよろしくお願いします。