こんにちは。
今日も空気はひんやりしていますが、陽射しはもう春ですね。
春休み中の長男、モンハンNOW(ポケモンGOみたいなスマホゲーム)をやりにお散歩に出かけています。
ひとりで!!
以前はちょっと出るだけでも「一緒に行こう」と誘われたのに。
フォートナイトの話を聞きながら毎日一緒にお散歩していたのは、もう2年半前のこと。
成長したなぁ。
ま、あっという間に帰ってくるのですけどね。
再び、小学校の先生に会いに
前回のお話はこちら
中学2年生の修了式が終わった翌日、小学校へ行ってきました。
先月、次男と小学校を訪問した時に会えなかった先生にお会いしてきました。
今回は長男も一緒に。
お会いしたかった先生は、支援級で2年間お世話になった先生。
当時の次男は完全不登校ではなかったものの、登校した日数はかなり少なかったと思います。
先生と関わった時間はそれほど多くありません。
でも、次男の繊細さをすぐに感知して、いつも温かい眼差しで見守ってくださいました。
卒業するときに次男が先生にプレゼントした手づくりのぬいぐるみ。
今も教室の高いところにちょこんとお座りしていましたよ。
次男がぬいぐるみ製作を始めたのは、6年生の12月頃。
家庭科の授業を受けたこともなく、はじめは裁縫の「さ」の字も知らない子でした。
玉結びも玉留めも波縫いも、なにひとつ知らない子が「ぬいぐるみを作りたい」って。
最初はなんて無謀なことを・・・と思ったものです。
先生にあげたぬいぐるみを改めて手に取ると、とても拙い出来。
縫い目はがたがた。
糸がぴょこぴょこ飛び出しているところも。
あれから2年。
50体を軽く超えるぬいぐるみを自作し、腕も格段に上がりました。
オリジナルの子を販売するという経験もできました。
2年分の努力の結晶をいっぱい連れて、先生に見て頂くことができました。
先生「感動。もう立派なプロだね」
次男もとても嬉しそうで、励みになったと思います。
苦しかったのは「所属感」かもしれません
次男は中学では完全不登校。
今年度の出席日数は「0」でした。
現在所属している中学には寄り付かない。
小学校に所属していた当時は小学校にもなかなか行けず、卒業後2年も経って自ら「行きたい」という気持ちになる。
これってどういうこと? ですよね。
学校や会社などの組織に属して活動するうえで「自分はこのコミュニティの一員だ」と認識するのは、とても大切だと言われています。
学校の学級経営においても、所属感の向上を重要視する先生は多いようです。
次男は幼稚園の頃から所属意識が強いタイプでした。
学校に行けなくなった小学校3年生の時でさえ、クラスメイトや先生が大好きでした。
でも、所属意識が強いが故に、
こう振る舞うべき
みんなに合わせるべき
という意識も強くて。
先生やお友達が求める「理想の自分」になろうとしていました。
次男の本来の気質は、おそらく、自分で考えて行動したいタイプ。
学校で自分を出すことができないのは苦しかったと思います。
今の次男は通っていない中学校にも、もう卒業した小学校にも「所属感」はありません。
でも、中学の担任の先生がどんなに優しく寄り添ってくれようとしても、どうしても学校というしがらみは消せなくて。
所属感がなくなったら、遊びに行ける
今の次男はクラスメイトが誰なのか、普段の教室がどんな雰囲気なのか知りません。
でも、担任の先生はやっぱり「先生」で。
どんなに優しく寄り添ってくれる先生でも、どうしても学校というしがらみを感じてしまうんだろうな。
もう卒業した小学校に遊びに行けて、在籍している中学へは行けない。
皮肉な話かもしれないけど、中学も卒業してからだったらしがらみなく遊びに行けるのかもしれません。