永遠の記憶 Вечная память!

北国在住のカトリック テレジア.マリア イエズス.キリストの憐れみにより頼む乳と蜜の日々 

固形物が食べられない

朝 食欲なかったから食べず。昼はクノールのカップスープ半分とパンひとかけら。

夕食頑張って アボカドのサラダにサラダチキンとお豆腐とゆで卵入れて食べたよ。アモバンの食欲増進に力を借りて。

結果…すっごい腹痛。整腸剤飲んだわ。
固形物無理みたいだ。

頑張って時間かけて作って食べてみたのに
なんなのよ。私の体。

食べないと資格のお勉強にも身が入らない。
どうしていいか。わかんない。もうわかんない!

彼との話Ⅰ (表ブログからの転載)

2011/06/17 12:26


当時(2002年)私は、精神科に入院して二年目の春を迎えていた。精神科だけど、開放病棟にいて、前の夜までに外出許可証を出しておいて主治医のハンコを押してもらえば朝8時から夜6時までの外出はOK。
(それが毎日続いたり帰院時間を何回も破れは外出不許可になるんだけど)
もっと言えば、診察の時に「この日は帰りが遅くなるので、 帰りを9時にしていいですか?」と直接許可証を渡して了解を取る。病状が安定していたら何の問題もない(ナースは嫌みはいうけれど)

院内で友達もたくさん出来て、病院生活は快適だった。このまま一生過ごしても構わないかなとさえ思った。主治医からは「あなたはやがて社会に帰る人ですよ」そう言ってくれたけれど、しがらみだらけで親にも見捨てられた形だった私は 社会に戻ることなぞ コリゴリで…

ある日、友達と入った喫茶店。そこは心身障害の方に開かれた共同作業所でもあった。入り口には作業所の方が作った絵葉書やオブジェが販売されている。
目にとまったのは一冊の文庫本。詩の本だった

「撃ち抜いてあげるー」背表紙に書かれたその一文でいてもたってもいられなくなった。ページをめくるー

透明な瑞々しい言葉達の雫…
「この人誰?私もこんな詩を書きたい…」「その人ねー来週 ここにくるよ(喫茶店)」と店長さんが言う」

福岡の人なんだ。
何の為に来るの?

「定例会があるんよ 。心身障害の方への理解を深める為の その人会員やからね。来週○ちゃんも来たらいいよ。」

…その人も心病んでるの?だからこんな綺麗な言葉が書けるのか…

「来週来る!」とお金を投げるように払い、病院に戻って彼の詩に没頭した。自主制作でもう一冊出しているらしい。
本屋に電話したら在庫があるという。外出許可証を握りしめて翌日の外出許可をもらい本屋に走ったのはいうまでもない 。
日曜日が来た。時間は一時が過ぎて私は例の喫茶店にいた。 彼が「どうもどうも」と重そうなリュックを背負ってやってきた。著者近影でみるより若く見えて小柄で筋肉質、決してイケメンではないけれど眼鏡の下の垂れ目は優しかった。

あんまり覚えてないんだけど、詩集を買って読み返してることと自分も詩を書いてること、そんなことを人見知りな私は 一気に話した。
彼は「うんうん」と 頷き「話が合いそうだね」と笑ってくれた。
でも、この会が終わればもう会えないんだと思った。もう一度会いたいー
病院名と私の名前をメモして彼は「頑張ってね。退院出来ることを祈ってるからね」と握手してくれた…

3月に入ってやや病状が悪化。外出することもなくふさぎ込んでいた。ナースがやってきて「面会の人さっき来たんだけど、体調悪いこと話したら『また来ます』って言ってたよ」

「面会?誰?」

「名前はわからんけど、男性。リュックしょって小さい人」

彼が来たー彼がお見舞いに来てくれたー
舞い上がり、何故通してくれなかったかとナースを責める最低な私だった…

それから、週に一回は手紙をくれた。
携帯の番号も住所も教えてくれた。電話をするようになるまでそんなにかからなかった。最も彼の携帯は受信専用で通話は制限をかけていた。私から連絡をとるかメールするかしか 連絡のつけようがなかったのだが。たまに家電から連絡をくれた。のびのびやってるとは言えど、所詮は病院生活。彼は 私の生活に色を塗ってくれる。

4月の中頃に電話していた時「付き合わない…?俺達話合うと思うし、俺もう32やから最後の恋愛にしたいんよ。○ちゃんは?」

唐突すぎて、何を言えばいいかわからなかったけど「私も詩人さん好きです。嬉しい…」

明日、お見舞いに来てくれること、今後のことを話そうという彼。
もう未来は薔薇色。 自分の立場をわきまえていなかった。
「詩人さんは私を好き。それだけで生きていけるよ」
依存と執着の始まり。転落への一歩…

次の日お見舞いに来てくれた彼と話しをして駅まで送って行くときに私は言った。「手をつないでいいですか?」

彼は笑って「ドキドキする」と言いながら手を握ってくれる。駅まで短い時間だった。

幸せだった。
この幸せは永遠に続くと思い込んでいたよ…

メンタルクリニック

メンタルクリニックは2週間間隔なんだけど、最近予約日まで、薬が持たなくて。今日も1週間早く受診した。15分だからすぐ終わるんだ。30分は話したいけど、クリニックの方の30分枠がいまはいっぱいらしくて。

薬が足りないのは睡眠薬を昼も呑むときがあるから、1週間でなくなってしまう。処方箋依存症。だから最近は内科のかかりつけでも、コッソリもらったりする。アモバン15年歴もう中毒だ。

苦しさを和らげるのは、祈りが一番癒やされる。だけど、薬の強烈な多幸感に私はどれだれ救われているのか。強烈なドラッグだ。

イエスズ様 私の体は神様の宮です。ごめんなさい。

主治医も「予約に最近こないのはちょっと困るかな。話したいことたくさんあるのはわかるけどね」まあそう言いますよね。

話したいことはほんの少しよ。15分なんて話すうちに入らないわ。

薬たくさんください!それだけ。それだけなの!

夜に電話がなる

たまに電話がすごくうるさく思える時がある。固定電話はないから、それだけはよかったのだけど。あいつは時間を縛る。携帯だと色々言い訳がつけられるから。

昨日は一日シャルル.ド.フコー兄弟の「霊のあふれの手記」を読みながら満たされた時間を過ごしていた。夜9時前に友達から電話。心が天国にいたもんだから、ごめんと思いながらとらなかった。綺麗な想いで眠りたかったんだ。
すぐにメールで「どうしたの?今日はね…」と延々とやってきた。うるさい!うるさーい!
彼女は大事な友人だし、けっして私もおしゃべりが嫌いなわけではない。だけどたまに雑念が一気に心に入り込む瞬間、私は平安を見失ってしまう。天国から閉めだされた子供のように悲しくなる。

だから、友人には「ごめん 寝てた」とメールで送っておいた。返信はない。それで納得したんだろうな。
去年までは、3人家族で、その人は固定電話がなったら必ずとって教えてくれたのがいらないお世話だと感じることが毎日だった。じゃあ携帯をオフにしておけばいいんじゃないというなかれ。
それはそれで問題があるからね。居場所を知りたがる人からメールが増えるだけ。いつもいつも人のことそんなに知りたいか?と少し苛つく。

でも、今日は昨日連絡できなかったことを電話しなければならない。人間関係は非コミの私には少々重い。