いやん、ばかん、英単語

英単語の覚え方、暗記、英語の勉強で「キー!」となってしまった時のココロの処方箋。シンガポール在住、アメリカ系IT企業で働く男のブログ。

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子供の英語教育

ゆとり教育かさとり教育か知らんけど、なんか最近は子供の教育事情が変わってきているらしいです。で英語教育も当然ながらトピックスとして挙げられているようで。その論調はだいたい2つ。

 

(1)英語は小さい子供のうちからやらせて、国際社会に備えるベシ!

(2)母語(日本語)が確立する前に外国語をやらせると、どっちつかずで何しゃべらしてもイマイチな奴になる。子供に英語なんか要らん!

 

私の意見は(1)の方でして、子供のうちから英語でもなんでも詰め込んでしまえ!という考えです。(2)の「まずは母語が確立してから」というような論調を聞いていると、これはいかにも日本的な文脈だなーと感じる訳です。職場の同僚にも聞きましたがヨーロッパや東南アジアでは、このような発想はないそうです。そら当然だと思います。ヨーロッパ、東南アジアでは4ヶ国語とか6ヶ国語とかしゃべる人がゴロゴロ居るんですね。でそれが特別なことと思ってなさげで普通に「あーオレ?5言語はしゃべれるかな」とさらっと言います。そんなにできない私からすれば超人のようにも感じるのです。ただそんな人が1人や2人ではなくたくさん会って話を聞いていると、人間の頭は適正な訓練さえすれば3,4ヶ国語とか普通にマスターできる、と思えてきました。

 

私にも子供は居ますがお子様達は今シンガポールの学校に通って日本語と英語と中国語をご学習中です。別にそこまで教育熱心って訳でもないのですが、シンガポールの地の理を活かしてここでしか学べないことを子供のうちに学んでおけばOKと考えてました。もし(2)の論調の通り、何しゃべらしてもいまいちな人になってしまったらそれは外国語の勉強というよりも元々の頭がよろしくなかったのだと諦めていただく方がいいと思います。日本で日本語だけをずーっと勉強してきた人にしても、みんながみんな美しい日本語で論理的な賢い話ばっかりしてる訳じゃないでしょう。

 

外国語なんてゴチャゴチャ言ってないでさっさとできるようになっといた方がいいんですよ。

 

で、 英語ならまずは英単語を覚えることから。 こちらのウェブアプリ「クラウド英単語ちょ(無料)」おすすめです。お試しください。

英会話が上手いと思わせる話の聞き方

職場のアメリカ人同僚のTはとにかく話好きでとにかくよーしゃべる人。初対面での会話もかなりの分量でした。私の話す量が1%に対してTが99%。つまりほぼ一方的にまくし立てるようにしゃべりまくり、私が言うことなんで「あーそう」ぐらい。で、会話が一段落したところでTが最後に一言「シンヤ、お前て話じょうずやな」だと。

これはまたお得意のアメリカンジョークかなと。「テメーがずっとしゃべってるだけやろ!」というツッコミを期待してるのかな、と一瞬思ったんですけど目に笑いがなくどうやらホントみたいだったんです。で、分析するとなんとなく彼がそう言ってしまった意味も分かってきまして。その後ほかの人に対しても実践しているうちに最後は確信に変わりました。

つまり話が上手いと思わせる話の聞き方がありますね。なんか意味不明な感じもしますけど実例を元にしてますのでコレ本当です。

その話の聞き方のポイントは3点です。

・人は自分の話を聞いてもらうのが好き

・だからといって反応の無い人形に向かってでも話したい訳では無く、適度な反応が欲しい

・相手が話したことを要約してあげること

そうなんですよ。自分が話したくて、しかもそれに対するナイスなリアクションが欲しいんです。人は自分の存在を認めて欲しいと言う欲求がありますし、それが過度に現れている人は自慢話になるんですね。自慢話までいかなくても普通に話した内容ても反応が良かったりすると、その人の存在を認めることになりますから、心地いいんです。問題は適した反応の仕方です。つまり分かって欲しいという欲求に応えるには「分かってるよー!」と反応することなんですが、これが難しいんです。デカイ声で「分かってるよ!」と叫んだところで伝わりません。特に英語初心者の場合「おめーホンマに分かってんかいな」という疑念は相手の中に常にあると思います。そこで分かっていることを的確に表現する方法が要約です。これは相手がベラベラと長く喋った内容を短くまとめて言ってあげることです。

「あなたが言ってるのは○○△△△△、ってことですよね」

と要約することです。これは意外とカンタンです。相手の英語をよく聞いてそのエッセンスだけを掴んで自分なりに要約すればいいだけですから。いちから話を構築することに比べればめちゃカンタンです。しかも手柄はほとんど全てあなたのモノになり、最後には

「アンタ話が上手いなー」まで言ってくれたり、言わなくても「アンタとは話が合うわ」という気分にさせることができます。

一度お試しください。

でここまで書いといてなんですが、相手の言ってることの概略をつかむのも要約するにもある程度の語彙は必要です。語彙力強化にはこちらのウェブアプリ「クラウド英単語ちょ」で。よろしくです。

変な英語のアドバイス

「おいキミキミ。英語というのはだねー。」と英語に関するアドバイスをおっしゃる方は非常に昨今多くいらっしゃいます。そのほどんどは英語学習をお商売にされている方です。それはそれで大いに結構なことだと思います。英語に限らず外国語を人に教えるスキルというのは専門知識が要求されますし、ちょっと英語ができますぅー、ぐらいのレベルではなかなか人様に教えられるようにならないので、それを専門にされる方が活躍されるのは当然だと思います。

 

でもですよ。でも、なんでこんな変てこなアドバイスが多いんでしょうね。

 

そのヘンテコさ加減は海外に移住して日本人のほとんどいない外資系IT会社で働きだして、とくに顕著に感じるようになりました。理由はきっと優秀な英語教育者の方でも日々の大半を英語のあまりできない生徒さんのお相手や生徒見込みの方の営業に時間を割いていると、実践で使う英語の感覚から遠ざかっていくのだと思います。

 

英語教材の変なキャッチコピーを見ていると「あのオッサン、勤め先の社内公用語が英語になって必死なっとんで。この教材の売り込み時やで!」「あのええ年したババーにイケメン講師との英会話チケット売ったれ!」という方にだけに思考が傾いているのを感じます。

 

すると本当にいい教材やいい学習方法を提供されている人というのが余計に輝いて見えるようになりました。このブログでは英語教育の金字塔とも言えるレベルのおすすめ教材だけを掲載したいと思います。

 

という訳で1回目はおそらく英語学習者なら知っていると思いますが、マーク・ピーターセン氏の名著「日本人の英語」です。

 

 

マーク・ピーターセン氏は日本の大学授業の中で日本の学生が陥りがちな英語のミスやそもそも「なぜ英語ができないのか?」を体系的に本書にまとめられた。読んでいると「単に英語ができる人が解説した本」とはまったく一線を画っしているのが分かる。例えば日本人にとっては鬼門のaとかthe、冠詞や単数形、複数形についての記述。この辺りについていろんな本や英語教育の偉い人が解説しているが、日本語で書かれた文章でここまで明快に説明された内容をいまだかつて読んだことはないです。昔、この本でa、theの解説を読んだそれ以降、英語の文章を読む目そのものが変わってしまったと錯覚したことを覚えています。

 

さらにこの本は氏ご自身が外国語として習得された美しい日本語で書かれています。

本当にいい本の中身をごちゃごちゃ説明するよりもただ「読め!」と言いたい。内容にふれた書評なんて書くことすらバカらしい。そのぐらいこの本は英語で悩む日本人の目を開かせてくれる本です。

「日本人の英語」シリーズは全3冊出ているが英語を学習するならぜひ全部読んだ方がいいです。

 

ついでに英単語を覚えるなら

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効率的な英単語の覚え方 1

英単語の覚え方を解説した内容ってたくさんありますねー。「英単語は声に出して覚えろ!」「英単語は書いて覚えろ!」「英単語は単語が使われている場面をイメージして!」「英単語を分解して覚えろ!」って。これ全部やって英単語を声出して、書いて、イメージして、分解したらどうなるんでしょうね?

 

なんかごちゃごちゃと解説してる情報がいっぱいありますけど、結論はこれでしょう。

英単語の覚え方:繰り返して覚える

あのですねー。声に出して叫んだって、腕に英単語の刺青掘って書いたってねー、繰り返さんとそんな簡単に覚えられないですわ。そら声に出した方がいいですし、書いた方がいいかもしれませんよ。でもねーポイントはそこじゃないです。一番重要なのは繰り返すことです。天才でも無い限り何千何万の単語を1回見ただけで覚えられないです。

 

覚えるまで何回も繰り返せー、やれー、って話です。で、この記事のタイトルにもある「効率的な」って部分が重要になってきます。なんの根拠もなく英単語の参考書の1から順番に繰り返したって効率悪いだけですし。繰り返し方を工夫することで効率的に覚えることができます。

 

続きは次回に書きます。よろしければ

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