エル川の株ブログ 爆益への意志

株式投資についての私的雑記です。主にアウトプットとしてのブログです。こんなんでも爆益を夢見ています。投資日記的にやっていますがコメントくれたらうれしいです。Twitter https://twitter.com/elflf16

毎日資産がゴリゴリ削られる日々(´・ェ・`)

今週は先週以上に苦しい展開が続いた。

造船系では本決算を発表した古野電気がストップ安。それに引っ張られる形で造船関連全般は大幅に下落。さらにASML、TSMCの決算を受けて半導体関連を中心に全体相場も下落。今日は中東情勢の懸念もあり全体相場がさらに大幅安・・・

毎日数百万円ずつ資産が減っていく地獄モードに突入。あの時ああしておけば・・・と考えるのは不毛だとわかっているつもりだけど心が苦しくて食欲が出ない。

 

年間損益額と現在の評価損益状況

 

相場の急落を受けて5月の決算発表前後で一部利確しようと想定していたポジションをたまらず利確。年間の確定損益は+339万円に。

つい先月まで今年は株簡単すぎて年初来100%200%達成者が続出するんじゃない(笑)なんてことも考えていたが、やはり相場の世界は厳しかった。ここ最近の爆上げ局面でそれを忘れていた。特に私は短期相場を乗りこなす事は無理なので全て長期保有前提でここは確実に安いと確信できる局面でのみ拾わなければ。調子に乗って全体相場の上昇にあやかって「まあこれでも安いんじゃない?」くらいの気持ちで買うと必ず苦しむ事になる。

一時41,000円を超えた日経平均も年初は33,000円台だった事を再度確認。5月本決算発表でのガイダンス次第で全体相場がここまで戻しても全然おかしくないと思う。ただ、ガイダンス(今後の見通し)が評価されるのではなく業績での実績ベースが評価されていくのは8月の第一四半期決算以降からが本番と見ている。短期PL思考に陥らず、途中過程の含み損益の増減に一喜一憂せず(無理な話だけど)不安を原動力に耐えていきたい。大丈夫大丈夫。のんびりのんびり気にしない。

 

 

 

本決算は難しい(´・ェ・`)

本決算は難しい

次の決算シーズンが近づいてきた。次は本決算を発表する企業が圧倒的に多い。そして四半期決算の中で本決算が一番難易度が高いとされている。本決算だけ株価は直近四半期の数字ではなく来期予想に大きく反応するからである。直近の四半期がどんなに素晴らしい数字でも来期の見通しがイマイチなのであれば大きく売られてしまう。

会社側がどういった来期見通しを立てるかを予測することは直近四半期の数字を予測することよりも断然難しいと思う。期待先行で買われていて直近の数字も良かったのに今後の見通しが保守的で爆下げなんてことがよくある。しかし逆に言えば本決算通過後は他の四半期決算よりも買い場となる場合が多いとも言えるかもしれない。四半期の中でやはり本決算は最重要である。

 

四半期を狙う難しさ

四半期毎の決算を意識した投資で去年は失敗し続けた。一例として去年必死に追いかけていたヨウ素生産の4107伊勢化学工業。去年は貿易統計などを毎月チェックして四半期での上振れがあるかどうかの基準で見て売買を繰り返していたがうまくいかず。そして今年に入って年初に8000円付近だった株価は現在18000円を超えた。

ここにきてなぜ急騰しているかというとペロブスカイト太陽電池の実用化が始動し始めたのとペロブスカイト太陽電池開発者の宮坂教授がテレビのインタビューでヨウ素が重要な原料であると語っていたからであると私は考えている。テーマとモメンタムが一気に乗っている状況だと解釈している。

確かにヨウ素の価格は上がり続けているものの去年と比較して急激な上昇が起きている訳ではない。ドルベースでは1年以上前からほぼ横ばいである。業績面でこれからすぐ劇的な変化が起きるわけではないと思う。やはりテーマ、モメンタムによる将来への期待感が一気に押し寄せて株価を押し上げているとしか説明できない。結局こういう瞬間に一番株価は上がるのだろう。それがいつ訪れるかを予測して利益を上げる事は私には不可能だった。

結局現在は伊勢化学工業を保有できていない。目先の四半期業績は気にせずヨウ素価格が急落でもしない限りは気長に保有し続けるというような方針を取っていれば今でも保有できていたのかもしれない。四半期の業績はもちろんテーマやモメンタムがいつどのタイミングで乗っかってくるのかを予測するのは私には難易度が高すぎて不可能である。ということで今は四半期をあまり意識せずという方針に切り替えている。同じような見立てで現在も保有し続けているのは7826フルヤ金属。いずれは今の伊勢化学工業のような状況が訪れてもおかしくはないと考えている。のんびりのんびり気にしない気にしない。

 

年間損益額と現在の評価損益状況

今週は決算シーズンに向けて少しポジション調整の利確。確定損益は先週比で+15万くらい。

苦しい展開が続いた一週間(´・ェ・`)

今週は少しポジションを取っていたグロース系銘柄の損切りと次なるテーマを見定めるための打診買いをした。確定損益はマイナス30万くらい。

毎日含み益が削られる苦しい展開。特に今日は地政学リスクなどを理由に全面下げの展開。こんな時は周りが退避していくのを見て自分の時間軸がブレそうになるがひたすら我慢。

巷で話題になっているKabu Berryさん主催のイーマリー黒岩さんのプレゼン資料。周知の通り資料を読むだけで勇気付けられる素晴らしい内容だった。これが自分にとっての、ひいては大多数の兼業投資家にとっての正解だと。

短期的な需給を捉えて波乗りするトレードは自分には不可能。しかし株価は動いているので毎日どうしても今まさにこの瞬間に答えが欲しくなってしまう。だから目先の株価に囚われてしまう。そこで「株価は変わっても企業のファンダメンタルズは変わらない」と言い聞かせ日々を誤魔化し続ける。それが自分にとっての戦いである。まあ今が含み益状態だからまだ余裕があるだけなのかもしれない。のんびりのんびり気にしない気にしない。

 

年間損益額と現在の評価損益状況

隠れ良決算説明資料を探せ!(´・ェ・`)

今週も取引なし。3月末の権利確定日を通過。

マーケットでは政策保有株売却のニュースが目に付いた。本命は実は地銀なのでは?と考えているがどうなのだろう。個人的に2022と2023のNISA枠を地銀で埋めているので政策保有株売却→還元強化に充てる流れが地銀全体に波及してくれないかなと望んでいる。直近ではYCC撤廃とマイナス金利解除で出尽くし感もあるが。

四季報通読が全然進んでいないが先週に続き気になった過疎株を一つまとめておく。

 

6870日本フェンオール

PER PBR 利回り 信用倍率
18.3 0.73 4.46
時価総額 97.7億円
防災設備や産業用制御機器が主力。熱制御技術に強み。人工透析装置も。
IRライブラリー
近年、製品に関する不正行為不具合で特別損失を計上。それもあってか株価評価はイマイチな印象。しかし、決算説明資料はセグメントごとの売上、営業利益率を開示していたり、セグメントごとに景況感などコメントも書かれており意外としっかり作られている印象を受けた。

 
配当方針はDOE3.5%と市場平均よりも高め。現時点で配当利回りも4%台ある。
更に中期経営計画によると2026年12月期のROE8%達成以降はDOE4%に引き上げる予定。もし計画が達成できれば今の株価だと2~3年後の予想配当利回りはかなり高い計算になる。自己資本比率も66.5%と問題はなさそう。
 

 
懸念はやはりSSP事業の不具合発生懸念か?不正や不具合による自主回収が目に付いたのでここに悪い印象を抱いている人が多そう。売上減少や新たな不具合発覚などが懸念される。

 
一方でサーマル事業は年々売上高を伸ばしており、半導体市場の成長と共に拡大していく傾向にあると見てよさそう?去年は市場の停滞により受注高を大きく落としているが・・・

中期経営計画に期待するならば最低限PBR1倍は超えていておかしくない印象を受けた。不正や不具合のマイナスイメージが引きずっているのか?あと、決算説明資料はしっかりしているが適時開示で公表されていないので投資家の目に留まっていないのかもしれない。適時開示では決算短信のみの公表でIRライブラリーを見に行って初めて決算説明資料に気づく。こういう会社は特にPBR1倍割れで多い気がする。結構見落とされているのかもしれないと思った。
 
 

現在の評価損益状況

 

 

 

四季報を少し読んで気になった銘柄(´・ェ・`)

今週は取引なし。

空いた時間で現在四季報を通読中。5000番台から読むと良いと耳にしたので5000、6000番台、1000番台と見てきた。気になった銘柄をメモ→1000番ごとに改めて調べて厳選していくという感じでやっているのだがまだまだ終わる気がしない。建設会社とかは自分で優位性を見出して差別化できる気がしないので大体読み飛ばしてしまったが時間がかかる。とにかく集中力が続かないので平日2~3時間くらいが自分には限界かも。

ということで、ここまで気になって少し調べた銘柄一覧をいくつかまとめておく。少し調べただけの個人用なメモでもあるので結構適当である。

 

6235オプトラン

光学薄膜装置の製造・販売。車載カメラ、スマホ向けに注力。保守まで一貫に強み。

メモ

生成AI、データセンター関連の出遅れ?四季報掲載時より株価は上がっている。が、月足推移でみるとまだ安値圏。株価指標的にもそこまで割高感はなさそう?

有価証券報告書に地域別の売上比率あり。ちょうど今日23年12月期分が掲載されている。中国、台湾が比率多い。

 

6599エレブン

産業用電子機器・工業用コンピュータ設計・製造・販売。半導体製造装置向け大。
メモ
時価総額30億円台の超小型。
直近の決算説明資料にAIやエッジコンピューティングなどテーマを感じさせるような文言あり。

株価は3月上旬におそらくはAI関連テーマで一度跳ねたが3月15日に下方修正し現在は急騰前まで大体戻している。が、株価指標的には割安なので下値は限定的か?
決算説明動画もあるみたいなので今度要チェックしたい。

 

6217津田駒工業

自動織機大手。ジェットルームは世界首位。輸出が過半。工作用機器も展開。

メモ

時価総額30億の超小型株。2019年から赤字続きだったが前回の四半期単体で黒字化。四季報に価格改定効果も顕在化との文言がある。歴史も長い会社。

赤字転換可能性もあるので月足で見れば株価はまだ底値圏。ハードルは低そうだが財務は崖っぷちで自己資本比率は6%と極端に低いので増資リスクあるか?黒字化への蓋然性掴めれば良いが開示少ないので難しそう。

 

5951ダイニチ工業

石油ファンヒーター大手。業務用大型ストーブ、加湿器で首位。燃料電池ユニット生産も。

メモ

PER9.4倍、PBR0.43倍と株価指標割安。

直近のコーポレートガバナンスに関する報告書に資本コストが6~8%であることを前提、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応(検討中)で準備ができ次第、開示を行う予定と文言あり。

自己資本比率84.3%で財務良好そう。株探で確認できる限り過去減配なしなので還元強化余地はありそう。が、株主構成はガチガチっぽいので期待薄い?

暖房機器がほとんどを占めているので業績は暖冬の影響を受ける。加湿器首位とあるので何となく見たことある気がする。四季報には新投入の空気清浄機、コーヒー豆焙煎機健闘の文言あり。売上比率は低そうだが暖房以外の分野を開拓できるか?

 

 

 

以上。個人のスタイルの問題だと思うがやはり割安バリュー的な銘柄に目が行ってしまう。今のトレンドでもあると思うのでそういったものにいくつか分散して放置するのも良いのかも知れない。が、やはりそういったものの中から絞り出して爆上げするようなダイヤの原石を掘り当てるのが理想である。
 

現在の評価損益状況

 
 

 

 

資産額では過去最大の前週比マイナス(´・ェ・`)

今週の全体相場はやや軟調。なんとなく3月の配当落ちまで上げ続けるのかなと思っていたがそうはならなかった。とはいえもし大きく下がるなら買い増したいような銘柄は下がらず。押し目待ちに押し目待ち状態であった。

 

年間損益額と評価損益状況

 

先週からポジションは全く動かさずで評価損益は先週末比でマイナス1000万円超え。額で言えば多分過去最高に減っているけど今年はここまで順調すぎたので気持ち的にはまだ余裕がある。もしこれが+300万から-700万とか含み益から含み損への転換だったら錯乱状態であっただろう。

7003三井E&Sは突然の急騰だったので一気に急落する可能性は高かったのだろう。まさにイージーカムイージーゴー(簡単に手に入るものは簡単に失う)である。やはり相場は甘くなく全員参加の全員爆益継続相場とはならなかった。

私は今回のモメンタム的な急騰狙いで買ったわけではないので利確できず。あのとき利確しておけば・・・といつも後悔しているが今回の急騰の高値圏で利確できるなら最初から買っていなかったと思う、多分。「企業の本源的価値に投資しているから急騰で利確しなかった」と言えばそれは建前で単純にトレードが下手だから利確できていないだけである。もしこれが一生に一度の大相場の始まりのタイミングだったら乗り遅れたくない!という気持ちも強かった。

とはいえ撤退するタイミングは最初から決まっていて①シンプルにストーリーが的外れだと判断したとき、②もう十分株価に反映されたと判断したとき、③今のポジションを切っても投資したいと思える別の対象が見いだせたときの3パターン。いずれかのタイミングが来ない限りは放置したい。無理な話だけど目先の株価に振り回されない。誰の言葉にも耳を傾けない。他人の状況は気にしない。

ここまで日本株の絶好調相場に助けられているだけ。自分の実力的に今の含み益の半分、1000万も利確できて1年終われたら十分上出来。志は低く、しかし常にホームラン狙いで。のんびりのんびり気にしない気にしない。

生成AI関連?について(´・ェ・`)

先週末は井村さんの講演を聞きに投資戦略EXPOへ。界隈では既に話題になっているが井村さんが生成AI関連も投資対象として注目し始めているというのは少し意外だった。

個人的には昨日たまたま見つけたこの動画の解説が生成AI関連で現在何が起きているのか素人にも話がわかりやすくてスッと入ってきた。

www.youtube.com

動画35分頃~

HBMの製造キャパシティの問題。

現在爆発的に伸びているNVIDIAのデータセンター向けGPUにはHBMという超高速DRAM技術が必要。メモリーDRAM)を作れる会社は大手3社で寡占。3社合算の製造能力はウエハー換算で年間120万枚分のキャパシティ。そのうち10万枚分をHBMの製造に転換すると仮定するとHBMは5万枚分くらいしか作れない。HBMの製造を増やすと残りの汎用DRAMの製造能力が落ちて需給がひっ迫する。結果、HBMのみでなく半導体業界全体が潤いそう。

・・・というような話だと思う。

これに関連して個人的に面白そうだと思っている銘柄は6278ユニオンツール。プリント配線板用ドリル世界最大手のいわゆるグローバルニッチトップのドリル製造会社。東海東京証券が昨年12月19日に目標株価を 3,750 円に引き上げ→今年3月6日に4,580円に引き上げ、とハイペースでレーティングを更新している。理由はHBM(High Bandwidth Memory)用パッケージなどに使われるPCBドリルの需要増加で高付加価値製品の売り上げ増加による利益率の向上期待。2月半ば頃から株価は急騰し現在4000円を超えてきた。

前回の決算短信には確かに「生成AI関連を中心としたデータセンター向けサーバーなど新たな成長領域で動きがあったものの」という文言があるので会社も成長領域としてとらえている模様。全体でみると電子機器業界自体の不振で昨年からの業績はイマイチだが株価でいうとここ数年は3000~4000円台のレンジで安定。無借金かつ自己資本比率は常に90%以上と財務は鉄壁で下値は堅そう。

2000年前後に急騰劇を演じているがその頃の四季報を見ると携帯電話、PC向けのPCBドリルが爆売れしてた模様。当時はその分野で高付加価値製品を生み出していた?まだまだ思惑の域ではあるが今度はHBM用パッケージでグローバルニッチトップを発揮できるのか注目である。

 

 

年間損益額と現在の評価損益状況