初めてのお茶会に向けて稽古も活気づいています。皆さん、日頃のお稽古もいいけどお茶会も心躍るものなんですね。自分もそうでしたけど。最初に花がたくさん集まったので花寄せのようにやってみました。花はとても感性を刺激してくれます。そのあとは茶会用のお点前をしっかり練習しました。足運び、お運びなども念入りにやりました。お菓子は「岩間のつつじ」東宮。
先週の木曜日、つくばエクスプレスに乗って茶道の紹介に行ってきました。一人なのでとにかく荷物を少なく、友人のうちで使えるものはお借りして、物はそろわなくてもなるべく本物に近い形で茶道の体験してもらいたいというのがコンセプトです。茶室でなくても茶道のゆっくりした時間を味わってもらいたいと思いました。鉄瓶、お盆はお借りして、お菓子は友人が用意してくれました。銘は「水ゆるむ」。花も玄関先でつんで。外では鶯が上手に鳴いているのが聞こえました。お客様は5人、テーブルを囲んで座っていただき、最初と最後は私が盆略点前をしっかりとやって、途中でそれぞれにお茶を点ててもらうというスタイルです。終わってから感想がラインで送られてきましたが、満たされた気分で余韻に浸ってるとのことでした。茶道ってすごいということでした。やっぱり、茶道ってすごいんですね。
先週は東京は桜が満開宣言があったのでお花見気分のお稽古になりました。炉が最後でもあり、透木で初炭、天目茶碗、茶入れ荘り、薄茶は御所籠を友人に持参してもらって色紙点をやりました。御所籠は優雅なお点前とはいかず、来月再挑戦です。それでも桜の季節は気持ちも華やぎます。お菓子はあけぼのの桜餅を用意してみましたけど、意外と小さく硬かったです。お菓子は硬くてもお稽古できることに感謝です。
3月最後の日に五島美術館でのお茶会に誘われて出かけてきました。実はお嫁さんの社中のお茶会でした。社中の皆さんは若い方が多くて人数も多くて楽しそうに生き生きと動いていました。この10年、お茶会の亭主側になることはなかったなぁと思いながら客の一人として座って眺めていました。お嫁さんはお点前デビューで緊張しながらもしっかりお点前をしていました。終わってからの心地よい疲れと少々の反省と満たされた気持ちを味わっているようでした。経験した人だけが味わえる茶道の神様からのプレゼントですね。お稽古の途中にはお茶会なども経験していくのも大切ですね。青かえでもがんばります。差し当たって、今月は出張茶道で茨城の友人宅で茶道をします。少人数を対象にリビングで盆略のお点前です。遠いので誰にも一緒に行っても言えず一人で行ってきます。