心因性頻尿になった話(3)-頻尿が治った7つのポイント+α-

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なんだかんだいって、私が一番良かったと思ったのはレディーガードコーワだったと思います。

それから心療内科で処方された抗うつ剤

 

直接的に効いたのは前者だと思いますが、リラックスした状態をつくれば良いんだと気付かせてくれたのが後者。

結局薬かよって感じですが、残念ながら(?)薬ですね。

 

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その他に試みてよかった!緩和した!と思ったものを書くので、悩んでるいる方にトライしてほしいです。

 
 
1.深呼吸
→これは薬以外で一番大事なことかもしれない。
ドキドキしたときもそうだし、イライラしたときや不安な時、切羽詰まってる時など
ストレスを感じたときは呼吸が浅くなっているので意識的に深呼吸をするとかなり落ち着きます。
 
コツは大きく吸った後に口をすぼめて少しずつ長~く吐く。「ふぅーーーーーーーっ」という音が出るイメージで。
これを何回か繰り返す。
今ではやらない日はないくらい、意識的に日常に取り入れています。
 
 
2.飴やミント
→これは理由が分からないんだけど意識が口内に少し向くのかな・・・?違うか。(笑)
飴は柑橘系ののど飴とかが私には合っています。
 
あんまり良くないけど、頻尿に悩んでる時ってできる限り水分摂りたくないじゃないですか。
本当は飲まないといけないけど、経験を語るうえで私はあんまり飲んでいなかったので、喉が渇いたときにのど飴を舐めていました。
 

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3.水分の摂り方
「喉が渇く前に水分補給するべき」とか「1日2リットルの水分補給が大事」とかよく言われてますよね。
ただこれって人によって合う合わないがあるらしくて、皆が皆健康になるよっていう手段ではないみたい。
私は今まで会社でも喉が渇いた!ってなることがないくらい常にお水を飲んでいました。
それが自分の生活の中では当たり前だったんだけど、この件があってからは「喉が渇いたら喉を潤す程度に少しずつちびちび飲む」ことを意識しました。
当たり前だけど飲まなければ出ないからね。(笑)
でもあまりにも飲まないのは、それはそれで別の病気とかが引き起こされてしまうかもしれないので程よく!
 
 
4.香り
緊張を緩和してくれる香りを身に纏うこと。
コスメキッチンなどのオーガニックコスメが取り扱われてるところには色々な種類があると思うけど、以前紹介したYOU&OILのPEACEという香りが私にはぴったりでした。
人によって効く効かないあると思うけど私には手放せないアイテムになりました。
足の裏とみぞおちに塗ると良いみたいなんだけど、私は仕事前と昼休みにデコルテやこめかみ、手、手首に塗って過ごしてました。
ハラハラしたときには手を鼻に近づけるとふわっと緊張感が緩和されるし、ふとした時にこめかみに塗った分も香ってくるからとても助かってます。
 
 
5.背もたれにもたれかかる座り方
普段は意識的に姿勢を良くしようと思って背筋を伸ばして座っていたんだけど、セルトラリンを服用したときに気づいたらだらっと座ってたんです。
それまでは、どう足掻いてもリラックスできなくて、深呼吸すらしようと思ってもできない時がありました。
車酔いしそうなときとかもだらっと座ると回避できたりするから、この座り方は仕事中とかドライブでも最適かもしれない。
 
 
6.骨盤底筋体操
骨盤底筋を鍛えると、産後の尿漏れ防止効果もあったり、女性には嬉しいことだらけと言われている体操。
やり方はググると具体的に書いてあるので見てみてください。(笑)
私は寝る前にやってましたが、これは頻尿が治った今でも気付いたときにやっています^^
 
 
7.お尻の穴を引き上げるようにきゅっと力を入れる
これも結構調べると出てくると思いますが、「尿意があるけど我慢をしたい」って時には結構効果あります!
私はもう少し我慢したいなって時に、お尻の穴をきゅっと引き締めて、それと同時に深呼吸をするというのがパターン化していました。(笑)
 
 
=大事なのはリラックスすることなんです!!!!!!!!!
 
私の場合自律神経失調症もあったと自己判断しています。
耳鳴りが激しかったり、眠れない日が続いたりと、とにかく不調続きの時があったので。
 
リラックスすることで自律神経も安定したのではないかなと自己解決。(笑)
 
ただ、本当に切羽詰まってるときというのは、リラックスしようと思ってもなかなか難しいんですよね。
あとよく「意識をしないようにする」って書いてある記事とか見かけるけど難しい。というよりは不可能かなと思う。
 
そんなときに大事なのは「開き直ること」と「周りの理解」かな。
「私はお手洗いが近い!」って公言して「行きたくなったら行けばいい!」って自分に言い聞かせる。
 
* 
 
ここまで色々書いたけど、思い出せないだけで他にも大切なことや気を付けたことがある気がする・・・。
思い出したらまた別の記事に書きますね。
 
私はこの経験をきっかけに「心と体は繋がっているな」ということを身をもって知ることができて、自分自身と向き合うことができました。
…という風に今では前向きに考えられるようになりました!こうやって文章にしてるくらいだからね!(笑)
 
もし今これを見てくれていて、私悩んでるんですっていう方がいるとしたら、あなただけじゃないですよ!って声を大にして伝えたい!
あの時の私は、普通の生活が出来なくて生きることに絶望していたから、分かります。かなり落ち込みますよね。
でも大丈夫、今だけだから!(と、当時彼に言われていて、本当にその通りになりました。)
 
最後に、あのときの私と同じ悩みや不安を持っている方へ、少しでも参考になったら嬉しいです^^




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心因性頻尿になった話(2)-市販薬、泌尿器科、心療内科-

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病院に行く前にとりあえず市販の薬も試してみよう!と思い、その日の休憩時間に薬局で初めてレディーガードコーワを購入しました。
ネットで色々と調べてクチコミや自分の症状に合うのはこれだなと思い。気休め程度かもしれないけど。と。
 
泌尿器系の薬をその日初めて薬局コーナーで観ましたが色々あるんですね。なかでもレディーガードコーワは高かった。
でもとにかく切羽詰まっていたので購入し、即服用しました。
 
 
休憩後も症状は改善されることはなく、休憩から退勤までの時間で1時間に1度お手洗いに行っていました。
1度の服用で効くわけないか、と思いながら退勤後に病院へ向かいました。
 
病院まで30分強かかるけど、その間も大丈夫かなと不安に思いながら移動していました。
結局、ぎりぎり病院の営業時間に間に合わず、その日は診察が出来ませんでした。
必要なものがあったので買い物をして帰ろうとスーパーに寄った帰り道、ふと気が付くと退勤してから尿意を感じていない。数時間経ったのに。
今日の勤務中は何だったんだろうと思いながら、帰路につきました。
 
ほぼ確信していたことが確実に自分は心因性(神経性)頻尿だ、ということ。
 
 
そして↓の通り、その時の環境や状況で症状が変わってるなというのは、自分でも気づいていました。
 
勤務中
・何度もお手洗いに立つと周りの目が気になる
・正直なところ仕事に飽きていて集中力皆無&マンネリ=集中していない
 
退勤後
・一人行動なのでお手洗いに行こうが誰の目も気にならない
・必要なものを考えながらお買い物=集中している
 
 
レディーガードコーワを買った日から毎日しっかり飲み続け、その週末に泌尿器科心療内科を受診しました。
 
泌尿器科の先生は、若い女性は良く膀胱炎になるよ、と言いながら丁寧にいろいろなことを説明してくれて、尿検査と採血をし、膀胱炎の菌を殺すお薬をいただいてその日は終了しました。
内心、心からきている問題だから菌を殺したって意味ないだろうなと思いながら服薬していました。
 
病院のあとは友人とお出かけをしていたのですが、やはり集中できずお手洗いに向かうことが多かったです。
ただ、「膀胱炎になっちゃったんだ~」と笑いながらお手洗いが近いことをアピールして笑いながらその場を過ごしていました。
こういうの大事です。(笑)
伝えることによって少し気持ちが楽になるから!
気の置ける友人だからこそ、こうやって言えるんですけどね。
 
 
翌日に心療内科へ。
その日はあまり尿意に意識が向くことはありませんでしたし、尿意を感じることも格段に減りました。
心療内科では頻尿のことやPMSについても相談しました。それから、物にあたってしまったことが1度あったこと。
 
そこで処方されたのがセルトラリンでした。
まさか自分が抗うつ剤を服用することになるなんて思ってもみなかったけど、先生は「抗うつ剤だけど、鬱というわけではないから気軽に飲んでね」と言ってくれました。
それから眠くなることがあるから気を付けてということでした。
 
2週間様子を見てまた来てくださいと言われ、その日の夜から服用を始めました。
 
 
翌日の仕事は、何の薬が効いたのかわかりませんが普段通りのお仕事をこなすことが出来ました。
しかし、水分を補給することが怖かったので、「いつもより少なめに、喉の渇きが強くなったら少しずつ飲む」という風にしていました。
 
1週間も経たないくらいで、自分の中で大丈夫だという自信がついてきたのでセルトラリンの服用は辞めました。
 
これを服用していて感じたことはとてもリラックスした状態になること。
それまでは意識的に背筋を良くして座っていたのですが、気づいたら背もたれに腰かけた状態になっていたんです。
それから、ドキドキや緊張感を感じたりすることもなくなっていました。
 
「効いているな」というのが実感できたと同時に、「依存してしまったらどうしよう」と少し抵抗感があったので、もしもまた再発したらその時に飲もうと思い、辞めました。
2週間後にきてくださいと言われていたのですが、通院するのも徐々に自分を弱くしてしまいそうな気がしたことと、根拠のない自信があってキャンセルをしました。
なので結局一度の診療で心療内科は終わりました。
(私は結果的に行かなくても大丈夫でしたが、お医者さんの言うとおりに服用したり通ったりした方がいいと思います。)
 
 
その次の週末は泌尿器科へ採血と検尿の結果のため2度目の来院でした。
尿からは膀胱炎の方から出る菌が検出されず、採血結果についても問題ありませんでした。
先生的には鉄分が少ないと見込んでいたらしいのですが、基準値だったため「どういうことだろう」と頭を抱えていました。
ただもうその時の私は「治りました、問題ありません」と潔く伝えたので、じゃあ良かったねという感じで終わりました。(笑)
 
ここの泌尿器科を選んでよかったと思ったのが先生がとても丁寧。
薬で治すというよりは、生活習慣を改めようということを具体的な内容で説明してくれるんです。
 
その日も診察は終わったのですが、これから管理栄養士の先生がくるから相談してみたら?と仰ってくれたので、せっかくなのでお願いしました。
採血結果を見ながら私に足りてない栄養素を細かく時間をかけて教えてくれました。
 
病院と言ったら症状に合わせたお薬を処方するだけのイメージでしたが、体内からアプローチしていかないと根本的には変わらないんだということを改めて実感したし、病院のイメージを覆してくれました。
 
そこで教わったことについてはこちらの記事で書いています^^
 
(つづく)




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心因性頻尿になった話(1)-自律神経の乱れ、そして発症-

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ここに書くことは心因性(神経性)頻尿を克服した私自身の体験記です。
人それぞれで発症のきっかけも治るきっかけも違うと思う。
だから、こんな人もいるんだなというくらいの軽い気持ちで見てください^^
 
悩んでいる人が克服できたり、気持ちが軽くなったりするきっかけになれば嬉しいです。
(男性でも参考にしていただける点はあるかと思いますが、女性向けの内容になっています。)
 
 
もともとお手洗いが近いなっていうのは数年前から感じていました。
正確には「近い」というより、「尿意を感じてから耐えられる時間が短くなったな」と。
休日のショッピングモールの飲食店とかでお話が盛り上がってぎりぎりまで耐えてからお手洗いに行くと長蛇の列!ってことがあって、はらはらしたのを覚えてる。
こういったことは多くの人が経験したことがあると思います。
 
でも、それくらいの時期から意識が尿意に過敏に向くようになってしまい、お手洗いの場所を常に確認したりするようになっていました。
 
それが数年前の話でなんですが、今年の冬から春にかけてが本当に過酷でした。
 
 
4年ほど前に通っていたジムでヨガのレッスンを初めて受けてから、先生や内容にこだわらず今まで様々なレッスンを不定期に受けていました。
どうしても仕事で疲れていたりするとレッスンに行くことが億劫になってしまうのですが、疲れてる時にやるヨガこそ心も体もすっきりしていくのが実感できて、私にはとても合っているなと感じていました。
 
ある日、ヨガ前にお手洗いに寄ったにもかかわらず1時間のレッスンの最中に尿意を感じ、そのことが頭から離れず「早く終われ~」と思ったこともありました。
本来ヨガの最中は集中しなくてはいけないし、そもそも動いていると勝手に集中できるものなんだけど、その日は集中できなかったんです。
なんとなくですが、その理由としては「いつも受けている先生」の「いつも受けているレッスン内容」だったんです。
自分の中で慣れてしまっていたことが原因かな?と思っています。
 
生徒さんが静かに集中している中でお手洗いに立つことって少し恥ずかしいけど、今思うと、ささっと抜ければ良かったのになと思います^^
(実際お手洗いに抜ける生徒さんがいたこともありました^^)
 
しかし、当時はこんなことばかりで、映画館やドライブなどの「お手洗いに行きづらい環境」にいるときこそ尿意を感じてしまう日々が続いておりました。
この時が冬だったんですけど、既に自分は軽度の心因性頻尿だなと思い始めていました。
 
 
祝日も通常通り仕事をする会社でした。
ほぼ大勢の知人が大型連休を楽しんでいる姿を見て、いつもは「いいなぁ、みんなは」と思う程度だったのですが、
今年は「なんで私こんなことしてるんだろう、このままでいいのかな」と深刻に考える日々が続いていました。
 
同時になかなか寝付けなかったり、人と会うのが嫌になったり、会っても楽しいと思えなくなったり。
普段は人と話すことやお出かけが大好きなのに・・・いつもの生活では考えられないことが多く起こるようになっていきました。
 
実は、あまり言いたくないけど・・・
そんな情緒が安定していなかった頃に一度だけ物にあたって、それを壊してしまったことがありました。
すぐにハッとして「まずいまずい!」って思えたんだけど、さすがにそんな風になったことが初めてだったので自分でも焦りました。
 
今思うと自律神経がかなりやられていた状況だったと思います。
 
 
そして、ある日の仕事中、いつも通りにお手洗いに行ってから、また席に戻って仕事をしていると、ものの10分くらいで再度尿意を感じ、「え?」と思いました。
さっき行ったばっかりなのに・・・?と。
まぁ我慢できるとこまで仕事して、あとで行こう。と思っていたのですが、徐々に押し寄せる切迫感。
我慢ができなくなったのはさっきお手洗いから帰ってきて30分後。しかも尿の量も通常通り。
 
基本的にのどが渇く前に水分補給をする癖がついていたので、今日は飲みすぎたかな?と思うようにしていました。
しかし本当に驚きなのですが、また席に戻って30分後に尿意が・・・初めに席を立った時から一滴も口にしていません。
「何かおかしい」と思いました。
頑張って頑張って耐えても結局1時間もたたないくらいでお手洗いに向かいました。
 
また行きたくなったらどうしようという考えしか頭にはなく、息が上がり吐き気を催してきました。
仕事もまともに集中できず、常にドキドキしてしまう。
 
物にあたってしまったこともあったし、自分の中に「いつもと違う自分」がいる感覚が嫌で、不安になり、決めました。
「病院に行こう」と。
 
 
(つづく)




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