とある日本語教師の海外遍歴記

2年ごとくらいにいろんな国で働く生活を志す人の旅行記

冬の極東ロシア旅行記2020②~ハバロフスク前編~

1月2日夜も20時頃、ハバロフスクにて友人と落ち合いました。
そこから、現地に住む知人おすすめのレストランで食事をすることに。

行ってみたら、こんなところでした。

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中東風?中央アジア風?アラビアンな内装でアラビアンな恰好をした店員さんがサービス精神たっぷりに接客してくれる、ロシアのサービスという概念を覆しそうなレストランでした。

www.tripadvisor.jp

パフォーマンスしながらサーブしてくれる料理もおいしかったです。暗くてメニューが見にくかったけど。

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この日はもう遅かったので、食事をしてホテルに戻りました。このときは風がなかったし足裏カイロも完備したので、20分ぐらい歩いて帰ったのですが、この日の昼間が風が強くて、寒すぎて外にいられなかったそうです。正月2日では、博物館などは閉まっているところもあったそう。

さて、翌日1月3日。
朝ホテルをチェックアウトし、次の移動も考えて、一旦駅によって荷物を駅に預けてくることに。列車での長距離移動がデフォルトのロシアでは、大きな鉄道駅には必ず荷物預かり所があります。

この日は風がなくて天気が良くて、前日と違ってかなりの街歩き日和(気温は-15~20℃ぐらいだけど)。

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正月3日にはいろいろな観光スポットももう営業していました。

 

荷物をあずけたら、バスに乗って駅からまっすぐ南に下がり、アムール川沿いの公園に向かいます。通りに沿った緑地帯には銅像や植木があっておしゃれな感じ。

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雪がきれい。先まで行けば、もちろんスケートリンクもあります。クリスマスツリーがあるのは、片づけてないからではなく、ロシアのクリスマスは1月7日だからです。まさにクリスマスシーズン。

おもしろかったのは、こういうの。見えるでしょうか。氷祭りみたいな作品かと思いきや、氷でできた企業広告なんです!

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ずっと氷点下だから、確かに溶けない!社名も電話番号も入ってます。こういうカルチャーショック好き。

そしてついに、視界が開ける!!

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アムール川!!
大河沿いの街、好きです。青い空と凍った河が素敵。

と思って眺めていると、見えますか?
歩いている人がいます。。。かなり向こうの方。拡大するとこんな感じ。

どこまで行って帰ってくるつもりなんだろう。

この川沿いを歩いて行くと、階段上に教会が見えます。

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せっかくだから階段を上がって、教会へ行きました。右側は階段の上からアムール川を見た写真。なかなかいい階段。教会は、新しくてきれいな感じでした。内装は覚えていません。。。クリスマスの準備で入れなかったかもしれない。

近くの広場にあったツリー。重しが氷です。

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ここから、ちょっと方向を変えて、考古学博物館へ行くことに。行ってみたら、なにやら謎のラビリンスへ誘い込まれるのでした。後編に続く。

冬の極東ロシア旅行記2020①~準備編~

旅行に行けないので、書きそびれていた旅行記録を書きます。

2020年の年始休み、1月2日(木)~6日(月)の4泊5日で、ロシアの極東、ハバロフスクウラジオストクを旅行してきました。
2017年半ば~2019年半ばをロシア国内で過ごしたので、ロシア国内なら勝手が分かるので旅行しやすいし、そろそろロシアが恋しくなってきたし、近いし、日本が暖冬すぎてロシアで買ったダウンコートを着る機会がないから、というのが理由です。

 

下調べと計画

行けば何とかなるし、目立った観光地もそんなにないようだ(失礼)という感じで、観光スポットの下調べはあまりしませんでした。いつも通り、飛行機の時間と都市間の移動手段と時間はよく調べて計画。その間の内容はスカスカ。

ただ、日程を選んで航空券を買うのに少々迷いました。「ウラジオストクハバロフスクの二都市に行く」「両都市間は寝台列車で移動する」という点はほぼ決定していたのですが、わたしが出発する中部から考えると、直行便の有無や乗継時間、寝台列車の運行状況、そして金額をすべて考慮すると、なにが一番かよくわからないなーともぞもぞ。

そうこうしているうちにギリギリになり、年始というロシアにおけるホリデーシーズン丸かぶりだったので、結果最初に調べた時点の1.5~倍近くの航空券代がかかりました。。。やはり、海外旅行は早めに決めて航空券を買っておいたほうがいいです(こんなパンデミックになるような事態以外では、たいてい)。外枠の日程を決めてしまった方が、中身も計画しやすいですしね。

とはいえ、わたしの旅行後にウラジオストクへは各地からの直行便が増えたので、それほど悩まなくて済むようになったのかもしれません。
結果として2日の朝セントレアから成田に飛び、成田で数時間過ごして、成田からハバロフスクに行くことに。ハバロフスクを先にしたのは、ウラジオを後にしたほうが帰国便の時間の都合がよかったからというだけです。

ビザ取得

二都市行くには電子ビザも使えないので、ビザ取得の代行会社に依頼して予定日数+前後2日分ぐらいを取得。ビザの開始日と入国日が違った上、年始だったので年もまたいでいたけど、入国審査ではなんともなかったです。

持ち物

真冬のロシアなので、最高の防寒で。おしゃれは二の次。これはもう以前の旅行で分かっています。
ロシアで買った-20℃防寒仕様のダウンコートに手袋とマフラー。ブーツはこの冬持っていなかったので、中ボアで、底が厚めでヒールのない、防水のブーツを買いました、イオンで1900円で。寒いけど都市だし積雪は多くないので、3万とかするスノウブーツは不要です。

あと、足裏に貼るカイロは個人的に必須品!これがあるだけで外歩きの楽しさが数十倍変わります。シベリアから来てくれる友人分も完備。背中に貼るタイプは、室内の暖房がしっかりしているので人によっては暑すぎるかも。貼らないタイプはお好みで。

あとは、現地で会う予定の知人向けおみやげ(日本人なら塩気のあるせんべいやおかきがおすすめ。ロシアは甘いものかポテチかなので)も少々用意し、完璧です。

フライトと入国審査

成田からS7というロシアの航空会社の便(JALとのコードシェア)に乗ったのですが、成田でのS7の待合スペースでは携帯充電ハブが6個中4個壊れていて、ああなんかロシアが始まっている、とものすごく感慨深かったです。

ハバロフスクに着いたころにはもう夕方19時ぐらい。入国審査もやっぱり込んでいてすごく待った気がするけど、友人への連絡履歴を見返すと30分ぐらいで通れたみたいです。

入国審査自体はあっさりでした。過去に数回分のビザが貼ってあったけど、しかもその過去に実はレギストラーツィア(=滞在登録)をしていない時期もあったけど、何もありませんでした。よかった。。。

本当は、以前解約しそびれていたロシアのSIMにチャージしたかったのだけど、そういうATMみたいなのが空港ロビーに見当らず、窓口ももう閉まってしまっていたので、断念して市内に向かいます。

なおロシアの空港は、ロシアの電話番号がないと空港の無料Wifiも使えないことが多いです。注意!(私は数日の海外旅行なら、日本のキャリアの海外ローミングサービスを使っています。)

市内への移動

2GISというアプリでホテルまでのバスを調べて、バスで行きました。が、このアプリはロシア語が読めないと結構使いづらいし、バスは等間隔で来ないことも多いし、そんなとき夜のこの時期は寒さと心細さで死にそうになるので、慣れない場合はさらっとタクシーを使うことをおすすめします。安いので。ぼったくられたとしても安いです。もとが日本の10分の1以下ですから。

わたしの場合は、運よく乗換のバスもすぐに来て、無事ホテルにつきました。(友人は、待ち時間が長くて足が凍傷になるかと思ったそうです。)

ホテル

Booking.comで評判の良さそうなところを探して、写真と口コミを見て予約しました。

ハバロフスクではこちら。

www.booking.com

ウラジオストクではこちら。

www.booking.com

結果は、どちらも評判通り満足です。フロントの方は英語も話してくれたし、部屋も暖かく過不足なく、快適でした。

この記事に貼り付ける写真が何もないので、ハバロフスクのほうの朝食バイキングの写真でも載せておきます。

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ブリヌイ(具入りクレープ:皿上の左上)にトボログケーキ(カッテージチーズのケーキ:ブリヌイの下)、カーシャ(ミルク粥:左上)にモルス(フルーツジュース:右上)と、ロシアの朝食オンパレードですね。満足。

次の記事から市内観光編を書いていきます。

TOEFLiBT初受験でスコア90とれたので報告します(2019.9)

ものすごく久しぶりの投稿になりました。
何をしていたかというと、次に応募したい日本語教師案件の要件を満たすべく、TOEFLの準備をしていました。

結論から言って、90点取れました!!
応募したい案件で審査の目安とされる80をとれるかどうかでびくびくしていたので、一安心。

TOEFLは初受験でした。初にしてはなかなかの成果だと思うので、やったことなどを記録しておきます。

ちなみに目標とコンセプトは、
 ★TOEFLiBT80以上
 ★なるべくお金をかけない

の2つでした。

1)助走期間:半年前〜3ヶ月前

最も重要な、単語力の増強

PodcastGRE Vocabulary Podcast by Victor Prep」

一日1〜2エピソード(4〜8単語)分を確実に記憶。
YouTubeチャンネルあります。わたしはPodcastで聞いてました。
www.youtube.com

Netflix英米ドラマを英語字幕で

1日1〜2話くらい。必要なら一時停止して単語をチェック、メモ。

③ケータイ英単語アプリ「mikan

アプリ内でやっていたことは実質この単語帳の網羅。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

TOEFLテスト英単語38004訂版 (TOEFLテスト大戦略シリーズ) [ 神部孝 ]
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この間はまだ海外にいたし、そもそも進路にも迷っていたので、どうせTOEFL受けるならGREも受けることになるし…と思ってGRE向けの単語をひたすら覚えていました。 今思えば、この期間がとても重要だった!!単語力が上がったおかげで、その後問題集を解くようになっても、全体の意味が分からないようなことはありませんでした。 あとは、英米ドラマを楽しむ。実はこれ、GRE単語の勉強と合わせてやると、とても効果が高かったのでオススメです! なぜならGREレベルの単語というのは、ドラマの中で一般に使われている言葉だから。勉強した単語がその日のドラマに出てくる、という体験も、なんと一度や二度ではありません。 一番衝撃だったのは、debutante「初めて社交界に出る女性」という単語。GRE単語として出てきて、こんなんいつ使うの??と思っていたら、なんとその日見たドラマに出てきたのです!!笑!!こうなるともう忘れません。(ちなみにiZombieというドラマ。ゾンビだけどホラーじゃなくて楽しい。)

2)具体的な準備:2ヶ月前ぐらいから〜

まずは問題形式を知り、慣れる

①完全攻略! TOEFL iBT® テスト

ざっと一巡。


Official TOEFL iBT Tests Volume 1

PCの画面で解くことも含め、5回分練習。


手始めに古本屋で200円だったガイドブック的参考書で全体像をつかみました。単語がそこそこ入っていたこともあって、リーディングとリスニングには特別な対策は必要ないだろうと判断。とりあえずオフィシャル問題を買って、PC上での操作も確認しつつ本番までにやりました。 ここでひとつ注意すべきなのは、2019年8月からTOEFLの問題形式が若干変わっていること。 とはいっても問題数と制限時間がかわっているだけなので、対策本はそのまま使えばいいのですが、わたしは試験前日にこのことに気づき(笑)、時間配分どうすればいいんだ!?と若干パニックになりました。。

ライティングはネイティブに添削依頼

①チューターを「Enjoy Lesson」で探して依頼

英会話個人レッスン・マンツーマン英会話の先生紹介 【EnjoyLesson】
…結果的には、いらなかったなあと後悔。。

②添削サイト「英文添削IDIY」

https://idiy.biz/


ライティングに関しては、対策本やネット情報でなんとなくの形式をつかんだあとは、ネイティブに添削してもらうしかない。というわけで、上記2つのサービスを使いました。
チューターの個人レッスンは、実はスピーキング練習に付き合ってほしくて頼んだのですが、いまいちこちらの希望が通らずオフィシャル問題集を順番に一緒に解く、というだけになってしまったので、いらないなーと思って4回で辞めました。ただ、ライティングの添削をしてもらえたのはよかったです。

でも、数回の添削だけならオンラインサービスをつかったほうが割安。問題集の問題の添削のほか、上記サイトで毎日添削を依頼できる定期券を1ヶ月だけ購入し、日替わりのお題に沿ったミニエッセイを投稿して練習しました。いいトレーニングになったのでおすすめです。
(ただし、絶対ネイティブ講師を選んだ方がいいです。日本人講師は、レベルに疑問ありでした。。。)

スピーキングはネタ集めを周到に

①サイト「Exam Word」

www.examword.com

最大の難関は、スピーキング。スピーキング能力という点でもさることながら、そもそもの切り返し能力が低いわたし。「尊敬する著名な人物を一人上げて尊敬する理由を述べよ」とか、日本語でもすぐに思いつく自信がありません。
というわけで、まずはいろんなネタに対する答えを持っておくべく、上記サイトの質問例&よくある質問に対して、英語で回答メモをつくりました。完全な文章を作ろうとすると終わらないと感じたので、各設問に対して端的な答えと、理由2つか3つを挙げ、それに必要な英語を選べでおく、というだけのメモです。

とはいえ。
実は、このアイデア勝負な感のあったスピーキングの問1は、2019年8月の改編以降なくなってます。なので、今はそんなに恐れなくてもよくなったのではないでしょうか。でも、2択から好きなほうを選んで理由、というようなのは相変わらずあるので、優柔不断な人はぜひやっておくことをおすすめします。

リスニング対策はすき間時間のPodcast

耳慣らし、ということで、電車での移動時間や家事の最中にひたすら聞いていました。英語学習用の番組よりも、内容的にもアカデミックなネイティブ向けのものがおすすめです。わたしが好きだったのは、

☆☆☆
BBC World Service「The Why Factor」…アカデミックかつ雑学的におもしろい。イギリス英語。
・Gimlet「Every Little Thing」…些細な疑問を解決するトリビア番組。初期のほうがおもしろい。アメリカ英語。

☆☆
BBC World Service「Discovery」…最新のサイエンスを発信。科学の内容に慣れるのにおすすめ。イギリス。
・NPR「Wait Wait... Don't Tell Me!」…最新のニュースを風刺するクイズ番組。普通のニュースは飽きちゃう人におすすめ。アメリカ。


BBC Radio 4「In Our Time」…哲学歴史文学など、様々な人文学系テーマに沿って数人が話す番組。背景知識がないと、ちょっと難しい。でも勉強になる。
・同上「Drama of the Week」…ラジオドラマ。集中して聞かないとすぐに話が追えなくなるけど、それができればおもしろい。


3)駆込み対策:直前一週間

スピーキングをなんとかする

①もっとも簡単で簡潔なテンプレートを覚える

ここにきてようやく、実際のスピーキングを練習し始めました。ネット上には「テンプレート」と呼ばれる回答の型があふれているのですが、溢れすぎているうえ、テンプレート自体が長すぎて覚えるのが大変…と感じ、ここまで一つも覚えていませんでした。
でもやっぱり、いざ冒頭の練習問題をやろうとすると、話を切り出すための決まり文句が欲しくなり、なるべく簡潔で語数の少ないテンプレートを探しました。結果、使わせていただいたのはこのサイトです。
study-share.net

正直どのテンプレートでもいいけれど、いろんなサイトを見て手数を増やすより、ひとつ決めて無意識に言えるくらい覚えるほうがいいと思います。テンプレート部分を無意識に唱えている間に、話す内容を考えられるくらいに。

②制限時間も再現して練習

YouTubeチャンネル「Learn Toefl With Daniel」
ちょっとライセンスが怪しいのですが…この動画で練習しました。
www.youtube.com

随所で名前を見る中国TPOという過去問サイトは、よくわからなかったので使いませんでした。使いたい方はこちらのページが詳しそうです。
www.path-to-success.net


4)当日と結果

これで、いよいよ試験本番です。
公式サイトの動画で当日の流れを確認したので完璧、かと思いきや、こちらのページで言われているとおり開始1時間前に会場入りして正解でした。
toeflibt101.com

わたしが付け加えるとすれば、「当日の朝に水を飲みすぎてはいけない!」ということ。
普段から午前4時間はお手洗いに行けない仕事なのでテスト中大丈夫だと思っていたのに…リスニングの後半でものすごおおおくトイレに行きたくなって、集中力が完全に切れました。。。

自分にとっては得点源だったリスニングが不調に終わり、どんよりした2週間を過ごした後、約2週間後にネットで結果が発表されました。
合計は、冒頭にも書いたとおり90。内訳は、R25, L26, S19, W20 という、日本人が90目指すときのお手本みたいな形になりました。
おそらく、トイレに行きたくなったリスニング問題はダミーだったのでしょう。助かった。。。


***


ものすごく久しぶりに書いたらものすごく長くなったので、以上です。
本当はロシア語能力検定2級受験記録も書くつもりだったのに、見事台風で中止になったので残念。これから、GREに向けて準備します。

国内番外編・神戸旅行記2019

初めて神戸に行った。

いい街だという話は聞くし友だちが住んでたこともあったのだけど、行くほどのこともない気がして、これまで行かずにいた。(行きたくなる場所は、往々にして出雲大社とか戸隠神社とか熊野古道とか、時間を感じるような場所。パワースポットとともいう。)
けれど今回、神戸に留学中のロシアでの教え子に会いたくて、ついに行くことにした。

そしたらば。予想以上に楽しかったので記録しておく。 

市内観光したのは、学生に会った次の日。友人たちと合流する17時くらいまで朝からずっと一人で暇である。というわけで、こちらのサイトを参考にいろいろ回ってみることにした。

www.google.ru

朝ごはんを食べて10時頃。JR三宮駅のコインロッカーにリュックサックを預けてから、まずはパワースポット好きとして生田神社へ。
京都の貴船神社にあったような水占いができる!

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結果は…

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…ま、出会いとか求めてないというより避けてますから。仕事との縁を願いたい。

 

そこから歩いて異人館のほうへ。
うろこグループの通し券なるものを購入。3000円で7箇所の入場+ドレスの試着ができる。
高いと思う人もいるだろうけど、結果としてわたしはこれで3時間たっぷり楽しめた。久しぶりにスタンプラリーなんてした。

11時頃。一つ目の英国館。
こちらはエドワード8世戴冠式の引き出物らしい。ドラマThe Crownを見たので、エドワード8世の王位を棒に振った恋に言及があって急激に気持ちが上がる。

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シャーロック・ホームズも、小説読んでないけどドラマSHERLOCK見たし、ロンドン旅行も思いだされてうきうき。

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www.eucoblog.com

俄然楽しくなってきて、外国人用アパートだったという次の洋館長屋へ。

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ロシア革命後に亡命ロシア貴族も住んだらしい、というのに感慨。アパートというわりに豪勢である。こんなの見たら、当時の日本人はメロメロになるか恐れおののくかどちらかだろう。

 

そして「ベンの家」。ここ、すごかった!!ベンさんは、世界を飛び回って狩猟していた冒険家でハンターだそうで、日本に来てこの家に住んだけども、やっぱり冒険の血がうずいて瞬く間にどこかへ去ってしまったらしい。珍しい動物の剥製や標本を惜しげもなく残して。この経歴だけで萌える。
シロクマやバイソンや白頭鷲が一押しなようだけども、
ダイアウルフがいた!!ゴースト!!(最近Game of Thronesを見てる。)

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トラを間近で見ることないけどやはり顔はかわいい。

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イッカクの角って、ほんとに神話的だ。

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趣味で狩猟するのはかわいそうなんて思うけど、ここまで突き詰めたらもはや学問だと思える。
そして、この大きな剥製たちとか、他の洋館の豪華な家具や寝室と比べて、ベンさんの寝室がこんなハンモックひとつだったことに更に萌え。

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なんて自由人!もし知り合いだったら絶対に叶わない片想いをした自信があります。

 

そこからちょっと歩いて、急激な坂道を上って、坂の上の異人館(中国館)へ。
螺鈿は概して好きだけど、この椅子は特に細かくて螺鈿が多くてきれいだと思った。座ったら剥がれそうで座れない。

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この辺には4つこの通し券で入れる異人館が並んでいて、すぐ隣に北野外国人倶楽部がある。当時の社交場だったそうで、ここでドレスの試着ができる。(友達と来てたら絶対試着したけど、一人なので断念。コスプレは好き。)

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社交場だけでなくメイドさんのエリアも部屋の作りごと見られたのが良かった。ハリー・ポッターの部屋みたいに階段の隅のななめのすき間に部屋があった。
キッチンもおもしろい。

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次の山手八番館というところには、「サターンの椅子」なるものがある。
ここに座って願いをかけると叶うのだとか。

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男性は向かって左の黒い背景のほうへ、女性は右の赤い背景のほうへ座る。わたしも座って願ってきたけど、叶ったかどうかよくわからない願いごとをしてしまった。でも叶ってほしい。

 

最後は、人気があるらしいうろこの家。外観がうろこみたいだから当時からそう呼ばれていたらしい。
中は他の洋館と同じようだったけど、眺めが特によかった。

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おなかが空いたので、うろこの家のところの売店で神戸ドッグなるものを食べ、異人館巡り終わり。このときだいたい14時。たっぷり3時間使った。

次に歩いて中華街に向かうのだけど、途中でモスクがあったので寄ってみた。

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観光用ではないので男女のエリアが分かれていて、信者の女性は金曜礼拝のときしか入れないらしい。ただ、観光客は別の入り口からいつでも見学させてもらえる。ただし、女性は2階席からのみ。もちろん、肌の露出はダメ。
見学用入り口から入ると神父さん?(ウラマーというらしい。神父や僧侶というよりイスラム法学者という位置づけらしい。)が出てきて、日本語で、ここが日本で一番古いモスクで、戦争や阪神大震災でも壊れず残ったということを話してくれた。

 

中華街に行くと、人が多い!!

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両側から呼び込みの声がかかり、食べ歩きに事欠かない。しかしここは、夕飯が友人と中華料理の予定だったので我慢。神戸ドッグ食べといてよかった。

そこからまた歩いて海のほうへ。

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朝は少し曇っていたけど、15時になるこのころには晴れて暑かった。
この左側の、ロシア人シューホフさんが編み出したという双曲面構造の塔を見たかった。

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海辺を一周して、満足したし暑いしちょっと疲れてきたので、観光はこのあたりにすることに。三宮駅に戻って、荷物を取って、16時頃。神戸一日一人旅としてはなかなかいい感じに回れたのじゃないかしら。
友人に会ってその日のことを話したら、「ここまで異人館を堪能できる人も珍しい」と言われた。光栄だ。

 

と言うわけで、予想に反して(失礼)かなり楽しい神戸旅行だったのでした。
…最後に。
異人館のある北野地区のどこかに、ドビーが隠れているので見つけてあげてください。

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動詞のグループ分け&活用まとめ(初級前半)

日本語教育で動詞のグループ分けはずっとついて回るものだと思うのだけど、教師初心者のわたしにとってはわたし自身覚えにくくて、もっと感覚的に分かりやすいツールがないものか、ということで、フローチャートまとめました。

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例外の動詞は、みんなの日本語1・2の分を載せています(…はず)。
フローはこちらのサイトを参考にさせていただきました。
http://blog.livedoor.jp/space000/archives/51764997.html

みんなの日本語1までの活用表はこちら。

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わかりやすく見やすく作れた気がしているので、よろしければお使いください。ご指摘あればぜひお願いします。

大学生にもなると、て形の歌は歌ってくれなかった。

タタルスタン・カザン旅行記2019⑤~スヴィヤシスク島編~

全宗教寺院からタクシーで約1時間、スヴィヤシスク島に着いた。島と言っても、道路が建設されていて車で行ける。島に着いてから来た道を振り返ったら、こんな感じだった。

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2017年に世界遺産に登録されて、ロシア人にも人気の観光地らしい。島の入り口にはたくさんの観光バスがとまっていた。この場所についての詳しい情報はこちらなどご覧あれ。

jp.sputniknews.com

 

修道院などは高台にあるので、入り口をくぐって階段を上ることになる。

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入り口のゲートはチケットがいるようなので、右隣にあるインフォメーションセンターへ行ったら、無料でQRコードが書かれた紙を一枚もらえた。無料だけど、一回これをもらわないといけないらしい。

階段をのぼったさきは、こんな感じに開けていた。

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この左の白い建物が、ウスペンスキー修道院。この島の中の修道院や教会に入るときは、ロシア正教のしきたりにならって、男性も女性も肩や足ひざ上の露出は隠し、男性は帽子をとり、女性は髪を隠してロングスカートをはかなければならない。
そんなものは持っていないという観光客のために、各施設の入り口で、スカーフと巻スカートを貸してくれる。

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この写真の手前の2人のように。

借りられるので困らないけど、可能なら服装に留意して行くことをおすすめする。
わたしは、髪を隠すためのストールは持っていったけど、ロングスカートのこと頭になかったので借りた(去年のウクライナもそうだったので、知ってはいたのに残念)。厳密にロングでなくてもひざ下丈のスカートなら許されるようだったので、ジーンズじゃなくてスカートでいけばよかったと後悔。頭のストールは、毎回巻くのも面倒だし日差しが強かったので、帽子がわりにずっと巻いていた。

この修道院の中には大聖堂があって、そこの16世紀のフレスコ画が貴重らしいのだけど、わたしは残念ながら入ることができなかった。
入場制限が、けっこうきびしくされているらしい。こんな張り紙があった。

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時間のところだけ訳すと

公開時間:
11:30~12:00(整理券の配布:10:30~11:30)
15:00~15:30(整理券の配布:14:00~15:00)
17:00~17:30(整理券の配布:16:00~17:00)

聖堂のすぐ隣の鐘塔の1階で整理券を配っているようなのだけど、わたしが行った11:30少し前にはもうないと言われてしまった。帰りの船の時間上15:00まで待つとはできなかったので、ここは諦め。

修道院内をぐるっと見て、向かいの馬小屋?へ。馬小屋と言ってもいまはほとんどおみやげの露店スペース。馬もいたけど、暑くて日陰に避難中だった。

その先、島の奥へ向かって少し歩く。ここはのんびり歩くのも気持ちがいい。

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この時期、花と緑がたくさん。かわいいところもたくさん。

 

次にあったのは、聖三位一体教会。左の古い木造の教会にも入れた。

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スーズダリの木造教会には入れなかったのでうれしかった。中はイコンもあり、きれいで厳粛。

中には壊されてしまった教会跡地も。説明を詳しく読んでいないけど、壊された時期を見ると、ソ連の教会禁止で取り壊されたんだろう。

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ほかにもいくつか教会があったり、いろいろな博物館があったりする。昔のロシア・タタルスタンを遊べるこんなところも。

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衣装を着てみたり、弓矢を体験できたり。子どもは楽しそう。

その先いくつか教会を見ながら進み、島の果てまで来た。こっちのほうは民家も多くて、島の生活っていいなあと思う。

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暑いし歩くのに疲れたので、スヴィヤシスク発掘調査に関する展示をしているらしい民俗博物館に入る。ここだけ、他と比べて建物が俄然近代的だなあと思ったら、中も説明パネルや展示テクノロジーがすごく充実していた。

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こんなふうに、発掘現場をそっくりそのまま見ることができる。こういう展示初めてだったので、楽しかった。

 

帰りの船が心配だったので、一旦「船の駅」というところへ行ってみる。と、

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なんと、営業していなかった。
じゃあどこで船のチケットを買うんだ!?と、博物館の人に聞いたら、この駅の奥、船着き場についている緑の船で買えるとのこと。

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行ってみたけど、まだ時間が早くて誰もいなかった。

 

まだ1時間半くらいは時間があったのだけど、足が痛くて(この3000円の靴、相当に吐きつぶしてはいるけど、一日歩き回ったのはそういえば初めてだった)、海をながめて持参したビスケットを食べながらぼーっとすることに決めた。
日陰を求めて船の駅の入り口前で座っていたら、そこの留守番をしているおじさんが中に入れてくれて、お茶までいれてくれた。一人旅はこういうのにあずかりやすい。お茶の水が怪しかったけど、ありがたくいただいた。特に腹痛は起こしていない。しばらくのんびりして、お礼を言ってちょっとチップを残してきた。

船の出発時間30分前から、例の緑のところでのチケット販売と乗船が開始した。せっかく早くからそこにいたんだから、早めにチケットの列に並んでおくべきだった。とういのも乗客が予想以上に多かったうえ、船の上、屋外で風に当たれる席で、かつ日陰の席は数が限られていたから。わたしは、うかうかしていたせいで日向の席になった。でも、室内よりは日向を選ぶ。

いよいよ、出航。

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日差しは強いけど、風が気持ちいし、眺めはいいし、スカーフを引き続きかぶってなるべく日陰を作りながら、ずっと川を眺めていた。ヴォルガ川。わたしの行くところ、どこに行ってもヴォルガ川があるなあ。

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橋をくぐったり、小さなボートに手を振ったり、

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対岸に赤くちらちらしてるのなんだろうと思ったら、朝行った全宗教寺院の赤いタイルが反射しているものだと分かっておもしろくなったり、

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カザン市街に近づいてきたら、クレムリンが見えたりした。

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間近で見るシュユンビケ塔は高く思わなかったけど、こう見ると目立っている。
このとき、17時ごろ。まだまだ日が高い。考えてみたら夏至だった。

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たっぷり2時間船旅を楽しんだら、案の定肩にくっきり日焼けの跡が付いていた。三十路のやることではないと思ったけども、まあ、いい。

 

カザン市街側の船着き場について、旧タタール人街のあたりを歩いてみた。モスクが多い。観光客が少ない分タタール人かなと思う人が多くなる。ちょうど礼拝が終わる時間で、モスクからたくさんの人が出てきた。突然文化の違うところに来た気分になる。

そのあと、地下鉄でクレムリンへ戻り、最後にもう一度夕焼けのクレムリンを見て、この旅は終わり。

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念願のカザンを堪能できたいい旅だった。願わくは、タタルスタン出身のかわいい学生たちとまた会えますように。

タタルスタン・カザン旅行記2019④~全宗教寺院編~

6月23日(日)、この日は「サバントゥイ」というタタールのお祭りだということを、初日のタクシーの運転手さんが教えてくれていた。せっかくの民族の祭りなら市内に残って見ようかな、とも思ったけど、ネットで調べて満足しちゃったのでやっぱり遠出することに。

サバントゥイのことはこちらのページをご覧ください。

tat-inform-aqbars.blogspot.com

サバントゥイに限らず、タタルスタンに特化した数少ない(唯一の?)サイトなので、確かなタタール情報を知りたい方はご参照あれ。

 

さて、この日のメイン目的は、「スヴィヤシスク」というパワースポット的な島(いまは道路でつながっているけど)へ行くことだった。
例の見どころリストにも書いてあるし、いろいろ神頼みな身としてはパワースポットと聞いたら行きたいのである。

しかし問題は、行き方。遠い上に公共交通機関が限られるし、しかもせっかくだから道中に他の見どころにもよっていきたい。。。と考えると、選択肢が限られた。

いちばん簡単なのは、現地ツアーに参加すること。タタルスタンホテルを始め、市内3カ所にある旅のインフォメーションセンターで申し込める。いろいろあるけど、せっかくなら

 1、ライファ男性修道院
 2、全宗教寺院
 3、スヴィヤシスク島

の3カ所を回って8時間昼食付き1500ルーブルというツアーがいいと思う。

 

が、しかし。

5月のサンクトペテルブルクの現地ツアーに苦い思い出のあったわたしは、今回はツアーに加わらず自力で行くことにした。

とすると、公共交通機関を駆使するか、タクシーを1日チャーターすることになる。一人なので、公共交通機関で頑張ってみることにする。

1と2両方行くのは大変そうだったので、迷った末2を選んだ。修道院はいろんな町で見学しているし、ここにしかないものを見ようということで。これ「全宗教寺院」なんてなんだか崇高なもしくはオカルトな響きのする名前だけど、口コミを見てみると寺院でもなんでもなく、宗教をテーマにした建築展示だとのこと。

ここまでは市街からバスで行けるので、朝一バスで行って、そこからスヴィヤシスク島まではタクシーを呼んで、島から市街には船で帰ることにした。

・・・市街からスヴィヤシスクへの直通なら、本数はとても少ないけど船が出ている(川が凍る季節でなければ)。所要時間は通常の便なら2時間くらい、夏の間は特別に高速船が出ていて、これなら30分くらいでつくらしい。が、しかし、この高速船、サイトを見てみると頻繁に「技術的理由で」欠航している。。。そしてこの週末も、案の定…。この船会社、メインのHPは2018年で更新が止まっていて、2019年の運航スケジュールや日々の欠航情報はVK(ロシアのSNS)のページにしか載っていない。もちろんロシア語のみ。調べるのが大変だった。今後自力旅行する方はこちらのVKページhttps://m.vk.com/port_kazanを見てみてください(あくまで2019年現在、だけども)。

 

ただ、結果的に、2時間のんびり船旅はとても心地よくてこれに乗ってよかったと思っている。船好き、川好き。

 

さて、ルートの話はその辺にして、全宗教寺院について。
朝乗ったバスのおばちゃんが親切で、乗った途端「寺いくの?」と聞いてくれ、バス停についたら教えてくれた。そしてバスを降りると、いきなり色的にも形的にも飛び出した建物が群が見える。

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せっかくなので100ルーブル出して中にも入ってみた。

どうやら要するにここは、「お金持ちの建築家兼アーティストが、建物ごとデザインして作り続けている個人的なアトリエ兼作品」らしい。中は、整備されているところもあればまだまだ作りかけの所もあるし、完全作業中のアトリエで入っちゃダメと言われるところもある。なんか、ロシアとかタタルスタンとか抜きにして、アーティストがお金を持つとすごい遊び方をするんだなって感じのところだった。おもしろかった。賛否両論あるのは、納得。

 

こんな、いろいろな宗教をテーマにした装飾や絵があれば、

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アトリエがあったり、

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家の中に木があったり、

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建物はいまも増殖中だったりする。

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突っ込みたかったのは、突如現れたこの張り紙。

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「治療を受けた人のオーラの変化」
「ビフォア →治療→ アフター」
「イルギズ・ハノフが日々受付中」

……なんの治療かもわからないけど、そもそもオーラが見えない我々には効いたかどうかまったくわからないのでは???

そしてひとつ離れのようにあるこの赤い屋根が、最後、帰りの船の上から燃えてるように見えたのでした。

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なかなかカオスでおもしろいところだった。ただ広くないので40分もあれば十分。

この後、タクシーアプリでタクシーを呼ぼうとするも、応じてくれる車両がない…!ウーバーならあったかもしれないけども、ヤンデックスしか入れていなかった。
仕方ないので、一回市街に戻ろうかと思ってバス停に向かったら、運よく1台白タクが止まっていた。聞いたら、スヴィヤシスクまで行ってくれるとのこと。ヤンデックスなら往復分の2000ルーブル払ったけど、遠いし帰りの客が見つかるとの限らない場所だし、妥当でしょう。

乗ったら運転手さんは話し好きの陽気な人で、わたしの片言のロシア語にも付き合っていろいろ話してくれた。東南アジアのトゥクトゥクの運転手もそうだったけど、怖そうに見えても女一人旅に対してたぶん向こうも緊張しているだけだと思う。

こうして無事、スヴィヤシスクへ向けて出発。続きます。