日々前向きに

ジャニヲタがチョコレート嚢胞と診断されて

検査~現場へ

前記事に書いた通り検査の予約を約1週間後に取っていた私。MRI検査は初めてだったので、「金属ははずす!」というのだけしか頭にありませんでした(笑)

検査場所に行き、検査着に着替え、検査室に入ると「これがMRIか!」とても大きな機械が。
「金属は持ってないですね?」と再度確認され、いざMRI検査!ちなみに狭いところにずっと入ることになるので閉所恐怖症の方は耐えられないらしいです。大きい音が鳴るのでヘッドホンしてください、とヘッドホンをつけ、何かあったらこれを押してください、とボタンを持たされいざ開始!
最初はなんだか落ち着かなかったものの、じっとしてるのが辛いので何も考えないように目をつぶって終わるのを待ち続けました。慣れてしまえばこちらのもん!妄想という名の自担のことを考えていればあっという間に終わり、その日はそれで終了です。
毎度の事ながら、その日友だちと会う予定を入れていた私はそのまま友だちに会い、自担の写真を手当り次第購入してウキウキで帰宅しました。



さて、ここからが問題。
検査後、2週間ぐらいしたら病院に来てくださいと言われていたものの、自担の初座長舞台とモロかぶりしていた為なかなか行けず…。しかも、それが地方公演だった為、不安になりながら飛行機にも乗りました。
先生から「大きいから破裂の危険がある」と言われていた手前、気圧とかの関係で破裂してしまうんじゃないかと飛行機に乗るのが正直怖かったですが、いろんな方のブログ等を見て、

「私のチョコレートちゃん頑張って!」

と何度も唱えながら、2往復(計4回)飛行機に乗りました。ちなみに言うと、その後は新幹線にも乗ったりしてます。よく頑張った、私のチョコレートちゃん!
飛行機・新幹線は特に問題なく乗れました!ずっと座ってるのは少し圧迫感がありつらかったですが…。こんなことで自担の晴れ舞台を逃すのは嫌だ!一生後悔する!と、破裂したらその時はその時だ!なんて、今考えるとすごい考えでした。

さて、無事に自担の晴れ舞台をチョコレートちゃんと乗り越えた私はやっとのことで診察を受けに行きました。



診察はまたかなり待つと聞いていたので、今回も構えて行ったのですがすんなりと呼ばれて、ん?早いな?なんて思っていたら先生から「うーん、ちょっと変な形なんだよね。だから、読影してもらうからもう少し待っててもらっていいかな?」と言われ、「は、はい」と待ち合い室に再度戻りました。
どうやら私のチョコレートちゃんは普通のチョコレートちゃんとは違う、普通ではありえない形をしていたそうです。なのでもしかしたら、チョコレートのう胞じゃないかもしれない。と言われたのです。
チョコレートのう胞じゃなかったら、一体なんなんだ!
先生からいろいろな可能性を話されたものの、右から入って右から出ていくんですよね(どっかの誰かさんの真似)。


1時間弱して再度呼ばれ診察室に行くと、「読影でもチョコレートで出てるな~」と、先生はなんだか納得いかない様子。カンファレンスで他の意見を聞いてみるね。と言われ、とりあえずチョコレートととうことで先に進めることになりました!

そうなると次がホルモン注射。
これはをすることで少し大きさを小さくでき、なおかつ月経を止めることができるらしいです。初回の注射は(手術までに計3回打つことになりました)月経中に行うということで翌月の月経時にまた来てね。と言われ、特に薬もなく終了。

そこから、翌月の月経までが辛かった。日に日に大きくなっているのを実感するんです。
足の付け根の圧迫感と、違和感。すぐにお腹もはってしまうような感覚で、仕事をしながらもいつ破裂してしまうんじゃないかと、ドキドキしてました。


注射のことはまた次の記事で。

検診~婦人科へ

とりあえず何から書けばいいのか分からないですが、とりあえず私この前チョコレート嚢胞、子宮内膜症と診断されました。


遡ること数ヶ月前、健康診断(職場の)で乳がん・子宮頸がんの検診に行ってきました。
今までも検診には行っていましたが、「異常ないですね~」がいつものことだったので、そこまで構えてはいませんでした。

まずは乳がん検診。
「自己検査してますか~?」と聞かれ、「???」状態(笑)生理後1週間後ぐらいがわかりやすいよ、と教えていただきました。こちらはもちろん「異常ないですね」と言われ安心。

そして次に子宮頸がん検診。
婦人科検診て凄く痛いからちょっと苦手です…。案の定、とても痛くて変な声出してしまいました(え)
エコー検診もしてもらい(エコー検診は初めて)、痛みに耐えていると、

「あれ?」

医師からそんな言葉が聞こえ、少しだけカーテンが開きました。

え、なになに!?

とテンパッていると、「ちょっとここ見てみて」そう言われエコー画面を見ました。だけど、素人の私には見てもなんだかさっぱりわからず。
「ここにあるのたぶん卵巣のう腫だね」と言われ更にポカン。卵巣のう腫???とは?無知な自分が恥ずかしいですね。
「まだ若いから中身は髪の毛とか爪とかだと思うよ~」なんて言葉が遠くから聞こえた気がしました。

「ただちょっと大きいから早めに検査した方がいいですよ」え?大きいの?そんなこといわれても実感がわかず、だって自覚症状が全然ないんです。とりあえず、医師の発する言葉がそこまで焦っているような感じではなかったので、「ま、大丈夫かな~」なんて思いその日は病院をあとにしました。

実はその日、検診の後に現場があったのです(笑)
いろいろ考えてもしょうがないと思い、その日の現場も全力で楽しみました。
それからも、休みの度に現場の予定がありなかなか病院に行くことができませんでした。


検診から2週間程して、検診結果が届きました。
内容はわかっていたものの、もちろんそこには「要検査」の文字が。でも、この検診結果の用紙があると紹介状なしで大型病院にかかることができるのです。事前に調べていた病院へかかる為、診察の予約を取りました。ちなみにですが私が行った順天堂大学病院の婦人科は診察の予約(初診)が取れない為、とりあえず予約外の予約とカルテ作成だけ先にネットでしておきました。


そして診察当日。
ドキドキしながら行きました。とりあえず、内診があるだろうからスカートで出血があってもよいように、ナプキンも持って行きました。
予約外なので待ち時間が長いかもと言われていたので、暇つぶしの為の本も持って。
右も左もわからず、ただ流るままに任せていたら知らぬ間に診察室へ。先生も優しそうな方で、「検診したら卵巣のう腫って言われちゃったんだね、ビックリしたね」なんて緊張していた私を和らげてくださいました。
内診をしているとまたしても先生から「ん?あ~」なんて言葉が。ここで驚いたのが、検診の時と違って全然痛くないんです!上手な人は痛くないのかな?とかその時は思っていたのですが、よくよく考えたら検診はあくまでも子宮頸がんの検診だから細胞を取るのでそりゃ痛いですよね。
内診が終わり診察室に戻ると、「チョコレートだね」と言われました。

ん?チョコレート?


「髪の毛とか爪とかじゃないんですか?」と聞くと、「ぬなさんの場合は違うね、水風船みたいに血液が溜まってるんだよ」そう言われ、「生理痛ひどいでしょ?」と聞かれました。そうなんです。私生理痛がすごくひどいんです。これは本当に学生の時からなので、薬のない生活は今まで1度もしてきませんでした。貧血をおこしたこともあり、女に産まれたことを悔いたこともあるぐらい。
そして、子宮内膜症であること、生理がくる度にそこに血液が溜まっていくこと、この大きさだと手術は避けられないということを教えていただきました。

その時はわかったような気がして話を聞いているのですが、あとになってみると全然覚えていないもんですね(笑)次からはちゃんと、その場でメモしようと心に誓いました。
とりあえず病気をハッキリさせる為、検査をすることになりその日は検査の予約を取っただけで帰宅となりました。薬は飲まなくていいのか?とかいろいろ気になりましたが、とりあえず先生の言葉を信じるしかないので、その言葉を信じ検査に備えることにしました。


ここまでが、検診~婦人科診察までの流れです。