ロボット作りたい

コミュニケーションロボットを研究する学生が実際にロボットを扱っていく中で気付いたことを書き留めます。ロボットのニュース、ロボットを作り方etc

ロボットに税金がかかる世の中に?!

ロボットに関するブログを始めました。

普段は某国立大学で、人と関わるロボットの研究をしています。

ロボット関連で気になったホットなニュースを取り上げて毎日少しずつご紹介できたらいいなと思っています。

 

最近ロボット業界が非常に盛り上がっていますね

一言にロボットと言っても様々なロボットがあるわけですが、特にコミュニケーションロボットへの注目は年々増しています。

コミュニケーションロボット(アメリカではsocial robotと呼ばれたりします)とは、その名の通り人とコミュニケーションを行い何かしらのサービスを提供するロボットのことです。有名どころではpepperやロボホンなんかがありますね。

www.itmedia.co.jp

www.asahi.com

特にpepperなんかは街中で見かけることも多くなってきた様な気がします。

 

いわゆる人型のロボットという考え方は大昔からあって、pepperやロボホンのコンセプト自体が画期的かというとそうではないはずです。それこそ鉄腕アトムの時代からこのようなロボットを作ろうとしてきた人や企業は存在していました。

 

ではなぜ今このようなロボットが注目されはじめているのでしょうか。

考えられる要因としては、

といったところでしょうか。それぞれの要因については今後の投稿で深く考えていきたいと思います。

 

とにかく、ロボットは注目されているわけで、ロボットを研究しているものとしてはとても嬉しいわけですが、この期待に応えて、ロボットを本当の意味で普及させることができるのか、あるいは大きな期待を裏切ることになるのか。。

「ロボットは人間に対して何を提供するべきなのか」を問い続ける必要がありそうです。

 

最後に、まじか?!とおもうようなニュースを見つけました。

jp.sputniknews.com

 

そう遠くない未来にロボットに対して税金がかかるかもしれないということです。当然議題に上がった程度のことでしょうが、哲学的な考察がたくさんできそうなニュースですね。

ニュースを読む限りでは、これはどうやら人間を守るための法律のようで、ロボットを導入することによるペナルティを課すことで人間の仕事がロボットに奪われるのを少しでも阻止しようという意図があるみたいです。

人工知能やロボット関連ではこういった「人間vsロボット・人工知能」の構図が元になってるニュースをよく見ますね〜

ロボットや人工知能に対する期待が大きいことの裏返しなのでしょうか。