BRPカードに登録した住所を変更する(郵送またはオンライン)

先日の記事の通り、ホストマザーとの相性があまり良くなかったので、学生寮に引っ越しました。

しかしBRPカードの登録住所にはホストマザーのお家の住所を登録していたので、このままじゃイカンと思って調べたところ、住所変更だけであればHome Officeに届け出を出せばOKなようです。ので早速トライしました。

 

郵送で住所変更申請する

 

フォーマットをダウンロード+印刷する

色々お世話になってるサイト https://www.gov.uk から、毎度毎度それらしい単語で検索したりカテゴリから探したりしてるのですが、今回はすぐ見つかりました。

Home > Visas and immigration(ビザと入国管理) > Manage your application(申請内容の変更)

と辿っていくと、「Visa或いはBRPを持っている場合の変更申請」みたいなページに辿り着きます。

www.gov.uk

私はBRPカードを持っているので、「You're in the UK and have a BRP」の記載内容を確認。すると「住所変更だけの場合は、新しいBRP申請の必要ナシ」、そうでなくちゃみんな困る。「have a valid BRP(有効なBRPカードを既に持ってる人)」、のリンク先へ飛ぶと、PDFが置いてあるのでダウンロードします。

PDFは7枚つづりになっており、最初の3枚は注意書きですのでよく読んでおきます。

 

注意書き部分を読む

私の場合は申請者本人の住所を変更したいので、3ページ目の「Contact details」の欄が該当します。「変更前と変更後の住所を郵便番号込みですべて提出せよ」とのこと。

また、現地でSIMカードを購入し、携帯電話番号をゲットしたので「Telephone number」も該当します。「エリアコード含めすべて記載せよ」とのこと。

添付すべき書類については何も書いてないっぽいけど、住所証明とか同封ナシですんなり受け入れてくれるものなのですかね…?

 

記入する

1枚目:

Q1 申請者本人なので「Migrant」にチェック

Q2 名前を記入

Q3 生年月日を記入

Q4 国籍を記入 ⇒ JAPAN

Q5 どのビザの申請内容が未処理なの?(=どの申請内容を変更したいのか?) ⇒ YMSビザなのでTier 5

Q6 何の内容を変更したいの? ⇒ 発効後のBRPカードなので「Applicatinon details after decision」にチェック

2枚目:

Q7 PBS reference number(知ってれば)

Q8 Application reference number (知ってれば)

Q9 Representative reference number(知ってれば)

 ⇒ これらの3つは(if known = 知ってれば)の記載があったので無視。

というか、調べてみても「PBS reference number」が何なのかが不明だったので、お言葉に甘えて放置した、というのが正しいです。

最初はBRPカードに記載されてる番号かな?と思ったんですが、ググってみてもそれが正解だ、という情報にたどり着かず(私の探し方が甘いのかもしれません!)。

Q 10 何の変更? ⇒ 住所変更なので Cotact detailsにチェック、Q 18へ

5枚目:

Q 18 新居の住所を記入

Q 19 新居の郵便番号を記入

Q 20 固定電話番号 ⇒ 無いのでブランク

Q 21 携帯電話番号を記入

Q 22 会社電話番号を記入 ⇒ 無いのでブランク

Q 23 メールアドレスを記入

6枚目:

本来なら以上Q 23までで必要事項の記入は終了のはずですが、事前に読んだ注意書き部分(3枚目)には「変更前と変更後の住所を郵便番号込みですべて提出せよ」と書いてありましたよね。前の住所書く欄なんて用意されてないじゃん!と思ったので、念のため、Other Changesのところに一筆追記しておきました。

Q 28 Description of change に 「念のため、私の前住所は以下の通りです:」と添えて前住所を記入

最後にDeclarationの欄に名前、サイン、日付を記入して終了。

 

郵送する

あとは適当な封筒を購入し、ポストオフィスにて郵送手続きするだけ。

ちなみに、ポストオフィスで買うと1枚1ポンド以上する封筒、そんなにいらないよとは思いつつもhomebargainsで50枚セットを79pで購入。Poundlandにも同じサイズ・同じ容量の封筒が売ってましたが、今回はhomebargainsの方が安かった。

 

オンラインでも変更申請可能?

…と、ここまで郵送での手続きについてつづってきたところで、ポストオフィスへ行こうと思ったらこんなWebページを発見。これ、オンラインで住所変更可能ってことじゃないのかしら…?

UKVI - Change your address or your legal representative's details - When to use the form

以下引用部分を読んでみると、「イギリスへの移住者(migrant)或いは申請をイギリスで行った場合、本人または代理人の住所変更等に使える」とのこと。Tier 5のYMSビザについては、入国審査時に見せたHome Officeからのレターにも一応「Tier 5 migrant」って書いてあるし、YMS=migrant扱いで良いのでは…?

When to use the form

Update your address or your legal representative's details
If you are a migrant living in the UK or your application was made in the UK, you can use this form to:
  • update your home address
  • update your correspondence address
  • update your legal representative's address
  • update your dependant's details
  • inform us of a change in your legal representation

Unless further information is required, your details will be updated within 72 hours of submitting the information online. If you submit your notification by post, it will take up to 5 working days.


Who shouldn’t use this form
If you’re an accession state worker or in the UK under the Workers Registration Scheme (WRS), you do not need to notify us of an address change.
If you have given notice of intent to marry and want to submit a change of address, you must email MarriageReferralTeamGeneral@homeoffice.gsi.gov.uk or send a letter and the necessary information to the postal address below.

 ↑の「このフォームを使うべきではない場合」は、一応載せましたが、現時点でWRSとは関係がないし、結婚するわけでもないので該当しないはず。

読み込むと、以下の必要事項を記入、および必要書類の電子版(PDFデータ等)があればオンラインでの申請が可能みたいです。

Information required to submit a change of address
You’ll need the following information to submit a change of address:

  • your full name
  • your date of birth
  • your nationality
  • your old postcode
  • your new address
  • your passport, BRP or ARC number
  • the name, date of birth and nationality of any dependants if you need to update their details

You will also need digital copies of the following:

  • your identity document ( ie passport, BRP, ARC, EEA identity card, travel document, UK driving licence (photocard only) )
  • recent documents showing your new address (ie utility bills, bank, credit card or mortgage statements, rental agreement, council tax bill or benefits statement)
  • If you have applied for asylum in the UK and are being provided with accommodation by a UKVI housing partner, such as G$S, Serco or Clearel, a letter from them confirming this will be accepted as proof of address
  • If you are being provided with accommodation by a registered charity / organisation as a result of child abuse or domestic violence, a letter from the organisation confirming this will be accepted as proof of address
  • solicitor’s letter of authority on headed paper, if you’re updating your legal representative’s details

つまり、私の場合は提出書類として

  • パスポート、BRP等のID(電子版)
  • 銀行からのレター、請求書、賃貸契約書等、新居の住所を証明するもの(電子版)

があれば大丈夫ってことのようです。幸いすべて電子化していたので、フォーム内での添付は楽々完了しました。

 

なお、そんなもん電子化していない!或いは家にスキャナがない!という方は以下のスマホアプリがおすすめです。アプリ内で写真を撮るだけで様々な書類をキレイにPDF化してくれますので、大変便利です。

 

iOS

CamScanner

CamScanner

  • INTSIG Information Co.,Ltd
  • 仕事効率化
  • 無料

 Android

play.google.com

 

オンラインでの申請が終わると、登録したメールアドレス宛に自動的に以下のような完了メールが送られてきます。しかし、「申請データがちゃんと送信された」だけであって「新しい住所の登録が完了した」わけではないので注意。

f:id:fabl:20180729214804p:plain

しかしながら普通に郵送で変更届を出した場合でも、変更完了通知等は返ってこないらしいので、オンライン申請でもそこは同じなのかなあというところ。

 

そもそもYMSビザの申請手続きがオンラインでできたのに、住所変更は紙で行うなんて合理的ではないので、オンラインで申請する方法があるはずだ、とは考えていたものの、この申請フォームが本当にTier 5 YMSビザに該当するかはよくわからないのですが、注意事項からは「YMSの人はこのフォーム使ったらダメ」とは読みとれないかったので、私はオンラインで申請してみました。紙申請だと添付の必要がないっぽい住所証明や本人証明に関する書類の添付が義務付けられていた点で、オンライン申請の方がそれっぽい手続きだなあと思えましたし…。

どこの行政もそうですが、届け出として必要だというのなら情報をまとめておいてほしいものです。オンラインでもできるけど、ネット接続環境のない人は紙で郵送してね!みたいにまとめておいてほしい…

 

前述の通り、自分ではこのオンライン申請フォームがTier 5 YMS向けとして正しいのか確証がないので、心配だったら紙と両方送っておく、或いは紙だけ送っておく、でも良いと思います。

 

以上、長くなりましたが住所変更手続きでした。再度になりますが、あくまでも私が行った手続きであり、正しいかどうかの確証はありませんので、ご承知おきください。

また数か月後に引越す予定なので、備忘録もかねて。

イギリスに持ってきてよかったもの(渡英約1ヶ月時点)

 エコノミークラスの一人当たり預入手荷物上限は、航空会社により異なるものの、だいたいが23kgくらい。それを超過することなく、如何にして「本当に必要なもの」を最大限、最初から持ち込むか?は、私のようにそこまでお金があるわけでもないのに長期海外滞在する方にとっては非常に重要なポイントだと思われます。

お金にものを言わせれば、そりゃ何kg超過しようが、ビジネスクラスに乗ろうが、或いはどれだけ後追いで荷物を送ろうが何とでもなるのでしょうが、私の場合そういうわけにもいかず。渡英準備中、最初に全部詰め込んだ時点でのスーツケースは28kgだったので、なんとか5kg落とさねば!と必死にパッキングを見直したものの、「本当に何が必要で、どれをどれだけそぎ落とすか」の判断が非常に難しく。必要性と質量(スーツケースの中でどれだけかさばるか)を念頭に置き、出発前日までウンウンうなって考えてました。

結果、まだ渡英1ヶ月目ではありますが、持ってきて本当に良かった!というもの、あれだけ考えた末持ってきたのにいらんかったやないかーい!というもの、あそこで切り捨てたのは惜しかった!持ってこればよかった!というものを記録しておこうと思います。しかしあくまでも自分の環境下における分類なので、そこはご了承ください。

 

食品・キッチン関係

はじめは地方の語学学校に通い、且つ学校の紹介でホームステイをしていたのですが、ホストマザーとの相性があまり良くなく、学校に相談して学生寮へお引越ししました。ホストマザーは私をキッチンに立たせてくれなかった(コンロを使って自炊することを許してくれなかった)のですが、学生寮となると勿論自炊し放題!そこで役立っているのは以下の物品です。

創味シャンタン

創味シャンタンDELUXE 250g

創味シャンタンDELUXE 250g

 

 ウェイパーでも可。ともかくこれがあれば調味料としては最強。スープ・お粥・チャーハン・唐揚げ・麺用スープ、なんでも使えます。

こちらのスーパー(個人輸入食品スーパー以外にも、TescoやSainsbury's等の一般的なスーパー含む)でも、みりん、キッコーマンの醤油、ブイヨン、お米、うどん、そうめん、そば、豆腐、豆乳、味噌汁、辛ラーメン出前一丁等は多かれ少なかれ、ちょっとお金を出せば普通に買えます。でも創味シャンタンやウェイパー等の万能中華調味料は、1ヶ月私が歩き回った限りでは売っていない。多分ロンドンのJapan Centre等ではまた状況が違うのかもしれませんが、私が住んでいるのは地方なので…。

到着早々風邪を引いた時は創味シャンタンでたまご粥を作って食べ、野菜不足と感じるときはこれと様々なお野菜でスープを作ります。そんなに料理が得意でない自分でも、創味シャンタンをちょっと加えればそれっぽい味になるので重宝してます。250gの缶ならそこまでサイズが大きくないので、スーツケースの中に余裕で入りますし、一人分の自炊だったらかなりの長期間もつのでは。

顆粒だし

三島のうどんスープ 8g×10食入

三島のうどんスープ 8g×10食入

 

 私はうどんスープ用の出汁を持参したのですが、うどん、茶わん蒸しを作れるのはもちろんのこと、意外にもめんつゆを精製するのに役立っています。

めんつゆ、地方には売ってません。Japan Centreにはあるのかもしれませんが、まず普通のスーパーには売ってません。しかし先述の通り、醤油とみりんは買えます!醤油とみりんに顆粒だしを加えればめんつゆが精製できます。精製方法は以下のリンク先を参考にさせていただきました:

cookpad.com

自作めんつゆで煮込みうどんを作って食べましたが、ちゃんと煮込みうどんでした。

また、どーーーーーしても「だし汁!」って味を味わいたいときは、少量をお湯に溶かして飲んだりしてます。きちんと出汁の効いた食事、なかなかできないので…。

セラミック包丁

ホームセンター等で買えるセラミック包丁、私は1,500円くらいのを買って持参したんですが、これがもう切れる切れる。こちらでも安価で包丁は手に入りますが、スッとした切れ味を求める方、自炊の頻度が多い方でこだわりをもっている方は、一本持参しても良いかもしれません。

シリコンラップ

イギリスのラップ(英国英語ではクリングフィルムと呼びますね)はきれいに切れない・食器にくっつかないことで有名。私も身をもってその切れなさを体験したことがあり、悪名高い理由は知っていたものの、さすがに和製ラップをそのまま持っていくのはかさばるしな…と思っていたところ100均で発見したのがシリコンラップです。何度も洗って使えるし、冷蔵庫もレンジもOKで100円/枚とは経済的。サイズも様々展開されてますが、どれも薄いし突起がないので、スーツケースの中でも全くかさばりません。1枚しか持ってきていないのですが、もう1枚持ってこればよかったなあ。

菜箸、箸

アジア系食材店やIKEA等でもたまに見かけますし、こちらでも売っていないことはありません。が、100均で買えるものだし、細長いのでスーツケースの中でもかさばらなかったので持参。特に菜箸は見つけるのに苦労するかもしれないので、自炊頻度が高めの方は持っていくのがおすすめです。

シリコンカップ

お弁当でおかずを分けるときに使うあのカップです。100均で購入。お弁当箱(というかタッパー的なもの)はこちらでも購入できるのは知っていたので、弁当箱を持参するのは諦めたのですが(かさばるしね)、ゆくゆくお弁当を自炊するつもりでいたので、タッパー内でどうやっておかずを分けよう?と考えた結果、カップだけは持参することにしました。餃子等を食べるときのお醤油皿の代わりにもなり、意外にも活躍しています。

 

電子機器

海外対応延長コード

 元々海外旅行用にプラグの口を日本型に変換するものは複数持っていたのですが、旅行ではなく生活するとなるとPC・スマホKindle・デジカメ・スマホ充電バッテリー等、同時に複数のものを使用したくなります。変換プラグでは間に合わない。

しかし海外対応延長コードがあれば1つのプラグで何口も充電できる!すごく便利です。私も知人から教えて頂いて購入したのですが、これは本当に持ってきてよかったと思いました。

 外付けハードディスク

 日本では直接電源に接続するタイプのHDを使用していたものの、イギリスはプラグ違うし、そもそもHD自体が重たいし、でも音楽データたくさんあるし写真もいっぱい撮るので外付けメモリは欲しいし、どうしようかなあ…と思っていたところ、良いものを発見したので早速アマゾンで注文。容量が2TBもあるのに電源接続が不要!PCとはUSBでつなぐだけ(大きなUSBメモリってイメージでしょうか)でOK。パスポートより小さいし厚さも2cmくらいなので、コンパクトでかさばらない。買って大正解でした。

 

案外長くなってしまったので、ここで一旦おしまい。

次回は「持ってこなくても良かったもの」「持ってこれば良かったもの」を列記出来たらなあと思います。

 

行動記録ブログはじめます

はじめまして、カシです

2018年7月よりYMSにて渡英予定です

本ブログは万事準備期間が短ければ短いほど勢いで進めてしまいがちな自分に戒めの意味も込めて、渡英期間中の行動記録をとる目的で始めたものです

時間があれば事前の渡英手続き等も振り返り記事にしたいと思いますが、無理しない程度に続けて行ければと思います

まずはご挨拶まで!