VGC2023使用構築
SV発売後から現在までに行われた公式大会,ランクマ,非公式大会で使用した構築をまとめた。
使用構築振り返り
12月
しずくオフ#2
4-4で予選敗退
(レギュA)
SVが発売してから初オフ。ビルドコノヨか巧サーフ+耐久振りネズミを並べて裏にカイリューを置くのが強かった。鬼火ミミッキュと天然ワニで寿司をみていたが安定して勝ててなかった記憶。あと新ポケのダメ感が無さすぎた。
LCS
Day1敗退
(レギュA)
ネズミ斬で殴れる友達思いのネズミと悪テラ黒眼鏡ドゲザが耐久と火力両方を兼ね備えてて良かった。共有していた友人は上位に入っていたので構築は悪くなかったがひたすら自分が弱かった記憶。特にBO3でのテラの切るタイミングが下手くそだった。
1月
てるチャレ(オフライン)#3
4-3で予選敗退
(レギュA)
サンのみ投げつけるユータン+ピント水テラニンフで味方に投げつけて急所ハイボ連打すれば余裕で寿司閉店させれるくね?とオフ直前に友人と盛り上がりノリで組んだ構築。最悪事故ってユータンがサンのみを食ってしまっても悪テライカサマができるため投げつけるコンボ自体で困ったことはなかった。しかしコノヨがスカーフ命がけ型だったことやカイリューが鉢巻だった為、技選択が割とシビアであと1勝を逃した記憶。
ランクマ(シーズン2)
最終9位 R2115,427
(レギュA)
上記で書いたてるチャレの決勝トナメでシャルナークが使っていたのを見て動かし方や構築のコンセプトが自分好みだった為、この月のランクマでほぼ同じ並びを使用することに。本家の枠と違ったドドゲザンは後発の総大将で締める動きと対イエアルマで活躍するため入れていた。初手ヤミラミ+アルマで壁を貼りながら適当なタイミングで味方影うち弱保アシパをして盤面を荒らし、後発のコノヨで詰めるのがシンプルに強かった。
2月
セカコロ(1~2次予選)
1~2次予選での合計勝敗数 25-5
(レギュB)
フレガビビヨン+積みカイナが強いなという所から組み始めた構築だった記憶。ユータン絡めてのトリル展開に加え、カミツツミの高速アグロ要素もあって一定の勝ちを稼ぐ形式の大会と相性が良かった。
セカコロ(3次予選)
スイス4-3で敗退
(レギュB)
別に1~2次予選のカイナビビヨンのままでも良かったが単純にコータス絡みの古代活性組みを使ってみたかったのが理由で、汎用性のあるカミツツミユータンは変えずに残りを晴れパに変えた。確か手助けコータス+イダキバorアラタケで非トリル下でも問題なく動かせるようにしていた。しかし想定してたより強くはなく、当日のプレイも上手くなかった為トナメには上がれなかった。
4月
PJCS2023予選1回目
25位 R1798,820 & 119位 R1787,826
(レギュC)
2ロムで最速抜けを決めてニッコリしていた頃。まだ抜けていない友人に渡す予定だったことや自分自身も似たようなのをこの先も擦る可能性があった為、構築もそうだが2ロムで抜けたことも目立ちたくなかったので特に公開していなかった。
構築に関しては2月に行われたセカコロでキヌガワさんが使っていた恐らく味方に撃てるであろうタネガンダイスアラタケ+炎コノヨのトリル構築に感銘を受け、3月時点でレギュCでデインルーが来るなら余計組みやすそうになると思い机上論だけで考察が進むことに。アラタケは耐性上タネガンバレルでいいことにすぐ気づき、トリル選出では厳しいイルカマン入りやコノヨイッカに上から圧力を掛けれる2匹としてハバカミイーユイを採用した。カミは高速アタッカーとしての役割に加え、対追い風構築に露骨なトリル対策に悩まされることなく奇襲トリルでのイージーウィンにも役立った。
ハバカミイーユイコノヨバレルデインルーまでは確定として本命選出のトリル要因を誰にするかで結構時間がかかった。ユータンはもちろん、同じノーマルタイプで金縛りが使えて威嚇が撒けるオドシシ,先制で壁から入れるクレッフィ,金縛りアンコが出来るサケシ,影踏みで交代の駆け引きを拒否できるゴチルゼル,粉+胞子+タネガンが出来るリククラゲなど色々試した。特にオドシシは後発に置いてもシンプルに威嚇要因として使えたり、当時最強だったカイリューの拘りに対して金縛りができる所に魅力を感じて候補に上がっていたが采配とアンコが出来るユータンに軍配が上がった。
結果的に1ターンでコノヨがビルドを2回積めたり、素早さ順の関係上ドレパン憤怒を撃ち分けれたりとユータンのサポートは最強だった。
PJCS2023予選2回目
106位 R1783,583
1回目の予選と全く同じ並びを渡して予選を抜けた友人の結果。まだこの構築は通用するということが分かったので、もっと考察を深めてこの並びを突き詰めることに。
5月
PJCS2023本戦
99位 R1559,292
(レギュC)
予選が終わってから色々考察していたが結局並びはほぼ変わらず、変更点としてはディンルーをセグレイブに変えた。理由はいくつかあり、まずは初手ユータンディンルーの出し方をした際にユータンを守りながら隣で地震をする動きを頻繫に行うため、その後に先制技を使えた方が勝手がいいからだ。次に当時増え始めていたラッシャディンルーの並びに対してトリル選出をした場合にディンルーだと突破に時間がかかるが、セグだと采配きょけんの高火力で崩せる。さらにセグの型をチョッキ+炎テラにすることで災いの器が無くてもカミイーユイに強く出れる。ここまで読むと最善な変更だと思いきや、結果は予想していた環境とは違いイエアルマとバンギルガンにタコられまくったのでディンルーを抜いたことを後悔している。
PJCS2023本戦(追加開催)
57位 R1582,856
(レギュC)
色々思うことはある大会だったが最初の本戦で抜けられなかった自分からすれば今年のVGCを続けられるチャンスを貰ったのも事実。追加開催されるなら全力で取り組もうと思いとりあえず前回の反省を生かしてセグをすぐにディンルーに戻した。それ以外で言うと環境的にサーフとラッシャディンルーの増加でイッカコノヨ以外のコノヨは動かし辛くなってきていると感じたのと、同時にカイナがめっちゃ強いなと思ったので采配剣舞によってコノヨに近い火力を出せるようにして構築が完成した。
6月
PJCS2023決勝(会場大会)
33位(グループB) 1-2で敗退
(レギュC)
追加開催の大会で命懸け斬や叩きビルドまでのクローズでは見分けが付きにくいイッカコノヨ、パオカイ+カミイーユイが両方入っている構築、追い風+高火力地震持ち構築、晴れパなどが相手のメンツや動き次第ではきついことが分かった。
それらに勝てるプランが見込めるようにする為、イーユイを威嚇と鬼火とバクアが出来るウィンディに変更した形をしばらく回していたが想像以上にユータンウィンディの初手が安定していて構築にピッタリハマった。しかしイッカコノヨだけは安定した倒し方が出来ず、同時にイーユイを抜いたことによりハバカミの選出頻度も減った。これらを踏まえるとカミの枠にイッカコノヨに勝てる駒を入れれば解決すると考えた。友人にも相談して色々考えた結果、すり抜け蜻蛉持ち眼鏡ドラパに行き着いた。すり抜けは身代わりカミや壁構築に気持ち強そう程度の副産物だが、メインはドラパに蜻蛉を入れることによって元々弱保だったディンルーと並べて味方蜻蛉弱保からのユータン出し地震で暴れてから終盤にすり抜け眼鏡流星群で締める動きをする。練習段階だとこのコンボが強すぎて盛り上がった記憶がある。
そして本番を迎えるも想定していなかったメンツや型に翻弄され、対応力の無さも合わさってあと一歩の所でWCS権利を逃してしまった。先述の動きを披露できる構築にも当たれず、ここから私生活が忙しくなったのもあるが単純に萎え散らかしてしばらく対戦をやらなくなった。辛うじてWCSは友人の応援に行ったがポケモンのモチベ自体は過去1番になかった。
9月
スターバースト(チーム戦)
Day1敗退
(レギュD)
久々のチーム戦ということでほとんどやっていなかったDルールを考えようとするが、チーム内で同じポケモンは被ってはいけない特殊ルールだったので誰がどういう構築を使うのか話し合うところから始めた。最初はやなぎさんが使用していたようなクレセ熊コータスミナモを使う予定だったがミナモの強さを信じ切れず、気づいたらハギギシリが入っていた。結果はメンバーみんな不調でチーム惨敗。一試合だけチームの勝敗を左右するじんかけサイコロを振っている人が居た。
第3回CCC(ちゃんはのオフ)
top16
(レギュD)
コロナ期間もあって久しく開催されていなかったが前々から行ってみたかったちゃんはのオフの参加に成功した。参加したからにはポケパラの権利が欲しいので構築を考えるも特に良いのが思いつかなかったため強いポケモンを詰め込んだ追い風構築をもって行くことに。ちょうどゴリラのグラスラが解禁されたので採用していたがやはり便利な技だった。結果はまたしてもタマキンを落としてしまいいつも通り萎えながら帰宅。
最後に
個別で構築記事を書く気はなかったので代わりに使用してきた構築をメモ書き程度にまとめましたが、想像以上にコノヨとユータンを使っていた事実と今年は全体的に負けが目立っていることが分かった。もっと勝ちたい....
【VGC2022】INC March 最終1892 4位 , オフライン大会 top4【使用構築】Ice Rider Calyrex & Palkia
こんばんは、ファイツです。
今回は3月のINC予選からPJCS本戦まで使用した構築の詳細やこの長期にわたる大会に向けてどのような考察をしてきたのかを簡単に紹介したいと思います。
目次
【使用構築】
PJCS本戦で使用したBO3対応トリルメインのパル白馬
3月のINC予選で使用したBO1向けアグロ型のパル白馬
【戦績詳細】
ファイツ
INC March 最終1892 4位
Mystic Water Offline top8
PJCS2022 3-3
てるるん (@teru_gift)
Terurun Challenge Offline #0 優勝
Terurun Challenge Offline #1 top4
PJCS2022 3-3
【構築経由】
まず3月のINCでは元々2月予選で使っていた白馬オーガのカイオーガをパルキアに変えた形を使いたいと考えていました。この時点でパル白馬を使って結果を残していた人達はまだ中身を公開されていなかったので適当な型で試していました。その段階でもある程度は勝てましたが色ガラル3鳥の配布でボーダーが上がりまくった状況のINCを確実に抜けられる確証が感じられなかったので、大会一週間前くらいに今年のルールを一緒に考察して時々意見を交換しあっていたてるるんさんにこのことを相談するとこの並びが強いと新しい構築案を貰いました。
この構築のコンセプトは初手ダイマックスをする最速玉ディアルガ+襷レジエレキorスカーフランドロスで暴れてから後発ASリリバ白馬バドレックスのブリザードランスで締めるという形でした。これを自分で回してみると、
- 悪ウーラオスだけでは取り巻きを考えると黒馬バドレックスの構築に勝てない
よって素早さの種族値がディアルガより10高い100族でリザードンとも最悪同速を仕掛けれる最速パルキアに変更しました。更にスカーフランドロスを同じ威嚇枠でサイクルもしやすくなるガオガエンに変え、悪ウーラオスを黒馬バドレックスにめっぽう強くてS操作もできるポリゴン2に変更。これによって構築に足りなかった一定の決まったアグロ気味な勝ちパターンとサイクル戦でのTODに強いという両方を兼ね備えた構築になり完成度が一気に増しました。
それからINC期間に入っても直前まで黒馬バドレックス入り構築の牽制枠としてポリゴン2が噓泣きやトリックなどが使えるオーロンゲだったり、後発の締め要因としての白馬バドレックスならザシアンでもいけるのではなどと様々な案を出し合いましたが、対応範囲の広さから最終的にはこの並びに落ち着きました。
動きはディアルガの時と同じで初手最速玉パルキア+襷レジエレキをベースに後半リリバ白馬バドレックスで締める基本的なパターンを軸に組みました。結果はINCを4位で抜けることができ、てるるんさんはてるチャレオフラインで自演優勝を決めるなど2人とも好成績を収めることが出来ました。予選向けに作っただけあってBO1に特化した型や動かし方が多く含まれていて扱いやすかったです。
ここからは今回の本題であるPJCSで使用した方のパル白馬の内容を紹介していきたいと思います。
予選では早いパル白馬を使ったので本戦ではトリックルームベースでいきたいと思い、引き続きパル白馬を回すことを決めました。というのも最初からBO3の大会だとザシアンを軸とした非トリルの構築を使える自身は多少あるのですがPJCSでは前半は全部BO1でここを勝たないとBO3をすることすらできないというルールなのでどちらかというと1本勝負で自身のあるトリルが強い構築を使いたいという思いが前提としてありました。
今回は5月に行われる4回目の予選辺りから本戦に向けてまたてるるんさんと考察を始めることに。今度は自分が元々3月の予選終わりから触っていたレシ白馬をある程度まとめた形にして提案しました。
しかしトリックルーム重視で使っていたこともあってレシラムである必要があるのかという疑問になりレシラムをグラードンに変更したり、そこからルナグラに派生したりと様々な構築案を元にひたすら試しました。さらには2人での考察と並行して個人的に白馬の相方を探すためワンチャンありそうな組み合わせも色々試していました。例えばルナ白馬 / グラ白馬 / イベ白馬 / ザシ白馬など実際PJCS本戦で結果を出している構築と似ている並びや戦術も含まれていたことから構築の作成力に差を感じます。
構築が一向にまとまらず迷走する中、海外の大会で結果を残し話題になっていたゴチルゼルやマホイップ入りのパル白馬が目につき、ここからまたパル白馬を中心とした構築作りに集中することになりました。そこで一旦間違いなく強いパーツであるパル白馬ガエンバレルを固定することに。
そしてこの4匹を投げれる並びだけを考えると他の構築もありますが確実に相性が良いと言えるのはザシオーガでした。意外と固定4匹で確実に優利と言える相手は少なかったがPJCSで一番多く当たって且つ上位にも残ってきそうなのがザシオーガと睨んでいたので、そこに有利なのは最大の強みだと考えました。
次に当たる回数が多そうと予想していたのは、
- 黒馬ザシ
- グラザシ
- 黒馬オーガ
- パル白馬
辺りで最低限これらの構築には勝てるようにしたいと考えていたので、上記の構築に投げれて尚且つ固定の4匹と不自然なく合わせられるという条件を持った@2を採用すれば対応範囲が格段に広がると思いました。
そこで意見交換をしながら出た組み合わせの案として、
/////
////, etc.
など探せばいけそうな組み合わせは結構存在していたので膨大な数を試しました。その中で最終的に固定の4匹と合わせながら上記の構築に投げれて明確に勝てるプランがあり、更にはそれ以外の数はそこまで居ないがあたる可能性を持った構築に対しても選出していける万能な要素が多いことからポリゴン2とレジエレキの2匹に決まりました。(詳しい勝ちプランは個別解説や選出の所で)
これで補完の取れあった6匹となりパーティは完成。並びは意図せず予選で使った並びと6匹同じになりましたが中身はトリックルームベースと内容は全然異なる形となり、同じ並びで動かし方やポケモンの型がここまで違うようにできる構築は早々無いので魅力の一つに感じました。実際に欲しい条件も満たしていたので使うことを決意。
そしてPJCS本戦にこの並びで挑みましたが残念なことに2人とも結果は振るわず負けてしまいました。しかし構築の動かし方や性能は好みで構築自体はとても気に入っています。
それではPJCS本戦で使用した方のパル白馬を個別解説で詳しく説明していきたいと思います。
【個別解説】
白馬バドレックス@しろいハーブ
特性:じんばいったい
性格:ゆうかん
実数値:207-238-170-×-151-49(S個体値0)
努力値:252-252-0-0-4-0
技構成:ブリザードランス / 10まんばりき / トリックルーム / まもる
調整
A : 剣舞も無く火力が欲しかったのでA特化
通常ダイアースがH244B44ガオガエンに101.4%~
通常ダイアースがB4ザシアンに102.9%~
+1ダイアースがB4カイオーガに89.7%~(37.5%で倒せる)
B : A222グラードンの晴れ下ダイバーンが ~110.1%(56.2%)
威嚇込みA244ザシアンのきょじゅうざんが~93.7%
D : C202カイオーガのダイストリームが ~97.5%
C222カイオーガのダイストリームが ~107.2%(43.7%で倒れる)
C1段階下降C222カイオーガのダイストリームが ~92.7%
S : 特に上げるメリットを感じなかったので最遅
この構築の軸であり、どこからでも巻き返せる化け物性能をしているためほぼ100%選出します。
使い方として1回目のトリックルーム中盤辺りに出し、まだダイマックスは温存してブリザードランスを連打する動きが理想な為、自然と2回目のトリックルームを貼るターンが訪れる。なのでこいつをどう上手く使うかで後半の試合展開が変わります。
持ち物と技構成に関してはBO1だけを考えると攻撃の努力値を特防に回したリリバ剣舞型にしたかったんですがBO3の事も考えると見せ合いで守るがあるかどうかやバレても動きがそこまで変わらないハーブを選択した。
特性:プレッシャー
性格:ひかえめ
実数値:197-×-138-188-146-129
努力値:252-0-140-4-44-68
技構成:ハイドロポンプ/ あくうせつだん / かえんほうしゃ / トリックルーム
調整
B : 威嚇込みA222ザシアンのじゃれつく確定耐え
C : 雨下ハイドロポンプでH252D12までのチョッキグラードンを確定1発
晴れ下ダイバーンがH252D4ザシアンに102.5%~
雨下ダイストリームでD4ザシアン高乱数1発(14/16)
晴れ下火炎放射が無振りザシアンに~100.5%
通常ハイドロポンプがH244D44ガオガエンに101.4%~
D : 晴れ下リザードンの珠140ダイジェット耐え(15/16)
S : 少しSに振ってるパルキアを抜かせるように最速ゴチルゼル抜き辺りまで伸ばした
初手のトリックルーム始動要因。このGS環境において安全にトリックルームが貼れる禁伝かつダイマ適正もあって柔軟に動けるため今回のルールでも使用することに。特に白馬バドレックスと相性がよくこの2体がトリックルーム中に並べばだいたい勝ち試合になっていることが多いです。
持ち物はロゼルのみと直前まで悩みましたが最悪フェアリー半減は立ち回りで何とかなりますが相手の催眠は一瞬で決着が決まるくらい試合が崩壊する可能性があった為、ぼうじんゴーグルを持たせました。他にもルームサービスやシードなど何を持たせてもある程度良さは感じられました。
ステータスは安全にトリックルームが決めれるように耐久に厚く振りしました。よくある動きとしてハイドロポンプを飛んでこないと思っている方向にガオガエン交代という行動に合わせて雑に連打するのが強いと思っているのと、環境にカイオーガが多く天候は雨なことが多いのもあって火力不足は気にならなかったです。素早さは最遅でも全然いいと思っていたので諸説ありです。
特性:いかく
性格:ようき
実数値:201-136-111-×-111-123
努力値:244-4-4-0-4-252
技構成:フレアドライブ / じごくづき / すてゼリフ / ねこだまし
調整
H : 奇数最大
S : 最速
端数を攻撃と耐久に
パル白馬を使うにおいて必要不可欠なパーツ。最速にしてあるおかげで相手のカイオーガより早い事が多く、上からすてゼリフをしながらトリックルームを選択することによって無駄がなくトリックルームターンを活用することが出来ます。これは他の禁伝にもすることができる動きだが、よりそれを安定させるために先に攻撃されても大丈夫なきあいのタスキを持たせている。
じこくづきは相手のガオガエンのすてゼリフやイベルタルのバークアウトを防いだり、黒馬バドレックスに対しての高打点としても必要なので採用。
モロバレル@メンタルハーブ
特性:さいせいりょく
性格:のんき
実数値:221-×-121-105-113-31(S個体値0)
努力値:252-0-156-0-100-0
技構成:かふんだんご/ キノコのほうし / いかりのこな / みがわり
調整
B : A222グラードンのダブルダメージ断崖2耐え
A244ザシアンの+1きょじゅうざん確定耐え
D : C222カイオーガのダイアイスを ~103.1%(18.7%で倒れる)
S : 最遅
これもまたパル白馬を使うにおいて必須なパーツ。現環境において催眠対策は限られているため神秘の守りやミストフィールド以外では催眠が通るか通らないかは自分で判断できるためゴーグル持ちなどは気にならなかった。
技構成の身代わりは守ると途中まで悩んでいたが先発に出さないのであれば身代わりの方が強いのとパーティが公開されて技がバレた後でも一応不利にはならない択を押し付けられるため採用。守るが無い弊害として先発に投げる選出が出来なくなるが今回は後発からしか出さないプランで組んでいたので問題はなかった。
持ち物はPJCSで補助型のボルトロス入りザシオーガで止まらないことを意識したメンタルハーブにしました。しかし実力が分からない相手が多いランクマなどでは有効に働きますが、ある程度強い相手と戦う大型大会ではひかりのこなの方が技を一回避けるだけでもアド具合が違うのと特にBO3だと技を受ける試行回数も上がるのでここの選択は間違えたかなと思いました。(実際トップカットに上がったパル白馬のモロバレルはみんなひかりのこなだったので反省)
レジエレキ@いのちのたま
特性:トランジスタ
性格:ひかえめ
実数値:163-×-73-167-90-223
努力値:60-0-20-252-156-20
技構成:ライジングボルト/ ボルトチェンジ / あまごい / まもる
調整
B : 珠ダメ1回とA特化ゴリランダーのダイアース耐え
C : 140ダイサンダーでH252D4ザシアン94.9%~(75%で倒れる)
D : 珠ダメ1回とバドレックスの珠ダイアース耐え
S : 最速バドレックス抜き
まじで最強ポケモン。こいつがいるおかげで黒馬バドレックスもリザードンも何とかなる。場に出すだけで相手の動きを制限できるのが強く、こちらはダイマックスして攻撃又は守る、ボルトチェンジで交代など色んな行動を選べるのもポイントが高い。
ステータスは最低限黒馬より早い以外はできるだけダイサンダーを通す回数を増やしたかったので耐久に回した。
技構成に関してあまごいはダイマックスしたリザードンを縛れる10まんボルトと悩んでましたが、対グラザシにおいて後々グラードンがモロバレルにヒートスタンプや白馬バドレックスにダイバーンなど晴れているとされそうな行動を制限するという意味でも天候を取っておくと相手の裏にトリトドンが居たとしても試合が有利に運びやすくなると思い入れました。
しかも最近だと玉控えめレジエレキの10まんボルトを耐えるH振りで耐久に厚いリザードンが増えたので益々あまごいの評価が上がりました。
特性:アナライズ
性格:ずぶとい
実数値:192-×-138-125-132-78(S個体値27)
努力値:252-0-124-0-132-0
技構成:イカサマ/ かいでんぱ / スピードスワップ / トリックルーム
調整
B : A246ザシアンのインファイト確定耐え
D : バドレックスの+1眼鏡PFワイドフォース耐え(15/16)
S : スピードスワップしたときのことを考えてガエン抜かれ
パルキアでトリックルームが貼れない場合に選出するポケモン。黒馬バドレックスとルナアーラにはアナライズイカサマがとても有効に働き強かったです。
トレースも考えましたが対イベザシなどによく投げるので構築によく居るオーロンゲのいたずらごころを取ってしまうとイベルタルにかいでんぱが通らなくなったり、場の不本意な天候取りなど威嚇やファントムガードなどを取るメリットより事故要素があるデメリットの方が気になったので不採用。
技構成は主に対ザシ黒馬に対してレジエレキ+ポリゴン2から投げるのでダイサンダーを撃ちながらトリックルームをしてそのままスピードスワップを味方に決めて暴れるというプランを取りたくてじこさいせいを切りました。しかし後々考えると別にトリックルームを貼らなくてもかいでんぱやイカサマをしているだけでも強いのと、イベルタルなどに対して回復ソースがあるとタイマンでTODすれば勝てるのでその勝ち筋を消したのは良くなかったのかなと反省点として考えています。
【基本選出と立ち回り】
① ザシオーガ / イベザシ(バレル入り) / ルナグラ / イベグラ / パル白馬(レヒレ無し)
先発:
後発:
この選出で投げれる時は基本有利気味だと思っていいです。襷で最速ガオガエンの捨て台詞はカイオーガやグラードンより上から通ることが多いので、トリックルーム+捨て台詞を初手から展開して後発に居るモロバレルや白馬バドレックスを着地させる動きが理想。そこからは2回目のトリックルームを視野に入れ、とにかく残数を減らさないようにタイプ受けの交代や捨て台詞を上手く使うことを意識して立ち回ります。
パル白馬ミラーやザシオーガ先発に対しては初手パルキアをモロバレルに交代しながらガオガエンで捨て台詞をして盤面を整える行動をすることもあります。
② グラザシ / 黒馬オーガ / パル白馬(レヒレ入り)
先発:
後発: or
これもまだ五分以上はある選出。レジエレキで圧をかけながらボルトチェンジ(あまごい)+トリックルームから①と同様にモロバレルや白馬バドレックスを着地させる展開や、ダイサンダー+パルキアの攻撃から少し遅らせたタイミングでトリックルームをするなどの動きが求められる。ミラーの場合はレジエレキが最低2回ダイサンダーが通ればいいという考えの元、倒されないようにダイウォールを挟みながらガオガエンに交代したりしてパルキアの隣を狙うか、ボルトチェンジでサイクルしながら相手とのダイマターンをずらして後発ダイマックスで切り返す動きが基本となる。
③ ザシ黒馬 / ガレオオーガ / ガレオ黒馬
先発:
後発: or
黒馬バドレックス入りやレジエレキにヘイトを溜めてトリックルームがしたい時に多い選出。対ザシ黒馬に対しては初手きあいのタスキを持っていなさそうな方にダイサンダーを撃ちながら隣にイカサマを振ります。具体的な場面で言うとザシアンにダイサンダーをしながら黒馬バドレックスにイカサマをして、次のターン黒馬バドレックスを縛りながらポリゴン2がトリックルームやかいでんぱを隣に振ったりガオガエンに交代したりします。もしトリトドンなどのじめんタイプにダイサンダーを透かされても上から快電波を入れて隣にダイサンダー連打で間に合います。ゴリランダーが来てもフィールドを変えてしまえば怖くはなく、今回はポリゴン2にスピードスワップがあるため強気にダイサンダー+トリックルームという動きを選ぶことが出来てレジエレキが動けばその分だけ倒せる数が増えるため裏のガオガエンと白馬バドレックスで勝てます。
このための選出だと言っても過言では無いので他の構築に対してこの投げ方をしてる時はあまり有利ではありません。
④ イベザシ(バレル無し) / レシ白馬 / ザシWキュレ / ディアザシ
先発:
後発:
①のパルキアガオガエンを投げれない時に多い投げ方。ポリゴン2がまず倒されることが無いため捨て台詞+トリックルームからいつもの展開に持って行ける。しかしパルキアが居ない分パワーが落ちるので試合速度が遅くTODを視野にいれた立ち回りが求められるのと、禁伝1匹選出なため白馬バドレックスの扱い方がいつも以上に大事になる。
これ以外にもBO3や取り巻き次第では先発パル白馬やガエンエレキなどあまりしない選出をしたり、想定している構築に対して別の投げ方をする場合もあります。
【最後に】
厳密に言うと2月後半から今までの半年間くらいパル白馬を使い続けましたが対応範囲で言えばかなり満足のいく形になったかなと思っています。しかし単純に自分のプレイが煮詰まりきれていなかったり、回しすぎたが故に考えなくていい行動をケアすることも多くなって結果的に微妙な選択になってしまうことが増えました。擦っていた割に満足のいく結果が得られなかったのが本当に悔しいので9世代では今よりプレイングの腕を上げてもっと公式大会で結果を残していきたいです。
INC予選の構築からPJCS本戦までまとめて書いたので全体的に長くなってしまいましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!
【トリックリリック】最終レート1821 7位【使用構築】アゴモジャトリルスイッチ
こんばんは、ファイツです。
今回はダブルのインターネット大会であるトリックリリックで途中1位争いに惜しくも敗北してしまいましたが、最終7位だったので使用した構築の詳細やこの大会に向けてどのような考察をしてきたのかを紹介したいと思います。
【使用構築】
【成績詳細】
7位(35勝8敗 最終レート1821)
1日目 12-3
2日目 12-3
3日目 11-2
【構築経由】
まずトリックリリックというインターネット大会が発表された日にいつもポケモンを一緒にやってるメンバーと考察を始めました。そこで環境に流行るであろう構築を上げているとドラパミミッキュのホロウビート、ドラパタンザン、ミミッキュブリムオンのガチトリルの大きく分けて3つ上がりました。
(当時の考察時に作った画像)
これらに勝てる構築を話し合った結果ホロウビートとブリムオンやギガイアスのトリル系統に強いチョッキキザン+モジャンボやセキタンザンに晴らされてもワンパンできる玉ミトムとメテビウツロの流行るであろう並びに強く、さらにミミドラパでホロウビートもできるこの6体が強いという所まで大会告知された初日の10/1時点で考察が進みました。
そして次の日も脳内回しと考察を進めていると、一緒に考察をしていた1人から以下の並びが強いと言ってきて詳細を聞くと、アーゴヨンが環境に居そうなホロウビート系のドラパルトやモジャンボ辺りに強いのとシャンデラは封印や隣のアシッド+シャドボでミミガエンや怒りの粉+トリルを完封できて関心する並びだったので自分らの中での考察が加速しました。
ここまでの2つの構築を組み合わせてその後も、ドラゴン枠がサザンドラ、ドラパルト、アーゴヨンの中から1~2匹をコロコロ変えながら試したり、トリルに寄ってない単体ブリムオンを入れたり、モジャンボがウルガモスになったりなどと色々駒を変えて仲間大会などで試していました。(他にもワルビオンバーンやゲンガーキザン、シルバディなど上げるときりがないので割愛)
その中でも自分はミトムモジャキザンミミ竜枠岩枠が固定よりになるくらい使い込んでいました。そしてこの並びで行くと決定付ける仲間大会での1位と2位入賞です。これにより並びは間違いなく強いということが分かり、他のメンバーも並びは少し違いましたが1位や上位を複数回取っていたのも含め最強構築だということが確信に変わります。
↑ 11勝3敗で参加人数129人中1位
↑ 11勝1敗で参加人数180人中2位
そして最終的にはミトムモジャキザンミミからの竜枠がサザンやドラパよりビーストブーストでの暴れ性能や裏から出して終盤に使う締め性能が高いと判断してアーゴヨンに、岩枠は大会が近づくほどアーマーガアやワルビアルなどが増えてきてウツロの刺さりに疑問を懐くようになったのと直前にメンバーに相談した結果、若干きつかったアーゴヨンとエレキブル+デンジュモクにミミッキュのトリルを使えば下からアースを撃って牽制できるギガイアスを勧めてもらい、トリル要素を入れる後押しとなり
【個別解説】
調整
・S 最速110族抜き
・ビーストブーストでとくこうが上がるようにCとSの実数値を同じに
よほどこいつをダイマさせて無双できる相手以外には先発に出すことはなく後発から最後の残ったポケモンの処理役又は稀に打開用で使ってました。
持ち物についてはスカーフと襷どちらにするか直前まで悩んでましたがいくら後発と言っても技をうち分けたいのと元々襷枠でサザンドラやドラパを使っていて襷の運用の方が慣れているという理由の元襷を選びました。
技は流星群を大事なところで外して負けた試合が3試合程度あったのでりゅうのはどうでも良かったと思いました。
調整
・HD 臆病ウツロイドと臆病アーゴヨンのヘドロばくだん確定耐え
・S 無振りや4振りモジャンボを抜けるように実数値を3上げた
いつものところで言うバレル枠。
ほとんど先発で後で述べるミトムかキザンの隣に出してました。相手の攻撃を耐える余裕がありそうなら隣のダイマ技を撃たなかった方に粉、集中されそうなら守る、そのまま倒されても隣の技が通ればいい盤面なら怒りの粉、アークビートをするならヘド爆など色んなパターンの動かし方が出来て初手に出すにはピッタリの柔軟性があり、とても強かったです。
努力値はB振りだと耐えない色んな技を耐えてくれるD振りが最強でした。
持ち物は毒半減のビアーのみを持たせている時もありましたがさすがにオッカの発動頻度と比べると比にならないくらいだったのでオッカに戻しました。
調整
・H 奇数最大
・端数を耐久と素早さに
ハイスペックすぎる最強ポケモン。ほとんど選出した試合はミミッキュのトリルを貼りながらダイマかモジャの隣でダイマしてました。
スチールとアークがこのルールで強いのは言わずとも、ダイロックは炎技で触ってくるガモスをチョッキで余裕を持って受け切り返り討ちに出来ます。瓦割りは数多く居たロンゲ構築の壁を破壊出来たり、キザンを処理する便利技で活躍しました。
持ち物は他に襷やゴーグルがあり自身も試して強さは知っていますがチョッキの使い心地の良さが癖になりこのキザンで上位を取りたいと思ったので使いました。
素早さはトリルも結構することを考えてほとんど上げていません。
ミトム
調整
・Cは絶対削りたくなかったのと素早さもある程度確保したかったので泣く泣くHPを減らした
多分1番ダイマしたポケモン。とにかく火力が高く対面の抜群を付いてるだけでも有利な展開になりがちです。
技構成ですが悪巧みや守るではなく、あくのはどうなのは単純にドラパや他のゴーストタイプなどこのプールでは通りが非常にいいのと、ダイアーク+モジャンボのヘド爆で相手のモジャンボを倒せたり、アーク→アークやアーク→サンダーorストリームなどD下げを狙って撃つことの方が終盤のレート帯では多かったです。ラスト枠がサイチェンなのはモジャンボやキザンなどタイプ受けとして周りとの相性の良さで採用しました。
もちろん悪巧み型も使ってましたがこのルールでは3ウェポンサイチェンが1番気に入ってるので使用感の問題でこっちの型にしました。
調整
・HAぶっぱ
後発から出てくるポケの中で最強。このルールでのミミッキュの持ち物は玉が1番強いと分かっていながらも不意のラムのみ発動が多すぎて手放せませんでした。それと単純にこの構築はミトムに玉を渡しているのでそれ以外の持ち物を持たせないといけないという理由もあり発動機会や下振れケアのラムのみを選択しました。
技構成ですがウドハンの枠は最初準速キザン抜きまでSを振ってドレパンにしてましたがキザン以外に撃つ機会がほとんど無く怪しいと思っていたのと、処理が早いとは言えないミトムに対して命中100%で高打点が出せるウドハンの方が優先的だと考え採用しました。
トリルに関しては割と後半にトリルを貼って打開ダイマや終盤の切り返しとして使うことが多かったので守るや鬼火などの補助技やフルアタではなくトリルを入れ、それと同時にSに振る理由が無いと判断したので無振りでいくとこに。
調整
・H 奇数最大
・余りD
トリルエース兼5匹で相手出来ないダイマに対してトリル下で撃ち合う駒。この枠は構築単位で考えた時に打点を持てる範囲を増やす意味でもガモス、セキタン、デンジュモク+エレキブル、アーゴヨンなどに強ければ何でもいいくらい割とフリー枠なのですが結局その役割を満たすポケモンがあまり居なく、かなり直前まで悩んでいました。悩んでたポケモンとしてはワルビアルとウツロイドとギガイアスの3匹です。
しかしウツロはそもそも外す確率があるメテビを出した時にほぼ撃たないといけないのが嫌で除外し、電気の一貫を切れるワルビも優秀でしたが冒頭の構築経緯でも話した通り、考察仲間の助言もあってトリルとのシナジーがあるギガイアスを選びました。
役割は対トリルも出さなくても勝てることが多いのでよほど刺さってない限り出さないのと、最初に上げた強ければいい対象に出してトリル下でアースとスチールを撃って耐久をカチカチにするのが主な動きです。数回だけミトムとかに対してもダイマを撃ち合い、こちらは弱保なので勝つことができた試合があって対象外相手にも活躍しました。
(弱保は他に持たせるものが無かったので持たせて損が無いという理由で選びました)
【基本選出と立ち回り】
①
②
今回は特殊ルールで選出を詳しく説明するのもあれなのでざっくりとだけ書くと①の選出の仕方がほとんどで②はトリルを序盤から通して勝てるプランが見えてる時だけします。
何度か書きましたがこのルールでは後発ミミッキュが本当に強いので、ある程度上の順位だと同じように後発に置かれてることが多いことも考えると、先発から雑に皮を剥がされたり、倒されてしまう展開は不味いので基本は①のモジャンボ+ダイマして通せるやつを残りから選ぶ選出の仕方をしていました。
【きつかったポケモン】
・不意のダイマガモス
・ゴーグル持ちのダイマ
・何してくるか分からないダイマシルバディ
【感想】
今回は大会告知された時からの考察を含めるとかなり時間をかけてやったルールなので2ROMでやるつもりでしたが急遽2回目のワクチン接種と被ってしまい1ROMをやるのがやっとでした。
最終日の夜はこの大会で優勝したカエールさんと1位争いでの抜かし合いをほんの少し行われてたみたいですが対戦数もほぼ残ってないのに最後の試合で負けてしまったので最終1位の夢は消えました。その最終戦もそもそも選出段階でのミスがあり、その試合を勝てていれば1850は超えていたのでもっと練習して次にダブルでインターネット大会が行われる時は絶対最終1位フィニッシュしたいと思います。
そしてこのルールの初めから終わりまで一緒に考察してきたぶんさん(@bbn_1412)とこげぱんさん(@kogepannachan)ありがとう!
短い期間でのネット大会でどのような考察をして挑んだのかを書きたかったので冒頭や個別解説が長くなってしまいましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!
【シャロン杯スタートーナメントseason4 優勝】【使用構築】シャイニングパルツンデトリルスイッチ
こんばんは、ファイツです。
今回はシャロン杯スタートーナメントseason4で優勝することが出来たので使用した構築を紹介したいと思います。
【使用構築】
レンタルチームID: 0000 0004 NC3V WV
【構築経由】
まずこの伝説ルールでは好きな伝説ポケモンであるパルキアを使って結果を残したいとずっと思っていました。というのも2019年のINC(ムーンルール)でもパルオーガツンデ
を使っていたのもあり扱いには慣れていたので、そのままオーガを抜いたパルツンデを元に現環境に適したバージョンに組み換えたパーティを序盤の環境で使うことに。
そうするとシャロン杯で2回入賞したりランクマではそこそこ勝てたりと案外今の環境でパルキアはいけるなと言うことが分かりそのまま改良を続けました。
しかし前シーズンの後半辺りからトリル封印黒バドや挑発持ちが増えてなかなか勝てなくなってきました。そこでトリルをしないロンゲの嘘泣きとダイマパルキアで上から殴る構築やキュワワーパルキアで味方弱保、霊獣ランドの地ならし+テレパシーパルキアでS操作しながら攻撃、ピッピ+パルキアで耐久を上げてトリルを通しやすくしてから手助け+ダイマパルキアで攻撃していく構築など、ありとあらゆるパルキア構築( + or or or)を試しましたがどれも微妙に終わってしまいました。そして構築を考えてるうちにシャロン杯本戦が近づいてきていたので最後は後悔のないように元々使っていたパルツンデバレルを使うことに。残り3匹はイエッサン黒バドに勝てるようにエレキウーラを採用し、ラスト1匹はザシアン相手にさすがに威嚇を入れたいと思ったのとトリル展開をよりスムーズに行えるようにガエンを入れてようやく構築が完成しました。
【個別解説】
調整
・HCぶっぱ
・C 晴れ下グラードン、ダイマランドロス、チョッキガオガエンを白玉込みダイストリームで確定1発
・S 個体31
伝説でトリルが撃てて環境にいる伝説ポケモンの全体技を等倍以下で抑えることができる最強ポケモン。
基本的相手の盤面に合わせてトリルをしたりいきなりダイマックスをしたりと何でも出来るのでそこら辺のトリル要因とは格が違います。
今回工夫した点は2つあり、1つ目は火炎放射を入れたことです。これは同じ系統のパルキア構築を使っていたてんていさん(@hikaripokejinro)と話していた時に放射パルキアが強いと言っていたので試しに使ったのが始まり。一見ダイバーンをしてしまうとその後の水技の火力が半減されるので相性が悪いと思われがちですが意外とナットレイやフシギバナなど環境によくいるポケモンに対して不意の炎技はとても刺さり強かったです。
2つ目はSラインです。上にも書いた通りS個体31で性格をS下降補正になる冷静にすることによって素早さ実数値が108になりレジエレキのネットと併せて最遅よりも抜けるポケモンの幅が広がったり、トリル下でも不自由なく行動できる絶妙な素早さになっています。(もちろん最遅や控えめ無振りも十分強いのでここのSラインは好みによって変えるのがベストだと思います)
とにかくオーガやグラの天候パにとても有利で色んな場面で活躍してくれました。
レジエレキ
調整
・CSぶっぱ
主に後発に出してザシアンなどSが高いポケモンなどの後処理をする役目。初手に出す時はほとんど対黒バドイエッサンでウーラと初手に選出してネット+強打をします。
快電波は相手の特殊ダイマに対して不意に撃つとかなり勝ちに繋がるのでボルチェンよりは使うと思い入れました。
襷では無く磁石なのは耐久にあまり振られてないオーガに10万ボルトで確定1発を取るため。
ウーラオス
調整
・ASぶっぱ
ここまでで何回も話に出てる黒バドイエッサンのゴリ押しがキツすぎたので入れました。しかし元々の単体スペックが高すぎたので普通に色んな試合で後発に選出することが多く、グロスやソルガレオもダイマさえ枯らしてしまえば処理が簡単になります。
調整
・H 奇数最大
・HB A-1グラードンの断崖の剣(シングルダメージ)を高乱数で耐え
・HD 黒バドレックスのダイアースを確定耐え
Wキュレムの玉大地と通常ダイアースを確定耐え
・S 最速モロバレル抜き
現環境で負けん気ボルトがとても増えていたので脳死で初手に選出して猫+トリルがあまり出来ない環境にはなっていますがそれでも環境トップのザシアンに威嚇や炎打点などこいつ1匹いるだけでかなり対処がしやすくなります。
技構成は直前までDラリと挑発どちらにするか悩んでましたがブラッキーやモロバレルを初めとするとても厄介な変化技を使ってくるポケモンが多いと思っていたのと、ウーラオスがいるので悪技を切って挑発にしました。
身代わりザシアンにもトリル下でフレドラ+パルキアのドロポンで倒せるようになっています。
調整
・HD C217黒バドレックスのダイホロウ(140)を確定耐え
・S 個体0(最遅)
この構築1番のトリルエース。パルキアはトリルをして即攻撃出来るのがメリットですがその分ダメージも受けている事が多いのでダイマを切れない時は大体このポケモンにダイマをさせています。
戦法は全国ダブルの時のクレセ、ポリ2、サマヨ+ツンデの時と同じくなるべくスチールを連打して隣のトリル要因を要塞化させるのと特性のビーストブーストで自身のBも上げまくりダイマが切れたあともボディプレでタイプ相性を無視してゴリ押します。
技構成はトリルでは無く守るにしたのは万が一トリルが貼れていなくて非ダイマの時でも扱いやすいようにと思って入れました。
調整
・HB A+1ザシアンの巨獣斬、グラードンの晴れ下炎のパンチを確定耐え
・HD ダイマカイオーガの吹雪ベースダイアイス、玉黒バドレックスのダイホロウを確定耐え
・S 個体0(最遅)
毎年伝説ルールになると全国ダブルより増えだすキノコ。
トリルを貼る上ではやはり隣に欲しいポケモンでピッピやイエッサンとは違い100%眠らせてくる胞子があるので放置出来ないけど守られる可能性があるというような初手から相手に嫌な択を押し付けられます。
最近は挑発持ちやゴーグル持ちも増えましたがそれでも構築全体の完成度を考えるとキノコ対策は限界があると思うので刺さりました。
ちなみに前にこのブログで書いたてるチャレ優勝の記事の中で味方のブリザポスにクリスモを撃つことでデバフを解除しつつ戦えるという戦法を今回のパルキアにも使用しました。トリルを貼るタイミングでバクアなどを食らうことが多かったのとても強かったです。
【基本選出と立ち回り】
①
先発:+or
後発: +or
基本的にトリルが通せそうならこの選出をします。具体的な構築で言うと主に対オーガトルネの雨軸、対グラバナの晴れ軸、対ラプザシボルト、対イベルグロスなどほとんどの構築に対してこの選出で戦っていました。
立ち回りとしては相手のパーティにドラパやWキュレムが居たり、集中でパルキアがワンパンされそうと思ったら隣にバレルを置いてそれ以外はガエンで挑発持ちなどに猫をしながらトリルを決めていきます。その後は盤面によってパルキアが体力が十分に残っていて且つ通りが良いと判断できたなら、そのままパルキアをダイマさせるか控えのツンデにダイマを切るかでほとんどの相手をゴリ押せます。その後はトリルが切れた頃にラスト1枠に選出しているウーラかエレキで残ったポケモンの処理をします。
②
先発:+
後発:+oror
主に①が通らなそうな時や対黒バド+イエッサンのようなウーラオスとエレキネットのS操作が刺さりそうな相手に選出します。この場合先発の2匹はダイマをしないパワーのあるポケモンなのでこの2匹で相手の盤面を荒らしてから後発のトリルで後攻ダイマを決める流れが理想です。①とはやることの順番が違いますがどちらもトリルスイッチを上手くしていけば勝ち筋が見えてくることが多いです。
※①と②以外にも変則的な選出をする場合もあるのでそこは相手のパーティに合わせて選出していきます。
【きつかったポケモン】
・ディアルガ+キッス
この指、サイチェン、守るなど択がとても多く、その間にディアルガに攻撃されるのがきつい
・Wキュレム
火力がとんでもないのと、ほとんどの場合隣にエルフーンが居るためバレルの怒りの粉でも吸えずとてもきつい
【成績】
シャロン杯 スタートーナメント 優勝
賞金 Amazonギフト券15000円分
シャロン杯 予選 2回上位入賞
(冒頭にも書いた通り構築は常に改良していたのでメンツは少し変わってます)
【感想】
前回のシャロン杯スタートーナメントは呆気なく負けてしまっていたので2度目の出場で優勝することが出来て本当に良かったです。そもそもこの大会は普段行われてる仲間大会の上位を数回取らないと出場出来ない大会だったので予選から本戦まで全てパルキアツンデを使って勝つことが出来たことにもとても満足しています。
次は今週末にあるチーム戦のてるチャレで優勝狙って頑張りたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
てるチャレ王者決定戦優勝しました報告&対戦レポートと最近使っていたパーティの簡単な紹介
こんばんは、ファイツです。先日行われたてるチャレ王者決定戦で見事優勝することが出来ました。その時使用していた構築の詳細はリバティノートの方に記載したので近々上がると思いますがここでは主に12月のてるチャレで優勝した構築(前回のブログに書いた構築)以降から現在までの使用してきた構築を簡単に紹介したいと思います。
12/29~12/31 ランクマダブルs13
年末に同じチームの人とカフェで考察して出来た構築。ポリ2ザポスがとても多い環境だったので恐らく最終日にかけてメタグロスも増えると予想していたのでグロスに強いファイヤーを採用しつつ、ザポス軸に強いグロスを入れたこの構築を最終日に使いました。結果は2桁をうろついて終わりましたが共有していたチームメイトが最終8位を取ってくれました。
1/10 たぷれ~ぬ定例会おんらいん
優勝する気満々の大会だったんですが惜しくも準決で負けて、3位決定戦は勝ったので3位でした。BO3だったのでかなりガチガチな強い構築を持っていきました。
1/15~1/18 グロチャレ
ここの時点でてるチャレ王者決定戦が控えていたので両刀レボルトが強いのかを最後に確認する為試すことに。結果は1700中盤までしかいけなかったですがその理由はトリルアタッカーをザポスにしていたことで相手のグロスがどうしようも無かったからです。しかしレボルトが強いことが再確認出来たのでかなりの収穫でした。
1/13、1/16 シャロン杯
ひたすら泥馬が強かったという感想。バンバドロは以前から少し使っていて強さは知っていましたが本当にてるチャレに持っていくレベルなのかを確認するために潜っただけだったので1位を取るつもりは無かったんですがあまりにも連勝したので2回1位を取って一気にシャロンスタートーナメントに出れるポイントを獲得しようと思い、実際その通りになりました。ちなみにその大会がもうすぐなのでそっちも勝ちたいと思います。
1/16~1/22 てるチャレ王者決定戦予選
・対ゆとりさん
自分が使ったパーティ
1戦目はポリ2ガエンのトリル、2戦目はウーラツルギの2パターンの選出で綺麗にスト勝ち。
・対テクボンさん、takaさん
自分が使ったパーティ
対テクボンさんはレイスグロス+ザポスが入っていたので2戦ともドラパツルギから入り、ダイマを温存しつつ裏のガエンなどでサイクルを回してツルギダイマを通してスト勝ち。
対takaさんは放送でも映っていましたがガエンの素早さが同速だったのもあり、少し後半のプレイが安直すぎたのもあったりして1-2で初めて負けてしまいました。しかしこの時点で既に予選抜けは確定していたのでギリ耐えみたいな感じでした。
1/24 てるチャレ王者決定戦決勝トーナメント
・対こもりんさん(準決)
自分が使ったパーティ
これも放送でしっかり解説されてましたが1戦目はレボルトの奇襲型である両刀が刺さったことやランドのダイウォール読み隣のロンゲ集中を決めたのもあって先発2匹で勝つことが出来ました。このまま2戦目も勝てると思っていたら予想以上にレヒレの処理に手こずってしまいラストポリ2対面になる所まで試合が伸びてしまいました。しかしそこでレボルトがまだ残っているターンにポリ2がレボルトに味方快電波をすればTODで勝てていたのですがその勝ち筋に気づかずレボルトを失ってしまい、お互いトラアタで火傷を引いていたのでどうなるのかと思ったらまさかのドロー試合に。後でその試合を見た人の証言でお互いの選出した総HPの合計が全く同じで且つ、ポリ2の残りHPも同じだった為ドローになったということが発覚してさすがに偶然が重なりすぎた試合でした。
3戦目はバンバドロの着地に失敗してしまったり不意のロンゲダイマがきつくて落としてしまい、BO3なのにまさかの4戦目をやることに。ラスト試合は超絶上振れでレボルトがじゃれつくを避けまくったのと3戦ともレボルトにダイマを切っていたのをバンバドロにダイマするプランに切り替えたのが勝利に繋がって決勝行きを決めました。
・対takaさん(決勝)
自分が使ったパーティ
ドロー試合を含めBO4をしていて時間が押していたので準決の試合が終わってから決勝までの時間があまり無かったので急いでレボルトをヒートムに変えてガエンの素早さを上げました。ヒートム自体めちゃくちゃ久々に使ったので上手く悪巧みを積めるかなど心配な事が結構ありましたが何とかポリ2ガエンで盤面を整えつつ最高のタイミングで悪巧みを積むことが出来て見事スト勝ちを決め、優勝することが出来ました。
この流れでINCやこの先の大会も勝つつもりでいたらいきなり伝説ルールに切り替わるということで立ち回りや構築の組み方が全国ダブルとは変わってくるので、また突発大会や公式大会で上位入賞できるように頑張りたいと思います。
あと冒頭にも言いましたが今回優勝した時に使用した構築の詳しい詳細とレンタルはリバティノートの方に記載したのでそちらも見てもらえると嬉しいです。
【てるチャレ#7 優勝】【使用構築】サンダーラオスポリザポトリルスイッチ
こんばんは、ファイツです。
今回は第7回になるてるチャレで優勝することが出来たので使用した構築を紹介したいと思います。
【使用構築】
この構築のコンセプトはでサイクルを回しながら最適なタイミングでをダイマックスさせて通していくプランとを初手からダイマックスさせ、ダイジェットで隣りのを早くして攻撃していったり、を隣に置いてサンダーを守りながら戦っていくプランの2パターンで構成された構築となっています。
前者は相手のダイマターンを枯らしてから後攻ダイマで戦っていくことが多く長期戦になりがちですが状況に応じて立ち回れるので一瞬で試合が終わったりなどの事故はほぼないです。
逆に後者は初手ダイマをすることが多いので相手にダイマターンをしのがれたりして後攻ダイマを決められたり、脱出トリックや不意の攻撃でサンダーが倒されると一気に負けに繋がることが多いので試合スピードは早いが事故する確率が前者に比べると高いです。(これはスイッチトリルを使っているとよくあることです)
【構築経由】
まず今の環境ではがめちゃくちゃ刺さっていると思っていたのでこいつをベースに構築を作ることに。というのも催眠対策はしてる人はしてますが孤島環境ではラム持ちや挑発などほぼ確実に1体は構築に入れられている事が多かったのですが
が使用できるようになってからはミストフィールドだけが対策だったり、どうせ集中で落とせるなどの考えや決して催眠持ちが確実にいるとは限らずそれ用の対策をしてしまうと構築バランスが壊れるといった理由で催眠対策が薄いと感じていたからです。なので前期のランクマやシャロン杯でずっとを使っていて、強かった点は相手視点からしてトリルを貼らせないようにトリル要因を殴りたいけど絶対にバレルは無視できないという考えになりバレル集中が強要できたり、最悪トリルが貼れなくても胞子+トリルを押せばどちらかは決まります。
話を構築経由に戻しますがこのクレセバレルを中心とした構築を色々回していて、てるチャレ前日もこれで行くつもりでしたがやはりクレセバレルの初手は圧力がパワー面でかなり劣るので倒されることは無いけれど試合スピードが早いとは決して言えません。そこでてるチャレ当日の深夜に単体でも殴り性能が高いに変更し、という並びを使うことに決めました。次にトリル方面の展開は絶対にしたいのでトリルアタッカーを誰にするかなんですがこれも直前までをずっと使っていて、やはりトリルをしないと動かしにくいという点やもしジェット持ちをパーティに入れるならトリルルートを取らない時に裏に置くのはあまり強くないという点でもう少しトリルをしなくても活躍できるトリルアタッカーにしようと思い、直前にその事を前回のてるチャレのチームメイトであるぶんさんに相談した所、トリル時や非トリル時どちらでも活躍出来て持ち物次第ではダイマせずに初手に出して雑に削りを入れる使い方も出来る+ が良いと言うことになり使うことに。そしてその場合ミラーよりの構築に対してかなり動かしずらかったりサイクルをやりやすくするという意味でも威嚇や猫持ちが欲しいと思いを入れることにしました。これでポリ2ガエンバレルザポスとサイクルできるよ4匹が決まりラスト2体はトリルをしない選出もしたいと思ったのと、、、などがさっきの4匹だと処理が面倒で悪や格闘技が欲しかったのでを入れ、まだ、、や構築単位で言うとなどがきつかったのでそれらに有利を取れるを入れて、このの並びが完成しました。
あとは使ったパーティを個別解説で詳しく説明していきす。
【個別解説】
サンダー
·控えめ眼鏡レジエレキの10万+ウーラオスの暗黒強打をダイマ時に耐え(じーんさんのサンダーを参考にさせていただきました)
前回のてるチャレでも入れてたくらいこのルールで好きな電気枠。
基本的に選出した時はダイマしますがダイマしなくても安定した高打点を出せるのでどの構築に入れても困らないくらいには万能。他にもガエン以外でしっかりとした炎技が使える所がかなり強いと思っている理由の一つです。あと攻撃技全てに追加効果があるのもかなり好き。
ウーラオス
·ASぶっぱ
こいつもほとんどの構築に入ってるくらいとりあえず入れておくと活躍してくれるポケモン。
鎧環境まではあまり使っていなかったんですが環境的に強さがさらに増してさすがに使わざるおえないくらいには強いですね。
今回は後発に置いて最後の削り切る役として活躍することが多かったです。
·H 奇数最大
·B 玉エースバーンのとびひざげりを威嚇込で高乱数で耐え
A-1ツンデツンデのダイロック、玉ボルトロスの馬鹿力を確定耐え
A+2グロスや玉ランドのダイアースなどほとんどのアース系はシュカ込みだと確定で耐える
·D 控えめ眼鏡レジエレキの10万ボルトを確定耐え
ミトムのC172ハイドロポンプを確定耐え
·S 最速モロバレル抜き
ガエンミラーで確実に上から猫を撃ちたかったのでかなりSを上げている個体を使用
(こんだけ調整を書いてますが孤島環境で使ってたガエンをそのまま使ったので調整はあまり参考にならないかも)
サイクルの基盤となる猫、威嚇、捨て台詞などの相手にデバフをかける要因。
技構成についてですが猫フレドラ捨て台詞は確定としてラスト1枠はDラリを入れている時もありましたがバレルなどの催眠対策になったり鉄壁などの積み技を防ぐ役割があるのでかなり便利な技で入れることにしました。元々バレルが面倒だったので孤島環境までは何で対策していたか思い出した時、ガエンの挑発で誤魔化してたので今の環境でも無理にレヒレを入れなくてもこれくらいの対策がちょうど良いなと思っています。
ちなみにてるチャレでは相手のガオガエンに上から挑発をして捨て台詞を止める動きをかなりしたのでこの枠は確実に挑発で正解だったと思います。
持ち物も回復実と悩みますが威嚇を入れてない時にアースを撃たれることがよくあるので(ガエンが既に盤面にいる時にトリル下で相手のブリザポスにアースを撃たれる時やランドが上からアースを撃って来る時など)それらを多少HPが削れてても確実に耐えて捨て台詞を入れられるのは回復実とかなり大きな違いなので自分は確定レベルで採用していました。
·HB ブリザポスのつらら落としを確定耐え
グロスのダイアイスを確定耐え
玉サンダーのダイバーンを高乱数で耐え
C152ファイヤーのC+2ダイジェットをバコウ込みで高乱数で耐え
·ほとんどのジェット系はバコウ込みで確定耐え
·最遅
(サンダーと並べた時にジェットと合わせれるので早い個体を使っている時もありましたがどうせSを上げてもそこまで今の環境で上から胞子を通せるポケモンは少ないのと後攻胞子の方が割と強い場面が多いことやもちろんトリルとのシナジーも考えて最遅個体を使用)
今の環境でサポート枠としては最強レベルで刺さっているポケモン。毎回相手のパーティを見てすげえバレル刺さってるなと思いながら対戦してたぐらいです。
バレル+トリル要因の強さは冒頭の構築経由でも言った通りで前期からずっと使っていました。
このポケモンは相手にヘイトを貯めさせやすいポケモンだと思っていて、ジェット+何かで集中されるもんなら守りながらトリル、サイチェンしながら胞子、素直に粉しながらトリルで裏のアタッカーに繋ぐなどトリル選出だとしてもこんなにも選択の余地があり、相手がこれを的確に読むのはなかなか難しいことです。さらに催眠対策が薄ければ薄いほどきついはずです。それに加えて催眠ターンの上振れによってはこちらが一方的にアドを得られる状態を何ターンも作り出すことが出来ます。
そしてもうひとつ強い要素を上げるなら、てるチャレでとても実用した行動なのですがまずポリ2バレルを初手に出して相手のポケモンを良い感じに眠らせ、トリルが貼れたらポリ2方向をザポスに交代してザポス+バレルの並びを作ります。そしてこの並びを作ってしまえば相手が例えガエンとランドの2枚威嚇のサイクルを仕掛けてこようとも味方クリスモで実質黒い霧サマヨみたいな事が出来て、さらにザポスで相手のポケモンを倒してAを上げることによって相手の威嚇サイクルを崩壊させることが出来ることです。
ポリゴン2
·HD 玉アシレーヌの雨下ダイストリーム(カノンベース)を高乱数で耐え
(自分も一緒に考察して考えた前期ランクマ最終10位のぶんさんの構築のポリ2の調整と同じにしました)
この構築のトリル要因。何回もサマヨール、クレセリア、ポリゴン2の3体のトリル要因を順に使っていましたがダウンロードでCが上がれば普通に攻撃連打してるだけでも強いポリ2は別格だと思ってこのポケモンに落ち着きました。
技構成に関してはまずトリルとじこさいは確定として残り2枠ですがバレルを隣に置く以上サイチェンはとても相性がいいのは指をする盤面でサイチェンをするピッピやキッスで証明されてると思います。加えて今回はてるチャレというBO3の大会なのでサイチェンは生きる場面が多いと思ったので採用しました。そうすると必然的に攻撃技は1つになるのでトラアタになりました。
ゴーストタイプとラスト対面になった時だけが打点が無くなりますがそもそもそれ以前にそのゴーストタイプのポケモンに削りをいておけばこちらはじこさいがあるのでpp枯らしやTODといった戦法も取れるのであまり気にならないと思いこの技構成になりました。
ブリザポス
·HAぶっぱ
·S個体31
(トリルを貼らなくてもサイクルに参加することが出来るように最遅では無く個体値31の無振りを使用。非トリルの時は相手の最遅バレルやザポスミラーで上を確実に取れるので強かった)
この構築のトリルエース。技構成のつらら落としとつららばりの選択ですがもちろん削りを入れる目的ならつららばりの方が外しが無いので安定なのですが大事な場面での氷技が毎回当てる回数のお祈りをしないといけないのが個人的には嫌だったので90%を当てれば1発で高火力を出せるつらら落としの方を選択しました。
持ち物のチョッキは構築経由でも少し言った通り初手に出してダイマはせずに相手のポケモンに削りを入れて1度引っ込め、再度場に出しトリルアタッカーとしてダイマさせるような使い方も出来るのでチョッキにしました。
【基本選出】
①
先発 + or
後発+
サイクルを回せそうな時は絶対この選出をします。具体的な構築で言うと主に対ロンゲサンダー、対ドラパセキタン、対ミラー、対グロスなどに出していましたが他にも余程通らない以外はこちらの選出をしていました。
動きとしてはトリルを貼る貼らない関係なくポリ2ガエンバレルでクルクル回して相手のダイマを枯らしてこちらのザポスで一気に攻めていったり、胞子をしながらトリルを貼り早い段階でザポスでダイマを切りスチールやアースで隣のポリ2を要塞化して突破させないようにしたりする動きが基本的にやる行動です。なのでこちらの選出の場合1匹1匹を大事に扱わないとできない戦法なので思考時間は結構使うことになります。
②
先発 + or
後発+or or
主に①が通らなさそうな時やサンダーが刺さっている時に選出するパターンです。構築で言うと主に対バナコーやリザードン入りの晴れパに出します。この場合は初手サンダーをダイマさせて隣でバレルが催眠や粉でサンダーを守りつつ立ち回ったり、ガエンと並べて挑発+ジェットでトリルをさせない動きをしたりします。
※①も②もそれぞれ先発の出し方が若干違う時もありますがそこは相手のパーティに合わせて選出していきます。
【きつかったポケモン】
·胞子が通らない状態のヒードラン
·身代わり持ち(胞子が通らないため)
·バナコーに入っているブリザポス(上記にも書いた通り基本的にバナコーにはサンダーをダイマさせるためブリザポスをダイマされると結構きつい)
【成績】
TERURUN Challenge #7 優勝
参加人数 103人
予選スイス
R1 ○○
R2 ×○○
R3 ○××
R4 ○○
R5 ○○
R6 ○○
R7 ○○
決勝トナメ
ベスト16 ×○○
ベスト8 ○×○
ベスト4 ○○
決勝戦 ○○
【感想】
ここ最近はシャロン杯をずっとやっていたのですがBO1ってのもあってなかなか連続で勝ちきることが出来てなかったり、前回のてるチャレでは惜しくもベスト4、その前はベスト16で負けていたので今回優勝することが出来て本当に良かったです。
そして大会当日の深夜急遽構築を変えて調整に付き合ってくれたぶんさん(@sherry14084457)まじでありがとう!
年越し前に最高の締めくくりができたと思うので来年も沢山結果を残してまた構築記事を書けたらいいなと思っています。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
【INC February】最終1838 21位【ランクマ(ダブル)シーズン3】最高順位8位【使用構築】パワー型サマヨロンゲトリルスイッチ
こんばんは、ファイツです。めちゃくちゃ遅くなりましたがINC Febでレート1838の21位で予選抜けをした構築を紹介したいと思います。
【使用構築】
この構築のコンセプトはとを並べて、オーロンゲで殴りながらトリックルームを貼るかトリックルームの障害となるポケモンをサマヨの手助けと合わせて倒してからトリックルームを貼るかの立ち回りで行き、オーロンゲが倒れた頃に裏のトリルアタッカーのやで締めるプランと+から入り相手に合わせてどちらかをダイマックスさせて暴れさせ、裏のサマヨ+トリルアタッカーで綺麗にスイッチするプランの2パターンで構成された構築となっています。
前者はほとんど初手ダイマックスしますがそれをする価値があるくらい圧力がありダイマターンが終わっても非ダイマのポケモンで基本的に押し切れます。後者は今もですがとにかく弱保トゲキッスが強くジェット+地震をしていればかなり相手の盤面を荒らすことができ、裏のトリル展開で勝てます。
【構築経由】
この構築になった理由としてはまずシーズン1からずっとの並びを使っていてサマヨキッスでトリルを展開しても十分強いのですがこの時期の自分の考えにはサマヨ+命の玉持ちのアタッカーを並べて攻撃しながらトリルを貼るのが強いと思っていたのでサマヨの隣に並べるアタッカーのポケモンを探すことに。ちなみに何故サマヨ+命の玉持ちアタッカーが強いと思っていたのかと言うとこの時期のトリパと言えばやなどこの指を使うポケモンをトリル要因の隣に置くことがほとんどだったのでバクアや全体攻撃などで簡単にトリルをしのがれて負けてしまうということがよくあり、そこでトリルをするポケモンの隣をアタッカーにすることによって普段トリル対策をしているポケモンに対して思わぬ崩しが出来て簡単に勝てるからです。
しかしその条件を満たすには初手サマヨの隣に並べても攻撃してこないと思わせるポケモンを使わないと意味が無かったのでそれを意識して探していましたが結局や、など攻撃的なポケモンしか思いつかず、ずっと試行錯誤しながら探しては試してを繰り返してました。そこである時、いつもポケモンの考察などを一緒にしている人に玉オーロンゲが強いと提案を貰いました。その人もたまたまサマヨ+アタッカーの並びからのトリル軸を考えていたのと、その時期に自分もオーロンゲの火力が意外にあることと壁型が主流だったので型が読まれにくいことからアタッカー型を試したいなと思っていたところだったので迷いなく試してみる事にしました。するとめちゃくちゃ自分の手に馴染んだので先程も言ったドリュキッスサマヨコータスの構築に入れることに。そしてラストはや+に対して打点が欲しかったのでや、やなど色々な水枠を試して最終的に先制技も撃ててウィンディ、バンドリ、ミトム、ドラパキッスなどに弱点を付けるラプラスを選びの並びが完成しました。
あとは使ったパーティを個別解説で詳しく説明していきす。
【個別解説】
オーロンゲ
性格:意地っ張り
実数値:197-189-86-*-96-85
努力値:212-252-4-0-4-36
持ち物:いのちのたま
·H 陽気ドリュウズのダイスチールをダイマックス状態で確定耐え
·S 60族や無振りバンギラス抜き調整しているポケモンを抜かせる調整
この構築のエース。初手トリル要因の隣に出してねこだましや高火力で殴っていく姿はあのメガガルーラを思い出すかのようでほんとに強かったです。基本的に初手ダイマをして相手のポケモンを殴っていき残数を減らしていきます。ダイマターンが終わっても倒れ際にふいうちでかなりのダメージを与えることができ仕事が無いという状態はほぼ無いです。
これらの事を踏まえて相手の計算外な火力を出すためにいのちのたまを持たせました。
とにかく火力が高く環境によく居たミトム、キッス、ウィンディ、サマヨなどに対してもダイマ技で8割以上のダメージが与えられ、手助けを重ねればほとんどのポケモンを一撃で倒すことが出来ます。
技構成は命中安定&C下げの追加効果があるのでソウルクラッシュ、トリルやダイマが切れても仕事ができるふいうち、相手の行動を止めてトリルを決めやすくするねこだまし、封印や積み技を防げてダイマ中にダイウォールができる挑発を入れることに。
ちなみにこの色違い個体はフォロワーさんに連れて行ってもらったレイド産なので活躍させれて良かったです。
性格:控えめ
実数値:191-*-121-169-136-114
努力値:244-0-44-108-4-108
っぷう/まもる
持ち物:じゃくてんほけん
·H 16n-1
·B 陽気玉ドラパのダイホロウを確定耐え
·S すばやさが114以下のミトムやキッスを抜かせる調整
このルールにおいてs1から今まで1度も弱い時が無いくらい安心と安全のポケモン。
大会前までリリバや襷、ピントを持たせていましたが直前にラプラスの礫と合わせれば弱保と相性もいいし相手のジュラルドンに対してダイマをしてスチールを受ければ返しのダイフェアリーで簡単に倒せると思ったので弱保を持たせました。
技構成はSを上げれるジェット、ナットやアーマーガアに弱点を付けるダイバーン、ドラゴンタイプの処理を早めるダイフェアリーが使えるマジシャエアスラ熱風は確定としてラストの枠に普通はこの指を入れるのが安定なのですがINCなどのBO1勝負では守るの方が絶対に強いと思ったので完全にアタッカー型のキッスにしました。実際この指が無くてもサマヨのサイチェンや自身の守るを使ってやっていけたのでこの型は正解でした。
性格:陽気
実数値:186-187-80-*-85-154
努力値:4-252-0-0-0-252
持ち物:きあいのタスキ
·ASぶっぱ
かなりの広範囲をこいつ1匹で見れるポケモン。この時期はキッスミトムやキッスドリュウズが流行っていたので地震の通りがとてもよくて且つ型破りなのでミトムの処理を早めに出来るのが偉いです。
あとはなんと言ってもダイマしてもしなくても強いので序盤に暴れるだけ暴れてトリルを貼ったり、トリルが切れてから終盤に残りHPが少ない相手のポケモンを地震などで一気に処理する使い方がほんとに強かったです。
持ち物は雑に使ったりドリュウズミラーで同速に負けても1度は大丈夫なように襷を持たせました。
技構成は守るの枠を剣舞にするかぐらいで悩むと思いますがトリルと絡ませることが多かったので使い勝手が良い守るに。
性格:控えめ
実数値:207-*-116-150-128-82
努力値:12-0-128-252-104-12
技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/こおりのつぶて/まもる
持ち物:たつじんのおび
·HB ギャラドスのダイソウゲンを高乱数で耐え
·HD 控えめC特化玉ミトムの10万ボルトを高乱数で耐え
·S 無振り60族とバンギラス抜き
この構築のトリルアタッカーの1匹。この時期に使ってた人はあまり居なかったのでミラーが無くとても使いやすかったです。
ダイマはあまりしませんがフリーズドライの技範囲がとても優秀でミトムやトドンなど同じ水枠に対して弱点をつけワンチャン凍らすことも出来るのはラプラスの最大の利点だと思います。他にもドリュウズとタイマンになった時にドロポン→礫で撃ち勝てるのが個人的には1番強いなと思ったところです。そしてキッスの所でも少し書きましたが礫でキッスの弱保を能動的に発動させることが出来るのですが初手でやることはあまりなく、キッスドリュウズと選出してドリュウズが先に倒せた時などにラプラスを後出しして自然な流れで礫をするのが非常に強かったです。
持ち物はロンゲに玉を取られていたので火力を少しでも上げるために帯にしました。
技構成は上記で述べた通りの理由でラストの枠は立ち回りの幅が効く守るを入れました。
性格:呑気
実数値:147-75-185-*-162-27
努力値:252-0-164-0-92-0
技構成:ナイトヘッド/サイドチェンジ/てだすけ/トリックルーム
持ち物:しんかのきせき
·HB HD 陽気or臆病玉ドラパのダイホロウを確定耐え
·S 最遅
この構築でほぼ毎試合選出するポケモン。INCではずっと挑発、封印、サマヨを一撃で倒してくるポケモン達だけをずっと警戒して扱っていました。
技構成はナイトヘッドとトリルは確定としラスト2枠は痛み分け、黒い霧など候補はいっぱいあり直前まで色々試してましたがBO1でやったもん勝ちということもありサイチェンは絶対に活躍するだろうと思い入れ、手助けはロンゲやコータスの攻撃に更に圧を相手にかけれたり半減味などで耐えられる調整を壊したりすることも出来るので活躍することを願って入れました。
実際ナモのみブルンゲルを手助け+ダイアークで破壊したりサイチェンでコータスの下を取ってくる鉄球ダダリンのダイストリームを透かしたりなどとても活躍したのでこの技構成で正解だったと思います。
性格:冷静
実数値:177-*-161-150-90-28
努力値:252-0-4-252-0-0
技構成:ふんか/ねっぷう/だいちのちから/まもる
持ち物:もくたん
·HCぶっぱ
·S 個体値15
この構築1番のトリルエース。ラプラスと同様この時期に使ってる人はあまり居なかったのでミラーが起こらず、サマヨロンゲでは処理が大変なアーマーガァやナットレイ、ドリュウズに対してとても通りが良い噴火が使えたり、そもそもサマヨの手助け+木炭噴火で半減だとしてもかなりのダメージが期待できINCでは一定数存在するあまり練習では見てこなかった構築などに対してeasy-win出来るのが1番コータスの最大のメリットかなと思いました。
S個体値が15なのはサマヨのすばやさ+1にすることでトリル下でサマヨが先に動けてナイトヘッド→噴火などができるからです。
【基本選出】
①
先発 +or
後発 +
②
先発 +
後発+or
①は基本的にトリックルームが通せそうな時に選出します。もしトリルの障害となるポケモンが居たら先にそのポケモンを倒してからトリルを決める立ち回りをします。INC Febまでの環境ではほとんどこの選出の仕方で勝てました。(具体的に選出する相手としては対ドラパキッス、対雨パ、対バンドリ、対叩きパ、対晴れパ、対インテロンゲなど)
主な立ち回りとしては冒頭でも述べた通りサマヨがトリルをロンゲがダイマックスをして相手のポケモンを初手からガンガン削っていきます。相手は壁+トリルだと予想してくる人が多かったのでとても刺さりました。挑発や封印持ちに対しては猫騙しや挑発をしながらトリルをしていきます。後は裏の非ダイマポケモンのコータスやラプラスで相手の残りポケモンを削っていきます。
②は主に対ドリュキッス、対ミトムキッス、対エルフジュラルドンなどに選出します。
立ち回りとしては上記の2個に関してキッスのこの指やサイチェンを考えるとドリュウズはダイマせずに地震が安定な場面が多く、逆に早めに処理しようとキッスに攻撃してくることが多かったのでキッスをダイマさせ地震+ダイジェットがとても強い一手となっていました。対エルフジュラルドンに対しても相手からすると追い風+ダイスチールをキッス方向が安定なのでダイマをして一発耐え、返しのダイフェアリーで簡単にジュラルドンを処理していました。
【例外選出】
++(vsこの指トリル)
先発+
後発+
相手がイエブリだと壁貼り+全体技だと思わせられるのでロンゲのダイアーク+熱風or噴火が決まります。サマヨだとお見通しで命の玉を見られて型がばれますがそもそもトリルを貼られてもこちらのポケモンもかなり遅いので常に有利です。
+(vsゴチアント)
先発+
後発 +or
この時のアイアントは破壊力がすさまじく隣がトリルを防いでくるポケモンを選出されることが多く、下からコータスを通す動きがとれなかったので初手サイチェン+熱風でアイアントのダイスチールをサマヨで透かしてキッスを通す立ち回りで何とかしていました。
【きつかったポケモン】
·アタッカーミロカロス
大会前に上位で何回か当たったけどその時は何とかなっていたのであまり警戒してなかったんですが予選では弱保や玉持ちのダイマミロカロスに何回か当たり全部やられたのでこいつだけはきつかったです。
【成績】
International Challenge February
参加人数 98727人 最終レート 1838 21位
2年振りに最速予選抜けを決めれた時。
ランクマ(ダブル) シーズン3 最高順位 8位
まだホームでのランキングが見れなかった時なので順位のスクショだけ。めちゃくちゃスムーズに1桁まで行きこれ以上やると構築が目立ってしまうのと、もう構築が強いと確信出来たのでここで止めました。
【最後に】
このオーロンゲ軸でいくと決めて煮詰めていたINC Feb前の時に玉オーロンゲ+トリル構築でランクマの最終1位を取った人が現れたり、INC期間と学校の卒業式が被ったりと不運の連続でしたが何とか強いと確信しただけあって予選を抜けることが出来て良かったです。しかしそのあともすぐにキョダイラプラスやフシギバナ、ガオガエンなどが解禁されこの構築は到底勝てなくなりました。というのも自分だけが使っている時は強かったんですがみんなが使いだしてミラーが多発すると前より勝てなくなるというのがラプラスやコータスにはあったので微かにアレンジ出来ないかと考えつつもこの構築は結局後々使えなかったです。
あとINC Febが終わって予選を抜けている人のパーティを見てみるとカエールさんも玉アタッカー+サマヨのトリル軸のパーティを使っていることが分かり、方向性は間違っていなかったんだと思いました。
次は冠の雪原までに良い結果を出して記事を出せたらいいなと思うのでその時はまた読んでもらえると嬉しいです。
3月の予選終わりから今まで約6ヶ月も空いてしまいましたがここまで読んで下さりありがとうございました!