大学生活、就活、これまでこれから

 随分と書いていなかったけど、だいぶ色々なことがインプットされてきてそろそろ忘れていきそうなので勉強の合間でまたちょくちょく書いていこうと思う。自分は公務員を目指して勉強中である。去年の春から学内講座が本格的に始動し、早いもので1か月後にはもう試験が始まるところもある。ラストスパートとも言うべきこの時期になぜ書き始めたかというと、このところどうも身が入らないというかとてもふわっとしている感じが続いており、何か考えるきっかけになればと思ったからである。試験勉強がマンネリ化してきたというのも少しはあるかもしれない。最初はそう思った。しかし今まで小中高ある程度は勉強してきたし、高校まで野球にほぼ全てを捧げてきたこともあり、集中力や忍耐力には人一倍自信がある。マンネリ化程度ではやられないと思う。ならそんなこといちいち考えないで今はとりあえず勉強しろ。とも思うが、おそらく生きているうちにまた同じようなことが起きそうなので思い立った今、考えたい。一つ思っているのは周りとの温度差だ。これはいい意味でも悪い意味でもある。やはり自分よりも本気で取り組んでいると感じる人もいれば、やる気あんのかと思う人もいる。どちらもいるからこそ自分がどっちにも振り切っていない存在であることを確認させられ、その平凡さに苦痛を感じるのかとも思う。しかしその平凡さが良くも悪くも自分の色であることは十分理解しているし、別にそういう自分が嫌いなわけでもない。それはどこかに属した際、その色を発揮する場が必ずあったからだ。例えばゼミでも少なからず自分の役割はあったと思うし、それを理解してやってきたつもりだ。だが今控えている就職ということにはその自分の色は通用しないのではないのかと不安になっているのかもしれない。でもさっきも言った通り組織の中で自分の色が必ず生きる場面があるということは分かっている。だから自信もってやれよって言われるとそこまでだけど…

 ここまで書いていて思ったが、これがいわゆる「マンネリ化による不安」なのか。いやでもこの感じは単純にマンネリ化というだけではないと思っているので引き続き考えながら勉強してまた何かあったら書こう。もう何を書きたいのか分からなくなってきたが。

家事(掃除)の価値とは

 今回のゼミはグループのメンバーが各々考えてきた掃除の価値を出し合い、それを似た者同士に分けてそのグループに名前をつけるというところまで行った。自分の中で別に掃除の価値を見いだして掃除をしているわけじゃないと思っていたけど、無意識のうちに掃除をした後の満足した気持ちやスッキリ、爽快感、人の目などさまざまなことを考えながら、想像しながら掃除をしているということがゼミが終わったあと何気なく掃除をしたときに気づいた。今ははフィールドワークをして様々な場面での爽快感やスッキリを調べているがこれがなかなか難しくて自分の爽快感は分かるけど、周りの人の爽快感やスッキリっていうのは判断しづらくてスッキリしたらスッキリしたって声に出して欲しいと初めて思った。想像にならないようにしっかり観察してデータを集めたいと思う。

未来デザインネクスト 講演会

 6月22日に福岡市科学館で行われた未来デザインネクストという講演会に参加してきました。テーマは「気づく」「考える」「作る」で主に仮説とその検証について大切なことを学びました。ゼミでも2年生の時から度々目にしてきたタイトルだったので聞きやすいし、色々考えることも出来るなぁという印象でメモをとっていったけどやっぱりどこか親近感というか今までやろうとしていたことと似てるなぁと思うことも多かったと思う。中でも新しい表現を作ることは才能だけじゃなくて思考技術を学び、訓練することで誰でも出来るようになるという話が印象的でこの訓練というのがまさに自分たちがゼミで取り組んでいる「観察」「分析」「発想」からなるもので、概念化やパターンの発見などのことだということだ。東京でのプレゼンのときに「今、自分たちがしていることは一体何なのか、合っているのか、役に立つことなのか」など自分たちの活動に様々な疑問を持ちながらやってきたけど、今回の講演会でテレビの映像などにも携わっている有名な方も同じことをやっているということを聞いて少しやってきたことの意味が分かったかなぁと思う。

PESTの観点から将来について考える

 まずP(politics)について法律、政治、条例ということで日本国内での変化というのも当然大事であると思う。しかし将来的に今より確実にグローバル化は進んでいき、インターネット上などではもはや国境は存在していないかもしれない。そういったことを考えると外国の法律、政治、条例にも今より耳を傾けて生活するようになるかもしれないと思った。さらに現在は規制がかかっていてなかなか現実的に厳しいと思われていることも将来的には規制緩和によって様々なことが出来るようになるかもしれないし、逆に出来なくなるかもしれない。個人的に公務員を目指している身としてもっと町の新たな条例などに敏感になっていかないとだなあと感じた。

 次にE(economy)についてだが消費について考えると若者の視点から見て特に今の学生なんかは現実お金をほとんど持ってないし、これまでも基本的に節約節約で生きてきた人が多いと思うので、若者の車離れが代表的な例であるようにお金を持つようになっても積極的に浪費する人は少なく、貯金などに回すというのが一般的になるんじゃないかと思っている。(まあ車離れについては交通機関の充実など他の要因もあるとは思うけど)。しかし大学生になって思ったのは投資なんかは学生のすることじゃないと昔は思っていたけどやはりインターネットの普及もあって結構簡単にできるため周りにもしている人はちらほらいるし、実際自分も家族で資産運用について話したりすることは多い。所得や消費の動きとしては物(製品など)を買うということから物理的には存在していないものにお金を使っていくかもと思った。

 次にS(society)について日本では少子高齢化社会による人材不足というのが代表的なものだと思う。日本の生産年齢人口は2016年で約7600万人となっているが、実質15、16、17歳なんかで働いている人はほとんどいないということを考えるともっと少ないということになる。さらにこの人口は年々減少しており、2050年には5000万人を切るとも言われている。これに今すでに問題になっている介護士の不足などが重なっているのが現状だと思う。思い切って移民による労働力の確保みたいなこともあるかもしれないけど、それには言語や生活習慣、宗教などこれまた難しい問題が出てくるからなあと思ったり。

 最後はT(technology)についてで正直これはAIに尽きると思う。何でもかんでもAIが搭載されて漫画に出てくるような世界に本当になりそうな気がする。上に出てきた介護問題でAI搭載の人型ロボットが施設内をぐるぐる回る日が来て速攻解決されそうな予感もする。そうすると人材不足が一変、競争激化なっていくのかなあ。お金はないけど生活は楽になったみたいなわけわからん時代になるかも。そのうちAIそれぞれに個性が出てきて生産年齢人口に数えますみたいなことになったりして。さすがにそれはないかもしれないがそう思わせるような働きをする何かが近い将来世に出てくることは確実だと思う。

 色々統計などを調べて考えてみたけどポジティブなことばかりではないなあと。でもその劇的な変化を一番いい年齢で見られる、感じられるかもしれないと思うとちょっとワクワク。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドラえもんの秘密道具の分析

1泊2日の公務員合宿が終了し、先生や他の学部の学生と少し仲良くなり勉強の仕方や公務員の情報などを共有できる仲間ができたので意義のあるものだったと感じた。今後も周りとコミュニケーションをとりながら勉強していきたい。
今回はドラえもんの秘密道具の分析ということで自分が1番好きな「もしもボックス」の価値や利用状況、アクティビティの変化について考えていきたい。
価値
・自分の好きな世界を体験できる
・現実にはあり得ないようなことも可能
・様々な実験に使える
・電話するだけだから手軽
・気に入らなければ即破棄可能
利用状況
・漫画の中ではのび太が「もしも世界中があや
とりに夢中になったら」という使い方があ
り、自分の好きな(得意な)世界に変えること
で、のび太は非常に高い名声を得ることにな
った。
アクティビティの変化
・価値にもあった様々な実験に使えるというこ
とから考えると今まで社会実験などは本物の
世界を使って行わなければならず、思いきっ
た実験はなかなかできることじゃないと思
う。そこでこのもしもボックスが出てくると
1種のパラレルワールドを作ることができる
ので現実世界に危害を全く加えることなく実
験できるのではないかと考えた。
まとめ
今回これを考えるにあたってこの道具のポジティ
ブな面ばかりを考えたが、犯罪への使用、壊れて
戻せなくなったら?など冷静に考えてみるとめち
ゃめちゃ怖い道具だなと思った。総合的に判断し
てちょっとまだ現実的には運用できないものなの
かなとも思う。

今週の振り返り

 今週は前回のインタビューのデータから出てきた事象の上にくる「行為目標」を考え、最終的にその事象が持つ本質的要求を1つ見つけ出してみるということをやった。先週模造紙に貼っていたものを改めて見ると「これはちょっと違う」とか「これはもっと下のほうにあるものだ」みたいな感じで使えるデータが少なくなっていった。授業の最後で先生も言っていたが、分析をするための前段階、すなわち「インタビュー」「観察」の大切さを改めて感じた。インタビューや観察がうまくいってないと次の段階が分析ではなくて推測、仮説になってしまうということも要注意だと分かった。もっと分析の意味を忘れずにかつ本質的なところに迫っていけるように考えていきたい。

プロジェクト第一回

 いよいよ今日から本格的に始まっていくのかなと思っていたけど今回は別の話題でのインタビューと分析のワークショップを行った。自分たちのテーマは「居酒屋に求めるもの」でインタビューしながら本質的なものを探っていき、「上位下位関係分析法」という方法でインタビューで得た情報を事象や行為目標、本質的要求に分けていった。7分間のインタビューを2セット行ったので最初は本質的要求の部分まで明らかになっていると思っていてそこに分類しようとしていたものがいくつかあったのだが話していくうちにもっと上のもっと本質的なものが出てきたりして深く考えていくとどこまでも行きそうな気もした。

 これからのブラッシングしない歯磨きの方でも製品の機能などからでなく、あくまでUXデザインとしてユーザーの体験や価値から情報を集めて考えていくということを忘れずに取り組みたい。