真木の大藤

筑後川流域再発見シリーズ。

藤棚と言えば八女郡黒木町の「黒木の大藤」が超有名処だが、あるところにはあるものである。

ちょっとわかりにくいが、鳥栖駅の南西の住宅地の中に鎮座する真木天満宮、その境内に「真木の大藤」があった。
まだ6分咲きといったところか、それでも樹齢150年以上と言われる大木の藤の花からは甘い香りが漂っていた。

日本の花鳥風月ってなんでこうも人の心を穏やかに豊かにしてくれるのだろう。
できれば海外も貪欲に楽しみたいが、足元もゆったり見つめていきたい。

 

ハナニラ

よそんちの花シリーズ。

春の朝、我が屋近き所に有りし家、空屋となりければ、雨戸も閉じたままなり。
常に清らに手入れせられし庭、いつの間にか雑草生ひ、塵散らかりけり。
さりとて残されし花韮(はなにら)と蔓日日草(つるにちにちそう)、何事もなかりけるかのやうに、可憐に咲き給ふ。
かくて浮世は移り変はれむ、いかばかりか。

(暇を持て余しているというわけでもないが、気まぐれに古文風にしてみた。けど多分だいぶ間違ってると思う😥)

 

里桜

久留米再発見シリーズ。

久留米市街地には、ソメイヨシノが終わっても、1~2週間後に咲く池町川沿いの里桜並木(約1km)がある。

花は八重咲きでよく言えば丸てくふんわり愛らしく、一緒に歩く恋人がいれば素敵なアーチとなる。
(一人で歩けばぼてっとして色はどぎつく品が無いという誰かさんの見方となる)

この池町川は、水量がもともと少なく水質がひどく悪化、所謂ドブ川だったため、1982年(昭和57年)に国が筑後川から西鉄久留米駅西側の池町川起点に導水するための施設を作り、今の綺麗な川となった経緯がある。

思えば1984年(昭和59年)に、この川の起点近く当時はお店もビルもほとんどない淋しい裏通りで、細々とお店を始めた思い出の川でもあるので、今年はそぞろ歩いてみよう。



復活

桜満開、春爛漫である。

日本では馴染みが少ないが、欧米では春の訪れと共に楽しむ「イースター(復活祭)」の時期である。
それ故に、己も復活を試みてみる。

イエス・キリストと同じようにもし復活するとなれば、やはり若さと髪の毛であろう。
普段はおぞましい顔出しは極力控えているが、ほんのちょっぴりだけ加工を加え、復活願望を具現化してみた。

若ければ髪がなくてもいい。
髪があれば髪型も自由だ。
メイクも悪くない。

春の陽気でやや変調をきたしているかもしれない。




冷たい雨

ファーマータナカの My Favarite Songs「冷たい雨」。

雨は桜の都合なんて気にしていない
ましてや宴を待ちわびた人達の都合も

涙こぼれるように
時もこぼれてゆく

雨は嫌いだけど
雨の唄は好き

果たして桜流しの雨なのか
それとも一時の夢は
もう一度あるか

 


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