ぶっこみ上田の医療機器メーカー営業のすすめ

ルート営業⇒外資系医療機器メーカー⇒内資系医療機器メーカーと6年で3社を渡り歩くアラサー営業マン。20代や第二新卒世代が、医療機器メーカーに転職したくなるようなブログを発信します!

どれくらい忙しい?医療機器メーカーのワークライフバランス

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転職を考えている皆さん、現在の会社でのワークライフバランスはいかがでしょうか?

 

早く帰れるけどお給料がやすい会社、全然帰れないし帰ったら寝るだけだけどお給料が高い会社、全然帰れないのにお給料がやすい会社。いろんな会社があると思います。

私は以前は、なかなか帰れなくて給料は普通な会社に勤めておりました(このパターンが1番多いでしょうか)

 

皆さんから見て医療機器メーカーのワークライフバランスってどんなイメージですか?

結構遅くまで廊下で先生を待って営業してたり、会社に帰ってから上司から数字をつめられたり…なんとなくテレビとかでそんなイメージを持つ人もいるのではないでしょうか?

私も入社する前は「なかなか帰れないのかなぁ〜」と思っていました。

では実際に2社の医療機器メーカーに勤めた私の経験をお伝えしたいと思います。

 

医療機器メーカー営業のワークライフバランス

 下の記事の中で、数パターンの営業行動を記載しておりますが私はだいたい19時までには帰宅しています。仕事が早く終わった日には17時ごろに帰宅することもあります。

多くの企業では営業車が個人に貸与されており、直行直帰が基本です。自宅近くに会社負担で駐車場を借りることが多いです。

 

朝は家から病院に直行するか、会社に行きますが会社に行くのは用事がある時のみのことが多いです(物品を取りに行ったり、会議だったり)。

ほとんどの営業マンは朝イチからオペがあったり、外来前に先生に営業をしに病院に直行するので会社にいっても営業マンがいることはあまりありません。

皆さんの会社では朝礼などがある場合もあると思いますが、医療機器業界では朝出社しなければならない企業はほとんどありません。理由は先ほども記載したように、朝イチのオペや営業に直行しなければならないことが多いからです。

そう考えると、朝の時間の使い方は非常に効率が良いと思います。

 

夕方も特に会社に行く必要がない場合は直帰することがほとんどです

最近では営業マンへの訪問規制をかける病院が多く、夜遅くまで先生を待つこともできない病院が増えてきました。

先生に会うためには事前にメールなどでアポを取ったり、病院が定めた時間と場所でしか待てないなど多くの病院で営業しにくくはなってきています。

営業していい時間が定められている病院だと各メーカー・製薬会社が一堂に会するので、そこでお互いの持っている情報を交換したりもします。

規制がかかり、一見やりにくそうに見えますが他メーカーやMRから情報を得たり早く家に帰れたりするので悪いことばかりではなかったりもします。

 

多くの営業マンは18時ごろには病院を出て、直帰するなり会社に行くなり同僚と飲みに行くなりしています。

もちろん、オペが長引いて夜中までかかることも年に数回はあります(製品の領域によっては全くないこともあります)

 

ちなみに会社によっては2〜3県を1人で担当することもあるので次の日の営業予定次第ではホテルに宿泊します。

場合によっては平日は毎日ホテル暮らしなんてこともあり得ます。

そうなるとワークライフバランスもなにもありませんが、じゃらんポイントや楽天ポイントがめちゃくちゃ貯まります。

 

まとめ

 医療機器業界のワークライフバランスは皆さんの想像と比較していかがだったでしょうか?意外と良い環境だと思いませんか?業界全体で直行直帰がほとんどの業界はあまりないのではないかと思います。

 

近年では病院による訪問規制で遅くまで営業を出来るわけでもありませんし、伝票整理等の仕事もありませんので営業やオペが終われば直帰も可能です。

家に帰ってする持ち帰りの仕事もほとんどありませんので家族との時間や友人との時間も十分とることができます。

 

入る会社によっては出張ベースでほぼ毎日ホテルの住民になってしまうこともありますが、基本的に夜中まで仕事をしなければならないような状況は少ないのでホテルでのんびりするなり、他メーカーと飲みに行くなり自由に過ごせることが多いです。

 

なかなか家に帰るのが遅く家族との時間が取れない方やもっと効率よく仕事をしたいと思っている方、仕事とプライベートのメリハリをしっかりとつけて働きたい方はぜひ医療機器業界への転職をおススメします。

 

メリハリをつけて働くからと言って待遇が悪いわけではありません。むしろ業界別の平均年収では上位に入っています。

オンとオフをしっかりつけて、家族との時間や友人と過ごす時間も増やせて収入的にも高い水準で安定している医療機器業界に皆さん挑戦してみませんか?

 

おススメ転職サイトはこちらの記事から

 

 

効率よい転職活動を!実際に使用した転職情報サイトを紹介

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転職情報を集めるとき、皆さんはどうされてますでしょうか?

 

私はリクナビNEXTマイナビ転職のような転職情報サイトdodaパソナキャリアといった転職エージェントサービスVokersキャリコネといった転職口コミサイト

以上のようなサイトを使用して求人募集している企業をリサーチし、その企業に属している(または属していた)人達の口コミを参考にして自分が入社するにふさわしい会社なのかどうかを見極めて、絞りにしぼってエントリーをしていました。

 

そのなかで私が使用していたサイト、『転職会議』の記事によると

転職希望者の約80%が転職求人サイトを使用、約50%が転職口コミサイトを使用しているというデータがでています。

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https://report.jobtalk.jp/research/detail/id=359

 

転職活動をしはじめたころは多くのサイトに登録すればより多くの情報が手に入ると思い手当たり次第に登録していました。

しかし、どのサイトでどの企業にエントリーしたかが分かりにくくなったり、どの担当者さんがどのサイトだったかごちゃ混ぜになってしまったりしていました。

仕事をしながらの転職活動をされる方が多いと思いますので、今回の記事では管理人が実際に使用したなかでのおススメの

  • 転職情報サイト
  • 転職エージェントサービス
  • 転職口コミサイト

を3つずつ紹介させていただきます。

(*あくまで私個人の意見です。担当者によりばらつきはあると思いますのでその点はご了承ください。)

 

おススメ転職情報サイト

 

 

 1.dodaデューダ

doda.jp

dodaの特長>

  • 掲載求人数の多さ
  • レジュメビルダーなど職務経歴書コンテンツの豊富さ

 

 最近、CMもバンバンやってる最大手の転職サイトです。

dodaの良さはなんといっても掲載求人数の多さです!

掲載求人件数は10万件以上!さらにその中の多くが非公開求人や、dodaのみのが扱っている求人になります。dodaでしか紹介してもらえない求人があるということですね。

 

他にも良さがあり、私の一押しコンテンツは『レジュメビルダー』です。

このレジュメビルダーは職務経歴書作成のコンテンツになっています。

doda独自のひな形があり、手順通り進めるだけで職務経歴書が完成します。

親切なことに自己PRや職務内容などの記入例などもついており初めての転職にはもってこいのコンテンツです。

更には職務経歴書を添削してくれるサービスもあります。アドバイザーの第三者からの意見をもらいながら、より良い職務経歴書を作り上げていくことができます。

 

初めての転職の時に「職務経歴書」なるものに出会い戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

そんな時にdodaで出会ったこのコンテンツに私は非常に助けられました。

初めての転職の時には、とりあえずdodaに登録しておいて間違いないです。

 

 

2.リクナビNEXT

next.rikunabi.com

リクナビNEXTの特長>

  • 圧倒的な知名度と求人数
  • 転職決定者No1というノウハウ
  • 求人検索のしやすさ

 

新卒の時にもリクナビにお世話になった人は多いと思います。

そんなリクナビの特長は、圧倒的知名度と求人数で勝ち取った『転職決定数No1』(楽天リサーチ2015)ということです。

 

リクナビも、ここでしか手に入らない求人情報が多くあります。

よりよい転職活動をするとき、国内最大手のリクナビNEXTに登録しておいてまず間違いありません

 

そしてなんといっても自分が求める求人情報が探しやすいというのが特徴です。

自分のこだわりの検索条件が皆さんあると思います。リクナビNEXTではいろいろな条件から検索でき、痒いところに手が届く求人検索が可能となっております。

 

dodaと合わせて、まず登録すべき転職情報サイトのひとつです。

 

 

3.キャリコネ

 

キャリコネの特長>

  • 面接対策のレベルが高い
  • 多くの口コミを集めるサイトなので内部情報なども多く閲覧可能

 

 キャリコネは上の2つとはちょっと異なるタイプの転職サイトですがランクインさせました。

なぜかというとキャリコネの面接対策が一番リアルだったからです。

 

キャリコネは転職サイトというより口コミサイトと認識されている方が多いと思います。実際に所属している(いた)方の口コミが投稿されていて年収や働きやすさなどが掲載されています。実はそれに加えて実際に面接を受けた方々の面接での質問や回答、合否なども掲載されています。

 

実際の面接で聞かれることなどを事前に担当者と対策できるので、面接に関してほかのサイトよりも自信をつけて本番に臨むことができます

 

 

 

おススメ転職エージェントサイト

 

 

1.パソナキャリア

パソナキャリア

 

パソナキャリアの特長>

  • 業種別専任コンサルタント
  • トップクラスの取引企業数
  • 半数以上の転職者が年収アップ

 

パソナキャリアの特長はなんといっても、業種別の専任キャリアコンサルタントがいることです。

探している仕事内容やもっているスキルを把握してもらいやすく、スムーズに転職活動を進めること可能です。

また、専任なので業界の動向や各企業の内部事情なども事細かに教えてくれます。

未経験の業界であっても、ある程度の知識をインプットした状態で転職活動ができるのが最大のメリットです。

 

また、取引企業数が16000社以上と業界でもトップクラスの掲載数。転職者の年収アップ率も60%を超えており、幅広く質の良い求人を取り揃えていることが分かります。

 

また、専任コンサルタントが面接対策も十分に行ってくれます。

ネームバリューやブランドはdodaリクナビNEXTには劣りますが、きめ細やかな面接対策など転職成功に導くだけのサービスが受けられます。

あと、これは推察ですが他の大手エージェントと比較してエージェント一人当たりの担当者数が少ないので、面接後などもすぐに連絡をくれて安心します。

基本的に放置されないので、一緒に転職活動をするパートナーとして安心です。

 

 

2.dodaデューダ

doda.jp

dodaの特長>

 

特徴はなんといっても圧倒的な求人数です。dodaに登録しておくだけで多くの求人情報が手に入ります。下記の条件で検索した結果だけでも788件ヒットしました(2019年2月)

[職種]医療営業、[勤務地]全国、[雇用形態]正社員、[年収]500万~

 

dodaでは専任のコンサルタントがサポートしてくれます。専任なので転職者の適性をみながら様々な業種を紹介してくれます。

私はもともと別業界志望でしたが、コンサルタントから紹介してもらった医療機器業界に入りました。それまでは全く興味がなかった業界でしたので、私のようにコンサルタントにアドバイスをもらうことで良い業界との出会いの幅が広がると思います。

 

 

3.リクルートエージェントwww.r-agent.com

リクルートエージェントの特長>

  • 求人数No1
  • 転職決定者数No1

 

特徴は圧倒的なブランド力とネームバリューからくる求人数にあります。

紹介求人数は業界No1です。更には転職決定者数でもNo1をとっています楽天リサーチ2015)

 

豊富な求人の中から、転職エージェントがぴったりの企業・業界を紹介してくれます。

転職決定者もNo1ということで、転職成功に導くノウハウも豊富なのがリクルートエージェントの特長です。

 

おススメ転職口コミサイト

 

 

1.キャリコネ

キャリコネの特長>

  • 給与に関する情報が豊富
  • 60万を超える掲載企業数(2019年2月)
  • 人事担当者が注目している企業No1(サイトのイメージ調査2018,10月期)

 

キャリコネの特長は給与明細として、実際に働いている社員の給与内訳を閲覧可能なところです。転職後の月給のイメージや年収のイメージがしやすいデータがそろっていますので待遇面を重視する転職者は登録必須です。

 

また、転職希望者の信頼度の高さ・20~30代が注目している・人事担当者が注目している企業口コミサイトの3部門で1位に選ばれている注目度の高いサイトでもあります(『サイトのイメージ調査』2018年10月期)

 

無料の会員登録で全企業の口コミを閲覧することが可能になります。

今所属している会社との比較もでき、次の会社をイメージしやすいサイトになっています。

 

2.Vorkers

https://www.vorkers.com

<Vorkersの特長>

  • 20~30代の若手からの口コミが多い
  • 退職検討理由やギャップなど入社後のミスマッチを減らせる口コミもある

 

Vorkersの特長は若手からの口コミが多くみられるということです。

更には、その会社を退職する理由や、入社時とのギャップなどの口コミもあり入社後のミスマッチを減らすための口コミカテゴリがあります。

 

そのうえ会社の強みや弱みなど、働くうえで頭に入れておきたい情報の口コミも多くあります。

無料の会員登録で全企業の口コミを閲覧することが可能になります。

 

 

3.転職会議jobtalk.jp

 <転職会議の特長>

  • 80万社以上の掲載企業数(2019年2月)
  • 求人数も10万件以上

 

特長は何といっても掲載企業と口コミの多です。さらに、このサイトではコピペでの口コミ記載が禁止されているので口コミの信ぴょう性も高いです。

 

無料の会員登録で全企業の口コミが閲覧可能となります。

 

 

まとめ

 以上が私が実際に使用していた転職サイトのおススメ一覧になります。

数多くの転職支援サイトがありますが(1万社以上あるといわれています)そのなかから少しでも良いサイトに絞って、効率よく転職活動をしていただければとおもいこのような記事を書かせていただきました。

掲載求人数・求人の質・サイトの見易さ・エージェントの専門性の高さなど、どのサイトに登録しても転職活動の助けになるサイトです。

私は途中から医療機器メーカーに絞って転職活動をしたのですが、それ以外の業種でも上記のサイトは高いレベルで対応できます。ぜひご活用ください。

 

 合わせて読みたい!医療機器営業の年収事情www.bukkomi-uedablog.work

いつもどこにいるの?医療機器メーカー営業マンの一日

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普通に生活していたら医療機器メーカーの営業マンと会うことってありませんよね?普段見ることがないから全く行動パターンが読めないという人もいるのではないでしょうか?

でも、皆さんと同じように毎日ちゃんと仕事はしていますよ(笑)

今回は医療機器メーカー営業マンが平日どのように過ごしているか説明していきます。

 

パターン①

 

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この日は朝イチから営業です。

オペ以外で先生に会える事が多いのは朝の外来前かお昼、夕方の外来後です。本当に用事があるときは病棟や医局まで探しにいくこともあります。

当然待っていたからといって必ず話を聞いてくれるわけではありません。なので営業する時は先生の忙しさやその時の雰囲気をみながら臨機応変にすることが好まれます。

 

代理店と情報交換では、先生がオペ中につぶやく「こういうの欲しい」というような情報を教えてもらい、先生に営業をしにいきます。

 

午後はオペ立会いです。オペが予定されていて自社製品が出る予定のときや、出る可能性があるときはオペの立会いに行く事がおおいです。

医療機器業界ではオペも営業の一貫です。むしろオペ中にどれだけ役に立つかが大切にはなってきます

オペで役に立つ営業マンになれれば、先生から信頼されやすいです

なのでやはり常に新しい情報のインプットを継続していく営業マンが強いです。

 

パターン②

 

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この日はゆったりパターンです。

なので午前中に経費精算だったり資料作成だったり、社内で必要な業務を行います。

午後はオペ立会いにいき、営業で違う病院を2つ回ります。

医療機器業界は1日に回る病院数は少ないです。私の場合は1〜4件くらいです。1件も行かずに1日中事務処理している日もあります。

 

前述していますが先生に会える時間は限られています。なのでどれだけ頑張っても営業にいく件数はMAX5件程度が限界です。

 

パターン③

 

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この日はオペ立会いと製品勉強会です。

朝イチから立会いにいき、夕方の勉強会にむけて午後は資料を纏めたりプレゼンの練習をして準備をします。

勉強会はこの業界では避けては通れませんのでパワーポイント作成やプレゼンが上手な人は羨ましがられます。

資料などは自作でなくとも、会社ごとの雛形があることが多いので使い回しできますが、先生達に話すのは自分なのでプレゼン能力はあって損しません。

 

パターン④

 

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この日は朝にオペが入っています。

予め、代理店とどの物品を使用するか打ち合わせしてオペにのぞみます。

この日はそのままその病院で製品勉強会です。

このようにオペ〜勉強会という流れのこともありますので早め早めの準備が大切です。

オペの時のトラブルシューティングもそうですが、常に二歩先を見据えて行動するくらいで丁度いいです。

 

まとめ

 

 

いくつかのパターンの営業行動を示させていただきました。

あくまで例ですが、だいたいこのようなパターンが多いと思います。

 

医療機器メーカー営業マンがいるのは

・病院

・会社

・ファミレス

・営業車

がほとんどです。

 

先生に会える時間はだいたい決まっているので、空き時間がどうしても出てきます。

そういうときはファミレスでパソコンいじったり勉強したり、営業車で昼寝したりして時間を潰しています。慣れてくるとネカフェやショッピングモールなんかで時間を潰す人も出てきます(今は多くのメーカーで営業車にGPSがついているのでギャンブル場に行く時は気をつけて下さいね)

ちなみにこのサイトの運営に関わる時間のほとんどは、仕事の隙間時間でやっています。

 

新卒で入った会社では飛び込み営業もバンバン必要で、1日の訪問件数が20件前後ありました。なので、最初は時間が空きすぎて不安でしたが今では時間の使い方も大分慣れてきました。

結構暇な時間もあったりしますが、その時間でやれることを程々にやり、詰め込み過ぎないことが長く続けるコツなのかなと思います。

 

皆さんも是非、医療機器メーカーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

合わせて読みたい!

 

www.bukkomi-uedablog.work

 

パソナキャリア

 

未経験でも大丈夫?医療機器メーカーの入社難易度と入社後

f:id:fe-taira:20190201000904p:plain中途入社で未経験で、医療機器業界に転職ってちょっと不安ですよね...

私自身も新卒時に入社した会社は医療業界とは全く関係ない業界でしたので、中途採用でエントリーするだけでも高いハードルを感じていました。

転職サイトやエージェントさんからは結構すすめられるけど正直取っ付きにくいな、という人も多いのではないでしょうか?

かくいう私も皆さんと同じように感じていた立場でした。なのでこのブログを通じて皆さんのマインドを少しでも変えられたら幸いです。

 

今回は、

  1. 未経験でも大丈夫?医療機器業界
  2. 未経験者の入社難易度は?
  3. 入社後はどういう流れ?

という流れで説明していきます。

 

 未経験でも大丈夫?医療機器業界 

未経験者でも医療機器メーカーへの転職は可能ですか?という、皆さんの疑問にお答えします。

 

未経験者こそ医療機器業界を受けてください!

 

これはガチです。

転職情報サイトなどには『未経験者歓迎』と書いてありますよね。

「書いてはあるけどほとんど採用されることはないんでしょ~」って皆さん思っていませんか?私は思っていました。でも、あの『未経験者歓迎』は本当に歓迎しているんです

 

詳細なデータなどはありませんが、私の実体験を話させていただくと1社目の同期は6人中5人が未経験者です。2社目の同期も4人中3人が未経験です。2社目に関しては私以外未経験ということですね。

そして先輩や後輩に聞いても同期で経験者が半分以上ということものほうが珍しいです。

もちろん私のように自分が働きやすいと思う競合他社に業界内で転職するパターンもありますが、ほとんどの入社者は未経験者なのです。

さらに前職も様々です。銀行員・証券マン・SE・住宅営業・ホテルマン・旅行代理店。決して全員が営業だったわけでもありません。様々な考え方を共有し、一つの価値観にとらわれない傾向があるのではないかと思います。

 

医療機器業界は間口が狭いように勘違いしがちですが、様々なバックグラウンドを持った人たちが集まる非常に面白い業界です。

 

未経験者の入社難易度は?

 

難易度は決して高くないと思います。なのに平均年収は高いです。

詳しくは書けませんが、求人欄には大卒以上とあってもそうでない人でも採用されていることもあります。

前述にもありますが、前職はさほど関係ありません。入社して何を得たいのか・どういう風に成長していきたいのか・何を以ってその会社に入りたいのか、ということをしっかりと準備して臨めばチャンスはいくらでもあります。

 

職務経歴書や志望動機はかなり重要視されていると思います。自分一人でするよりもプロと一緒に作った方が目に留まるものができるのは間違いありません。私も無料の転職エージェントを利用して職務経歴書や志望理由を作り上げていきました

 

志望動機と入社して何をしたいか・どうなりたいかということをしっかり固めて、一貫性をもって熱意を伝えることができたなら決して難しくはないと思っています。

 

www.bukkomi-uedablog.work 

入社後の流れは?

 

採用を勝ち取って終わり、ではありませんよね。むしろそこからスタートなのでそこからのお話をさせていただきます。

 

医療機器を扱うということは、時には患者さんの命にかかわる場面に遭遇することもあります。そんな時に私たちができることがあればできようにしっかりと知識をつけておかなければなりません。

なので、ほかの業界と比較すると研修は充実している会社が多いと思います。

私が循環器の分野の製品を取り扱っています。わかりやすく言えば『心臓』関連です。

入社する前は心臓の構造は中学生の理科の教科書で習ったレベルのことしか知りませんでした。

しかし、入社してからしっかりと研修で知識はつけられます。会社によって期間は違いますが、短い会社でも1週間は製品研修があると思います。長ければ数か月に及ぶ会社もあります。ほとんどの同期が未経験者ですから、スタートラインは同じです。

研修の中で同期と教えあいながら頑張った時間は現場に出てから必ず役に立ちます。

 

研修後も先輩社員と同行して、実際のオペ場での行動や先生とのやり取りを勉強していきます。この同行期間で様々な先輩と同行することで現場で独り立ちしたときに使える知識を増やしていきます。

 

もちろん最終的には現場の担当として独り立ちする日が来ますが、わからないことがあったらすぐ聞けるよう同行の時に関係を作っておくことも大事です。

この業界はわからないことはバンバン聞いても怒る人はそうそういません。むしろ、わからないことをそのままにしておく方が怒られます。若いうちにたくさん失敗して学べというスタイルが業界全体にあるような気がします。

 

入社してからは、会社が用意している研修プログラム先輩社員と同行⇒知識がある程度ついてきたら独り立ち、そしてtry&errorを繰り返して知識をつけていきます。

 

医療の世界は答えがないことが多いです。そんな中でその場に応じた最適解を導ける知識をつけていくことが必要です。

先生たちでさえ日々、論文を読み新しい知識をインプットしています。

私たちも置いて行かれないように、日々新しい知識を身につけることに意欲がある人が、この業界でも目立てるのではないかと思います。

 

まとめ

 

医療機器業界は決してハードルは高くはありません。

未経験者がほとんどなのでスタートラインは一緒です!

勉強することは多いですが、その分のやりがい見返りは保証します!

 

皆さんもぜひ医療機器業界に転職してみませんか?

 

パソナキャリア

 

ぶっちゃけどうなの?医療機器メーカーの年収事情

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転職するとなると年収が一番気になるところですよね。むしろ、お給料が原因で転職を決意した人も多いと思います。そこで今回は医療機器業界の気になる年収事情を暴露していきたいと思います。

 

シンプルにお伝えしますと、

医療機器メーカーの年収は高いです。

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医療機器業界の年収・給料、売上高ランキング-年収ラボ

 

このデータは少し前のものですが、一般的には年収が高いと言われている外資系の企業が入っていないにもかかわらず平均年収は650万ほどになっています。業界自体、景気に左右されないので急に大きく下がることもないと思います。特殊な資格やスキルがなくても働けるにも関わらず、ここまで平均年収が高い業界も珍しいと思います。

 

しかしあくまで平均年収であり、上層部の人達が貰い過ぎていて平均が跳ね上がってるんじゃないの?という疑問がある方もいるのではないでしょうか。

 

ここからは、皆さんがイメージしやすいように私の例ではありますが 

  • 非医療系ルート営業
  • 外資系医療機器メーカー
  • 内資系医療機器メーカー

の勤務経験から、それぞれの年収を比較してみたいと思います。

 

⑴非医療系ルート営業 

 

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 新卒入社2年目の年収です。

月給25万。賞与は基本給の5か月分でした。

 

外資系医療機器メーカー

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 未経験中途入社2年目の年収です。

年俸制なので年俸÷12ヶ月が毎月支給されます。

私の場合は年俸が444万円÷12ヶ月で月給は37万円でした。

転職したときは月給の上がりように驚愕しました…でも上司は年俸800万(月給約70万)に加えてインセンティブとかですからね。

多くの外資系には賞与というものはなくインセンティブが支給されます。

インセンティブは自分に課せられた予算に対する達成率で決まりますので基準に満たない達成率だと支給されません。また、インセンティブ金額は私の場合はプラン100%達成で320万だったのですが、個人の予算額によって変わってきます。年間インセンティブ600万稼いでいる同期もいました。予算額次第ではインセンティブだけで1000万達成も可能です。

私のいた企業では四半期ごとに支給されていましたが、半期だったり年一回だったりと会社によってまちまちです。

 

また、年俸は毎年改定されていきますが基本的に下がることはありません。ただし、大きく上がることもありません(年0.5~2%とかです)

年俸自体を大きく上げたいのであれば役職をつけるしかりません。役職がつくまではインセンティブで稼ぐしかありませんので全く数字があがらなかった年は年俸のみの年収になる可能性もあります。とは言っても、年俸450万円あれば月給37万ほどあるので生活に困る心配はないです。

そして多くの外資系企業では、標数字に対して80%程達成していればインセンティブが支給されることが多いです。この足切りの数字は企業によって異なるので選考の段階でエージェントに確認してもらうのがよいでしょう。

もちろんインセンティブは達成率が高ければ高いほど上がりますので、より高い達成率をあげて入社2年目で1000万稼ぐ営業マンは普通に存在します。

 

⑶内資系医療機器メーカー

 

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中途入社2年目の年収です。

いわゆる日系の会社ですので年俸制ではなく月給制です。

インセンティブはなくなり、賞与に戻りました。

わが社ではありがたいことに決算賞与まで出ます。

内資系のいいところは賞与が支給されることです。インセンティブとは違って個人の達成率に依存しないので達成率が悪くても安定して支給されます。

逆をいえば、個人がいくら高い達成率を残しても外資系のように桁違いなインセンティブをもらえることはないので20代から1000万稼ぐことはできません。

ただし、基本的には年功序列なので40~50代の社員は1000万プレーヤーが多いです。

社風はのんびりしているところが多く、数字を必死に追いかけてがっつり稼ぎたい!という人はあまりいません。

外資系でガツガツ行くことに疲れた人や、インセンティブに年収を左右され毎年の年収に波が出るのが嫌な人が内資系に転職してきたりします。

かと言って仕事ができない人が多いということはなく、長く同じ会社で勤めたいというマインドの社員が多くいるイメージです。

 

 

まとめ

 

私の例ではありましたが、参考になりましたでしょうか。結構赤裸々に書いちゃいましたが皆さんの次なる業界選びの役に立てば幸いです。

 

新卒で入った会社と年収を比較すると波はありますが最大で360万アップしています。

この年数で年収360万円アップは最初の会社にいたらあり得なかったです。

今は外資系勤め時と比較すると100万円以上年収は下がってはいますが、それでも40代後半男性の平均年収程は支給されているので特に生活に困ってはいません。プライベートの時間も以前よりは取れるようになったので良い転職をしたと思っています。

 

実は皆さんが見落としていることが多いですが、医療機器メーカーの年収は非常に高いところが多いです。

なんのスキルも持たない第二新卒だった私に年間600~700万払えるのですから。

長く働けばはたらくほどこの業界の給料の異常さに気づきます。

 

皆さんもぜひ医療機器業界に転職してみませんか?

 

パソナキャリア