島村楽器のお題「楽器に関する思い出」

ウクレレ欲しい!ので日記を書く。
どうも、乞食です。


島村楽器のお題「楽器に関する思い出」
小学6年の時、学校の部活のうち、音楽部に所属していました。
音楽部という名前は抽象的ですが、私が所属している間は合奏を主に行っていました。


年に一度の市内の小学校の音楽部等が参加する発表会で
「剣の舞」と「カルメン第1幕への前奏曲」を演奏することになり、
私はアルトアコーディオンのパートを担当することになりました。
このアルトアコーディオンが少々古いもので、蛇腹と持ち手の接続部分に穴が開いており、
空気を入れる度、「ぷしゅ〜」、「ぷしゅ〜」と間抜けな音がして、
「おいおい…、これで発表会出るのか…」と嘆いていました。


しかし、顧問の先生が「こっち使おう」と新しいアルトアコーディオンを出してきました。
それは既に学校にあったようでした。
何故そっちを先に触らせてくれなかったのかは分かりません。
古いアコーディオンは緑色でしたが、新しいアコーディオンは赤くて可愛い。
内心うきうきしながら練習し始めると…。
新しいアコーディオンなので蛇腹が硬い!
空気入れづらい!
左腕がこる!
ついでに、このアコーディオン重い!
肩こる!
私が担当していたパートは「剣の舞」においては、伴奏(主に裏打ち)と中間部のメロディーを
演奏するので、あんまり休みがなく、練習の度
「辛い!辛い!」
と心の中で文句を言っていました。


ある日、「カルメン第1幕への前奏曲」の方で卓上鉄琴(カタカナの名前があったけど忘れた)パートが
追加されることになったので、誰かパートを変えなくてはならなくなりました。
私は新しいアルトアコーディオンにこりごりしていたので、
卓上鉄琴パートをやりたい応募者たちとの厳しい勝負*1を勝ち抜き、
アルトアコーディオンを別の子になすりつけ、見事、卓上鉄琴パートをゲットしたのでした。


発表会では他の小学校の友達の母親に「一番すごかったよ!」とほめられたし、
いい出来だったと思います。
でも、私が弾いている間はあのアコーディオンはデレてくれず、
ずっと蛇腹は固いままでした。
小学校を卒業してから既に云年経っているので、
もう流石にデレてくれているのだろうか。
小学2年から使っている家のピアノは、あんまり弾かないからか、
デレてくれていないんですけど。

*1:じゃんけん