「ラーメンの起源」と「宗教」

1.ラーメンの起源を知っているでしょうか?

 ラーメンの起源は中世のヨーロッパであると伝えられています。

貴族たちがスープをすするときに音をだしてしまい恥をかきたくなかったのです。

それならば、麺を入れて、音の出る食べ物にしてしまおう!食べるのを難しくして

音が出ても良いようにしよう!!としたのです。

これが、ラーメンの起源だと言われています。

 

嘘です。

騙された人いませんかね?

 

2.人が騙される、動かされるパターンは1通り!!

感情です。

ラーメンの起源のように、「音がなる」「貴族」「恥をかくことを避ける」といった内容は、納得できるし、光景が思い浮かぶと思います。

プレゼンテーションなんかも論理的な話をしても最終的には、感情・・・・。

仕事で超論理的に説明しても、上司の感情しだいだし・・・・・

 

3.やっぱり、論理的でも動く!!!?とおもう

 

4.宗教だって、論理的か感情論

「しあわせになれるのかー。ふーん。入ろう。」←感情

「こうこうこうこうこうこうで幸せになれるのか。たしかになぁ」←論理的

 

5.宗教宗教言うな!!

みんな、何かしらの宗教に入っていると思います。

大切な経験をしたり、誰かを尊敬したり、納得のいくアドバイスをくれたりする人を信じたり・・・・

そういうのも全部宗教だと思います。

そうやって、信じるものを一つ一つ積み上げていって、素晴らしい価値観をもった人間ができあがるのです。

 

6.

人は死にたくない、殺されたくない、と思う。

本能が大切にしている宗教が、「命を大切にする」ことでよかった。

いあ。。。。

麻薬が欲しくて殺人とかあるか・・・・

 

人間は気持ちよくなりたい生物か。。。。動物と同じか。。。。

 

やっぱり

なにかしらの経験で宗教的なものを自分の中で作っていかなくてはいけないよ。

 

偏見;

高校生

宗教?!きもっ

大学生

こんな社会もあるのかー。入ろうかなl・・・

 

 

 

 

 

 

 

数学のまとめブログを書いた男:エウクレイデス(紀元前323~283)

住民A 

「前々から思っていたんだが、この建物は一体なんなんだ?」

住民B

 「アレクサンドロス王の後継者のプトレマイオス王がここ、アレクサンドリアに巨大な図書                          館を立てたんだ。」

住民A 

「ほう。ん?図書館の中に人がいるぞ?」

住民B

「俺は、あの人知ってるぞ。確か・・・・数学教授のエウクレイデスだ。」

住民A

「何か書いてるな。何を書いているんだろうか」

住民B

「知るか!!石なげようぜ」

「うんwえいっ」

ガシャーンっ

エウクレイデス

「誰だ?」

「あんた。エウクレイデスだろ?何を書いてるんだ?」

エウレクレイデス

「数学の基本を書いてるのだよ。それとその応用をな」

????

「エウクレイデス。この問題を教えてくれ。というか、もっと簡単な方法はないのか?

私は王だぞ?」

エウクレイデス

プトレマイオス様。数学は皆に平等な存在なのです。そして、だれもが体験することができ、それを理解すること。いや、受け入れなければならない現象が存在しているのです。

そして、私が創作している著書「原論」こそ、これまでの偉人たちが積み重ねた数学の本質と応用を記しているのです。即座にすべてを理解するというような、王道はございません。」

プトレマイオス

「分かった。もう一度基本から学ぼう。」

エウクレイデス

「お前たち二人には、私の原論を差し上げよう。」

A,B

「へ?あ・・・ありがとう」

プトレマイオス

「そのような者たちが読める代物ではない。進呈など・・・・」

エウクレイデス

「数学の発展は国の発展でございます。一つの点と点がなければ、線とはならず、線がなけらば複雑なものも作られることはないのです。そして、この原論の目的は、数学を広くすすめるためのものでもあるのです。おお。すこし忘れていた。本を失礼。」

 

そういうと、エウクレイデスは、本の背表紙にQEDと書きつづった。

 

A、B

「QED?」

エウクレイデス

「深い意味はない。この文字は、「これが証明すべきことであった。」と表しているのだ。(ラテン語)」

 

彼の本は、ユークリッド原論として有名である。

彼の原論は、数学や幾何学の基礎となった。

ある問題を解く場合には公理から論理的な証明がなされている。

これは、記憶するという行為をなるべく抑えるため行われたのである。

                    QED

 

右手に定理を左手に公理を!!!

  1. 公理とは?

話を進めるにあたっての最低条件のようなもの。

いわば最低限のルール、最低限の常識、最低限のマナー。

これらの最低条件は、どこでも正しいモノと正しくない場合がある。

数学の問題を解く場合には、公理が変化することは無いと思う。

ただ、仕事はそうもいかないですね。

 

  2. 定理とは?

 公理(最低限のルール)をもとに、編み出したルールや考え方。

 

 3.仕事をするにあたっての公理と定理あるんですか?

 手段と目的の区別をつけることができないと困ると思います。

「お客様用トイレは、いつも綺麗にしておく」が目的となってしまった人が

掃除中に私語していては、本末転倒な気がする。

ここでの公理は、お客さまにいい気分になってもらい、ファンになってもらうことだと思う。

 ただ、「ファンになってもらうためにお客様用トイレをきれいにしておく」ということが

目的となってしまって、トイレ掃除に3時間かけていては、それをみた他人は滑ってしまう。

 ファンになってもらう目的がなんなのかを考える必要があり、最終目的は、会社の存続だ。

なぜ存続する必要があるのか?などなど。

「目的はなにか。手段はどうするべきか」

しかし、あまりにも思索を巡らせ過ぎてしまうと、現状からかけ離れてしまう。

 「公理と定理をどのレベルまで進めるのかそして、止めるのか。」

この判断が以外と難しい。

 4.日本とアメリカの教育は違うって話をみたよ

 日本は記憶でアメリカは問題を解決する能力がテストとなっているという記事を見た。

たしかに、問題を解決する能力は必要だとは思う。

日本は、教科書持ち込みあり!にすればいいのに。

持ち込みは無くても、公理だけはテストに書いていたら・・・・

 

 5.やっぱり記憶力は必要

 仕事をする上では・・・・・・ねぇ

 6.公理を定理へ、定理を公理へ

 合成と分解する能力も重要ですね。

 

紀元前600年 タレス 根源(アルケー)は水である

紀元前600年。人々が信仰していたものはギリシャ神話だった。

タレスは自然からモノゴトの本質をみようとしていたのかもしれない。
タレスは最初の哲学者で全ての根源(アルケー)は水である。説いたことで有名である。


タレス「果物はいずれ腐り、そしてカラカラに乾いてしまう。果物だけではなく、ここに死んでいる牛も虫がわいた後は骨になり、その後は、やはり乾いてしまう。」
「人間だってそうだ。私たちとて同じなのだ。私たちは皆、湿っている。湿らせているものは水である。」
「つまり、ものごとの根源は水できているのだ。」

弟子?「火が根源と言うものも居ります。」

タレス「火を起こすにはどうする?」

弟子「この木に・・・」

タレス「そう。つまり、モノがなければ、火は起こらない。物は皆、湿っている。湿らせるには水が必要なのだ」
「つまり、水がなければ、火を起こすことはできないのだ。」

弟子「根源である水は湿でなくなった後、どこに存在しているのでしょうか」

タレス「おそらく土の下に溜まっているのだ。水は常に下に流れていく。土も乾燥すれば水は下に流れていく。」
「つまり水の上に土が存在している。私たちがたっている土地は、地下にある水の上に浮かんでいるのだ。」

タレス「湿とするアルケーは水であり、その水は天から降ってくる。天を理解するということは、根源である水を理解するというこになある。そしてこの水を理解したものが賢者となるのだよ。」


タレスはとても貧しかった。
周りからは哲学など役には立たないものと非難された。
そこでタレスは、次のオリーブの収穫が豊作であろうことを天文学から知り、まだ冬の間にミレトス(小アジアの西)、キオス(ミレトス沖の島)の全てのオリーブの圧搾機械を借り占めておいた。すると、収穫の時期が来たときに多くの人が彼に機械を貸し出すことを要求したので、莫大な利益を得ることになった。こうしてタレスは、彼が欲するなら金持ちになることは可能であるが、そのようなことは彼の関心にないことを示したという。


参考
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AC%E3%82%B9

アゲ、サゲ。デッド、ヒート

自分の体に不快な衝撃が与えられている。
衝撃の正体は胸をこぶしで力強く殴られているのだ。外からの衝撃に対して、耐え抜かなければいけないのは人間にとって重要な行動だ。じっと耐える。
耐えつづけていると、何も聞こえず、何も考えられず、何も見えなくなってくる。

黒だ。

黒の中で私は耐える。ただただ耐え忍ぶ。
しかし、私の中に響いている、この不快な衝撃には耐える義務がないことに気づく。
これは、私の体が、危険という信号を発している、そういう衝撃なのだ。
危険信号なのだから今すぐ走ることを辞めなくてはいけない。
しかし、いざ、走ることを放棄しようとすれば、今度は外からの衝撃に代わる。
外からの衝撃がなくなれば、内からの衝撃もなくなるような気がする。

「走ることを止めなければ、死ぬ」という体からの危険信号なのか、「走り続けなければ、死ぬ」という危険信号なのか、私でも判断がつかない。

「危険信号」に板挟みになっていたが、私は走り続けることを選択した。
なぜなら、私と肩を並べて走る男が居るからだ。

私はこの男の背番号も名前も記憶にない。
この選手は一体。

男は私の黒に無理やり色を施してきた。
「矢部さん、軽快ですねぇ。私も結構トレーニングをつんだんですよ。キツくありませんか?私は、すぐにでも歩きたいですよー。」
「矢部さん、私、奥さんからのご依頼でこうして貴方と走るハメになったんですよー。」
「矢部さんー少し止まって話しませんかー。後ろから選手も来ていませんし。すこし歩いて、息を整えないと危ないですよー。心臓は一生のうちに打てる鼓動の回数が決まっているんですよー。ねー矢部さーん。」

構ってはいられない。
私は黒い世界に入るために、走るペースをあげる。
あのような選手にかまうことはできない。
なぜなら、私は、私に加えられるこの不快な衝撃をとめることが許されていないからだ。

しかし、「妻からの依頼」というキーワードが頭の中に残っている。

少しだけ後ろを視る。男の背番号と名前が確認できた。
背番号は1、名前は東野と書かれていた。
東野という男のペースが、明らかに落ちていた。
私は、再び黒い世界に入り込んだ。


 

アゲ、サゲ~マラソン、後続車両~

「堤、なんでこいつらは、こんな寒い中を必死に走るのか分かるか?走らないと生きていけないか?」
首位争いをしている二人のマラソンランナーの背中だけ見ている車内で、小森さんが話しかけてきた。

「おそらく、趣味が仕事になってるんじゃないでしょうか。とてもうらやましいです。」

「お前は、給料をもらってるよな?俺は年収1千万あるぞ」
「は・・・はぁ・・・」
「俺は、この車の中で汗をかくことなく、息をあげることもなく、お前とくだらない話をして1千万だ。あいつらは、汗をかいて、休みの日も苦しい思いをして、試合でも苦しんでいる。それなのに、俺より年収は少ない。」
「そうですけど」
「努力をした選手が世界大会で優勝すれば、他人は感動する。ただ努力したという事実で他人は感動しない。」
そう言い切った後に小森さんが、
「おっ。給水地点。」と茶化した。
「僕らもお水もらいますか?」と言った後に自分のことが少し嫌になった。

その時、私たちは同じモノを見たに違いない。何かが光った。

「そういえば、背番号8の矢田部さんは最近結婚したらしいですね。指輪して走ってるとかなんだか、うらやましいです。」
「結婚したら、重くては走れなくなるな。新婚は3か月で終わるのさ。」
「その根拠どこからですか。小森さん、ご結婚されていませんよね」
失礼のないように聞いた。
「結婚はしてないけどな、結婚指輪は左手の薬指にはめる事は知っているぞ。」
「確かに矢部さんは右手の薬指にしていますね。右手ならカメラによく映りますから、それを狙ってるんじゃないですかね」
自分の左手薬指が、一気に膨張した錯覚に陥った。