ピーチガールとはジェットコースター・ロマンス
待ちに待った、映画 『ピーチガール』がついに公開されましたね!
一年ほど前に、メレンゲ、めざましのレギュラー決定と同時期に ”初映画・初主演” と称して発表されたのを思い出します。それから考えると長かったような短かったような…無事公開日を迎えられたことを心の底から嬉しく思います!おめでとう!
原作となる漫画版は、講談社『別冊フレンド』1997年10月号から2004年1月号まで連載。単行本は講談社コミックスフレンドBから全18巻が発売され、総発行部数は1400万部を超えている。1999年には第23回講談社漫画賞で少女部門賞を受賞している。連載の終了後、『別冊フレンド』2004年10月号からスピンオフ作品の『裏ピーチガール』の連載がスタートしたが、こちらは2005年6月号掲載分をもって休載している。2016年から、『BE-LOVE』にて『ピーチガールNEXT』の連載がスタートした。(引用 ウィキペディア)
ピーチガールの連載が始まった時の私はなんと2歳。高校生になってからは少女漫画は割と読んでいた方ではあったのですが、こんなヒット作を発掘することができなかった自分、無力すぎるぞ〜!僭越ながら、実写化が決まり伊野尾くんが主演をつとめると聞いてから読み始めました。それも映画を見る1ヶ月ほど前に読み終えるという…ギリギリでいつも生きていたいから……
※ここから先は原作・映画のネタバレを含みます。
※個人的主観を含みます、ご了承ください。
ピーチガールとは
- 超王道の少女漫画
- お決まりの三角関係
- ヒロインの邪魔をする女がヤバイ
- 尋常じゃないほどのすれ違い
簡単にまとめるとこんな感じです。
本当はあらすじなんかもつらつら書けたらと思ったのですが、わたしの文章力では全18巻の間に巻き起こる出来事をまとめられない…無念……それくらい内容がとっても濃いです。とにかくキャラがみんな恋愛脳で動きまくります。ゆえに、すれ違い・勘違い等が炸裂。
乙女心というのは常に不安定で、揺れ動く。そんな心情のありのままを描いたのがヒロインであるももちゃん。ピュアすぎるゆえに、優しくされるとコロッと気持ちが変わってしまう。そんな素直なももちゃんは作中で色んな表情を見せてくれます。素直すぎて感情の変化について行けなかったババアここにあり。
さぁ!我らが伊野尾くん演じる、当て馬(?)ポジション(だった)カイリ。とにかくチャラい。みんなの前では常におちゃらけてるけど、心の中では悩んでいたり兄の存在から劣等感を抱えていたりと、実は繊細な男の子だったりする。でも正直、も〜もちゃんっ♡だったカイリには一番に好きな人は別にいるっていう事実をのみ込むのにこれまた時間を要しました。ババアだからのみ込む力が弱ってるんだ!
真面目で優しく誠実な好青年なとーじは、もう見てられないって思ってしまうシーンがいくつかあった。大きな嘘をついて好きな子を守る選択をした彼には惜しみない拍手を送る。よく決断した!キミは誰よりも強い!
こんな血も涙もない極悪非道の女の子って存在するのかって思わせてくれたのはもちろん沙絵ちゃん。今まで読んできた少女漫画の中でダントツ、他を圧倒するほどの悪女です。”ももちゃんの不幸が自分の幸せ”その幸せを手に入れるための執念深さに恐怖を感じた。基本的に事の発端が沙絵ちゃんなわけで、解決しても次は何をするつもりなんだとビクつきながら読み進めてる自分がいました。オンナってこわ〜い!
主要キャラには軽く触れてみました。他にもクセがすごいカイリの兄・涼さんがいたり、カイリの好きな人にあたる元家庭教師、現高校の保健の先生・操ちゃんがいたりと本当に色濃いメンツが揃ってる!
トントン拍子でお話が進んでいくので、ページをめくる手が止まらない。あっという間に全18巻を読み終えていました。
ここで不安がよぎる。2時間にまとめることは至難の技なのではないか?
全てを盛り込むのは不可能なので、映画のために設定を変えることは必要不可欠。ドロドロしている部分はぼかしたり、沙絵ちゃんのゲスさをマイルドにする修正もいれなきゃマズイぞ。一体どんな仕上がりになっているのだろうか!ワクワク、ソワソワ!
公開日まで待ち遠しいな〜なんて思っていたら、 素敵なご縁がありまして、5/12(金)に名古屋で行われた特別試写会に参加しました。ダメ元で応募したのが当たりました!キセキ!
伊野尾くん、美月ちゃんに加えサプライズで真剣佑くん、この御三方の舞台挨拶がありました。こちらの感想もうまく伝えられたらと思ったのですが、語彙力が乏しすぎるので控えますね。でも気持ちがいっぱいいっぱいすぎてTwitterの方ではポツポツと呟かせて頂きました。簡潔に申しますと「3人とも抜群にお顔が美しかった」です!以上!
舞台挨拶終了後、感極まって目から塩水が止まらず…しかし容赦無く映画は始まりました。
ももちゃんはこんな子、とーじは、沙絵ちゃんは、カイリは・・・とわかりやすく説明しつつで冒頭の掴みはバッチリ!
5分に一度、恋の事件が巻き起こる!急展開ラブストーリー
ここから先はこのキャッチコピーの通りです。めまぐるしく物語は進んでいきます。振り落されるんじゃないかって、まばたきの回数減らして食らいつきました。
まるでジェットコースターに乗ってるかのよう。急上昇・急降下・急旋回を繰り返すヘビーなやつ!側から見て、あんな高いとこから落ちるんだ〜めっちゃカーブしてる〜〜って分かってても、いざ乗るとそんなことは考えない、ノンストップでコースを走る乗り物に身をまかせ、とにかく楽しむしかない状況。
恋はジェットコースターってキンキ兄さんも言ってるよ〜!ロマンス!
ピーチガールはそんな感じでした。原作を読んでストーリーを頭に入れたけど、映画が始まるとあまりの展開の速さについていくのに必死。見る前に抱いてた不安は見事的中、120分という短い時間に詰めるだけ詰めた内容となっていました。5分に一度…とあらかじめうたわれていたけど、ここまで忙しないとは。ももちゃんやカイリ、とーじの気持ちに寄り添って見たかったのですが、そんな時間は与えてもらえなかった!ババアに厳しい!
とーじに突然別れを告げられた後に、雨の中とーじの家の前で待つももちゃん。好きなのに冷たく突き離すとーじ。泣き崩れたももちゃんを優しく抱きしめるカイリ。悲しさ切なさ悔しさが入り混じるこのシーンに感情移入をしようとした頃にはすでに切り替わる場面。お願い待って!置いて行かないで!
劇中歌として起用された、いきものがかりのキミがいる YUKIのドラマチックがここぞというとき絶妙なタイミングで流れてとっても素敵、でもなぜか違和感を感じる。
友人「ミュージックビデオを見てるみたいだった!」
そ、そ、それだ〜!!!!
ナイスなタイミングにも関わらず感じた違和感の正体に気づかせてくれた友人に感謝。映画のストーリー性としては少し弱いが、ドラマ仕立てのミュージックビデオとしては申し分ない完成度といった印象でした。
私が高校卒業して早3年…社会の荒波に飲まれながら生きてきたせいか、青春という二文字から遠く離れたところまで来てしまいました。5年前の自分がこの映画と出会っていたら、もう少し違った見方ができていたのかもしれない。
ここまでは、少しマイナスな意見を並べてしまいましたが、あくまでも映画の内容についてのみの感想です。
キャスト陣のピーチガールに対する想いは、これでもかってくらいたくさん伝わってきました。
美月ちゃんは、ももちゃんの喜怒哀楽をとっても上手に表現していて、所々で「かわいい〜」とつい声に出してしまうくらい。真剣佑くん演じるとーじも、永野芽郁ちゃん演じる沙絵ちゃんも、キャラクターをよく理解し自分のものにしていました。
そして、何よりも伊野尾くん演じるカイリ。
実は私は最初、カイリ役が伊野尾くんって知ったときに少し違うような…って気持ちがありました。だからって他にカイリ役に相応しい俳優さんは?って聞かれても候補が浮かばない。曖昧な理由でそんなことを思ってしまいました。
雑誌のインタビューで、伊野尾くんなりの解釈、撮影時のエピソード等を知って、カイリは伊野尾くんが演じるべき役なんだって自然と気持ちも変わっていきました。
実際に映画を見て、目の前にはちゃんとカイリがいた。今の伊野尾くんっぽいな(笑)って思う部分もあったりしたけど、でもそこがカイリと伊野尾くんの共通点なのかなってハッとさせられたり。伊野尾くんはちゃんとカイリを自分のものにしていた。俳優・伊野尾慧としての本気をスクリーンいっぱいに見ることができました。
伊野尾くんが苦戦したとお話ししていた、父と衝突するシーン。悔しさ、寂しさが抑えきれず流した涙はとても美しかったしかっこよかった。それは、カイリの流した涙でした。
私のお気に入りはやっぱりももちゃんとカイリのデートシーン。ダイジェストではあったけど、誰もが羨むカップル像だったのでは。幸せそうに笑う2人を見ていたら、多幸感に包まれました。
そして、この作品はエンドロールまで盛りだくさん。元々映画を何本も見るわけではないのであれですが、エンドロールを最後まで釘付けで見た作品は久々な気がします。みんなが一丸となって作り上げた映画、キャスト陣だけではなくスタッフさんまでもが仲良く和気あいあいとした現場だったんだろうな〜っていうのが容易に想像できました。
このピーチガールという映画作品では、メインキャスト4人の色々な表情が見れます。それが本当にかわいいんだ!ピーチガールで得た知識と自信を糧にして、それぞれ別のフィールドにはなるかもしれないけど胸を張って頑張っていって欲しいし、それを全力で応援したいなって思いました。そしていつか別の作品で再共演のお知らせが舞い込んでくるといいなぁ。
私は原作を前もって読んでから映画観賞しましたが、もしも原作読まずに見に行ってきたよ〜って方がいらっしゃいましたら、捉え方に違いがあって面白いんじゃないかなって思うので、ぜひに感想を聞かせて下さい!お願いします!
長々となりましたが、最後まで目を通してくださった方、ありがとうございました!
魔法にかけられて
今回は、人生初のジャニーズ現場に足を踏み入れたときのことについて、つらつらと書いていきます。
女性声優アイドル(以下、声ドル)の現場しか行ったことのなかった私が、ジャニーズのコンサートに参加することになるなんて、数年前の自分からは想像もつかない出来事でした。
記念すべき初現場となったのは
Hey!Say!JUMPのLIVE TOUR 2016 DEAR.です。
ここから先は、私がかつて足を運んでいた声ドルの現場と時々比較しつつ、思い出したことを綴っていきます。私一個人の偏った意見が目立つかと思いますのであらかじめご了承ください。
自分名義で当選したのは、11/2日本ガイシホールのお昼公演。
会員数もドッと増えた中、一公演でも当選できたことを神に感謝。あと半年後か〜待ち遠しいな〜〜なんて思いつつ、スケジュール帳にはしっかりと書き留めておきました。
そんな中、素敵なご縁があり8/13の横浜アリーナのお昼公演に参加させてもらえることが決まりまして(これまた合掌)ツアーの終盤でJUMPに会う予定だったのが、かなり早まったのでドッキドキの毎日でした。
不思議なことに、コンサート当日までに女子力を少しでも上げようと、何とも健気な努力をしてしまうもので(笑)日々のスキンケアの質を高めたり、ハンドメイドなんかをして当日身につけるアクセサリーを作ったり…内面の変化がめまぐるしかったです。
お世話になっている車屋さんで定期的にオイル交換をしてもらう際、そこの整備士のお兄さんに「来るたびにオシャレになっていくね!」なんて言われるまでに。
その日の帰りの車内で、おっしゃあぁぁあぁ!!!アイドルすげぇーーー!!!!と叫びながらハンドルバシバシ叩いて車を発進させるという(おい女子力)
なんやかんやで、コンサート前日。
愛知から夜行バスを利用して関東へ出発。東京へ行くことは何度も経験があったのでここまでで特に緊張することはなかったのですが、 横浜アリーナに着いた瞬間、一気に緊張感が私を襲います。
目の前に広がるのは 未知の世界
女!女!女!女!女!!!
ジャニーズの現場なので当たり前なことですし、わかりきったことではあったのにそれでも仰天。
声ドルの現場は、
男!男!男!女!男!な世界でしたので、見慣れない景色にタジタジしてしまいました。
そして、JUMP担の年齢層の圧倒的な若さ。
これにはおったまげ〜〜〜
もう眩しくて眩しくて、遮光メガネ求む…な状況でした。みんなお肌ピッチピチ!数年後にガタが出てくるからな!油断するな、若者よ!
会場付近も物販列やらなんやらで人がごった返していました。
如何せん、声ドルとの会場の規模がまず違う。
ツアーで地方まわるときのキャパはだいたい2,000〜3,000人。ツアーファイナル、ワンマンライブとなれば、幕張メッセや代々木第一体育館、日本武道館などの規模にはなりますが。
Hey!Say!JUMPのように、ジャニーズの人気上昇中のグループとなると、キャパは10,000人越えの、1日2公演、さらにそれを数日間に渡って行う…いやすごい。
そして刻一刻と迫る開場時間…私は人生で初めて横浜アリーナへと入場。
でっか!!!!!わりと大きい声で言ったつもりでしたが、周りもガヤガヤしてるためかき消さました。
座席の構成も不思議。アリーナ席なのにスタンド席みたい!横浜アリーナにはセンステという神席が存在することも知り、知識が増えました。
そして迎えた開演時間。
会場が暗くなった瞬間響き渡る歓声
「キャ〜〜〜〜〜〜〜♡」
私「(おっ、これが黄色い声というやつか)」
今まで、雄叫びのようなものしか聞いたことなかったのでハイトーンな声に耳がびっくり。
またこれも不思議なことに、自分もその黄色い声とやらを発せちゃうんですよね。スクリーンに自担が映った瞬間、女性ホルモンが暴れた結果です。
Hey!Say!JUMP登場
もうここからは記憶が…曖昧です。知能の低さが伺えます。しかし、最終的にHey!Say!JUMPのかっこよさ、かわいさの甘辛ミックスに圧倒されて、次第に声を出すことを忘れ、うちわとペンライトを握りしめ、ただただJUMPをこの目に焼き付けるということに専念しておりました。同行者の方に「口開いてましたね(*´ω`*)」と言われる始末。お恥ずかしい…
公演中に、声ドルとの違いを発見。
まず、公演中に手に持つ物
ファンサうちわを作って持参するなんて初めての経験でした。声ドルでは人それぞれあると思いますけど、私はキングブレードとタオルくらい。
そして手に持つ物の取り扱い
うちわを紙芝居かのように取り替えつつ、ペンライトを振ったり、タオルを回したり、とにかく忙しない…千手観音になりたいと切実に思いました。
また、後ろの方を思いやった行動が大切。
うちわやペンライトを高く掲げてしまうと不快感を与えてしまいますし。自分も視界が悪いと「おっと…これは……(#^ω^)」と、今までコンサート中に思ったことのない感情が湧いたのも確かです。
声ドルの現場なんて、ある程度の配慮はしますが、曲が始まれば、キンブレをブンブン振って、跳びまくる。
アイドルを目に焼き付けるというよりは、その曲を人それぞれのスタイルでアイドルと一緒に楽しむ。フリを完コピして踊る人もいれば、キンブレ5本持ちをしている人がいたり、C&Rの揃い具合とボリュームが半端なく、声が野太い。途中、声ドルの歌声ですらかき消されます。
男性が多い現場だったので、前の席に自分より背の高い人が座るのはほぼ当たり前のことでしたし、そのことを気にすることがなかったので、正直、イラッとした感情が生じたときはかなり驚きました。
ジャニーズのコンサートに参加するにおいてこれは必須アイテムだ!!!と感じたものが双眼鏡です。
双眼鏡を持ってコンサートに参加するという概念がありませんでした。うちわ持って?ペンライト振って?双眼鏡も使うって…無茶な……ぶっちゃけお荷物だろ〜〜と思ってた自分におうふくビンタ。
対象が異性ともなると、その人のことを一秒たりとも見逃したくないという気持ちが湧いてくるもので、アリーナ(という名のスタンド)席から肉眼で挑むのには限界を感じました。
後日、横浜アリーナ公演での経験を踏まえて、某家電量販店にて双眼鏡を購入。
双眼鏡もピンからキリまであるもので、何を買ったらいいのかさっぱりわからず、通りかかった店員さんを捕まえ、1時間ほど各商品のメリットデメリットを聞き出し、悩みに悩んだ末、自分の納得できるものを購入することができました。あのときの店員さん、ありがとう。
コンサート終了後、あっという間だったと感じるのは、どんなアーティストの公演に参加しても共通ですね。
ジャニーズアイドルである彼等は、普段からテレビや雑誌ラジオなど様々なメディアへの露出が多いぶん見かける機会も多く、捉え方によっては身近な存在であると言えます。しかし、
近いようでいて、実際は遥か遠く手の届かないところにいるのが彼等。そんなキラキラのアイドルに夢を見るのが私たち。
そして、アイドルと私たちの間を隔てるものをとっぱらってくれるのがコンサート。同じ場所で、同じ空気を吸って、同じ時間を共有する素敵な空間。それは現実のはずなのに、まるで夢の国のよう。
夢と現実の境目を曖昧にしてしまう不思議な魔法があって、そして彼等は私にその魔法をかけた。
男性アイドルを好きになるってこういうことか
ふわっとした気持ちのまま、自分の帰るべきところへ。ジャニオタビギナーな私の夏の日の思い出。
長々とお付き合いいただきありがとうございました!
きっかけ探し
はじめまして。フミと申します。
何故、日本語不自由な私がブログ開設にこぎつけたかと言いますと、拙い言葉でもいいから、自分の中にある思いや考えをかたちにして残せたらなぁ…と思ったから。
人間の記憶力というのは悲しいもので、新しく増えれば増えるほど古いものは順に消えていってしまいます。
ここは、そんな中でも大切にしまっておきたいものたちを残せる "宝箱 " にしようって思ってます。
-頭に浮かんだものを、ありのままに -
そんな私の初めて書くお題、
「20歳を迎えた私がJUMPと出会ったきっかけ」
JUMPに対して興味を持ったのは、20歳になってすぐのことでした。
20年間生きてきてジャニーズを1度も見かけたことがないなんてことはなく、必ずどこかで何かしらのきっかけは転がっていたはずなのに
何故いきなり出会うことになったのか…
正直この記事を書いてる今でさえ、真相がわからぬまま。書き進めながら紐解いていきたいと思います。
以前、中学時代からずっと女性声優アイドルのグループを応援していました。アニメ好きの友達の影響で見た作品のop曲を聞いて心惹かれ、高校時代なんかは現場に足を運んだり、それなりに楽しんでいました。なかなか地上波の番組に顔を出すことがなかったので、テレビ番組をほとんど見ない生活をしており、ジャニーズを見かける機会もほとんどなかったと言ってもいいのかもしれません。
ただ、クラスに必ずいるのです。ジャニーズ好きの女の子は。わたしのクラスメイトにも嵐担の友達がいました。
学校終わりにコンサートがあるからとソワソワしながら帰りのSTの先生の話を聞いてるその子たちの姿。さようならの挨拶をしたあと、ものすごい勢いで教室を飛び出して行ったのを、今でも覚えています。
期待に胸をふくらませて、今から大好きな人たちに会える…!と嬉しそうな顔をしていました。
(ちなみに嵐担の友達とは高校卒業後も頻繁に連絡を取り遊ぶ仲です)
高校卒業後は就職することを選び、地元の会社に就職しました。
同期にも、配属先の部署にもいました 嵐担
今思うと周りにジャニーズ好きの人がいるという環境があったからこそ、私自身も今こうして楽しく快適な、ジャニオタライフ が過ごせているんだとしみじみ思います。
しかし、周りにいるのは嵐担。私がジャニーズの沼に入るのなら嵐となるのが自然な流れのように思いますが、私はHey!Say!JUMPに心を奪われることになります。
2015年の ベストアーティスト
たまたまテレビを見ていたらちょうど
Hey!Say!JUMPがキミアトラクションを歌うあたりだったんです。
この衣装。そしてひとりずつ順番に言う「君がNo.1」のセリフ。なかなか印象強いものでした。
何よりもまずはじめに思ったこと
「あれ?へいせいじゃんぷ?こんなに大人だったっけ?」
わたしがHey!Say!JUMPと言われて出てくる知識が 風を切れ シャドーボーイくらいで、実際にそんなに年齢も変わらなかったのでデビュー当初の彼等に対しては、「年の変わらない子たちが頑張ってるんだな〜」 程度にしか思ってなかったんです。あとひとり女の子がいる?(変声期前の知念くんの歌声を聞いて)
そんな男の子だったはずの彼等がもうすっかり大人の男性、曲調もあってか男なのにみんなでわちゃわちゃしててかわいい。キラキラオーラで歌って踊ってる…そりゃ自分も気づけば20歳だし当たり前か、なんてその時は思いました。
深い沼に足を踏み入れ戻れなくなるのは
もう少し先のお話。
今のご時世、手元にはスマホというものがあります。なんでもネットで調べられちゃう時代です。ふと気がつくと、自分の検索履歴にはHey!Say!JUMPの文字、画像のフォルダーにはJUMPが追加されていました。
まずは、Hey!Say!JUMPについて基本的なところから知ろう!ジャニーズの中でも大所帯、メンバーの顔と名前一致するかな?(敬称略)
Hey!Say!JUMP [検索]
山田知念中島 わかる
八乙女薮岡本 わかる金八先生の子!
高木 わかるヤンキーの子!
有岡 なんとなくわかる
ここで問題発生、伊野尾慧がわからない。
名前を見て、この漢字見たことある…顔が……あれ?こんな子いたっけ…んん……いたような………あれ……( パニック )
ジャニーズに詳しいわけではなかったけど、Hey!Say!JUMPはなんとなく知ってたし、同世代だし、名前と顔くらい一致するわ〜〜余裕〜〜〜って思ってました。そんなことなかった。
急いで 伊野尾慧 [検索]
ドラマ出演の欄にあった「戦う!書店ガール」
テレビから離れていた中、久しぶりになんかドラマ見ようかなって思ってたまたま毎週欠かさず見ていたものだったので仰天。その時、千葉雄大くんが個人的目の保養で見てました。でも、こんなカワイイ子…いたっけ………
あ゛?!もしや、あのヘッドホンの似合う男の子か?!?!
そうでした。あの日下くん。
まさか、ジャニーズの子がやっていたなんて……
そこからはどんどん伊野尾くんの画像を保存する日々、フォルダには いのちゃん が追加されました。
月日は流れ、年が明け、一大イベントであった成人式も無事に終え一段落。
しかし心の中では色々な葛藤が…
JUMPももうすぐ10年、今更ハマったなんて言っていいものなのか、そもそもジャニーズを好きになる自体が初めてのことでどうしたらいいかわからない ア〜〜〜ッ!!!!
… よし!こうなったらジャニオタの友達に話してしまおう!と、嵐担である高校時代からの友達に相談をしてみました。
私のキャラからして、引かれるかな…とかいう不安もあったんですが、そんなこともなく……
その日にTSUTAYAで嵐担の友達に煽られつつ背中を押され、Hey!Say!JUMPのDVD smart を購入。私のそれまで推していた声優アイドルとは違ってDVDの価格もやさしめに思えて、この値段でイケメンが何回も見れるなら、まぁ1個くらい買ってもいいんじゃ…きっと大丈夫、とりあえず1個だけだし…うん……と自分に言い聞かせ、レジへ。
家に帰ったのも遅かったし、また後日見ようと思ったけど、気になってしまってさっそく再生。オープニングから察しました、これはとんでもない沼に両足をつっこんでしまった と。
なんとなく知ってる曲があったり、BESTコーナーがとんでもなく面白かったり
かと思えば、年下のはずの7の子たちがかっこよくキメたり。9人というなかなかの人数なのに、ダンスがキレッキレかつビシッと揃ってる。心が追いつかない…ジャニーズってすごい。
わたしがもう戻れないと確信したきっかけがこの曲です。
ほら新しい火をともしてく 真っ白な君の姿
そうです、candle
まさか、Hey!Say!JUMPがこんな切ないバラードを儚くも美しい表情をして歌えるなんて。
しかも、作詞が山田くん…えっ、いくつなの?さも経験があったかのような完成度。"涙みたいに溶けたcandle"で私の目からもブワッと溢れました。
これを聞いて、覚悟を決めました。
この人たちのことをもっと知ろう、応援して行こう。
FC入会のために郵便局で青色の用紙をもらい、さっそく必要事項を記入。
ジャニーズには担当制度が存在する中、私は誰の名前を書いて出すべきか…色々検討した結果、伊野尾慧の名前を。知らなかったからこそ、もっと知りたい。膨らむ気持ちが止まりませんでした。 (カモナマイハウス的な)
ここからはもう、真っ逆さまに落ちてDesire
FCに入会してほっとしたかと思いきや、伊野尾くんのめざましメレンゲのレギュラー出演、映画初主演の決定のお知らせなど、さっそく大忙しだったのを思い出します。
なんだかんだでジャニオタになって1年。
毎日JUMP、毎日伊野尾くんな日々が今はとっても楽しいです。
10周年を迎える彼等に何故もっと早くに出会えなかったのだろうかと頭を抱えることもあったけれど、私には私の出会い方がある。
時間が戻せたら、きっともっと早くJUMPを好きになってた……なんてとてもじゃないけど言えない。例え時間を戻すことができても、私は同じことを繰り返していたのだと思う。
20歳を迎えた私だからJUMPの魅力に気づけた。それが私にとってベストなタイミングだった。Hey!Say!JUMPを好きになれたことに感謝、そしてJUMPを、伊野尾くんを好きだと胸を張って言える自分に誇りを持って行きたいです。
キミアトラクションで惹かれ、candleで沼に落ちた
そんな、しがないオタクの一部始終でした。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました!