2023年に乃木坂を卒業した北川悠理さんが主演、脚本を手掛け、乃木坂の4期生メンバーが出演した映画「しあわせなんて、なければいいのに。」の試写会に幸運にも当選し、参加できたのでその時の話を遅ればせながら書いていく。
誰かに読んでもらいたいというよりは、自分の見たものを残しておきたい。
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映画に出演したメンバーは、北川悠理、筒井あやめ、賀喜遥香、遠藤さくら、金川紗耶、黒見明香、佐藤璃果、柴田柚菜、清宮レイ、田村真佑、矢久保美緒、弓木奈於
※掛橋沙耶香、林瑠奈は休業中、インフルエンザで松尾美佑が不参加(敬称略)
試写会に登壇したメンバーは映画に出演したメンバーと監督を務められた高橋栄樹さん
近くで新しい制服姿の4期生を見られただけで神イベントみたいなものだったが、
配信ミニライブでのコメントを最後に卒業したゆりちゃんにもう1度会えたのが嬉しかった。
ちなみに撮影期間は全部で4日間で聖来ちゃんが卒業してから割とすぐだったらしい。
押した時間は1分だったらしく速やかに全部撮り終えたと言う話があった。
ディレクションもそんなにしていないという話。
MCをまゆたんが担当し、最初にゆりちゃんに話を振り、話を受けてまゆたんが話をしている間にゆりちゃんが泣きはじめた。
まゆたんは端っこにいたのでそれに気づかず再度ゆりちゃんに話を戻そうとした時に「あれ?泣いてる!」と気づいて、隣りにいるかっきーが頭を撫でたりさくちゃんが寄り添ったりとほぼ1年ぶりに会ったようだがそんな感じは全く無い以前からの光景もあった。
ゆりちゃんが話してる時の周りのメンバーの笑顔で見守るように聞いてる感じも懐かしかった。
ゆりちゃんは辛いことがあったりした際に映画を見たり、本を読んだりすることが逃げ場となりそれでまた前を向けたので、自分も誰かの逃げ場を作りたくて映画を制作したいと思ったそうだ。
視聴前の登壇イベントだったのでネタバレを避けるために具体的に何をどうしてそう書いたのかなどは触れなかったし、配役をどうしてそうしたのかなどの話もできなかったのが少し残念だったかな。仕方ないと言えば仕方ないけど。
ゆなちゃんが作中で歌うシーンがあるのだが、それはゆりちゃんがゆなちゃんの歌声が好きだからと入れたらしい。
あやめちゃんは最もセリフの量が多い役
撮影前夜に急遽美佑ちゃんが休むことが決まり、彼女の分のセリフも覚えたみっちゃん(矢久保)は、今この場にいないメンバーの気持ちも背負って16人でやってきた話をしてくれた。
アドリブでのセリフが結構あるらしいので、それがどれかを何度も見て当ててみて欲しいみたいな話もあった。
ゆりちゃんは何度見てもエンドロールにメンバーの名前があるのを見て泣いてしまうと言っていた。
時間が短かったのもあって4期生の顔であるさくちゃんとかっきーに話は振られなかった。
セリフ数は少ないが配役からするとかっきーは結構重要な役どころだったように思うので、そのあたりの話がいつか聞けたらいいが、多分そういう機会はないだろうなあ。
試写会はその後フォトセッションをして、メンバーが退場。
最後に映画を上映して終わりと言う流れ。
フォトセッションは若干わちゃわちゃしながらもカメラマンの要求に応えていく、
微笑ましい感じとプロの姿が同時に見られた。
後にアップされる記事などからは絶対に知ることができない部分なので、ここも当選者のみの特権だった。
映画は客席でゆりちゃんも見ていたので全部が終わった後もう1度立ち上がって挨拶をしてくれた。その時もゆりちゃんは泣いていた。それが見られたのもよかった。
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試写会のレポートというよりはだらだら書いただけだし、見たもの全部も書いてはいないけど、何かしら残しておけばあとで読み返した際に色々思い出せるだろう。
最後に映画の内容等について
内容はあやめちゃんが言っていたがまさに「ゆりちゃんの頭の中を覗けた気がする作品」であった。
これは一体どういうことなんだろうと思っても答えはきっと見つからない気がする。
そんなセリフや場面が多い。ただそれでいいと言っているような作品でもある。
明確な答えが無くていい。
全部がフィクションではなく、セリフの中にリアルの”北川悠理”が思ったことも入ってるように感じた。例えば窓ガラスの向こう側についての部分。
またかっきーの配役と作中の彼女に対する気持ちみたいなのもリンクしてそうだった。
演技は特にあやめちゃんとかっきーが上手だと思った。
もちろん他のメンバーも上手だったけど。
かっきーはどこか主人公と距離が少しある感じや、なにか思うところがあって話をしなきゃいけなさそうなぎこちない空気感を醸し出していたりするのと、重要なシーンでの演技は特に上手だった。セリフ自体は少なかったが印象にかなり残っている。
乃木坂にとっての新たな試みが4期生から生まれたことが素直に嬉しかった。
色々な才能が集まっているし裏方に回るにはまだまだ早い4期生。
もっと前に出てきて欲しいとずっと思っているのでこれからの4期生に期待したい。