ドローンってのは、どの程度のエネルギーを秘めているんだろうか。
ドローン(マルチコプター)が巷ではトレンドワードだが、その落下がどの程度のエネルギーなの
か計算してみた。
なお、空気抵抗を無視した自由落下の理論値だし、安全装置ガーとかは一切考慮していません。
今回使用された機種のカタログスペックを見ると、風よけのバンパーなしで
重量400g・設定可能最大高度150m。
ボディにはガラスファイバーで補強されたABS素材が使われている。
計算には下記のサイトを使用。keisan.casio.jp
質量400g・高度150mを入力すると、落下エネルギーは588.40J、落下速度が54.24m/sと出た。
これだとイメージが湧かないので、イメージしやすいように変換してみる。
秋葉原UDXの屋上(最上階が22階、屋上の高さ99.72m)から
未開封の伊藤園のおーいお茶 濃い味(532g)を落とした場合が
落下エネルギー520.25Jで落下速度が44.22m/sか。
この時点でヤバくね？と思うのだが、
他に比較できる例としては
プロ野球のデッドボール(球速150km)が120～130J、
エアガン(6mmBB弾)の規制が0.989J
と言うのがある。
もうこの時点で免許制なりの登録とか罰則が無いとまずいんじゃねーの？
という気がしてならないのだが更に補足すると、
エアガンの規制は新聞紙25枚もしくはビールの(アルミ)空き缶の片面を貫通しない程度で、
これを超えると銃刀法違反の罪に問われるし、
プロ野球のデッドボールでは骨折や脳挫傷が過去にある。
もちろん、緊急停止機構や自動帰還機能があったり、
形状は単純な球体ではないから空気抵抗を受けて落下速度は大幅に落ちるだろうとか、
安全装置が働いて軟着陸する物もあるとか、諸所の意見はあると思う。
だが、善光寺の一件は誤操作により非常停止ボタンを押したために起こった事件であり、
メーカーのホームページを見ると、ショックを受けるとプロペラは自動的に停止すると書いてあるので、
今の無法状態のままドローンが一般化した場合に、最悪の場合人命に関わる事故が起こりうると
考えるのは杞憂だろうか。
40～44歳ぐらいの大きなお友達に分かるように書くと、
この高さを3mとして、その50倍の高さからの攻撃だとすると、どれ程の物か想像できるだろう。
samba 4でActive Directory鯖を構築する(失敗)
[日記][Linux]samba 4でActive Directory鯖を構築する
きっかけ
会社で現実逃避をしていた時に、こんなのCAL（クライアントアクセスライセンス）０円で構築するActive Directory (注 PDFです)
を見つけて、なんか胸に情熱の火がついた。
一晩経ってもその欲求が消えなかったんでやってみることにした。
