変われない

 

 

結局何も変わってなかった。

 

入学してから地域おこしのプロジェクトに入り、少しは人前に出られる人間になったと思っていた。

 

実習やゼミの活動を通じて何かしらの経験を得た先輩になったと思っていた。

 

 

でも全て。全部思い込みだった。

 

いざ人前に立つと、何も準備のできていない、臨機応援な対応もできない、ただの落ちぼれた学生だった。

 

緊張した空気の中前に立って、

大きい声も出せなくて、

助けてという目で先生を見て、

周りは皆3回生。

きっと私のことをよく思った人はいないだろう。

 

 

最悪だった。

今すぐこの場から立ち去りたいと思った。

自分に言い訳してた。

だって準備する時間なかったから。

ちゃんと考えたことじゃないから。

 

全部、最悪だった。

自分が嫌になって嫌になって、

結局何も出来てない、今までの挑戦や経験は何だったのか。

 

 

そもそもこの大学に、進むべきでなかったのか。

いろんなことを考えて、人のせいにしてしまって、落ち込んで、泣いて。

それでも毎日はやってくるから、

生活をしなくちゃいけなくて、

ずっと自分を責め続けててはダメなんだと、

 

頑張らないと、と思った次第です。