お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

Sponsored Link

『お菓子を巡る暮らしの雑記帳』プラスαの日記

最近、メインブログとサブブログの往来がみられるようになってきました。

メインとサブを同じドメインで管理しているので、サブからメインに流されてしまうことがあったりするようです。

そんな時のために、毎日更新のサブブログをしばらく、こちらメインのトップに据えておこうと思います。

everyday.hw-frankie.com

メインブログは、途中からお菓子(食)に特化してしまったので、サブブログではそれ以外のことをトピックにしています。

日々のごはんやおやつなど食のことはもちろん、好きなこと、物、暮らしにまつわるあれこれを書いた日記です。

『全国銘菓展』あんこ量り売り。つぶ、こし4種のあんこを食べ比べ。

今年の『全国銘菓展』はもう終わってしまいましたが、このブログではまだまだ続きます(笑)

この催事で最も楽しみにしていたのが、「あんこの量り売り」です。
お菓子も魅力的ではありますが、あんこだけを楽しめる機会はあまりないので、『全国銘菓展』へ足を運ぶ動機にもなっています。

お菓子に使われているものをいただくのと、あんこそのものをいただくのでは、やはり味わいは異なります。
純粋にあんこの美味しさだけを楽しむには、この「量り売り」りはもってこいです。

今回、この量り売りに参加したブランドは13店。

•榮太樓總本舗
•御菓子司 本家菊屋
•菓子舗 間瀬
•龜屋
•きよめ餅総本家
•彩雲堂
•清月堂本店
•豊島屋
•なごみの米屋
•乃し梅本舗 佐藤屋
•風流堂
•美濃忠
•わかさいも本舗甘仙堂

すべて1パック100g入りです。

本当はすべてお試ししたいくらいでしたが、他のお菓子もあったので、食べ切れる限界は4つ(400グラム)。。。

当初は新規開拓してみるつもりが、いざあんこを見て選んだら、昨年と同じようなチョイスになってしまいました。

昨年のリピート2種、新規2種をなんとか選んできました。




龜屋 つぶあん

昨年もこちらのつぶあんを味わいましたが、とっても美味しかったのでまたリピートです。

もったり、ねっとりとした食感のつぶあん。

今回、あんこの量り売りで出ていた中で、一番糖度の高いあんこだそう。
しっかりとしたコクのある甘さがまず最初にあり、あとから小豆の風味が追いかけてくる感じ。

とっても力強いあんこで、大好きです!

美濃忠 つぶあん

龜屋さんのあんことは対照的に、こちらは水分量の多いゆるっとしたつぶあん。

甘さは控えめ、小豆の風味が濃厚で上品な味わいです。タイプはまったく違えどこちらもまた美味!




間瀬 こしあん

こちらもまた昨年の銘菓展で気に入り、もう一度味わいたくリピートしました。

さらりとしたテクスチャーでありながら、しっとり絹のような舌触り。
甘さを控えたさっぱりとしたこしあん。

菊屋 こしあん

やや水分量控えめで、ぽろっとしたあんこです。

あっさりとした味わいで、こちらも甘さ控えめです。

以上4店のあんこですが、同じつぶあん、こしあんでも見た目も味わいもそのお店によって違います。
並べてみるとよくわかります。


これだけのあんこを一度に味わう機会もなかなかないので、とっても楽しくいただきました。

感想としてはどちらのあんこも美味しかったのですが、やはり昨年同様好みは変わっていないようで、つぶあんなら龜屋さん、こしあんなら『間瀬』さんのものが一番口に合いました。
昨今のあんこは甘さを控えたあっさりとした味わいのものが多くなったような気がしますが、やはり私は甘いあんこが好きなようです。
来年はこの二つに加え、また新しいあんこのお味見をしたいなと考えています。



当初の予定では、まず半分をストレートであんこそのものを味わい、残りの半分はお餅などに合わせていただこうかと考えていました。
ところが食べ始めたところ、あまりに美味しくて、Netflixで韓流ドラマを観ながら「ああ、あんこ美味しい〜」と口に運んでいたら、全てのあんこを食べ尽くしてしまいました(笑)

絵的にあんこだけだとちょっと映えないのですが、あんこ好きさんにはわかると思います。


『赤福』百貨店催事では常に行列の人気、定番赤福と白餅黒餅。

日本橋三越の『全国銘菓展』も今年は終わってしまいました。購入したお菓子を開催中にすべてご紹介するのはやはり無理でしたが、毎年開催されている催事なので、備忘録として残しておこうと思います。

今回は催事などでは常に行列ができる、三重県伊勢市の代表的な銘菓『赤福』さんです。

最近は東京の百貨店などでも割と見かけることが多くなったように感じます。またオンライン販売もあるので、以前よりは買いやすくなった印象ですが、それでも一度催事があれば、あっという間に行列ができる人気のお菓子です。
並ぶのが面倒でお見送りすることが多かったのですが、久しぶりに食べたいな〜と、『全国銘菓展』ではお買い物リストに入れていました。

平日の開店直後に足を運んだのですが、行列が予想されるため、まず最初に『赤福』さんの売場に寄ってみました。

その日は荷物(お菓子)の到着が若干遅れているとのことだったので、40分ほど他の店舗でお買い物をし戻ってみると、ちょうど荷物が到着したところでした。
すでに3人ほど並んで待っている方々がいたので、私も並んで待つことに。

お菓子が次々と店頭に積み上げられていく間に、後ろにはあっという間に長い行列ができました。

やはり『赤福』さん、人気ですね。
今回はなんともよいタイミングだったようで、ほとんど待たずしてお買い物ができました。

たくさん買っても一人では消費期限内に食べ切れないので、今回は欲張らずに二箱だけお持ち帰りしてきました(笑)




赤福


12個入 ¥1,300(税込)
消費期限
【夏期】製造日共2日間
【冬期】製造日共3日間

なんとも綺麗に揃ったあんこの波。
これは伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎを模ったもので、あんこについた三筋は清流を、白いお餅は川底の小石を表しているのだそう。

昔、お餅を丸め、それにあんこをくっつける作業をしているのをTVで観たことがありますが、現在は機械で作られているようですね。

小豆は北海道産にこだわり、餅米はすべて国産。ホームページによりますと現在は北海道名寄産を中心に熊本県八代産も使用されているとのこと。

すっきり、さらりとした味わいのこしあんがたっぷり、おもちを覆っています。

やわらめの甘さを控えたこしあんは口溶けもよく、お餅もやわらか。
万人受けするのも納得の素朴な味わいです。

一箱一人で食べ続けていると、さすがに飽きがくるので、私の場合は最後に黒豆きな粉をかけて味変を楽しみます。

丹波黒豆きなこをたっぷりかけると、また違った美味しさが生まれます!
こちらのあんこときな粉は相性抜群。
邪道ではありますが、自分なりの楽しみ方があってもいいかなと思っています。




白餅黒餅


8個入 ¥1,100(税込)
消費期限
【夏期】製造日共2日間
【冬期】製造日共3日間

2021年10月、ちょうど新型コロナで人々の生活がガラリと変わった時期に誕生したお菓子です。
終始薄雲が垂れ込めたような日常生活を余儀されるなか、影があれば光もあると、明るい光に向かい全進していこうという願いを込めて作られたのが『白餅黒餅』だそうです。
そうした意匠を知るだけで、味わい方も変わる気がします。
私も発売してすぐにお取り寄せしたので、今回は二度目になります。

『赤福』よりは若干小さめのお箱に8つ。
白餅、黒餅各4個ずつ詰まっています。

「白餅」は白小豆を使ったサラリとしたこしあん。

お餅に対してあんこの量がたっぷりというのは赤福さんのお約束か、こちらもあんこたっぷり。

一方の「黒餅」は、黒糖のコッテリとした甘さと濃厚な風味が全面に出た黒糖あん。

黒糖好きにはたまらない美味しさで、私も大好きです。

濃厚な黒糖あんと、優しい白あんの組み合わせなので、交互にいただくとちょうどいい塩梅になります。

定番の『赤福』に比べると黒餅効果でかなりこってりなので、この分量でも十分満足感があります。

久しぶりにいただいてみて、やはり飽きのこない美味しいお菓子だなと感じました。
『赤福』は約300年の歴史を持つ伊勢の名物。
これからも楽しんでいきたいお菓子の一つです。

www.akafuku.co.jp

www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com


『深川屋陸奥大掾』関の戸あんぱん、関の戸入りのアップルパイ。

まだまだ『全国銘菓展』のお菓子が続きます。
今日は『深川屋陸奥大掾(ふかわやむつだいじょう)』さんのお菓子です。

こちらのお店、創業370余年、東海道五十三次の宿場町として栄えた三重県亀山市の老舗和菓子店で、看板商品はもちろん『関の戸』。

こちらのお店は今年の1月に同じ日本橋三越本店で開催された『あんこ博覧会』にも出店していました。

その際に購入した『関の戸あんドーナツ』がとても美味しかったので、ひょっとして今回も?とのぞいてみたお店です。

今回の催事であんドーナツの販売はありませんでしたが、1月にはお見送りしたこちらのあんぱんをお持ち帰りすることにしました。

結構な人気商品のため、購入はおひとり様3個までとなっていました。





関の戸あんぱん


1個 ¥270(税込)
消費期限 2日

パン自体はごく普通の丸いパンですが、こちらのあんぱんの中には『関の戸』が詰まっているのです。

滑らか食感ながら、このあんこが時折シャリシャリっとした歯応えを連れてきて、あんこの美味しさ急上昇!

人気のあんぱんなのも納得の美味しさです。
本当にこの銘菓をあんぱんに仕込むという凄技は、どなたの発案なのでしょうか?

『全国銘菓展』では御当主が接客してくださったので、お聞きすればよかったかも。。。

今回は残念ながら「あんドーナツ」の販売はありませんでしたが、今年の9月にはまた催事で登場する予定だそうです!



そしてもう一つ。あんぱんの横にずらりと並んでいたこちらは、アップルパイです。
『関の戸』を使ったアップルパイとはどんなお味なのか?

とっても興味を惹かれたのでこちらも一緒にお買い物してみました。

関の戸アップルパイ


1個 ¥270(税込)
消費期限 2日

パイ生地はサックリ薄めの層で、ゴルフボールを一回り大きくしたくらいのサイズ感。

中にはしゃくしゃくと歯応えを残した甘酸っぱいドライアップルと関の戸が!

普通のあんことはまた違った食感と味わいで、これは関の戸だからこそ出せる美味しさです。

関チョコアップルパイ


1個 ¥291(税込)
消費期限 2日

こちらは『関の戸アップルパイ』にチョコレートをかけたもの。
チョコレートはミルクではなくビターよりなもの。

こちらもまた『関の戸』の存在感が強い味わいですが、上記の『関の戸アップルパイ』に比べると、チョコレート効果でよりまろやかな味わいです。

関の戸あんぱんやあんドーナツもそうですが、『関の戸』って本当に小麦粉との相性抜群のお菓子です。



お菓印は集めていないのですが、ご当主が店頭に立っておられ、「せっかくなのでどうぞ!」と書いてくださったので頂いてきました。

第十四代当主とは。。。
銘菓『関の戸』も江戸時代と変わらぬ作り方、配合を守り続けているそうで、なんとも歴史の重みを感じます。
一方であんぱんやアップルパイと組み合わせるなど、温故知新の精神も感じられる非常に魅力的なお店だと感じました。
ますます目が離せないお店です!

『関の戸』も色々なお味のものがあり、さすが銘菓展です。

今回はこの中からお一つお持ち帰りしてきました。どちらの『関の戸』を選んだかは後日のレビューで!


www.sekinoto.com

www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com

日本橋三越 全国銘菓展『きよめ餅総本家』ふわとろ草餅と桜もち。

今回もまた日本橋三越本店で開催中(2024年3月20日〜3月25日)の『全国銘菓展』のお菓子になります。

今年は昨年購入し美味しかったお菓子もいくつかリピートしています。

その一つが『きよめ餅総本家』さんのお菓子です。
看板の『きよめ餅』は百貨店の銘菓売場でもお取り扱いがありますが、こちらのお菓子は催事でしか出会ったことがありません。




ふわとろ草餅

昨年の『全国銘菓展』で初めてお試ししたものです。またあのふわとろ食感を味わいたくリピートしました。

ふわりと蓬の香りがする生地は、その名の通り驚くほどの柔らかさ。

とろっとしていてお口に入れると、しゅわ。。。っと溶けてしまうほどの儚なさです。これは卵白が使用されているせいかと思いますが、とにかくこの食感は一般的にイメージする草餅の想像を超えてきます。

あんこは水分量多めのゆるりとしたつぶあんですが、蓬に負けないくらい小豆の風味も強く、本当に美味しい!

きな粉の自然の甘さと風味も良い脇役になってくれています。

この草餅、おそらく東京では『全国銘菓展』のよなうな催事でしか出会う機会がないと思うので、一年に一度でも味わっておきたいお菓子です。




桜餅

桜の葉一枚にくるりと包まれた小ぶりの道明寺製桜餅。
かなり粒の大きな道明寺粉が使われています。
普段、桜餅なら長命寺タイプを好みますが、この粒の大きさが気になりました。

もちもちではなく、割とぱらっとした食感で、柔らかくまとめられています。

道明寺はもう少し粘り気があるものが多いのですが、こちらはさっぱり。

中のあんこもサラリとしたこしあんで、とても軽くいただける桜餅ですね。

桜の花の塩漬けが色鮮やかでとても美しく目を惹きますが、それだけではなく塩っぱさが甘さをうまく引きたててくれています。

道明寺桜餅のもったり感が苦手な私でも、これはとても美味しくていただきました。


www.kiyome.net

www.hw-frankie.com



日本橋三越 全国銘菓展『龜屋』桜餅とおはぎのつぶあん、こしあん。

今年も行ってまいりました。現在、日本橋三越で開催されている『全国銘菓展』
3月20日(水)〜3月25日(月)
日本橋三越本館7階 催物会場

あまり買い過ぎ(食べ過ぎ)ないよう、私には珍しく事前に購入するものをリストアップしてでかけましたが、やはり想定外のお菓子もいくつかお持ち帰りするという、想定内のことをしたのでした(笑)

今年のテーマは「お菓子の水族館」ということですが、私は相変わらずテーマとは全く関係のないチョイスで、「好きなお店のお菓子」を中心に選んでみました。

上の写真は本日いただいた分で、まだ他にもあれこれお買い物してきました。
会期中に全て投稿できるかわかりませんが、順番にレビューしていこうと思います。

第一弾はおはぎと桜餅。
お彼岸だというのに、今年はまだいただいていませんでした。

ぐるりと一回りし、これは好みかも!と選んだのが、埼玉県川越市の『龜屋』さんのもの。

創業240年余り、現在の当主は9代目という川越を代表する老舗和菓子店です。

昨年の『全国銘菓展』で初めてこちらのつぶあんをいただきとても好みだったので、来年はお菓子も!と待っていました!




桜餅


1個 ¥216(税込)
消費期限は当日

お江戸スタイルの長命寺製桜餅です。

桜の葉が一枚。紅色の焼き皮は薄くもなく厚くもなくといった感じでほんのりと桜が香ります。

あんこはこしあんですが、さすか亀屋さん!みちっとした骨太のこしあんで甘さもしっかり!

やはり亀屋さんのあんこ、とっても好みです。




おはぎ つぶあん

まず小ぶりながら、とってもパンチのあるおはぎです。

こちらのあんこ、糖度が高く小豆の風味がとても濃厚でみっちりとしています。

餅米は半殺し一歩手間といった感じ。これがしっかりと粒が揃っていて、断面がなんとも美しい。

おはぎ こしあん

つぶあんに負けず劣らず、水分量を控えたしまったこしあんが、もっちりとした餅米をしっかりと包み込んでいます。

『龜屋』さんなら断然つぶあん!と思っていましたが、こうして味わってみると、こしあんもなんと美味しいことか。

どちらもしっかりとした甘さのあるおはぎですが、どこか上品でありながら素朴な味わいも併せ持つ、本当に美味しいおはぎでした。
またリピートしたい一品です。



今回、泣く泣く諦めたものがありました。
大好きな豆大福です。絶対に好みのはずですが、3個入りのパック売りだったので、本日中に食べ切れる自信もなく、お見送りしました(涙)

これは来年かまたどこかで出会った時には絶対にお持ち帰りしたいお菓子です。

『龜屋』さんのあんこが本当に大好きで、今年もまた「あんこの量り売り」では、つぶあんを、その他にも普段はあまり手を出さないどら焼きなども今回はお持ち帰りしてきました。

そちらはまた後日ということで。

www.koedo-kameya.com

www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com