2024年5月16日(木)、17日に京都の宇治・伏見、滋賀の彦根に行ってきた。
当初は琵琶湖の周辺を回ってくるという計画だったが、ゴールデンウィークに目的地の一つだった近江八幡に行ってしまったので、急遽、京都に赴くことになった(宿泊地は滋賀だけど)。
前日にスマホに保管していた写真のほとんどを消してしまうというミスを犯して少し落ち込んでいたが(グーグルフォトはやり方が汚いと思う)とりあえず雨も止んで旅行日和であった。
今回は在来線を乗り継いで京都に向かうというのんびりした旅である。大垣、米原を乗り継いで京都から奈良線に乗り換えて宇治に向かう。
宇治駅から門前町を通り抜け「平等院鳳凰堂」を訪ねる。
小学校の修学旅行以来であろうか。あんまり覚えていないのだが、修理を終えた鳳凰堂はきれいである。
鳳凰堂の中も拝観できるということで早速券を入手する。
拝観まで1時間ほど時間があるので、先に「鳳翔館」を鑑賞する。鳳凰堂にある国宝が展示されており、屋根にある鳳凰の実物も観ることができる。学生の授業なのか先生らしい人がたくさんの若者に宝物の説明をしている。
宝物殿の鑑賞が終わり、鳳凰堂の中を拝観する。中には大きな阿弥陀如来が祀られている。
修学旅行では外からさっと見ただけの記憶なので、今回仲間で見ることができてよかった。
さて昼時であるので早速昼飯とする。何を食おうか迷ったが、すいていたのでラーメンを食すこととした。麺に茶が練りこんである塩ラーメンを注文した。
スープが豚骨のような色をしていたが思ったよりあっさりしていた。
食べ終わるころには大行列になっていた(いいタイミングだった)。
せっかく宇治に来たのでお茶も買ってお酒も試飲して門前町を楽しんだ後、宇治川を渡って京阪電車の宇治駅に向かう。
ここから電車に乗って中書島駅で降りる。
駅前は少しレトロな感じのいい雰囲気の路地・商店街があった。
まず向かったのは坂本龍馬で有名な「寺田屋」である。
中は本当に古い旅館という感じで、坂本龍馬に関する書や絵、龍馬が泊まった部屋などが残されている。
最後の順路の展示の中に面白い新聞記事があって、それによると龍馬が泊まった寺田屋自体は鳥羽・伏見の戦いで焼失しているとのこと。
龍馬が放った弾痕もカメラに収めたけど、最後の最後になぁんだという感であった。まぁロマンというやつかな。
次に向かったのは「月桂冠大倉記念館」である。
ここは月桂冠の歴史を振りかえることができるだけでなく、入場の際に渡されるコインを使って試飲ができるのである。
早速3種類試飲をして、おいしかった生原酒を購入した。
またこの近くには「黄桜記念館」もあり行ってみたが、無料開放ということもあり中は大したこともなかった。
向かいには「カッパカントリー」というところもあったが、なぜかビールを販売していた。
せっかく飲むならこの土地のクラフトビールを飲もうと「家守堂」というところでタイガーキックというビールを注文した。
味が濃くてうまかった。
ここから商店街を歩いて「桃山御陵前駅」から近鉄に乗って京都駅に向かう。
京都駅に降りると少し青空も広がっていた。
駅の地下街にある「ニューすしセンター」で夕飯にする。
腹もふくれたので今日の宿泊地である草津駅までJRで向かうことにする。
泊まる宿は最近御用達の「スーパーホテル草津国道1号」である。
まぁまぁ部屋も広く満足であった(温泉の温度がぬるかったらよかったのに)。
2日目は快晴。早速彦根駅に向かう。
彦根に着いたらまずは彦根城。
城を見学する前に「彦根城博物館」を鑑賞する。
ここは井伊家ゆかりの品々が展示されている。能楽舞台や日本庭園もあってなかなか良かった。
この後は急な石段を登って「彦根城」に向かう。
現在彦根城は耐震工事を行っているとのこと。
中に入ることはできたが、工事中のところは入ることはできない。その代わりなのか普段見れない櫓などを公開していた。
やっぱ城巡りはいい。
彦根城の後は「玄宮園」を見に行く。城に隣接する庭園でいい天気だったせいもあるのか、素晴らしい眺望であった。
そのあと「夢京橋キャッスルロード」や「四番町スクエア」を見て回った。
特に四番町スクエアは1階が店舗、2階からは住居になってるようで、店舗も観光客向けのお土産だけでなく、野菜や鮮魚等地元のためのものも販売している。
さて旅の疲れをいやすため、近江鉄道に乗り、ひこね芹川駅で降りて「極楽湯」に向かう。
ぬるめの高濃度炭酸泉につかってのんびりできた(夕飯もここで頂戴した)。
今回の旅は、急遽京都に行くことにしたが、伏見の街中で昼間から酒を飲む贅沢な旅となった。