就職してから近くで働いていた高校の同期が一人いて、よく夜に飲みに行ったり遊んだりしていた。私は院卒の新卒であったが、彼は大卒で働いているため、物流関係で働き始めて3年が過ぎようとしていた。転職を試みようとしていた彼が活用していたのが、転職エージェントだった。
2006年頃は転職エージェントが流行りだした時期で、私もリクルートとインテリジェンスにとりあえず登録した。私が若かったこともあり、今になって思えばエージェントの偉そうな態度が鼻についた記憶がある。
そこで、治験の開発受託機関というものを知り、ある会社に面接を受けに行った。2006年の9月初頭の暑い時期だったと記憶している。ここから、その業界にどっぷりつかるわけだが、つらい記憶が多いのである。