ロッブリーの花畑(ひまわり、コスモス他)
帰国まであと1日なので、バンコクへ戻ります。
ウドンターニーのバスステーションからバンコク行きのバスに乗りますが、出発が20時なので、それまではマッサージ屋さん、セントラルプラザや市場、ナイトマーケットなどで時間をつぶします。
バスの写真は誤って消してしまったのでありませんが、行きと同じ「999(国営トランスポート社)」です。
20時出発と思っていたら、20時にノンカーイ発でウドンターニーは21時発でした。
バンコク(モーチット2)へ着いたのは8時頃。近くにモーチットミニバスステーションがあるので、そのままミニバス(ロットゥー)に乗り継ぎ、ロッブリーへ行くことに。
8:30のチケットを購入し、8:51に出発。私を入れて二人しか乗っていませんでした。
110TBでした。
ロッブリーでの目的は「ひまわり畑」です。
ロッブリーは遺跡と猿で有名な町ですが、冬の時期は一面に咲くひまわり畑がみどころです。
事前にミニバスステーションから、乗り換えのバスとバス停はチェックしていましたが、ちょうどバスが出発したばかりで、あまり時間もなかったのでタクシーをチャーターすることにしました。
ロッブリーのミニバスステーション→フラワーパーク→ロッブリー鉄道駅のルートで600TBです。ちなみに、ミニバスステーションと駅は結構離れていますのでご注意を。
背景に岩山がみえるここは割と有名です。ここ以外にもひまわり畑はあるようです。
ひまわり畑から帰る途中で、コスモス畑を見つけました。タクシーの運転手さんが追加料金なしで寄ってくれました。正直なところ、ひまわり畑よりこちらのほうがSNS映えします。
ここはカフェらしいですが、ここで飲食しなくても入れました。入場料は20TBです。
そのあと、駅まで出て電車のチケットを購入。電車を待つ間に遺跡と猿を堪能しましたが、写真をうっかり消してしまい、ありませんので今回はここまでです。
冬季にロッブリー観光を考えている方は、猿と遺跡だけでなくお花もどうぞ。
バーン・チアン遺跡へ
ウドーン・ターニーのシンボルである土器を見に、バーンチアン遺跡と博物館へ行ってきました。
セントラルプラザの近くの長距離バスターミナルで聞いたところ、17番のバス停でサコーンナコーン行きのバスに乗るとよいとのこと、45TBでした。
バス停から降りるとソンテウが待っています。交渉の結果、博物館と遺跡の両方を周って往復で120TBになりました。
あちこちに土器のモニュメントがおいてあります。
周りに、お土産屋さんがたくさん。
周りの公園は整備されていてきれい。博物館に来たついでになのか、公園内を散策している家族連れが多かったです。
国立バーン・チアン博物館。入口がわかりづらい。
ここの象徴ともいえる模様の入った土器の壺。日本の縄文式土器に似ています。
縄ではなく、木を削ったローラーでコロコロ。デザインというより、「これは俺んちのだ」っていう印なのかもしれません。
一番古くて紀元前5600年ごろ、新しいもので200年ごろっぽいですが、古いものほど模様や形が複雑オリジナリティがあり、新しいものほどシンプルで量産型になっているように思います。
博物館内の解説は充実していて、スマホでQRコードを読み込めば、日本語の解説も聞けます。
ワットポー・シーナイの発掘現場
帰りはバスで1時間近くかかりました。セントラルプラザ近くのバスターミナルまで50TBです。
ウドンターニーからノンハン湖のタレ―ブアデーン(赤い睡蓮)を見に行く
今回の最大の目的はタレーブアデーン(赤い睡蓮)を見に行くことでした。
ウドンターニーからホテルやゲストハウス、旅行会社を通してツアーに申し込む方法もあります。そちらのほうが値段は安いですが、ツアーは6時とか7時に出発のところが多いようです。
今回は日の出に合わせて見たかったこともあり、車をチャーターすることにしました。
できれば、だれかシェアする人いないかな?と思って日本人および外国人の旅行者を探していたんですが、ここまで一度も日本人はおろか旅行者には会いませんでした。
朝、5時すぎにバスターミナル付近のタクシーを探します。
トゥクトゥクでもよかったんですが、ブンカーン、プープラバット歴史公園でのトゥクトゥクの遅さと寒さに懲りたので、少しお金を出しても早くて快適なタクシーを選びました。
他にタクシーが見当たらなかったのであまり値切れず、往復で1300バーツでした。
日の出の時間と方角はアプリで事前に確認して行ったんですが、おもったより早く着きました。でも、結果的にはちょうどよかったです。
他の方も書いてある通り、1~2人のりを選びました。
朝焼けがきれいです。
当たり前ですが、朝日にカメラを向けると逆光で花が真っ黒になってしまいます。
すこし、カメラの位置をずらして、絞りやホワイトバランスを調整します。
写真をじっくり撮りたいところがあれば、言えば船を停めてくれます。
幻想的な風景が広がります。
水面に雲が映っている様子もきれいです。この日は風があまりなかったです。
それでも、寒いのでダウンジャケットやフリースは必須です。あと、カイロが役に立ちました。
太陽がしっかり上って光が当たったほうがきれいです。そう考えると、日の出じゃなくてもよいのかもしれません。
乗ったところとは別のところに到着しました。運転手さんは車を移動させて待っていてくれました。タクシーの写真と番号を控えるのは絶対必要ですね。
降りたところにはちょっとした売店や屋台がでていましたが、朝早い時間なのであまり開いていませんでした。
今回、タクシーを往復チャーターしていきましたが、日の出にこだわらなければ、ツアーや途中までバスでいくという方法もありだと思います。
バンコクからブンカーン行きの深夜バスに乗ったときに、途中のノンハーン湖にもバス停があるようで何人かのタイ人が降りていました。
チャレンジになりそうですが、ブンカーン行きのバスに乗って、明け方にノンハーン湖に到着するというコースもありかもしれません。
ウドンターニー観光
ウドンターニーについたら、さっそく、市内観光です。
泊まったホテルでは自転車のレンタルが無料なので、利用しました。ウドンターニーはあまり高低差がないので、自転車は移動は楽です。
ウドンターニー名物のアヒルの親子です。
この日は12月31日、カウントダウンの準備でアヒル親子の周りもデコレーションされていました。
公園に大きな土器のオブジェ。ここの名物です。
この時点ですでに午後4時すぎ、以下、中には入らず写真だけ。
中国風のお寺。China City Shrine と地図には書いてあるので道教のお寺とかでしょうか?市の柱という「街を支える」意味の柱があるらしいです。が、中は見ていないので…
ワット ・トゥン シー ムアン
セントラルプラザ ウドンターニー 巨大なショッピングセンター 21時近くまで開店しているので、夜発のバスを待つ間にブラブラできる。
駅近くのナイトマーケットを覗いてみましたが、まだ時間が早いのか、あまり人はいません。
ほどほどに都会で、ほどほどに田舎、湖や公園が多く設備も整っていて、タイの中でも暮らしやすそうです。
バンプー(Ban Phue)からウドンターニーへ
ウドンター二ーへはロットゥで移動しました。最初にソンテウを降りたところやトゥクトゥクを拾ったところとは少し離れていました。トゥクトゥクのおじさんが連れて行ってくれました。
ロットゥの値段は80バーツでした。
ロットゥ乗り場のお店がいろんな人形や雑貨を取り扱っているところで、店の品物も庭になっている部分も面白いものが多かったのでアップします。
ガネーシャの置物。水生植物の鉢のようです。
お店に並んでいる商品。縁起物とかを取り扱っているんでしょうか?
中央アジアのチャイハネスペースみたいなところ、ここでロットゥを待つのもよさそうです。
ちなみに、到着したロットゥは運転手抜かして、18人で満員。乗れないのか…と思ったら、折り畳み椅子を出してくれました。まさかの折り畳み椅子。
赤いのが折りたたんだ状態の椅子です。
さすがはタイ。もちろん、シートベルトなんてありません。事故があったら、真っ先に仏陀になれる席ですね。
でも、無事に1時間ほどでウドンターニーへ到着。セントラルプラザ近くのバスターミナルに到着しました。
ノンカーイからソンテウでプープラバット歴史公園へ
当初は、プープラバット歴史公園へいくのに、ウドンターニーまで行ってからにしようと考えていましたが、地図を見ると、ノンカーイとウドンターニーの中間くらいにあり、探せばソンテウ出ているんじゃね?と、一応、バスステーションで聞き込み。
すると、近くの町のバンプーまで行くソンテウがあるから、それに乗れと言われました。6番の乗り場のソンテウで55バーツでした。
バンプー(Ban Phue)の町に着いたら、今度はトゥクトゥクに乗り換えです。
値段は自分のメモをみると、ワット・プラタート・プラバートプアボックという近くの寺院と合わせて、400バーツで周ってもらったと思います。
案の定、トゥクトゥクが遅い。しかも、プープラバット歴史公園も、ワット・プラタートも緩やかな上り坂にあります。
ほかの車がどんどん追い抜いていきます。バンプーの町に着いたのは30分くらいと意外と早かったけど、結局、このトゥクトゥクの移動が1時間半くらいかかりました。
いや、マジでかんべん。途中でエンストした時には、後ろから押したり。
こんなこと本当にあるんだわ。
そんなこんなでやっとたどり着きました。
ちなみに、このプープラバット歴史公園はちょうどタイのお休みと被っていたので、無料でした。たまにそういう日があるようです。
仏像が彫られたものもあります。
岩にウシか何かの動物が描かれています。ボランティアのおじさんが教えてくれました。
広い敷地の中に遺跡が点在しているので、じっくり見たら2時間近くかかると思います。一応、パンフレットに地図が載っていますがが、英語とタイ語の地図の方向がそろっていないため、わけがわからないことになります。
あと、ここのトイレは超絶きれいです。アロマのお香とか焚いていていい香りがします。高級ホテルのスパに来ている気分です。
他に移動する前にここで用を済ませておくとよいです。
近くのお寺 ワット・プラタート・プラバートプアボック
ここは、さっきのプープラバット歴史公園の一部でもあるみたいで、遺跡っぽい岩がいくつか点在しています。
黄金の涅槃像です。
昔の人を模しているのか、謎の人形発見。
お寺や遺跡もよいですが、ここはちょっと小高い丘になっていて見晴らしがよいです。
ここの景色がなにげにお勧めです。
ワット・ケーク(サラケオクー)へ
数年前に、ラオスのブッダ・パーク(ワット・シェンクァン)に行ってみて、面白かったので、タイ側のワット・ケークへも行ってみたいと思っていました。
ブッダ・パークもこちらのサラケオクーもカオスな感じは変わりません。
お寺というと違和感を覚えると思います。好き嫌いが分かれるところでもあり、わざわざ、時間をかけていくほどではないという人もいますが、私はこういうの大好きです。
仏教の施設というよりはビンズー教やメコン川沿いに古くから伝わる蛇神(ナーガ)をモチーフにしており、この作品を作った人の宗教観を表す芸術作品と思ってみるといいかと思います。
ブッダ・パークは人間がいろんな動物やほかの人間を拷問しているような表現が多く、人間をシニカルにみているところもありました。
でも、サラケオクーのほうは、ちょっと拗ねた感じが取れて希望がちょっと見え
隠れしています。そして、自分の晩年を客観的にとらえているように感じます。
ラオス側よりも仏像の表情も穏やかに見えます。
中に入るタイプのはラオス側にもありましたね。
ひときわデカい西郷どんっぽい仏像
野生の王国 像とたくさんの犬たち?
子どもたちも
大人になり
愛し合う二人も…
いつしか、骨に…
ああ、人間をはじめ、生きているものはいつか骨になるんだ…と納得。
骨になるまで、ずっと一緒にいられる二人は幸せかもしれません。
ワット・ケーク(サラケオクー)の場所は
大体、サラケオクーと言えば通じます。