ゆるりと断捨離

病気療養中のためしばらくお休みします。

人生何があるかわかりません。

予測できないことが起こるのが人生。だから面白いのかもしれません。

ですが、面白いと思えるには起きた事象によると思います。

救急車で運ばれる


久しぶりにブログを書いているのですが、何よりキーボードで文字が打てる喜びを感じています。

ある日突然、朝起き上がれなくなりました。

体中に痛みがあり、無理に体を起こそうとすると激痛が走りました。

あまりの痛みに思考が停止するほどです。

動けない状態が約1か月続きました。なんとか短期間の治療で体は動くようになり痛みもかなりなくなりました。

医師や看護師、すべての方に心の底から感謝です。

 

自分で考えられる原因の一つとしては少し無理をしていたからだと思っています。

仕事や家事、ブログを書くという事にについても無理をしていたと思います。

動けない間に色々考えました。

もっと自然体で、自分らしくすればいいじゃないか。

かなり軸がずれていたと思うのです。 

自分を外側から見てわかったことがあります。

人に影響されやすい。

自信がもてない。

人の目を気にしすぎる。

自分ではそんな風に思っていないし感じてもいませんでした。ですが、人の目を気にして中々行動できなかったりしてました。

ブログも、自分らしさがなかったと今は思います。

こうしなきゃ、が強かったのです。

周りが気になり自分を見失っていました。

体調もよくなった今、これからは自分らしく、そして楽しみながらやっていこうと思えるようになりました。

 

これは色んな意味でなのですが、誰かのマネをすると自分もそうなれるのではないか、同じように出来るのではないか、と思っていたのです。

誰かのマネをしたってそうはならないし、同じように出来たとしてその人みたいにはなれません。当たり前のことにようやく気が付いたのです。

 

何より健康が一番。

そして、心技体。技はおいといて、心と体はつながっているということを今回あらためて実感しました。心と体のバランスが崩れると健康に支障が出ます。

ちょっとしたことですが、疲れたなと思ったら休む。悩みや考え事が多くなってきたら体を動かしたり、映画を見たり、お笑いのユーチューブみたり、脳が考えることが出来ない状態にすることです。人間の脳は一つのことしか考えられないので、あらぬ事を考えたり不安がよぎったら別のアクションをとることです。

笑うことが一番おすすめです。

笑うということはとってもすばらしいことです。笑うことで免疫力が高まるし、科学的にも証明されています。リラックスするには最適です。

 

生きてることがこんなにもすばらしいと思える今、生きるためには健康な体、着る服数着、三度の飯、ふとんがひけて家族が寝るスペースがあり楽しく暮らせる家があればそれで十分だと感じています。

必死で断捨離をしていましたが、物に執着しすぎて中々捨てれませんでした。

だけど今回、体に異変がおきたことで考え方が変わりました。

その物がないと生きるか死ぬか、と考えればとても簡単です。

そうはいっても少し元気になると忘れてしまうのですが。

 

いつの間にかただ捨てるだけが目的になってしまったら断捨離はなんのためにするのか、目的を明確にすることと、その物がないと生きるか死ぬか、と考えることで執着すらなくなります。

生きることをベースに考えると即決できます。

 

人生、何があるか本当にわかりません。明日の命の保証が絶対でないのなら今日を全力で生きよう。一日のうち、一回は必ず笑おう。

どんな事も楽しもう。これが一番です。

 

 

乾燥によるかゆみ対策に手作り軟膏

冬になるとお肌が乾燥してかゆみが出ます。

かゆみが出る前段階で対策として軟膏を塗っています。

お風呂上りや朝、洋服に着替える時に塗っています。

作り方はとても簡単です。

用意するものは次の5点

1.ホホバオイル(植物オイルであれば何でもOK)

2.精油

3.ミツロウ

4.耐熱容器

5.軟膏を入れる器

(*湯煎にはフライパンを使っています。)

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乾燥におすすめの精油は

ローズ、ゼラニウム、ラベンダー

かゆみにおすすめの精油は

ジャーマンカモミール、ティートリー、パルマローザ

 

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耐熱容器に10mlのホホバオイルを入れ、2グラムのミツロウを入れます。

計り終われば 湯煎にかけます

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ミツロウ

これくらいの溶け具合で湯煎からおろします。

あとは、竹串等で混ぜれば余熱で溶けます。

大事なことは、必要以上に加熱しない事。沸騰させない事です。沸騰させると油にダメージ大です。
キレイに溶けたら容器に移します。 

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竹串で混ぜてみて柔らかくクリーム状になっている状態がベストです。

あら熱がとれてる状態とは容器を触っても熱くない程度です。

ガラスの容器だとかなり熱いですので注意してください。

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冷蔵庫で一日寝かせてから使います。使用しない時は冷蔵保存

 

はじめての人も簡単に作っていただけると思います。

耐熱容器や軟膏を入れる容器はなければ100均で大体揃います。物を必要以上に増やしたくなければ、代用できる物を探してください。

かゆみのつらさは体験した人でないと、中々理解できません。どうにかかゆみが出ないように必死です。一度掻いてしまい、キズになるとそこから菌が侵入してさらに状態が悪くなります。なのでかゆみをやわらげたり出ないようにするのはとても重要です。

 

軟膏の他に、ジャーマンカモミールやラベンダーなどの芳香蒸留水をスプレーするのもいいかと思います。

芳香蒸留水とは植物の成分を高温の水蒸気で抽出した水溶液のことです。スプレーボトルに入れて水分を補うことが出来ます。気軽に使えるので役立ちます。

 

 

目にもかゆみがあるときは、ジャーマンカモミールやラベンダー、ヤグルマソウの芳香蒸留水をコットンにたっぷりと浸して目の上にのせてパックします。

芳香蒸留水パックは花粉症によりかゆみが出た時にもお使いいただけます。

 

やれることはなんでもやってみることです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭痛のためにやめたこと

頭の痛みさえなければ、という必死な思いがあったので、頭痛改善のために色々調べた結果、頭痛の原因と思われる次の事をやめました。

 

  

 白砂糖

白砂糖についてはここ数年よく悪者として取り上げられることもあるのでご存知の方も多いと思いますが、砂糖(サトウキビ)が精製される段階で元々含まれているビタミンやミネラルといった栄養素が取り除かれてしまい白砂糖として完成系になった時にはただの甘い薬品になってしまうのです。それがいけないと言われています。 

ただの薬品を食べているのですがらカラダにいいわけありません。

 

ワインとチーズの組み合わせ

これは頭痛を誘発する食品のトップ10に入っています。

医師からもワインとチーズはやめた方がいいと言われました。

こんなに素敵な組み合わせ、しかも美味しいのに残念です。どうしてダメなのか?と医師に質問すると、ワインなどのアルコールは血管を拡張させそこへ血管に作用する物質が含まれているチーズを食べると血管の拡張を促すので、ズキズキした痛みが大きくなるとのこと。

 

小麦粉

こちらも昨今健康にはおススメでない食品の一つとして挙げらています。

グルテンフリー、よく聞きますよね。砂糖同様、精製される段階でビタミンやミネラルといった栄養素が取り除かれてしまい出来上がった白い粉はただのでんぷんです。

 

チョコレート

チョコレートもチーズと同じで血管を作用する物質が含まれています。

手軽に買えるチョコレート、甘い物が欲しくなるとつい手が伸びてしまいます。

原材料欄を見ると、植物性油脂、砂糖、カカオマス、全粉乳、ホエイパウダー(乳製品)、低脂肪ココアバター、ホエイパウダー(乳製品)、ココアバター、レシチン(大豆由来)、乳化剤(大豆由来)、香料と書かれています。

これらはほとんど油と砂糖です。チョコレートを食べる=油+砂糖を食べる事になります。

本来チョコレートはカカオと砂糖から作られますが、それだと高すぎるので手軽なチョコレートはこういう原材料になっているのです。

  

薬が手放せない薬依存状態に陥っていた。

飲めば痛みが治まるという図式が出来上がっていたが効かない時も多くなっていたため、ここは一旦薬を断つのが賢明だと思ったのです。そして薬を飲みすぎるとそれを消化しきれず体内に蓄積されてしまい、それが頭痛を誘発するかもしれないと聞いたから。

医師からは1か月で10日飲まない日を作るといいと言われました。

 

 実際にこれらの5つをやめてみて良かったこと

・体が軽くなり、朝起きるのが楽になった。

・体調がよくなった。

・頭痛の頻度が減った。

 

やめたけどリバウンドしたこと

チョコレートと小麦粉

3ヶ月はやめてましたが、ある時無性に食べたくなり手が出ました。

罪悪感から、オーガニックの物を買いました。

毎日は食べていません。小麦粉はたまーにです。小麦粉は醤油にも含まれているし完全に断つのは難しいです。ですが意識することで摂取量はかなり減りました。そして値段は高くなりますが、オーガニック製品だと気持ち安心です。

 

 やめた結果、頭痛に対してはどうだったか

すぐに改善したという実感はありませんでした。やめてから半年以上経って、そういえば頭痛が減ったな、と感じるようになりました。なので効果はあったといえます。実際に3年ほど激しい痛みからは解放されました。

やめた事以外にやってみた事もあるのです。

やってみたことは2つ

まず、入浴時エッセンシャルオイルを必ず入れることです。私はラベンダーゼラニウムをいつも入れていました。合わせて20滴ほどです。それと、週に3度はクレイを入れて入ります。デトックスのためです。末端にたまった薬の成分を排出するためにクレイ風呂に入ります。クレイ風呂に入ると次に日の朝、すっと起きれます。これはかなりおすすめです。(私自身、クレイと出会い大阪の高槻市にあるアロマフランスへ学びにいきました。クレイはおすすめです)

頭痛にはペパーミントというのが一般的ですが、私はあまりペパーミントが好きではないのです。なのでどんなにペパーミントがいいと言われても嫌いなので効果は出ません。私のように、嫌い、苦手な香がある方は、無理に使わない方がいいと思います。どんなにいいと言われても嫌だと思う香からは効果が期待できません。

また、どんなにダメと言われてもやめられない物もあるでしょう。そういう場合は無理にやめずに量を減らすだけでいいと思います。

頭痛があると半ばあきらめ気分になりますが、なんでもトライしてみてそれを最低でも半年は続けてほしいです。ただ、色々やっても完全に頭痛が治るかどうかは別問題です。私自身、長年頭痛と共生しています。過度なストレスがあるときは頭痛がおこりやすくなりますし、体調が悪い時、お天気が悪い時もそうです。メンタル弱っているとテキメンです。

今後も、頭痛と共生は続くと思います。更年期と言われる時期が終わるとなくなる人も多いと聞きます。それに期待しています。

薬は、今も、ここぞという時は飲んでいます。

それでいいと思っています。これが「共生」です。

 

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偏頭痛のつらい痛みに薬は必須。しかし薬漬けはイヤなもの。

薬

私の頭痛はこめかみがしめつけられるような痛みからはじまる

こめかみから後頭部、頭頂部へと痛みが旋回します。デスクワークの仕事中に痛みが出ると座ってるのもしんどいです。我慢していると目の奥が痛みだし視界が悪くなり目が回ります。もう無理というギリギリまで我慢するのでいつも帰宅すら大変です。吐き気はするし自分の歩く振動すら刺激になり本当につらいです。

私はかなり痛みに強いので、どの辺りで痛いと訴えたらいいのかいつもわかりません。歯医者や注射を打つ時など痛かったら言ってくださいと言われるがちょっとぐらいの痛みだと言うのもどうかと思いいつも言わない。というか耐えられるので問題ないと判断してしまう。でも頭痛は少しでも痛いと感じたら痛いと言った方がいいと思います。ほっておいてよくなるなんてないからです。よく少し寝たらよくなる、と言う方もいらっしゃいますが、偏頭痛においてはそれは皆無だと思います。

 

偏頭痛薬は飲むタイミングが大切

なるべく薬を使いたくない私でしたが、偏頭痛の痛みは日常生活に支障をきたすし仕方なく薬に頼ることにしました。はじめて頭痛外来で処方された偏頭痛薬はゾーミックという薬です。

医師には痛みを感じたらすぐに飲むように言われました。痛みを感じる前段階がいいとも言われました。痛くなるかも?と思ったら飲んで下さいと何度も言われました。薬を飲むタイミングがすごく重要だと力説されました。遅すぎると痛みに効かないそうです。痛みが出てちょっとぐらいだからと我慢する。そしてせっかく我慢したのに痛みは治まるどころかさらに強くなる。そういう状況の時に飲んでもまるで効かない。タイミング、わかっていても難しいですよね。自分の判断ひとつで薬の効果がかわるのです。かなり意識して飲むようにしなければいけません。

ゾーミックを処方されてはじめて頭痛を感じた時、言われた通りにすぐ飲みました。痛みは30分~1時間の間になくなりましたが目がまわって気持ち悪くなり横にならずにはいられませんでした。いわゆる副作用です。副作用については出る方もいるが大したことないという説明だったのであまり気にしていませんでした。しかし痛みがなくても目が回るのはつらかったです。しかしこの時は痛みが治まる事がすごく嬉しかったです。目が回るというよりは自分がまわっているような感じです。寝ているのに自分だけがまわっているのです。変な感じです。

そして次に頭痛がおこったときにもまたゾーミックを飲みました。今度は仕事中でした。恐れていた副作用が出てしまいました。せっかく痛みがとれてもこれでは痛みがある時と変わらないです。身動きとれないので仕事にならず仕事は休まざるを得ませんでした。

痛みと副作用、どっちをとるか? どっちをとってもつらいのです。この日以降副作用が怖くてゾーミックは飲まなくなりました。

 

医師にゾーミックは副作用が怖くて飲む気になれないと訴えました。次に処方された薬はバルプロ酸ナトリウム この薬は元々はてんかんの薬だったそうです。偏頭痛にも効果が期待できるということで近頃は偏頭痛薬として処方されることが多いそうです。てんかん薬ときってちょっぴり怖かったです。飲んでも大丈夫か?と心配でした。

バルプロ酸ナトリウム以外にも痛みに効くロキソンニンや吐き気止めにドンペリドンが、イミグランキット皮下注も処方されました。このイミグランキット皮下注は頭痛がひどい場合に自分で針をさすのです。糖尿病の方がインスリン注射を自分で打つような感じのものです。

しかしどうしても使う気になれず自分で注射することはありませんでした。

薬が効く時、そうでない時

薬が効いて痛みが治まるとその日は良い一日となりますがそうでない時は最悪です。私の場合ですが、タイミングを逃さず飲んでも痛みが治まらない時もよくありました。そんな時はロキソンニンボルタレンなどの鎮痛薬を数時間ごとに飲んでました。薬漬けです。そんな日は何を飲んでも効きませんでした。寝るしかありません。状況が許せば寝るのが賢明です。ですが中々眠れず、しまいには睡眠薬まで処方してもらっていました。でもこうでもしないと眠れずますます悪循環になるのです。ぐっすり眠れるという点ではとても良かったです。しかしやはり薬が癖になるのです。それがないと眠れない、薬がないと不安になるのです。気づけば一日中、薬のことばかり考えています。

 

薬を忘れて出かけてしまった日は、怖くてドラッグストアに頭痛薬を買いにいくこともしばしばでした。やはり痛みがないと、楽なんです。それが普通なのに頭痛の日が普通なくらいです。頭痛持ちでない方には到底理解できないと思いますが、頭が痛いとまず普通に立つのもつらいです。重い頭に痛みがあるのです。支えている首も疲れてきます。そのうち小さな音や光ですら刺激になるので避けるようになります。真っ暗な部屋でひっそりと横になっていました。子供の呼ぶ声さえ頭に響いて、そんな自分がイヤでイヤでたまりませんでした。

薬に頼る生活をやめたくなり食生活の改善とクレイをはじめました

なんとか薬を減らしたい。毎日薬のことばかり考えている自分がイヤでした。

薬から解放されたい。職場の同僚には頭痛が理解出来ない人も私ほどひどくはないものの頭痛持ちの人、私と同じように頭痛で仕事休む人もいました。頭痛の経験のない人には理解できなくて当然ですが、頭痛で仕事休むとよく嫌味を言われました。それがすごくつらかったです。私だって休みたくない。でも痛くて動けなかったのです。頭痛は寝込むほどしんどい時もあるのだと少しは分かっていただけるとありがたいですね。

とにかく、薬を手放したいと思うようになった私は、薬断つ、薬のない生活、などと検索しネットである記事をみました。薬に頼らない生活というタイトルだったと思いますが、その記事の中に、「クレイで痛みをとる」「食生活が頭痛の原因」というのがあり心が動きました。そこから薬を断つ努力をはじめました。

食生活をどう改善したか、クレイ(簡単にいうと粘土療法)をどうとりいれているかについては次回。

 

頭痛と共生

頭が痛いという感覚は小学生の頃からあった。痛みが出るのは雨が降る前やどんより曇りの日だった事は鮮明に覚えている。まるで天気予報だった。

頭痛の他にも足に痛みが出た。膝上から鼠蹊部までの間の奥の方、中の方がジーンと痛む。感覚的に冷えてる感じがした。小学生なのに病院で足に電気をあてていた。頭痛の時は腕に鍼注射(何度も鍼をさす)をしてもらっていた。

痛み止めは処方されなかった。

中学生になり、生理がはじまったこともあり頭痛の頻度は増えた。我慢出来る程度だが、この頃からバファリンを飲むようになった。

高校生になり、頭痛で感じる痛みが強くなり薬はいつもカバンに入れて持ち歩くようになった。痛みが出ると普通に座っているだけでも頭が重くて授業も聞けないし何より友達と楽しく過ごせなかった。

薬は効いていた。なので何も考えずに飲んでいた。まさか、その何年も先にその薬が体にとっては負担になるだけと知る由もなく。

バファリンやイヴなどの頭痛薬は一通り飲んだ。バファリンは錠剤が大きく感じたのでイヴや顆粒のハッキリエースをよく飲むようになっていた。コロコロ変えたのは、薬が効かないと感じるようになっていたから。

薬は同じものを飲みすぎると効かなくなる。直接医師に言われたわけではないが、薬剤師の親を持つ友達からよく言われていた。

その頃の私は、薬は飲むもの。飲めば治ると信じていた。

 headache

頭痛は年をとるごとにひどくなっていった。それはWindows 95が出始めて仕事でパソコンが欠かせないようになってからはもっとひどくなった。当時は大きなデスクトップが主流で、椅子に座るとちょうど斜めに身体を向けている姿勢を長時間保っていた。今みたいに真正面を向いていても疲れるのによくあんな姿勢で仕事をしていたものだな、と驚く。その姿勢のせいで背骨が軽く歪んでしまった。この頃から肩こり原因の頭痛がするようになった。しまいには目がくらみ吐き気までして仕事にならない日もあった。しかもせっかくの土日休みにはさらにその痛みが激しくなり自宅から一歩も出ることがない日も多々あった。

何とかしたい。これはまずいと思うようになり、とりあえず病院へ行った。

ちょうどたまたま見たテレビで頭痛外来についてやっていた。残念ながらその病院は自宅からは程遠かったので行けなかったが頭痛外来を知ることが出来てよかった。ひどい頭痛で悩んでいる人がたくさんいることもわかり妙な安堵感を感じた。

頭痛の原因は様々で、それを調べるためには3ヶ月から半年、毎日自分が何を食べ何を飲んだか、天気はどうだったか記録しないといけないとの事。気が遠くなった。かなり面倒だ。そこまでしないとわからないなんて頭痛は厄介だ。

とにかく痛みさえなければそれでいいと思っていた。私より周りが、吐き気もあったのでもしかしたら頭痛以外の原因があるかもしれないと心配していた。

私自身も怖くなり病院へ行った。

まずは問診で痛みについてたくさん聞かれました。どの辺りがどんな風に、いつどのくらい痛むのか? 考えられる原因は何だと思うか?など

それからCTとMRIを撮りました。初MRIでした。狭くて暗くて動けないので尚更怖いと聞かされてましたが、狭くて動けないのが一番辛かったです。あと、すごい音がします。でも事前に言われていたので心構えは十分でしたので大丈夫でした。閉所恐怖症の方は無理かもしれません。

結果は後日という事で、しばらくドキドキでした。何かあったらどうしようというしなくていい心配を毎日してました。

1週間たち結果を聞きに行きました。

 

『異常なし』でした。

ひとまず安心しました。かれこれ20年以上も前の事です。

 

それからもしばらく頭痛は続きます。

薬が手放せないのが嫌で、何とか薬がなくても生活したいと思うようになり、痛みの仕組みや薬について、自然療法についてを学ぶようになりました。

そして遂に薬断ちを決行することになったのです。

薬断ちをしてどうなったのか?

自分でも驚きを隠せないほど劇的に変わりました。

長くなりましたので次回に。

急性蕁麻疹、アナフィラキシーショック

夜中、猛烈なかゆみで目が覚めた。

かゆい!とにかくかゆい。

シャツめくって体みると蚊に刺されたような赤い盛り上がりがいっぱい。

「あー蕁麻疹だ。」何食べたっけ?

かゆいから思いっきり掻きたいけど掻いたらえらいことになる。

掻きたい掻きたい掻きたい掻きたい掻きたい。

あーかゆい。

でもとにかく我慢!明日には治まるだろうからしばらくの我慢。とにかく冷やそうと思い冷蔵庫へ保冷剤をとりに行った。

冷やそうと思っていたけら今度は息が苦しくなってきた。

あれ?何か違う。前回蕁麻疹になったときと何かが違うと感じた。

息が苦しくなるなんて初めて。

これはまずいと救急で診てくれる病院を探しはじめた。

電話口で症状を説明したけど該当の病院が見つからないという。

こちらとしては、とにかくかゆみだけでもなんとかしてもらいたくて蕁麻疹の症状で恐らく間違いないと主張し、何科でもいいから診てほしいと訴えた。必死。

呼吸が苦しいということで外科を紹介したいところだが内科医しかいないのでそれでもいいか?と聞かれ、全く問題ないと答えた。

電話を切るころには口の中全体がしびれてきた。

これはまずいと思い、長女だけ起こして事情を説明し病院へ向かった。

夜中の3時。外は真っ暗で寒い。

教えてもらった病院が自宅から近かったので自分で運転した。

 

その日、何を食べたか思い出していた。

シイタケ狩りにいったからと、大量のとれたてのシイタケをいただき食べた。

あとは、自分で作ったケーキ。それから豚汁、生野菜、ごはん。

あたっているとしたらシイタケしか考えられない。

いや、もしかしたら全捨離の好転反応か?

それとも疲れ? 最近寝不足。

わずか数秒のうちに色んな考えが巡っていた。

病院へついた。

救急出入口へ向かう途中に、息がさらに苦しくなり意識が遠のくような感じがした。

そこから先は記憶がなくて気づいたらベッドの上にいた。

女の人の話す声で目が覚めた。

すぐに携帯を探した。ポケットに入れていたがなかった。

病院にいることはわかっていたので、話している女性の看護師に携帯が必要なので持ってきてほしいとお願いした。

 

携帯と他の荷物と一緒に医師がやってきた。

「急性蕁麻疹・アナフィラキシーショック」と診断したとのこと。

何が反応したのかわからないが、恐らく山でとれたシイタケだろう。

原因追及するにはさらに詳細な検査が必要だという。しかもこのまま入院するように言われた。

長女には事情を説明していたが、入院はしたくなかったのでそう伝えた。

医師としては入院がベターとのことも、症状がおさまっているので退院の許可をいただけた。ホッとした。もし、旦那が生きていたら間違いなく入院していたと思うが、こういう時にいないとほんと困る。生きててくれたらなー、と心底思う。

ま、仕方ない。

実家の母には病気の父の看病で毎日大変なのがよくわかっていたので連絡したくなかった。心配させたくなかった。

逆だったら、連絡してほしいけど。

 

お昼近くになっていた。

金曜日だ。数時間前の出来事なのにやたらと長く感じた。

そういえば、職場からものすごい数の着信履歴がある。

あわてて電話した。

もう少し早く連絡してくれないと困るとしつこいほど言われた。

確かにそうだが、「大丈夫?」の一言すらなくがっかりだ。

こういう時は嘘でもそう言ってほしい。

今に見てろ! そう思った。

 

医師に、薬は出来るだけ使いたくないと言ったので、処方されたのは保湿剤の「ヒルドイド」のみ。

ステロイド剤の点滴をしたので、かゆみは急速におさまっていた。赤いぽつぽつは少し残っている。

とにかく、眠い。家に帰ったら死ぬほど眠りたい。

 

長女は下の姉弟たちには何も言わなかったようだ。

帰る前にLINEで、点滴で症状おさまったので終わったら帰ると言ってあった。

帰宅したら、掃除も洗濯も全部終わっていた。

涙がでてきた。

ふだん怒ってばかりの長女。母親代わりを精一杯してくれたんだろうな。

ありがたかった。

これからは怒らないように気をつけよう。

怒りからは何もうまれない。

穏やかに、楽しく生きていきた。

とにかく家族で笑いながら楽しく生きていきたい。

 

金曜日のお昼過ぎから土曜日の夕方までずっと寝ていた。

おかげで身体は少し楽になった。

ブログをはじめたものの、仕事もあるし時間が限られている中でのスタートだったので中々慣れなかった。ようやくペースがわかってきたところでダウン。

人生アップダウンの繰り返し。

ま、ぼちぼちいこか。

 

この週末は、生きてることがこんなにも素晴らしくて有難いなんて、あらためて感謝の気持ちで一杯になった。

守護霊さまに感謝。

 

いつも読んでくださる方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも舞ペースに頑張っていきます。

お読みいただきありがとうございました。

物が捨てられないのはそういう選択をしているから

断捨離を始めて物を捨てるコツもわかりはじめどんどん捨てられうようになっていましたが、行き詰ってしまったことがあります。捨てられない物が出てきたのです。そんな時「全捨離」という本を読んで、また違った角度から物を見ることになり捨てられるようになったのです。 

どうしても捨てられない物がありました。

今は使っていない小学生から大学卒業まで使っていた電動鉛筆削り。

母にもらった着ない洋服。

使わないベッド。

使わなくなったオーディオ。

クリスマスの電飾。

断捨離の基本でいうと、使っていない物は捨てます。ですのでこれらは捨てる物リストに入る物です。なのに捨てられない。

どうしてかというと「捨てる」と決めない選択をしていたからです。

根底にもったいないとか、もらった物だから申し訳ないといった気持ちは多少はありました。

捨てるか捨てないの選択肢しかない

中間はないのです。

使っていないもの→捨てる

今後絶対使うもの→捨てない

捨てるか捨てないか決められないということは「決めない」という選択をしているのです。非常に中途半端ですが決めない選択はある意味楽です。出来ない言い訳をしているのと同じです。

それは必要か?今の自分にそれらは必要か?答えはノーです。どれも必要な物ではありません。考える余地はありません。全部捨てるのです。

 

どうして捨てると決めなかったのかよく向き合う

長年使った愛着のある鉛筆削りを捨てると決めなかったのは長い間壊さず使った自分が誇らしかったら。

母にもらった着ない洋服を捨てると決めなかったのは母からもらったという証を残しておきたかったから。

使わないベッドを捨てると決めなかったのはそこで眠る人が本当はいたという証を残しておきたかったから。

使わなくなったオーディオを捨てると決めなかったのは買った時高かったから。

クリスマスの電飾を捨てると決めなかったのはまた使うかもしれないという思いがほんの少し隠れていたからです。

どれもすべて執着です。

物を捨てることはとっても簡単ですが、いざ捨てるとなると捨てられなくなるのは物にたいして執着心がある証拠です。 

物を捨てる事は執着を捨てること

実はそこが一番大変だったりします。執着のない物はどんどん捨てられます。

古い物や使わない物からは不要なエネルギーが放たれています。

今すぐ捨てるべき物なのです。その不要なエネルギーは部屋の空気をどんよりさせます。何もいいことはありません。

いざ片づけようとしてもその不要なエネルギーが重すぎて身動きがとれなくなるのです。

片づけようとしてはいけないのです。全部捨てるのです。捨てても困りません。

捨てられないそれらは必要ですか?

必要でないなら今すぐ捨ててください!

心が動く捨てる理由

片づけや断捨離に関する本を読み漁りある程度捨てたところで行き詰っていました。

もうこれ以上無理だと、疲れ切っていたのもありやる気もなくなっていました。

そんな時、「全捨離」という本を読んで目が覚めました。

人生を劇的に変えたいなら捨てる!

8割捨てればうまくいく!

目からウロコです。心が動きました。

私は人生を劇的に変えたい。だったら捨てるしかない!

捨てる理由が明らかになりました。

私はこれで捨てることが出来る人になりました。ですが本のようにアホみたいに何もかも捨てたわけではありません。

 

本には一気にやるように書かれていますが現実的に時間がないので私は自分のペースで時間を作って一部屋ごとにやっています。

人それぞれ事情がありますから、やれる時にやればいいと思います。