おだやかな暮らし
特別意味はないけれど、なんとなく良いな、と思う。
過ぎゆく日々、やがて来る日々
過去、現在、未来。
街の匂い、景色、人々の営み。
シャッターを切った刹那、それは既に過去となっている。
いつか忘れてしまわぬよう、せめて記録として留めておきたい。
偉大ではなくとも、華やかではなくとも、そこに存在した日々のしるしを。
ありふれた風景の中に。
散歩中に路地裏の駐車場から見えた空。
特別な瞬間ではないんだけど何故か凄く違和感を感じてシャッターを切った。
その正体は未だに分からないが、例えばSFの世界で人間に擬態した異星人のような、日常の中に潜む非日常に気づいてしまったのかもしれない。