StepStep  〜日々の偏見、雑感〜

日々の偏見や雑感等

新入社員に向けての3つのメッセージ

新年度の最初にありがちなタイトルですね。

 

4/1または、今年度は1,2日が土日だったため、本日3日に入社式を行われた企業も多いのではないでしょうか。

新入社員の皆さま、おめでとうございます。

 

さて、かくゆう私も晴れて入社5年目となり、年々フレッシュな皆さんの姿を見るたびに「若いとは言われなくなったな(自身がまだおじさんだとは認めたくないのです。)」と物思いに耽るわけですが、社会人を4年もやると、後輩の皆さんに何かアドバイスを残したい、と先輩風を吹かせたくなるものです。

 

よくビジネス書に書いてある、「社長の目線で物事をみよ」「上司の出世を後押しせよ」「同期で一番になれ」

等「意識高い系」の発言をするつもりはありません。どこにでもいるサラリーマンが社会人生活を振り返って

「こうしておけばよかった」「こういう後輩はできると思う」という飾らない気持ちを3つのテーマで

綴ろうと思います。

 

①1年後輩が、自分が1年目で覚えた仕事を半年でできるようにする

未来の転職に備え、自身の仕事ぶりを定期的に評価する

趣味をもつ

 

①1年後輩が、自分が1年目で覚えた仕事を半年でできるようにする

 

入社1年目にできることは限られています。言うなれば「給料をもらいながら社会をお勉強させてもらっている」

時間。「わからないことがわからない」し、「会社の業績に貢献する」なんて器用な仕事ぶりをするのは難しい。

 

けど、そんな中で社会人1年目としてやっておくべきとして「1年後輩が自分の半分の時間で仕事ができるように

する」ことをあげたい。

 

教育って、コストがかかるんですよ。コストの割に、どれだけ成長したかがわかりづらい。

新入社員の配属を否定する企業や部署はありませんが(あったら退社していいです)、一方で残念なことに

新入社員の配属によってOJT教官の配備だったりスピードだったりで部署のパフォーマンスは下がるわけです。

 

そこで、この1年間で学ぶこと、経験することを「どうすればより短い時間で学ぶことができるか」「どうすればより効率良く作業ができるか」を考え、自分が2年目になり先輩になった際に、能力によらず後輩が半分の時間で仕事を覚えられるように工夫してみてください。

 

教育の資料が不足しているなら作り上司に見せブラッシュアップしてもらう

資料が煩雑なら電子化やクラウド化して見やすくする

excelやppt、その他社内ソフトの使い方に時間がかかるなら初めて見た人でもすぐわかる手順書を作る

 

等々、できることはたくさんあるはずです。

 

 

未来の転職に備え、自身の仕事ぶりを定期的に評価する

 

私の会社では、入社4年目の最後に人事面談がありまして、30分位時間をかけて

人事4-5人、私1人でこんな内容のことを聞かれたんですね。

・現在の仕事内容。

・この4年間で最も「成果」を出したことを教えてください。

・なぜその成果を出す必要があったのですか。

・その仕事から何を学び、今後どう活かしていきたいですか。

・周囲と意見が食い違う場合どうしていますか。

・4年目というキャリアを踏まえて自分の置かれている立場をどう考えますか。

 

これらの事項って、皆さん「就職活動の面接」の場で散々話してきましたよね?

(ガクチカと仕事の話などの違いはあれど)

けど社会人になると面談や転職活動を行わない限り話せなくなってしまいます。

 

私たち20代、またその下の10代は「80歳まで働く」「いやいや人生100年。死ぬまで働くことになる」

などよく高齢化してからも仕事を続ける記事が踊るように出ています。

 

本当にそうなったとき、1つの会社に就社し続けることは難しい。

キャリアを変える必要性が出てきた時のために、常に一定周期で上記のような「面接で聞かれる質問」

に対しすらすらと答えられるような練習、ひいては仕事ぶりをし続ける必要があるかと思います。

 

 

趣味をもつ

 

仕事に関することではないかと思われますが、豊かな社会人生活を送る上で年々「趣味を持つこと」の

重要性が増しています。

趣味を持つことで

1.心を整える

2.雑談力がつき、話のネタができる

 

ことができると私は思います。

1に関してはまず、社会人は案外「仕事外の活動」が多いです。

日勤者なら土日は休みですし、平日だって生産性向上が騒がれている最中なので、勤務時間は

どの企業も減る方向に向かっていくでしょう。

仮に9-18時で働くとしても、寝るまでの19時から23時、朝早く起きれば5時から7時

(身支度に1時間、通勤に1時間かかるとして)正味6時間は言ってしまえば時間の使い方を選ぶことができるわけです。

 

「時間の使い方」の能率を上げるために是非この「使い方を選べる」時間に熱中できる趣味を組み込みましょう。

 

また2.に関しては社会人って、仕事以外の話をどれだけできるかで、仕事ができるかどうかがわかります。

いわゆる「雑談力」ってやつですね。

 

雑談力に必要なこととして情報の「広さ」と「深さ」です。

「広さ」に関しては今回は詳しく取り上げませんが、「深さ」に関しては自分が興味のあるものをどれだけ

突き詰められるかが肝になります。

趣味に打ち込むことで自分が興味のあることを深めていってもらいたいと思います。

 

以上です。

社会人生活を楽しんでいってください!

 

(4/1アウトライン執筆)

(4/3 大幅加筆追記)