クラシックと落語
ブラームスの『交響曲第一番ハ短調作品68』の草稿は1855年、ブラームス22歳の頃にあったそうです。その後、完成までに21年の歳月を費やしたとか。といっても、ブラームスが本格的にこの草稿を手にして本格的に作曲をし始めたのは、1874年からでチューリヒ湖畔のリュシリコンに滞在していた時。推敲に推敲を重ね、それから2年後の1876年の夏に北ドイツのバルト海に面したリューゲン島のザスニックで大部分が書かれ、9月にバーデン・バーデン近郊のリヒテンタールで完成したそうです。結局、この曲を仕上げるためには、それだけの道草が必要だったということなのでしょうか。冒頭の悲劇的な立ち上がりから、一気に引き込まれます。
図書館で志ん生の落語CDを借りてくる。とりあえず『粗忽長屋』を聞いてみる。クラシックも落語も超初心者なので、どこから初めていいのか全然分かりません。仕事3本納品。
ヴィシソワーズ
じゃがいもを3個ばかり用意して皮をむき、小さめに乱切りにし水に放つ。白ネギは縦半分に切り、更に斜め薄切りにする。白ネギはタマネギでもかまわない。大きめの鍋にジャガイモ、白ネギ、バター(10g)、牛乳(200ml)、水(400ml)、チキンブイヨン(1個)、塩(小さじ1)を入れて中火にかけ、煮立てば、火を弱めて10〜12分煮る。じゃがいもに箸をさしてスッと通れば問題ない。しばらく置いて熱を冷ましてからミキサーにかける。それから細かめの網に通す。最後にコショウで味を整え、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。料理をしている間は、なにも考えなくていいからいい。いろいろなものが遠くの方へ飛んでいく。ブラームスの『交響曲第1番』を繰り返し聴きながら、家事をし続ける。