ディスコミュニケーション

バルト

 船橋で飲み会。船橋にはリブロがあるので、すでに売り払ってしまっていた『恋愛のディスクール・断章』を買い直す。さらに『きみはペット』(7)(小川彌生著/Web)『しゃにむにGO』(14)(羅川真里茂著/Web)やシナリオ関係の雑誌類も購入する。重たい。家に帰ってきたのは午前三時。大学時代を思いだす。

シャンディー・ガフ

 一日中自宅。今日やらなければ絶対ダメという仕事を必死でやる。始めればなんてことはないのだけど、始めるまでが大変だ。咳がおさまらない理由探しのために部屋を掃除してみる。そろそろ独り言状態から脱却したい。『荘子』と『韓非子』を読み終える。

 ムショウにバルトの『恋愛のディスクール・断章』を読み直したくなった自分は青いですか? そうですか。本日も晴天なり。眠いけど眠れないから今日は何もしたくないと考えていたのだけどそうもいかないらしい。目黒まで行くことになってしまった。いつもはスーツを着るのだが、きょうはもういい。あきらめた。
 終わってから電話で30分。少しだけ安堵。咳がたくさん。
 そういえば、ドラマ版の『きみはペット』は寒かった。凍えるほどに。マツジュンが気持ち悪い。演技も、顔も。

法務省

法務省

 法務省に行ってきた。
 私が20階で広報室を尋ねると、彼女は13階へ案内する。そこに総務課の人が待ちかねており、私は彼に引き渡される。彼は私を部屋に通す。しばらくすると検事がやってくる。
 RPGか、効率の悪いエイリアスのようだ。
 ずっと目の奥がズキズキするのは、寝不足のせいだと思いたい。
 何かがひっかかって取れない時のもどかしさが目の裏に漂っている。

クラシックと落語

 ブラームスの『交響曲第一番ハ短調作品68』の草稿は1855年ブラームス22歳の頃にあったそうです。その後、完成までに21年の歳月を費やしたとか。といっても、ブラームスが本格的にこの草稿を手にして本格的に作曲をし始めたのは、1874年からでチューリヒ湖畔のリュシリコンに滞在していた時。推敲に推敲を重ね、それから2年後の1876年の夏に北ドイツのバルト海に面したリューゲン島のザスニックで大部分が書かれ、9月にバーデン・バーデン近郊のリヒテンタールで完成したそうです。結局、この曲を仕上げるためには、それだけの道草が必要だったということなのでしょうか。冒頭の悲劇的な立ち上がりから、一気に引き込まれます。
 図書館で志ん生の落語CDを借りてくる。とりあえず『粗忽長屋』を聞いてみる。クラシックも落語も超初心者なので、どこから初めていいのか全然分かりません。仕事3本納品。

ヴィシソワーズ

 じゃがいもを3個ばかり用意して皮をむき、小さめに乱切りにし水に放つ。白ネギは縦半分に切り、更に斜め薄切りにする。白ネギはタマネギでもかまわない。大きめの鍋にジャガイモ、白ネギ、バター(10g)、牛乳(200ml)、水(400ml)、チキンブイヨン(1個)、塩(小さじ1)を入れて中火にかけ、煮立てば、火を弱めて10〜12分煮る。じゃがいもに箸をさしてスッと通れば問題ない。しばらく置いて熱を冷ましてからミキサーにかける。それから細かめの網に通す。最後にコショウで味を整え、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。料理をしている間は、なにも考えなくていいからいい。いろいろなものが遠くの方へ飛んでいく。ブラームスの『交響曲第1番』を繰り返し聴きながら、家事をし続ける。