精霊携帯獣物語〜第二話〜
僕は目が覚めると、見知らぬ建物の中にいた。
僕の体には包帯が巻かれていた。誰かが治療してくれたみたいだけど…
ラティアス「あ、気がついた!」
とラティアスが言った。
ここは何処なのと聞くと…
ここは救助基地だとラティアスは言った。
僕は助けてくれたことに礼を言うけど、何かを忘れているような…
フライヤ「ナオ!?」
そういえば、ナオがいない!!
僕は探しに行こうとしたけど、翼が傷ついて飛べなかった…
ラティオス「無理をするな」
フライヤ「でも、ナオがヤミカラス達に…」
ラティオス「あいつらが!?」
どうやらあのヤミカラスの事を知ってるらしい。
フライヤ「あのヤミカラス達は何ですか!?」
ラティアス「あのヤミカラス達はブラックハットの組織よ」
ブラックハット!?
フライヤ「あの組織がナオに…早く行かなきゃ…痛!」
ラティオス「慌てるな、まずはお前の治療が先だ。友達さがしは後回しだ!無理をするな!」
フライヤ「…」
僕は不安を感じながら眠った。
つづく
精霊携帯獣物語〜第一話〜
ある日、僕はとある砂漠で血を流して倒れていた…
なんで倒れているんだろう…
そうだ、何が起きたのかもう一度最初から思い出そう…
?「ねえ、フライヤ、本当に会えるの?」
フライヤ「心配しないで、必ず会えるからね、ナオ」
僕はフライゴンのフライヤ。
そして親友のフライゴンのナオ。僕たちはFLBのリーダーフーディンさんに会いに行く所なんだけど…
ヤミカラス「おい!お前たち!俺達の縄張りに入ってくるとはいい度胸だな!」
ナオ「やばいよ!フライヤ!早くここから出ようよ!」
ナオは怯えながら言った。
しかしどうやら遅かったようだ…ヤミカラス達に囲まれ逃げ場をなくしてしまった!
僕はナオをかばったけど…
ヤミカラス達に羽を突かれ僕はそのまま落ちていった。
そして現在に至る…
だめだ…苦しい…意識が…なくなっていく…
すると僕は誰かの声が聞こえた。でも目の前がぼやけ気を失ってしまった…
ラティアス「お兄ちゃん、このフライゴン傷だらけだよ!」
ラティオス「このままじゃ危険だな…とにかく救助をしよう。俺達は救助隊チーム「ヤシャ」だからな。
フライヤはラティオス達に救助バッチをかかげられ救助基地にワープされた。
これがフライヤの物語の始まりだった…
つづく