r.g.b(反抗期)
さて、ところで、なんの話をしよう
ゆだねることは難しい
パス
どうしてもなんとかしようとしてしまう
パス
やりきりたいこのまま
パス
もうすぐ朝がくる
パス
負えない責任なんかいらない
パス
まだやれる
パス (電車のドアが開く)
優しくなんかなりたくない
パス
断りたくもない
パス (子どもがみてる)
やってみせる
パス
パス
パス (パスをする)
ごめんなさいありがとう
知ってるはずの話をして
知らないフリをされる
優しい人だとわかる
知らないはずの話をして
驚かれる
素直な人だとわかる
どこまで走っても
どれだけ大人ぶっても
守ろうとしているのに守られてしまう
私は人が好きで良かった
いってきます
おはよう
どちらでもあるためにここにいる
わかってもらうことが目的ではないのに、わかってもらえなくて悲しいことがある
戻らないことだけが確か
どんなに誰もが無関心に見えても
どんなに私が無関心だと言われても
ここにいようと決めました
まだ知らない夏
最近よく夢をみる
思い出そうとするそばから忘れていく感覚と寝ぼけた頭で戦って
あきらめたみたいに洗濯機をまわす
朝ごはんをつくっても つくり終わったころにはもう満足してしまっていて
食べることが作業のようになってしまう朝がある
今年の家の前のちいさなお祭りに、ちいさな亀はいなかった
祭りのあとの夜中の屋台が好きだ
昼間の喧騒が聞こえてくるような静寂
私にはやっぱりまだ知らない夏
もてる力ぜんぶ 使いきってしまうくらいの日々を
私たちいつか忘れてしまうなら
何ができるだろう
そんなことを考えている
03191423 窓際
声から忘れていくのだ。と聞いたことがある
どんなに大切に思っても
どれだけ写真に撮りためても
忘れてしまうのだろうか
あの人の声を
ありとあらゆる場所でのナンセンス
私の侵したこと
それにどんな文句があっても誰かのせいにはしたくないから
誰にも何にも属したくはないと思うことがある
よくある
この時、この場所にいて
騒がしい人も、そんな関係も
考え直したほうがいいですよ
例えば私はそう思う
内ではなく
外からなら言えることがもしもあるならば
そのためだけにでも外にいたい
私はただ惚れただけ
他には何もない
ただそれだけの理由でいつもここにいます
矛盾を笑ってくださいね
できれば、それだけの脳みそがあるなら黙ってください
知らない夏
知らない夏がはじまっている
開け放したままの窓