綿貫だけど春名

妊娠の計画をされている方や、妊娠初期の妊婦さんはご家庭での普段通りの食事に加え、さらに葉酸の補給をするように厚生労働省が通知を出しています。

葉酸を十分に摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害発症のリスクを下げる効果があるからです。

もちろん、サプリメントで補給するという手もありますが、その時は赤ちゃんのためにも、自然なものを摂りいれたいという方も多いでしょう。


ですから化学合成のものや、添加物が入っていない天然由来の葉酸が入ったサプリを選択することが忘れないようにしてください。

妊娠前から妊娠3ヵ月の妊娠初期において、葉酸の摂取が必須であると厚生省が推奨していますが、妊娠後期に入った妊婦に、葉酸が必要ないのでしょうか。確かに妊娠後期における葉酸摂取は、妊娠初期ほど言及されていません。ですが全く摂らなくなっても良いのかというとそのような事はないのです。

胎児が先天的な障害を発症する可能性を低減してくれるという話では、妊娠初期が大切な期間というわけです。なので妊娠3ヵ月までの葉酸摂取を特に推奨しているわけであって、決して葉酸摂取の期間を限っているのではないのです。



妊活中には、お茶などの飲料にも、妊活に良いものと悪いものがありますから、注意が必要です。



妊活中の女性がよく飲んでいるお茶の中でも、タンポポ茶ですとか、ルイボスティーが良いようです。こうしたお茶の特徴は、カフェインゼロだと言うことです。ですからいつ妊娠してもおかしくない妊活中の女性にも、赤ちゃんにも負担のかからない、妊活中に飲むのに理想的なお茶なのです。実は、ルイボスティーには、貧血を予防するという効果があると言われているのですので、妊活が終わった後も、飲みつづけたいお茶だと言えます。不妊は身体的原因のほかに、ストレスも大きく関わっています。
ストレスは体内のホルモン合成を妨げ、不妊に繋がる冷えや血行不順、排卵障害などを招きます。また、周囲の期待感や気遣い、焦りといった感情が不妊治療に通ううちに高じてくるというケースもあり、ますます追い詰められるという繰り返しも、ない訳ではないのです。

自分を追い詰めずにおおらかにいくこと、それが不妊治療には大いに助けになると思います。まだ妊娠できないと悩んでいるときは、基礎体温の管理から始めてみると良いでしょう。

簡単すぎるようですが、基礎体温の推移を見れば体内のホルモンバランスの変化や状態が分かり、不妊治療の大切なきっかけになるのです。普通の体温と違って基礎体温は、変化の少ない朝(起きたとき)に測り、毎日つづけるといった決まりがあるので、その通りにしていくのが大切です。
一日忘れても根気よくつづけていきましょう。
実際に妊娠してから意識的な葉酸の摂取を始めた方が殆どだと思います。

必要な時に必要な出会いがあるトン君の晴れ晴れ日記
それでは、この葉酸をいつまで摂取するのが正解なのでしょうか。


例えば、赤ちゃんのためだけに葉酸を摂取している方は、妊娠している間に絞って摂取をするという方法(選択を誤ると、取り返しのつかないことになることもあるかもしれません)でも構いません。一方で、葉酸は体に有益な多彩なはたらきをしてくれます。中でも身体のバランスを整えるといったはたらきに葉酸は欠かせませんから、葉酸の摂取をつづけることで毎日を健康的に過ごすことが出来ますので、出産後も葉酸を意識して摂取するのをお勧めします。



妊活は女性側が実践するものがよく紹介されています。



しかし、男性側にも実践していただきたい妊活があります。それが、葉酸を積極的に摂るという習慣です。
不妊や流産といった辛い経験に悩まれている方にもぜひご一読して頂きたい事なのですが、そうした原因は母親側だけの問題かというとそうではなく、夫に問題があったという話も良く耳にします。



特に注目したいのは、精子の染色体異常です。

これは受精卵の着床率に影響をおよぼします。


葉酸は女性の妊活にすさまじく必須のと思いますが、男性の精子の質を高める効果が報告されています。ですので、男性も葉酸を十分に摂って、妊活をすすめてみましょう。妊娠が分かってから葉酸の摂取を心がけたという方も多いと思います。
出来るだけ、普段の食生活で補おうと、葉酸の含有量の多いほうれん草、貝類、レバーを、意識して摂るようにしている方も少なくないですよね。
実は、葉酸というものは水溶性で熱に弱く、加熱調理してしまうと、どれだけ大量の葉酸を含んだ食品でも、調理した後は葉酸は避けられません。葉酸の多い食品を積極的に取り入れたとしても、調理方法(選択を誤ると、取り返しのつかないことになることもあるかもしれません)によっては、葉酸が不十分かも知れませんので、気を付けてください。