日記
予定を書き込もうと手帳を開くと2016年もあと残り僅かしか残されていない事に気がついた。
それにしても年末にブログを開設する自分に驚いた。2016年に未練があるのかな…思い返せば、例年に比べて今年は絶え間なく色んな事が起こった一年だった。
今年の一月に撮った写真。
車のタイヤをスタッドレスにしていなかったせいで駅まで行けなかったんだっけ。それで、家の前の停留所でバスを待っている時に撮ったんだと思う。確か。
特に理由があるわけでは無いけれど、今年と来年は沢山雪が降りそうな気がする。本当に、なんとなくだけど。
生きている物、例えば人間も花も少しずつ枯れて醜く死んでいくけど、雪は溶けて終わりで、私はそれがすごく格好良いと思う。
道路に降り積もった雪は人間に踏まれて汚れて固まってしまうけれど、誰も触れなければそのうち陽に当たって静かに溶けて、目を離した隙に水に戻ってしまうところが潔い。手に触れるとすぐに消えてしまうところも、なんだか切なくて好き。
でも、生き物は執念深くて、みっともないと思う。今は生きている事に無自覚だけれど、いずれ私も歳を重ねるにつれて生に執着するようになるのかな。それってすごく嫌。最期まで、飄々と生きていたいな。