がーわのたびレポ

日本各地の移動手段や観光地、宿泊施設をじっくりと紹介!

【搭乗記】JTA宮古那覇 うちなーの翼で宮古島から沖縄本島へ!

こんにちは。

今回は沖縄の離島路線、宮古空港から那覇空港への搭乗記をお届けします。

沖縄那覇空港を拠点に沖縄県の離島や本州各地との間を結んでいる日本トランスオーシャン航空、通称JTA。うちなーの翼をコンセプトに沖縄と各地を繋げる大事な役割を担っています。またJALグループの一員として、羽田発着の岡山線や小松線にも就航。その認知度を沖縄県以外でも徐々に高めていっている航空会社です。

今回はそんなJTAの運航するドル箱路線でもある宮古那覇線を利用。JALグループでありながら、沖縄らしさを所々にちりばめたサービスがあり機内から沖縄の雰囲気を感じることができます。沖縄を感じる路線と機材、サービスで沖縄を満喫したフライトを紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

うちなーの翼JTA

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搭乗記の前にまずは日本トランスオーシャン航空のご紹介から。日本トランスオーシャン航空JTAは前身の南西航空から60年近く沖縄に根差した航空会社として沖縄の空を飛び続けています。

沖縄那覇空港を拠点として、中部や関西、福岡といった大都市はもちろん、小松や岡山などの地方都市にも就航。そのほかに宮古や石垣と羽田、関西を結ぶ便を就航させており、まさにうちなーの翼となっています。

 

中部国際空港で撮影した写真を使いながら機体の特徴をお話していきます。JTAの機材はB787-800型機で統一されており、同じ機体を運航するJALと全く変わりのない機体外観に見えますが、ちょっとだけ異なる点があるんです。

まずは機体前方から中ほどにかけての会社名のロゴ。JALとは異なりきちんと「JAPAN TRANSOCEAN AIR」となっています。また操縦室すぐ下にはうちなーの翼のロゴ、機体前方のドア横には沖縄らしくでいごの花が描かれています。

 

宮古空港からサクラジンベエで

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それでは宮古空港から那覇空港への搭乗記に参りたいと思います。今回利用する便は宮古12:25に出発するJTA558便。使用機材はB737-800型機ですが、美ら海水族館とのコラボで実現した特別塗装機サクラジンベエジェットを利用していきます。

JTAでは同型機材を14機保有しており、サクラジンベエジェットはその中で1つしかない機材になるのでそこそこレアな機材と言えるかと思います。


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搭乗しました。座席は進行方向左側の後方を指定しました。搭乗率はそこまで高くなく、3+3の座席の片側3席を1人で独占できるほどの混雑具合でした。那覇宮古線は乗り継ぎ需要も含めてかなり混雑しているイメージですが、観光シーズンではないことや平日の昼間便であったことも影響してそうです。

この搭乗より前にJTAの他の機材にも搭乗していますが、機内ではサクラジンベエならではのものなどはなかったかと思います。


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ほぼ定刻に飛行機が動き出し、並行誘導路がないためすぐに滑走路へ進入。滑走路西端へと向かいターンしてから離陸していきます。出発前の安全ビデオはJTAオリジナルのもの、沖縄っぽさを感じるキャラクターが安全について説明していきます。ただJTAの機材だからといって統一されているわけではないようで、行きの那覇宮古便ではJALと同じ仕様の安全ビデオが放映されました。


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2000mと短めな宮古空港の滑走路を目いっぱい使うことなく速やかに離陸。天気が悪く雲も低めではありましたが、離陸直後は宮古空港の北側に広がる宮古島中心市街地を眺めることができました。今回の滞在では宮古空港から1歩も外に出ていないため、宮古島市街地の地理勘は全くなく、名残惜しさも余り感じませんでした。


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全く観光することのなかった宮古島ですが、離陸してから雲に入るまでの一瞬の間だけ空から宮古島を観光。天候が悪いのとほぼ見切れておりはっきりとは確認できませんが、画面左端には宮古島伊良部島を結ぶ観光名所にもなっている伊良部大橋を確認することができました。

 

JTAならではのサービス

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離陸して10分程度で雲の上に出ました。雲の上は当たり前ですが綺麗な青空。やっと沖縄らしい空が見えるようになりましたが、残念ながら海は全く見えず。

ベルトサインの消灯時間は5分程度とかなり短め。時刻表上のフライト時間も50分と短いので天候によっては消灯する時間が全くないこともあるかもしれませんね。


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JTAJALグループと基本的には同じサービス内容でWi-Fi環境もJALと同じものが整備されています。

ドリンクサービスでは、JTAならではのドリンクメニューとしてさんぴん茶が提供されています。那覇宮古線のような短いフライトではサービスが提供されない場合もあるので注意が必要です。実際このフライトではドリンクサービスがありませんでした。行きの那覇宮古行の便ではさんぴん茶のみ提供があったので、天候などにも左右されるのかもしれません。


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こちらはJTAの機内誌です。Coralwayという名前になっておりJALの機内誌とは別でJTAオリジナルになっています。沖縄に密着した記事で構成されているので、ペラペラとめくるのにちょうどいい興味深さがありました。

その他機内エンターテインメントについてですが、機内モニターでは沖縄離島の紹介動画などが流されておりやはりここでも沖縄を感じられました。

 

雨の那覇空港に到着

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雲の上を15分ほど飛行すると降下を始め雲を抜けて海も見えるようになってきました。進行方向左側席からは海と遠くにちらっと島が見える程度で気づいた時には那覇空港の沖合側に埋め立てられたB滑走路へと進入していました。


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着陸したB滑走路からはもう1本のA滑走路を渡ってターミナルビルへと向かう必要があり、大雨の那覇空港を少しだけ地上走行して駐機場へと向かいます。那覇空港は駐機場とA滑走路の間に並行誘導路が1本しかないため同時に複数の飛行機が動いているとその動きが制限されることが多くなっています。実際左側にはジェットスターが待たされている状態でした。


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定刻よりも5分ほど早く、宮古空港から約45分で那覇空港22番スポットに到着しました。お隣にはJTAの同じく美ら海水族館とのコラボした特別塗装機ジンベエジェットが駐機していました。乗ってきたサクラジンベエと合わせて2機の特別塗装機が並ぶ様子を見られたってことですね。あいにく制限エリア内からは確認することはできませんでした。


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那覇空港は到着と出発の動線が分かれていないため手荷物受取所へ向かうには案内表示をしっかりと確認して向かう必要があります。手荷物受取所にはめんそーれの看板がありました。本州から来る人が大多数ですが、同じ沖縄県内から到着するとめんそーれには少しだけ違和感を覚えますね。

 

ということで以上、JTAサクラジンベエジェットでの搭乗記でした。

本島と距離がある離島が多い沖縄県では、フェリー以外にも飛行機が住民の重要な足となっています。またリゾート地や観光地として人気が高い島へと本州や海外からお客さんを運んでくるのも飛行機の仕事。沖縄那覇だけではなく宮古島石垣島などを中心にまさにうちなーの翼として大活躍しているJTAで、沖縄の雰囲気を感じるフライトを楽しみながら沖縄離島に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

この記事は2023年12月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【宮古空港】宮古島の玄関口!沖縄離島を感じる島の空港

こんにちは。

今回は沖縄県宮古島宮古空港を紹介します。

沖縄県沖縄本島から西に約300kmの海に浮かぶ大人気リゾート地の離島である宮古島。そんな宮古島へのアクセスは飛行機が主となります。沖縄本島との間にも旅客便のフェリーの運航はなく、もちろん本州方面にもありません。その分、沖縄本島をはじめとして航空便が非常に充実しており、那覇便は1日14往復もあります。そのほかにも羽田、関西、中部との直行便が設定されている他、同じ沖縄県の離島である多良間島石垣島との間にも航空便が設定されています。

宮古島にやってくる、宮古島から出るためには必ず利用することとなる宮古空港宮古島の玄関にふさわしく島の雰囲気を感じれるようになっており、離島空港としては設備も充実しています。今回はそんな宮古空港を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

宮古島の玄関口となる空港

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宮古島の北西部にある宮古島の中心部のすぐ南側に位置しているのが宮古島宮古空港宮古島沖縄本島、本州各地を結ぶ路線が発着しますが滑走路は1本で2000mの長さとなっています。滑走路に並行する誘導路がないため、滑走路端で一度回転してから離着陸することになっており滑走路の長さも含めて増便や機材の大型化が妨げられています。

ターミナルビルの外観は沖縄っぽさを感じるような赤い瓦が使われており、何重にも屋根が重なった面白い見た目になっています。


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宮古空港からの地上交通ですが、島内に鉄道は通っていないため公共交通はバス一択となります。しかし空港と宮古島中心部を結ぶ飛行機に接続したシャトルバスなどの設定はなく、島内を走る路線バスの1つの停留所として宮古空港バス停があるといった具合。観光にはレンタカーを用いるのが一般的となっています。

 

南国感じるターミナルビル

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それではターミナルビル内を紹介していきます。宮古空港のターミナルビルは3階建てになっており、1階がチェックインカウンターや到着口、2階にお土産屋さんやレストランと出発口、3階に展望デッキがあります。一般的な地方空港にありがちな作りになっていますが、中央部が3階まで吹き抜けになっており沖縄の島らしく日差しが差し込む明るい空港となっています。

 

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まずは1階から。到着口の手荷物受取所です。離島の空港とはいえ、東京からやってくる中型ジェット機もあるため2つのターンテーブルが出迎えてくれます。各空港で工夫を凝らしてお出迎えをしていることが多い手荷物受取所ですが、宮古空港には熱帯魚が泳いでいる水槽が設置されていました。

 


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1階の到着口とチェックインカウンターのエリアです。到着口の目の前には案内所、そして宮古島ではおなじみの宮古島まもる君が設置されていました。チェックインカウンターですが宮古空港ANAJALグループのJTARACが就航しているため、2社のチェックインカウンターが並ぶ形となっていました。

ちょうどクリスマスが迫った時期に訪問していることもあってサンタさんやクリスマスツリーなどがありました。

 

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2階には吹き抜けに沿ってお土産屋さんが並んでいます。沖縄のお土産はもちろんですが、宮古島ならではのお土産も揃っており、沖縄本島と合わせて訪問する際もお土産被りなどは気にしなくてもいいような品揃えでした。


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お土産屋さんが並ぶエリアを抜けるとレストラン街になっています。レストランは3店舗で沖縄料理、宮古そば、そして日本では沖縄にしかないハンバーガーチェーンのA&Wが入っています。宮古島でもエンダーが食べられるのは超うれしいですが、今回の滞在では沖縄本島でエンダーに行けるので、今回は宮古そばを選択してみました。

 


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今回頂いた宮古そば。沖縄そばの中の1つの種類でそこまで明確な違いがあるというわけではありませんが、特徴的ことが1つだけあります。それがこの見た目。写真左側の状態で提供されるのが宮古そばです。具が載っていないのが宮古そば…ではなくて、具材が麵の下に隠されており、自分で発掘する必要があるのが宮古そばとなっています。


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同じ2階の制限エリア内へとやってきました。羽田便がある割には制限エリアが少し手狭な印象で、本州便と那覇便が重なったりするとかなり混雑するのではないかと思います。制限エリア内にはお土産屋があり、買い忘れのお土産を最後に調達できるほか、軽食コーナーもありジューシーおにぎりなどが販売されていました。

 

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制限エリア内、宮古空港のAとB2つの搭乗口に挟まれたエリアには巨大な液晶ディスプレイが設置されており、宮古島に関する広告が流され続けていました。観光客にとっては帰路に着く直前のタイミングで見ることになるとは思いますが、それでも次回の旅も宮古島へという宣伝になるのかもしれません。いずれにしろこの大きさの画面で宣伝していれば目には付きますね。

 

飛行機と市街地を望むデッキ

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最後にターミナルビル3階にある展望デッキを紹介します。デッキはすべて屋根に覆われているというわけではなく開放感のあるつくりとなっています。訪問時のように雨の日だとフェンスそばまで行けない場所もあるので注意が必要です。

またフェンスはかなり高く厳重に設置されていますが、間隔が広いこととカメラ穴があることから普通のスマホカメラなどであれば撮影は問題なく出来そうです。


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駐機場に止まる飛行機の向こう側には並行誘導路のない滑走路があり、そしてその先に見える街並みが宮古島の中心部の街並み。離島ということで高い建物はありませんが、それでも建物が密集しているように見えます。

ちょうどこの日は東京からやってきたANAの中型機B767型機がいました。小型機に比べるとかなりの迫力がありました。ギリギリB787型機までであればやってくることができるようです。

 

展望デッキからはギリギリ海も眺めることができます。滑走路端のもっと向こう側、天気が悪く空との分かれ目がはっきりと確認できませんが、それでもちゃんと海は見えています。デッキから飛行機と青い海と空を眺めれば空港から出ずとも宮古島に来たという実感を得ることができそうです。

 

ということで以上、宮古空港の紹介でした。

宮古島と本州・沖縄本島を結ぶ唯一の交通手段である飛行機。そして宮古島に来るならば必ずといっていい程使うことになるのが宮古空港でした。空港はその地域をコンパクトに楽しめるような工夫がされていることが多く、宮古空港も例外ではなく、食事やお土産、そして建物の雰囲気まで沖縄の離島を感じることができる空港となっていました。ちなみに宮古島と橋で結ばれた伊良部島と橋で結ばれた下地島にはみやこ下地島空港という空港があります。ここには東京から直行便も出ており、こちらも特殊な空港となっています。ぜひこちらも利用してみてはいかがでしょうか。

 

この記事は2023年12月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

watabimaruga.hatenablog.com

【搭乗記】RAC宮古多良間 20分のフライトで多良間タッチ

こんにちは。

今回は宮古空港から多良間空港への搭乗記をお届けします。

沖縄県の中でも人気のリゾート地である宮古島。そしてもう一つ人気リゾート地である石垣島との間にあるのが今回の目的地となる多良間島多良間島は二次離島となっており、沖縄本島から直結する航路や航空便がない島となっています。そんな多良間島へは宮古島から船と今回利用する飛行機が出ており、宮古島からのアクセスが基本となっています。

宮古島多良間島の間には1日2往復が設定されており、今回はその午前便であるRAC891便を利用します。宮古空港を9:25に出発、多良間空港には9:50には到着するという時刻表上でも25分の短いフライトです。ただフライトの様子を紹介するだけでは短すぎるので、今回は多良間空港の様子、そして多良間タッチという乗ってきた飛行機に再びそのまま乗り込んで宮古空港へと戻るまでを一気にお届けしたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

宮古島からプロペラ機で出発

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沖縄県宮古島宮古空港へとやってきました。宮古島へ行くには沖縄本島も含めて飛行機のみの移動手段となっており、まさに宮古島の玄関口として機能している宮古空港です。那覇便の他に東京・大阪・名古屋・福岡とも直行便で結ばれており、宮古空港自体はお客さんも多く活気がある状態でした。

 

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宮古空港の保安検査場通過後のエリアはあまり広くはなく、東京などの本州への直行便で中型機がやってくると混雑することもあるかもしれません。宮古空港は搭乗口がAとBの2つあり、今回利用する多良間便はAの搭乗口から搭乗していきます。

最近はANAJALが利用する地方空港で共通化されたゲートが導入されていますが、訪問時の宮古空港ではまだそれぞれの改札機が設けられていました。


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搭乗口を通過してからも少々歩き、階段もおりて駐機場へと出てまいりました。多良間空港便はプロペラ機での運航となり、搭乗橋が付くことはなく徒歩での搭乗となります。この日は大雨だったため傘を持って機体のそばまで向かっていきます。天気が良ければいいですが、雨だと乗り込むまでに確実に濡れてしまいますね。


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今回は進行方向左側の窓側席を指定。窓側ではありますが真横にはエンジンとなるプロペラが位置しており、視界の上半分は遮られている形となっています。機材はボンバルディアのDHC8-Q-400で、客室が少し削られ貨物室が拡大したタイプとなっています。沖縄県の離島に住み人々の足であるとともに物流の要ともなっているのが琉球エアコミューターの路線です。

 

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飛行機は基本的に後退ができませんが、プロペラ機はコンパクトなため自走してスポットを離れて宮古空港の滑走路へと進んでいきます。プロペラ機らしく滑走を始めてからすぐに離陸。眼下には宮古島中心市街地で建物が密集しているエリアを眺めながら、一度北東方向へと離陸していきます。

機内は満席で、島に関係する人が多いような見た目を感じました。観光客や修行僧はかなり少なそうな乗客構成となっていました。

 

20分程度の短いフライト

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宮古空港を飛び立つと南側に旋回しながら進路を西へと変えていきます。悪天候ということもあって雲が低くプロペラ機かつ短距離路線のため雲に入るか入らないかくらいの高度を飛んでいきます。

雲の隙間からは宮古島から橋で結ばれている来間島を眺めることができました。ちなみに宮古島には伊良部島池間島という橋で結ばれた島があと2つほどあります。

 


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その後はひたすらに海上を飛行。雲に隠れたり、隠れなかったり中途半端な高度を飛行していきます。陸地の姿も見えず、もちろん機内Wi-Fiも存在しないのでどこを飛んでいるかわからないフライト時間が過ぎていきます。ベルトサインが消灯することもありませんでした。


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しばらく飛行し高度を下げて海面が迫ってくるのが分かると沖縄の島の周辺に広がるサンゴ礁が見えてきました。明らかに天気が悪くてもここまできれいに見える沖縄の海、さすがです。天気が良ければもっと綺麗に見えるはず。

 

サンゴ礁にだんだんと近づいていくとすぐに多良間島が見え、そのまま滑走路へと南側から進入して着陸しました。多良間空港多良間島の西端に位置しているため南側から空港へと向かっていくと進行方向右側席からならば島の全景を見ることができたはずです。

多良間空港は滑走路が1本で平行する誘導路がないので、着陸後は滑走路の北端へと向かいくるっと回転してから駐機場へと入っていきます。

 

これぞ離島の多良間空港

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フライト時間でいうと17分ほど、飛行機に乗り込んでから降りるまでは35分ほどで多良間島へと上陸しました。多良間空港にはプロペラ機しかやってこないのでボーディングブリッジはなく歩いてターミナルビルへと向かっていきます。

島の天気は変わりやすいもので降機時の多良間島は風は強いながらも雨は降っておらず、島の風を感じながらターミナルビルへと入っていきました。


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多良間空港の中は3階建てになっており、1階はチェックインカウンターや出発・到着口、2階は吹き抜けと事務所関連、そして3階は展望デッキとなっています。規模感はかなり小さいですが、売店やレストランもある立派な空港です。もちろん広さはそこまでありませんが島の空港を感じられる空港ターミナルビルでした。

 

乗ってきた飛行機の折り返し宮古空港行きで帰りますが、一瞬だけ多良間空港の外に出てきました。ちょうど右側には村営の中心部へと向かうバスが止まっていました。

多良間空港の外観だけでいうと地方の公民館のような見た目。到着した乗客が出迎えの人たちと再会を喜んだり、島ならではのコミュニティが垣間見え、それもより一層島に来たという感覚を増幅させてくれました。

 

帰りも20分のフライト

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多良間空港をちょっと見学したのちそのまま保安検査を通過して、搭乗待合室へと向かい再び乗ってきた機材を使って宮古島へと戻ります。つい先ほど多良間島到着時には雨が降っていない状態でしたが、20分ほど経ち再び飛行機に搭乗する頃には大雨。強風も吹き荒れていたことから傘も貸し出しはなく雨を全身で受け止めながら飛行機に向かっていきます。

 

同じ機材で今度は多良間空港の北側へと向けて離陸。またしても進行方向左側座席だったため離陸時に多良間島の全景を見ることはできませんでした。北向きへと飛び立ってすぐに東向きへと旋回しそのまままっすぐに宮古島へと進んでいきます。

多良間島では搭乗時大雨だったにもかかわらず、航路上の天候は行きより良さげ。雲の下を飛行しているタイミングでは綺麗な宮古ブルーの海をみることができました。


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行きと同じフライト時間20分程度で宮古空港へと到着。約1時間半で多良間島へといって帰ってきてしまいました。行きと同じくボーディングブリッジは付かないので飛行機から降りたのち歩いてターミナルビルへと向かいました。

 

ということで以上、宮古多良間の搭乗記でした。

短い時間のフライトでしたが、平日のフライトでも往復ともに満席の人気っぷり。観光客などはほとんど見かけませんでしたが、その分島民の足として必要不可欠な路線であるということを肌で知ることができました。また多良間空港の雰囲気もこれまで体験したことのない空港で、島の人たちの仲の良さを垣間見て一瞬でも島にいるという実感がわきました。

序盤でも説明していますが、宮古多良間は1日2往復あるため日帰りで観光することも可能となっています。ぜひ次はどんな島なのかじっくり観光して回りたいですね。天気もいいといいな…

 

この記事は2023年12月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

watabimaruga.hatenablog.com

【三沢空港】米軍と共用のこじんまりした青森県2つ目の三沢空港

こんにちは。

今回は青森県三沢市に位置する三沢空港を紹介していきます。

青森県八戸市を中心とする南部地方の空の玄関口となっている三沢空港青森空港は八戸とはかなり距離がある青森市にあるため、三沢空港にも羽田線が就航している他、札幌線・大阪線が就航しています。このように各地に路線を持っている割には空港規模が小さめなのが三沢空港三沢空港は空港自体の敷地は広く米軍、そして航空自衛隊との共用空港となっています。そこに間借りするように民間用のターミナルビルが存在するため、かなり小さな規模となっています。そんなコンパクトにまとめられた三沢空港の様子をお届けしたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

アクセスと空港周辺の見どころ

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三沢空港青森県三沢市の東端、太平洋もそこそこ近い海沿いに位置しています。青森県には県都青森と弘前を中心とする津軽地方、八戸を中心とする南部地方の2つに分けられることが多くなっています。そのうちの南部地方の玄関口としてあるのが三沢空港。導入でも触れたように米軍、自衛隊との共用空港となっており、民間のターミナルビルが市街地東側へと追いやられている格好となっています。


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三沢空港のアクセスはバスが基本になります。バス路線は1つのみで、三沢市役所、三沢駅経由で本八戸駅へと運行がされています。航空便に合わせて運行されており、1日5往復で八戸市街地と三沢空港の間を55分ほどで結んでいます。


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空港としてはかなり珍しく、ターミナルビルから徒歩5分ほどの場所に天然温泉を楽しめる施設があります。レンタカー屋さんより近いという超好立地の温泉です。

他に歩いていくには少し距離がありますが、空港の敷地のすぐそばに三沢航空科学館という飛行機の博物館があります。土日祝限定で空港から航空科学館へシャトルバスも運行されているようです。

 

コンパクトな空港ターミナル

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続いて空港のターミナルビル内を紹介していきます。ターミナルビルは3階建てで1階が到着口とチェックインロビー、2階が出発口、3階に展望デッキがあります。

まずは1階の到着口。かなり小さい規模ではありますが、手荷物受取所にはターンテーブルが1つ用意されています。到着口を出ると青森らしくねぶたを模したモニュメントがお出迎え。レンタカーのカウンターも到着口周りにありました。

 


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到着口の正面と隣には三沢市や周辺自治体のPRコーナーが用意されています。三沢という地名自体はあまり馴染みがないかもしれませんが、周辺には八戸、奥入瀬渓流の玄関となる十和田、下北半島など観光地が点在しています。

また三沢には星野リゾートが運営する青森屋というかなり人気のホテルがあり、三沢空港からは送迎バスも出ているようです。

 

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到着口の反対側にはチェックインカウンターが並びます。三沢空港JALのみが就航しており、カウンターもJALのみとなっています。東京便のチェックインの時間帯になると人で賑わっていました。

客層の特徴として米軍基地があることが関係しているのか、外国人も多いようでした。

 

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2階にやってきました。2階は出発口と売店レストランが位置しています。まず気づいたこととしてエスカレーターがありません。1階から2階へは写真目の前の階段を使うか、建物端にあるエレベーターを用いる必要があります。

建物がコンパクトにまとまっていることもあって、階段を上がると目の前が保安検査場の入口。チェックインカウンターから最短距離で制限エリア内へと進むことができます。

 


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保安検査場を正面にして右手側には三沢空港内唯一のショップ、左手にはレストランがあります。制限エリア内に売店がないので、お土産や飲食物はこちらで購入しておく必要がありそうです。

ショップでは青森のお土産がこれでもかと取り揃えられており一通りなんでもあるといった印象です。特徴的なのは自衛隊グッズが販売されていたことでしょうか。

 

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こちらはレストランでいただいた牛バラ焼きセット。十和田の有名なご当地グルメです。その他にもホタテフライやさば味噌、三沢ごぼうかき揚げうどんなどご当地グルメもしっかり取り揃えられていました。

レストランは駐機場に面して窓があり、外の飛行機の様子を眺めながら食事を楽しめるようになっています。

 

見やすい有料の展望デッキ

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それでは最後に展望デッキを紹介します。展望デッキへはレストランを超えた先にある階段から向かうことができます。展望デッキは有料で大人100円、12歳以下は無料で利用できますが、2階から3階へと上がる階段の前でお金を投入して階段を上がっていきます。

 

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それでは屋上の展望デッキへとやってきました。屋上は完全にデッキのみとなっており、デッキはかなり広めにとられています。特徴的なのがデッキにはありがちな柵。かなり低い位置での設置となっており、デッキから飛行機を撮影したりする際には柵が邪魔にならないようになっています。人の高さまで柵があるのが当たり前なので非常に新鮮に感じました。


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デッキから駐機場を見るとこのようになっています。全体的にコンパクトなこともあって飛行機をかなり近くに感じることができます。また、滑走路や誘導路のあるエリアと駐機場との間には柵が設けられており、ここでも米軍との共用空港であることの特徴を確認することができました。


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スマホで撮影したため少し見にくくなっていますが、共用空港となっているだけあって民間機以外の離発着を見ることができるのも三沢空港のデッキの特徴の1つとなっています。ちょうどアメリカ軍の旅客機が離陸していくところを見ることができました。民間機の駐機場エリアは滑走路端にあるので、離着陸の飛行機は確認しやすいかと思います。

 

ということで以上、三沢空港の紹介でした。

青森県南部地方にある三沢空港、県を代表する空港というわけではありませんが、小さくまとまりながらも羽田便をはじめとしてかなりの便数が確保されています。しっかりと青森を感じられるターミナルビルになっているので、青森県の東側に目的地がある際には利用してみてはいかがでしょうか。また周辺の航空科学館や温泉も魅力的。日帰りで訪れて周辺観光を楽しむなんてもゆったり過ごすことができるのでいいかもしれません。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

【沖縄旅行記】沖縄の島々を飛び回る!沖縄離島ホッピング旅まとめ

こんにちは。

今回は2023年を締めくくる沖縄旅のまとめ旅行記をお届けします。

2023年はJALの上級会員になるために飛行機に乗りまくるいわゆる”修行”を敢行。その締めくくりとして選んだのが沖縄旅行。沖縄県は説明するまでもないですが多くの島々によって構成されており、その島々を結ぶ航空路線も展開されています。距離が短く価格が安いため、筆者のように回数を飛んで上級会員を目指す回数修行僧にとっては聖地とされています。そこで2023年ラストの旅行&修行の地として沖縄を選んだのでした。今回の旅は完全に修行に重きを置いており、沖縄に行ったのに観光をほとんどしなかった旅となりましたが、それも修行のつらさということで、そんな旅行の様子をまとめて紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

旅の行程

1日目はお昼時の便を利用して一気に那覇空港へと向かいます。那覇からは夕方の便で石垣空港へと向かい、滞在1時間ほどで折り返し那覇空港へと戻ります。

2日目は早朝からのフライト。まずは宮古島へと向かいます。宮古空港から多良間島へ向かいますが、そのまま折り返しの便に搭乗し宮古島へととんぼ返り。宮古島から再び那覇へと移動し、この日の移動は終了。少しだけ那覇市内を観光しつつ、お買い物やグルメを楽します。

3日目はゆっくりホテルをチェックアウトし那覇空港へ。お昼ご飯を食べて12時過ぎの便で東京へと戻りました。

 

1日目)冬のはじまりの沖縄へ!

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旅の始まりは2023年おなじみの羽田空港から。回数修行をしていたこともあって羽田空港から出発する旅が多かった2023年。羽田出発のラストフライトはJAL国内線のフラッグシップであるA350-900を利用して那覇空港へと向かいます。利用する飛行機はJALが加入するアライアンスであるワンワールドの特別塗装機でした。


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羽田空港から約3時間のフライトで快晴の那覇空港へと到着しました。日本一のリゾート地へのフライトらしく、客層は観光客が大半でにぎやかな長距離フライトとなりました。沖縄といえばというお天気の良さで絶好の観光日和だとは思いますが、修行はそんなこと許してくれません。

 


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那覇空港到着後、急ぎゆいレールに乗車して美栄橋駅近くのホテルに荷物を預けすぐに那覇空港に戻ってきました。那覇空港で少し早めの夕食タイム。国際線ターミナル側にある「なはまるうどん」で沖縄名物タコライスを頂きます。全国でみるチェーン店ながらも沖縄料理を提供してくれており、格安でタコライスを楽しむことができました。

 

1日目)1時間の石垣島滞在

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タコライスを食べたのち保安検査場を通過、初搭乗となるJALグループ沖縄拠点の航空会社日本トランスオーシャン航空石垣島を目指します。12月ですが17時台でもまだ明るさが残る沖縄本島からさらに西へと飛んでいきます。


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およそ1時間のフライトで石垣空港へと到着。石垣空港到着は19時前となり流石の南西諸島でもすでに日没を迎えていました。ということで、始めての石垣島は青い海や空を全く見れず空港内で帰りの飛行機までの1時間を過ごすことになりました。

 


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石垣空港はそれまで市街地ほど近くにあった手狭な空港が移転し、2013年に島の東側に新しい空港が誕生。中型機も離着陸可能な2000mの滑走路が整備され、沖縄本島以外の本州各地とも直行便で結ばれるようになりました。

比較的新しいターミナルビル内には石垣島の名物を楽しめるお店が揃っています。すでに夕食を済ませていたので、石垣島のご当地ドリンクゲンキクールと島バナナジェラートをいただきました。


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1時間の石垣島滞在を終えて沖縄本島那覇空港行きの最終便に搭乗し石垣島を離れます。ほぼ20時台に差し掛かるような時間帯の便ですが、与那国島からの乗り継ぎ客も含め搭乗率は7割くらいあったかと思います。こちらも初搭乗となる琉球エアコミューターのプロペラ機で那覇へと戻り、那覇市内のホテルへと帰りました。

 

2日目)早朝から島ホッピング

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2日目は早朝からのスタート。まだ夜が明けきっていない那覇空港へとやってきました。朝一番の日本トランスオーシャン航空に乗って目指すは宮古島。こちらも石垣島と並ぶ知名度を誇る沖縄県の離島となっており、那覇宮古間はジェット機を用いてかなりの便数が設定されています。

朝早い便とはいえそこそこ搭乗率も高く、短い搭乗時間ながらもさんぴん茶をサービスしておりました。


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宮古島では1時間ほどの乗り継ぎ時間を経て、続いては琉球エアコミューターのプロペラ機に乗っていきます。この日の沖縄の天気は不安定で時折とてつもない豪雨になることもあれば晴れ間が見えたりと南国特有の天気の中、宮古島石垣島の間にある離島多良間島を目指してフライトします。


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宮古島から25分ほどのフライトで多良間島に到着をしました。1日2往復宮古空港との便が運航されている多良間空港は、地域の公民館や役所の出張所のようなこじんまり感。

乗ってきた飛行機に再び乗り込み、多良間島滞在30分ほどで島を後にします。流石は島コミュニティだけあって、空港の係員さんと島を離れる乗客はみんな知り合いといった様子。搭乗待合室はアットホームな雰囲気に包まれていました。

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再び宮古島へと戻ってきました。ここからは宮古島の観光!でも良かったのですが、滞在1時間半ほどで那覇へと帰る便を取っており、宮古空港内を出ることなく過ごすことに。ターミナルビル内で同じ沖縄そばではありますが、具材が下に隠された宮古そばをいただきました。


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宮古島から那覇への便はこの旅ではお馴染みの日本トランスオーシャン航空。今回は沖縄を代表する観光地、美ら海水族館とのコラボである「さくらジンベエ」の特別塗装機でした。

帰りの宮古那覇便は天候の影響もあったのか、フライト時間も短いこともあって機内サービスはなく那覇空港へと到着となりました。

 

2日目)気持ちばかりの那覇観光

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宮古島から那覇空港に到着したのが13時半頃。回数修行をクリアするためには50回搭乗が必要となり、既に12月末なのでもし計画通りに飛べず回数が足りなそうな場合はこの後の時間を使って石垣や宮古久米島を飛び回って補充をしようと空けておいたこの時間。

ここまで順調に修行が進み49フライトをクリア。3日目の羽田に帰る便で達成が確実となったので、午後の空いた時間は少しだけ観光をしていくことに。まずは沖縄といえばのA&Wで大好きなオレンジジュースとカーリーポテトを味わいます。


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続いては国際通りを少し入ったところにある牧志公設市場へ。建物が新しくなってからやってきたのは初めてでした。従来通り1階には色とりどりの鮮魚が並び2階の飲食店でその味を楽しめるという構造。ただ訪日外国人客が異常なほど多く、日本語があんまり聞こえないという状態になっていました。


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他にもとまりんで船を見たり、サンエーで沖縄土産を爆買いしたりと那覇市内でかるーく観光を楽しみホテルへ。今回はゆいレール美栄橋駅から徒歩5分ほどのコンフォートイン那覇泊港に宿泊。

タコライスやポーク玉子が楽しめる朝食が無料で付いてくるほか、洗い場付きのバスタブもあり修行で疲れた体を癒すことができました。

 

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夕飯は沖縄そば屋さんでいただく焼きそば。なんと麺が沖縄そばの麺を使用しており、普通の焼きそばとは全然違う食感を楽しめます。また今回はビビってソース味にしましたが、沖縄ではケチャップ味の焼きそばがメジャーだそうです。いつかチャレンジします…

 

3日目)50回目のフライトで東京へ

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3日目は朝食を食べてゆっくりホテルをチェックアウト。ゆいレールに乗車して那覇空港へと戻ってきました。今回ゆいレールの2日フリー乗車券を購入したので、気軽に那覇空港とホテルの間を行ったり来たりすることができました。ゆいレールはそこそこ料金がするので、フリー乗車券などを有効活用していくことをおすすめします。

 


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那覇空港到着後もしっかりと沖縄メシを楽しんでいきます。那覇空港国際線ターミナル側の最も端っこにあるケンミン食堂。沖縄の家庭料理を楽しめるお店で今回はトーフチャンプルー定食(写真左側)をいただきました。ご飯が自動で出てくるマシーンを使っており、好きな量を選べるのでお腹いっぱい食べることができます!

保安検査場を通過後、ClubESTの特典を使いJALサクララウンジへ。グァバジュースと共にオリオンビールもいただきました。これからこれが当たり前になると思うと修行して良かったなと感じますね…


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お昼過ぎの羽田便で東京へと帰ります。窓側が空いていたので窓側席へと変更し、沖縄の景色を楽しみながら沖縄に別れを告げ、50回目のフライトを締め括りました。

 

ということで以上、沖縄離島ホッピング旅のまとめでした。

JALJGC回数修行のフィナーレを飾る旅行ということで、ほとんど飛行機に乗って移動していただけの今回の旅。那覇に2泊もしたのにほとんど観光をしていないだけでなく、石垣島宮古島多良間島でも空港内から出ることなく終わってしまいました。もっと島を楽しみたかったのは山々ですが、これこそ修行。せっかく獲得した上級会員でフライトを贅沢に楽しみながら再訪して、しっかり観光を楽しみたいですね。それでも島のグルメや沖縄グルメをしっかり楽しめたのはよかったかと思います。

また2023年は主に飛行機に乗りながら移動を主とした旅が多くなっていましたが、2024年からは1つの都道府県に着目ししっかり観光を楽しむ旅をしております。今後の旅行記もお楽しみに。

 

この記事は2023年12月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【新潟空港】新たな航空会社トキエアの本拠地!空の玄関口新潟空港

こんにちは。

今回は新潟県にある新潟空港を紹介します。

日本海側で一番の大都市ともいわれる新潟市。そんな新潟市東区新潟市街地の東側に位置しているのが新潟空港です。新潟市街地にも近くアクセスはかなり良い立地です。滑走路は2本ありますが、旅客機は主に2500mの長さを誇るB滑走路を利用していきます。就航している航空会社も多く、路線も北は北海道から南は沖縄まで、更に国際線も飛んでいます。ターミナルビルは国内線国際線どちらも同じ建物を利用していることもあって、かなりの大きさがあります。

久しぶりの新規航空会社であるトキエアも無事就航し、そんなトキエアが拠点として各都市へ路線を伸ばしていく予定でもある新潟空港。今回は注目を上げている新潟空港を紹介していきたいと思います。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新潟駅にほど近いアクセス

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新潟県の空の玄関口新潟空港にやってきました。空港の住所は新潟市東区阿賀野川信濃川に挟まれている場所にあります。ターミナルビルはかなり大きく、ガラス張りで蔦屋書店をイメージするような見た目をしています。ただこれでも1996年から変わっておらず、最新の建物というわけではありません。


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新潟空港へのアクセスですが、鉄道の乗り入れはなく公共交通機関を利用するのであればバス一択となります。バスは新潟駅行きの直行リムジンバスと路線バスが運行されており、それなりの本数が確保されています。新潟駅までは直行バスで25分、路線バスで35分とかなりの近さを誇っています。

新潟駅以外に関しては早朝のみ長岡行きのバスがあり、現在は休止中ですが福島県会津若松へと向かう高速バスも出ていたようです。


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新潟駅行きのリムジンバスに関してですが、便によっては高速バスタイプの車両と写真のような路線バスタイプの車両が使用されています。路線バスタイプの車両は環境にやさしい電気バスのようですが、大きな荷物を入れるトランクルームはないので少し注意が必要かもしれません。

 

屋根が高いターミナルビル

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それではここからはターミナルビルの中の様子を見ていきたいと思います。ターミナルビルは国内線と国際線が共用になっており、4階建てとかなり規模が大きめの建物となっています。更には1~3階までが吹き抜けとなっており、屋根や壁の一部がガラスになっていることで自然光が入ってきて、ターミナル全体に明るい雰囲気があります。

 


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1階には各航空会社のチェックインカウンターが並びます。新潟空港は就航する航空会社が多く、国内線ではANAJALの他にフジドリームエアラインズアイベックスエアラインズ、ピーチ、そしてトキエアが就航しています。国際線は各社固定のカウンターが用意されているわけではありませんが、大韓航空、タイガーエア台湾、中国南方航空中国東方航空が就航しており、かなりバラエティに富んでいます。

 

訪問時は2023年11月下旬とまだ就航前の準備中でしたが、2024年1月についに就航を果たした新潟拠点の新規航空会社トキエアのカウンターもありました。ちょうど訪問日に就航日が発表され、新潟のニュースではトキエア一色となっていました。新潟県民の期待が感じられるトキエア、記事執筆現在は新潟丘珠線のみの運航となっていますが、そのほかにも関西方面や仙台線、佐渡線など全国各地への路線展開が計画されており今後も目が離せない存在となっています。

 


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1階の端っこ、駐機場を向いて右端には国内線の到着口が設けられています。到着口のすぐ隣からチェックインカウンターが連なっており到着した感が他の地方空港より薄かったように記憶しています。

その土地の名物のモニュメントが置かれがちな手荷物受取所のターンテーブル内には、酒処新潟らしく酒樽がどーんと置かれていました。


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国内線と国際線のチェックインカウンターの真ん中は吹き抜け部分となっており、3階まで一気に見渡すことができるようになっています。奥にはコンビニ兼お土産屋のヤマザキショップがあります。写真の背中側には案内所やレンタカーのカウンターがありました。

 

ターミナルの上層階へ

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写真は3階から2階を見下ろす画角になっていますが、2階には国内線国際線の出発口があります。写真右下のパーテーションが置かれているエリアが国内線の保安検査場入口です。また国内線保安検査場入口の手前には1階が見渡せるカフェとかなり広いお土産屋さんが1店舗ありました。

国内線の搭乗待合室エリアは制限エリア外と一部ガラスで仕切られている場所があり、飛行機に乗る直前まで別れを惜しむことができるようになっていました。


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国内線の反対側に国際線の出発口があります。ちなみに国際線はここを通過すると出国審査などの施設が3階で、搭乗待合室は4階にあるという不思議な構造となっています。

写真右側の新潟空港PRルームでは、新潟空港の模型や歴史、モデルプレーンなどが展示されています。また新潟らしく(?)お米のオブジェもありましたので、時間がある方はぜひ。


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出発エリアの1つ上の階、3階へとやってきました。3階は主にレストランフロアとなっており、レストランが2店舗、マッサージ屋さんが1店舗入っています。ターミナルビルの規模の割には少ないかなという印象を持ちました。

レストランは新潟名物のたれかつ丼やへぎそばが味わえるお店ですが、営業時間が昼と夜で分かれており、更に定休日も存在するようなので利用する際は事前に調べた方がいいかと思います。


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レストランの奥にはちょっとした展望スペースがありました。訪問時はこの先工事中になっていたのですが、最新のフロアマップを見ていくと誰でも利用できる飛行機を見れるような休憩スペースがオープンしているようです。デッキへと出なくても飛行機を見れる場所があるのは嬉しいですね。

 

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3階にはカードラウンジもあります。航空会社の上級会員ではなく、特定のゴールドカードと当日の搭乗券を持っていると無料で利用できるほか、有料でも利用できるラウンジとなっています。ラウンジからは駐機場や滑走路を見ることができ、ドリンクを飲みながら搭乗までの時間をまったりと過ごすことができました。


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最後に最上階である4階へとやってきました。4階は展望デッキとなっており、有料での利用ができますが、この日はあまりにも風が強く悪天候ということで閉鎖されていました。有料ながらも柵があまり高くなく、日本海を背に離着陸する飛行機を眺められるということで楽しみにしていたのですが、立ってるのも大変な暴風だったので外に出れなくても仕方なかったかもしれません。

 

ということで以上、新潟空港の紹介でした。

新潟市街地からもほど近く、トキエアの新規就航により注目を浴びている存在の新潟空港。トキエアの路線拡大に伴って利用するお客さんも増えていくであろうことが予想できます。現状、新潟空港はそのターミナルの規模の割には使われている部分が少なく、まだまだ施設を充実させる余地があるのかなと感じました。これから路線網の充実とともに空港の使いやすさも向上していくことに期待したいですね。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【長岡旅行記】えちごワンデーパスで行く!駅近で楽しむ長岡旅

こんにちは。

今回はお得なきっぷで行く新潟県長岡市旅行記をお届けします。

新潟県中越に位置する長岡市は県内でNo,2の人口を誇り、夏の長岡花火で有名な街となっています。上越新幹線も通り東京からもアクセスが良く夏の時期を中心に多くの観光客を集める街となっています。そんな長岡市新潟市は少し距離が離れており、新幹線でも20分ほど、普通列車であれば1時間20分ほどかかります。それだけ距離が離れるとネックになるのが交通費。今回は新潟駅長岡駅を往復するだけで元が取れてしまう新潟県を観光するのにお得なきっぷを用いて旅をしてきましたので、そのきっぷも含めて紹介していきます。

 

以下目次です。

 

それではスタート!!

新幹線も使えるえちごワンデーパス

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在来線も高架化されたばかりでまだまだ綺麗な新潟駅へとやってきました。新潟では私鉄や地下鉄は全く走っておらず、電車にのるとなるとここ新潟駅を中心にJR線を利用することとなります。新潟駅はJRのターミナル駅となっており、上越新幹線の他信越線、白新線越後線の3つの路線が乗り入れております。

これだけのターミナル駅でも新幹線以外は普通列車がほとんどで、特急列車は直江津方面を結ぶ信越線の特急しらゆきと、酒田・秋田方面を結ぶ羽越線特急いなほの2種類しかやってきません。


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今回目指す長岡へは信越線と上越新幹線でも向かうことができます。行きはゆっくり信越線の普通列車で向かうことにしました。新潟を走る普通列車はみんな同じ色をしており、行先などをよく確認してから乗り込みましょう。

大都市新潟とはいえ、長岡まで向かう列車は1時間に1本程度の運行となっています。ただ6両編成もあったため車内は空いており、着席して大荒れの車窓を楽しみながらの長岡への列車旅となりました。

 

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今回利用するきっぷがこちらの「えちごワンデーパス」。新潟周辺のフリーエリア内が1日乗り放題になるきっぷで、そのお値段が1570円。新潟長岡間の片道運賃がIC利用で1166円なので往復するだけで762円もお得に利用することができます。1日中使うことができるので、他にも弥彦に行ったり村上に行ったり、新潟周辺を鉄道を利用して観光すればよりお得になりますね。


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えちごワンデーパスは新潟長岡間で新幹線を利用することもできます。乗車券部分のみ有効なため、別途新幹線特急券を購入する必要があります。普通列車だと1時間20分かかる新潟長岡間を新幹線ならば20分とかなり時間短縮できるため、うまく活用すればより多くの場所を観光することができますね。

また信越線を走る特急しらゆきも特急券を購入すれば利用することができます。特急しらゆきでも新潟長岡間が55分ほどで移動でき、新幹線よりかは安く乗れるのでこちらも選択肢に入れておくと便利かと思います。

 

長岡駅近くで濡れずに観光

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新潟駅から普通列車に揺られること約1時間20分、長岡駅へと到着しました。長岡駅は昔寝台特急の停車駅となっていたこともあるためか、ホームが非常に長くなっています。信越線と上越線の列車も発着をしますが、ホーム数がかなり多くなっているのは過去の栄光もあり、夏の花火大会のとてつもなく多くのお客さんをさばくためでもあるようです。


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さて長岡を観光していこうと思いますが、この新潟旅をしている2日間は雨風が台風並みになっている大荒れのお天気の日。長岡に見どころはたくさんありますが、傘も役に立ちそうにもないため駅から離れずに観光をしていくことにしました。

駅前にはご都合よすぎますが、駅周辺で楽しめる観光スポットの案内板が設置されていました。駅周辺にスポットが固まっている観光しやすい街なのかもしれません。


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まずは駅前を観光していきます。長岡駅前の広場には石垣が積み重ねられています。ただのモニュメントというわけではなく、実はここに長岡城の本丸があったという存在を示すようなモニュメントとなっています。

長岡城は戊辰戦争の際に焼失、そのまま復元されることなく城自体も城下町も全て市街地に改められてしまいました。そんな長岡城の本丸の跡にできたのが今の長岡駅となっています。


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長岡駅前には大手通と呼ばれるメインストリートが伸びており、歩道には屋根があるアーケードの通りとなっています。この道をまっすぐ進むと長岡花火の会場でもある信濃川にぶつかるようになっています。

長岡花火の際はこの大手通が歩行者天国となり、JR線と新幹線の乗車待ちレーンになるという写真が話題になっていましたね。

 


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長岡駅からまったく濡れずにやってこれる距離に市役所とバスケチーム新潟アルビレックスBBの本拠地にもなっているアリーナが一体型になった複合施設があります。特に見学する場所はありませんが、施設は新しく建築自体を見る価値がありそうです。

写真右側は中越地震の被害に関する展示がされているきおくみらい館。駅にはかなり近いので見ておくべき施設かと思います。

 

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ここで長岡で食べておきたいグルメをご紹介。その名もイタリアンというグルメです。長岡のソウルフードで、簡単にいうと焼きそばにミートソースがかかった麺料理。食べたことなかった味なので、ぜひ実際に味わってみていただきたいです。

長岡ではフレンドというお店が多数展開され、ここでファストフード並みに気軽にイタリアンを食べることができます。長岡駅ビルにもありました。

 

ぽんしゅ館で日本酒を楽しもう

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あまりの荒れ模様に長岡駅をほとんど出ることなく終わってしまった長岡観光。大荒れのために乗車予定だった信越線が遅れているとのことで、新幹線に乗車することに。時間に余裕ができたので、長岡駅にあるぽんしゅ館で日本酒を堪能することにしました。


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ぽんしゅ館のメインといってもいい場所がこちらの利酒番所。新潟の誇る日本酒を少しずつ楽しめるまさに日本酒のテーマパークとなっています。長岡駅以外にも越後湯沢駅新潟駅にも同様の店舗がありますが、どちらも混雑しがち。今回お客さんはおらず貸切状態で堪能させていただきました。

 

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入り口でお支払いをしてコインとお猪口を受け取ります。500円でコイン5枚と交換することができ、最大で5杯の日本酒を楽しむことができます。

このポの字が入ったお猪口はおなじぽんしゅ館内のお土産屋さんで販売もされており、おうちで楽しむ用にもできますね。

 

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番所内に入るとこのような形で様々な日本酒の銘柄が並んでいます。ここから好きなものを選んでお猪口をセット、コインを投入しボタンを押すとお酒が出てくるというシステムになっています。

お酒の銘柄によって必要コイン数が異なってきます。また、すべての銘柄に甘さや度数といったお酒の情報や味わいなどについてのスタッフさんのコメントもつけられているので、日本酒わ全く知らない人でも楽しむことができます。


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新潟といえばというお酒を飲みたいと思っており、こちらの八海山を選択。それ以外に日本酒2杯と梅酒を1杯、合計4種類いただきました。やはり人気を誇っているだけあり、八海山はとても飲みやすかったですね。

酔いが回ってしまいそうですが、給水機もありお水を飲みながら楽しむことができます。他におつまみの販売もあるのでおつまみを楽しみながらでも良さそうですね。

 


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番所内にはいくつかの質問に答えることによってAIでおすすめの日本酒を教えてくれるタブレットがあったり、熱燗にできるマシーンも用意されており、初心者から日本酒好きな方までが多様な楽しみ方をできるまさにテーマパークになっていました。

 

ということで以上、長岡の旅行記でした。

今回はどうしても天候には勝てず駅から屋根のある範囲での観光となりました。それでも駅ナカで日本酒を堪能出来たり、B級グルメを楽しめたりと長岡である必要があったかは置いておいて、新潟を楽しむことは出来たかと思います。

長岡といえば花火ですが、花火の時期以外にも花火を楽しめる長岡花火ミュージアム山本五十六の記念館などまだまだ見どころがあります。新潟市と同様に天気の良い日に再訪してしっかりと観光したいと思います。

 

この記事は2023年11月下旬時点での情報です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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