英語苦手夫婦の、子供バイリンガル化計画

自分の英語力を棚に上げ、子供をバイリンガルに育てたいと思った親のブログ

同学年の子供と比べて分かった日本語力の差

インター入学から1年が経ちました

幼稚園の3年間と小学校の1年間の合計4年間を、外国人の先生による英語の授業と、英語だけを使う学校生活で過ごしました。普通の幼稚園に行っていれば、日本人の先生から日本語の授業を受けて、日本語だけを使う学校生活を送っている期間です。この4年間が、長男の日本語能力の成長にどんな影響を与えているのか、親としてはとても気になっています。

 

小学2年生は、普通に敬語を使う!

最近、長男に近所の学校に通う同学年の友達ができました。友達どうしで遊んでいるところを見ると普通の小学2年生どうしの会話をしているように聞こえて、ちょっと安心しました。
しかし、お友達ひとりひとりと私が話をしたときに、長男との決定的な差を感じました。それは敬語です。
恥ずかしながらうちの長男は、敬語を使うことができません。ほっといたら敬語の使えない子供になることが分かっていましたので、ことある毎に敬語を教えてきましたが、未だに身についていません。ですので、同級生から丁寧な敬語で話しかけられたときにはとてもショックでした。
インターやプリスクールでは、クラスメイトはもちろん、上級生を呼ぶ場合にもファーストネームでの呼び捨てが当たり前で、日本よりも上下の関係に厳しくないように思います。もちろん、先生のことは「Mr.」や「Ms.」を付けて呼びますが、それ以外敬語の様な表現があるようには思えません。
大人には敬語を使うことは知っているようなのですが、実際の場面で使ないのは、環境だけの問題なのでしょうか。
そもそも、うちの長男は学校で先生にどんな話し方をしているのでしょうか? 実は、ひどく無礼な話し方をしているのではないかと心配になってきました。

 

体験しないと言葉は覚えない?

日本語力が劣っていると感じたのは、敬語だけではありません。ボキャブラリーも大きく不足していることに気付きました。
先日、長男を連れて町内会の掃除に参加した際、「ちりとり」が分かりませんでした。我が家では家の中の掃除では、ほうきやちりとりは使いません。だから、町内会の掃除で、はじめてちりとりを見たのだそうです。しかし、ほうきの方は使い方を知っていました。そこで「これの名前は?」と聞いたら「a broom」と答えました。ほうきは学校で掃除のときに使ったことがあるそうですが、ちりとりは使わなかったそうです。
一度教えれば覚えてくれますので、繰り返しているうちにボキャブラリーは増えてくれると思います。しかし、普通の小学2年生がどんな経験をしているか知り、全部同じように経験させることは不可能です。だから、学校に行っていないときは、できるだけ学校以外のお友達との交流をさせたいと思います。