お布団の中

.

20歳が終わる前に…

 

好きな人とたくさんお話しした

好きという気持ちは止まらないけれど、

好きなだけじゃ伝わらなかった

どんどん距離が自然と離れた

多分、わたしの気持ちに気付いたんだろう

叶わないこともある、ぼんやりとしてるもの

それでも楽しかった、素敵な思い出

 

 

 

好きな人たちとご飯に行く回数は減ったけど、

仲良くしてくれることが1番のしあわせ

あなたは1人じゃないよ

 

ビールなんて飲まないと思ってたのに、

ビールが好きになった

 

一人暮らしも慣れた

食べれれば良い適当なごはんを作って食べる

お風呂はゆっくり浸かる

 

20歳、大人になんてなれてなかった

 

 

 

音楽はわたしを強くさせてくれた

ライブはたのしい

頭がおかしいとおもいながら拳をあげる

その拳にわたしの気持ちを全部のせる

 

歌が好きになった

ギターを買った、弾き始めた

わたしも人の気持ちを歌で動かせるかな

 

 

 

人の気持ちを考えるのは難しい

その人にとっての幸せを考えても、考えても、

わたしはその人の人生を左右する決断が、

強さがないことに気付かされた

 

社会人になる前に、強くなりたい

 

 

 

 

20歳は辛かった

細い縄を綱渡りしていて、

少しでもずれたら崖から落ちてしまいそうで、

悲しいことがたくさんあったし、

人に失望したこともあった

 

わたしは自分で幸せを掴む

 

大事な人たちと、大事な時間を過ごして、

少しずつ太い橋を渡れるようにしたい

 

 

21歳も辛いかもしれないけれど、

わたしは少しずつ強くなる

 

大切なものを忘れずに、

人生を後悔しないように行きたい

 

 

 

つらくて涙が出ちゃうような日も、なんとなくだるくて嫌だなと思ってしまう日も、緊張して怖くて気持ち悪くなっちゃうような日も、必ずその中に良かったこともあって。

でも嫌なことばっかり残って。

馬鹿みたいなんだよなあ本当に。

 

わたしは強い、強いって口では言って

わたしの人と話すときは笑顔で笑って

心の中じゃつらくて怖くてたまらなくなって。

本当にわたしのこといる人なんていないし、わたしにはなんにもない、本当になにもないって思って嫌になって。

 

しょうがないよねそういう気持ち。

 

誰かの中途半端な励ましも、誰かの悪気はないのだろうけど病んでるの?ってふざけたように言う言葉も、あいつ病んでる面倒だな、やばっていう視線とか気持ちとか

もう全部が嫌だ。全部がきつい。つらい。

 

わたしだって笑顔で笑っていたい

最強だって幸せだって毎日言って

一切弱音なんて吐かないで生きていきたいよ

それができないの、なにが悪いの

 

わからないよ大丈夫じゃないよ馬鹿にしないでよ分かったようなふりして励まして話してくんなよなにも知らないくせに

大人になるってどういう事だろう

 

 

疲れちゃって頑張ったなあと思いながら

濃いめのハイボールを飲んでチーズを食べる

 

嫌だなあ面倒だなあと思ってしまっても

こうしてほしいなあと思っても

ぐっと嫌な事を堪えて言葉を抑える

 

心の中で必死に自分を褒めて

自分のご機嫌を取ろうとして

でも、そんなんじゃだめで、ボロが出て。

 

 

少しずつ言いたい事も言えず、

やりたい事もやれなくなって、

今まで以上に人の目を気にして、

嫌いなもの、苦いものを食べるようになって。

 

それが大人なら嫌だなあ

 

 

 

想いは伝えなきゃ

素直でいたい

 

でも、人を自分の機嫌で振り回しちゃだめ

自分の機嫌は自分で取らなきゃ

 

 

まだまだ大人にはなれなそうだなあ

でも、大人にはなりたくないなあ

 

子供らしさを忘れたくない

 

 

疲れちゃって、

疲れちゃったなあ、もう無理だなって

最近思っちゃう日が多くて。

 

もう少し気楽に生きたいなあ

 

 

つかれちゃったときはおいしい食べ物を

ちょっぴりのおめかしととびっきりの笑顔で

泣いちゃいそうな時もあるよ

無理に堪えなくてもいいんだよ

 

昔話も受け入れられる年頃になってきたな

 

 

たくさんの事を同時にやると

頭がこんがらがっちゃう

 

無理だよ〜って思っちゃう

何も進まなくなっちゃう

 

私にみんなもっと優しさをくれないかな〜

 

辛いなきついなってときに追い打ちかけられるともはや軽くパニックになる

 

 

 

媚びの売り方を完全に私はマスターしてる

媚びの売り方が下手な人は冷たくされる

冷たくされる方にも問題はあると思うけど、

気分と機嫌でころころ変える人間は

いい歳して何やってるんだって感じだよね

 

やな気分になっちゃう

 

まあ自分が好かれてるから

どうって事無いんだけどね

 

結局人は自分が大事で

自分に都合良くなるようにって思って

自分を可愛がりながら生きてる

 

辛くて疲れていらいらしちゃうときは

ゆっくり深呼吸して

抑えて堪えてきっと大丈夫だから

夢を見た

 

家族がお祝いしてくれる夢を

 

たくさんのプレゼントを持って、たくさんお話をしてくれて、サプライズもあって思わず泣いてしまった夢

 

暖かいってこういう事なんだよなあ

幸せってきっとこういうものなんだろうなって

 

寂しい、私はもっと好きな人と時間を過ごしたかった

 

本当はもっともっと仲良くしていたかった

 

無邪気な子供みたいに何も考えないで話したかった

 

 

 

 

 

後ろは振り返らないで

前を向いて大人の道を歩いていこう

私はきっとこれからも笑顔で生きていける

きらきらの道を少し寂しい悲しいと思いながら歩いて行くんだろう

 

 

 

 

 

早く元気になって色んなところに行きたいなあ

思う通りに体が動かないのはこんなに辛いと思わなかった

 

 

優しさと、切なさと、申し訳なさと、

より想う気持ち

 

 

 

 

私はこれからも変わらない

どんな事があって、

何にも私の事分かってくれない人ばかりでも

私の中にはいつも味方がいる

寂しいけど、1人じゃない

 

 

私は幸せ者なんだ

 

 

ハタチ

私は20歳を目標に生きてきた

20歳になったら私は自由になる、20歳になったらなんでも出来るって思い続けてきた

 

その20歳があと少しでやってくる

 

私は20歳になっても何も変わらないことをちゃんと知ってしまった、分かってしまった

 

小さい頃にあんなに大人で輝いて見えていたものは、今じゃ全然きらきらしていなくて

 

ただ、今まで通りの平凡な日々が続いていくだけだったんだ

 

 

私は次、何を目標に生きていこう

 

私はこれからどうなりたい、どうやって生きていきたいのだろう

 

正直わからない

 

 

20歳になりたくてしょうがなかったのに、今はなんだか年を越したくない、誕生日が来てほしくないって生まれて初めて思った

 

 

大人への第一歩はそんなに甘くない

怖くて押しつぶされそうな時も

辛くてたまらない時も

これからはもうすぐ自由になれるなんて思えない、理由がない作れない

 

 

なんとも言えないどろどろした感情が

抜けなくてヌメッとまとわりついて

苦しくなる、悲しくなる

 

 

私の未来はどこだ

私の自由はどこにあるんだ

私の本当の目標はどこだ

 

 

 

力が抜けていく前に

20歳になるあと少しだけは

好きでいさせてくれ

 

 

ぬるいの沼中で埋まってしまいそう

息がしづらい、ゆっくり深呼吸をする

 

今日もまた1人、独りなんだ

 

静かにご飯を食べて、

無駄に大きく抱いた夢を見て

誰からも見えないように消えていく

 

ただただ視線を消していく消えていく、

この場から逃げてしまいたい

 

 

特別な才能も何も無い

魅力も無い輝きも無い

何にも残ってなんかいない