月曜日は最悪だとみんなは言うけれど

食う寝るところに読むところ

今ここでの経験に、評価や判断をせずに、意識的に注意を向けること

はじめてのマインドフルネス ――26枚の名画に学ぶ幸せに生きる方法

読書とギャンブルは同じだ。

 

極めて個人的な文章を書くのは久しい。

思いが膨らみ、その膨らんだものを日記やノートブック、Evernoteなどにつらつらと書くことは今までにもしてきたが、習慣にはならなかった。

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日頃、仕事において商業的な文章を書くことはよくあるけれど、自分自身で思い感じたことを他人にわかる言葉になるように変換して書くというのは、学生時代に書いた読書感想文以来ではないだろうか。

 

自己紹介。

私は古本屋の孫として生まれ、本に囲まれて育ってきたが特別本というものを意識してはいなかった。しかし学生自体のあるとき、現実逃避としてか、暇つぶしのためか、本というものが必要なるときがあった。

本を読むと→何かの快が得られるor得られない

ということを繰り返し、本を読むことが習慣づいた。これはパチンコなどのギャンブルにハマる原理と一緒だ。誰にでもよくあるような本へののめり方だと思う。

 

大学では文学部に通っていた。

しかし崇高な古典文学に精通するようになったわけでもなく、また英米文学を日々翻訳し事あるたびに「やれやれ」とつぶやくようになったわけでもなく、女子の割合が男子に比べてかなり高いことで有名な心理学科を専攻していた。

何を心理学から得たかというと、人の心にまつわる感情や現象、反応にも言葉が与えられていることを知ったことくらい。あとは長い文章を書くための方法と体力。卒業論文ではある種の瞑想と感謝についての関係を調べ、ブッダが数百年前に言った(とされる)ことがほんとうかどうか実証してみた。結果は内緒。

 

このブログでは何について書くか。

そして私は何についてなら書けるか。

それは本だ。本しかない。

 

実際にはテーマを3つに絞って書いていくなどしたいと思っていたが、

自分の中にあるコンテンツはこれしかなかった。

 

ということでこのブログのテーマは

「本にまつわるあれこれ」である。

読んだ本の書評。

そして愛してやまない作家について。