今日も推しの顔がいい

好きな俳優さんや舞台の話をする。と思う。この間fan-ilyになりました。木村達成さんのFCにも入りました。

前田公輝さんの単独LIVE「DÉFI」に行ってきた話

もうすぐ2月になるけどあけましておめでとうございます!!昨年の現場納めが木村達成さんで、今年の現場始めは前田公輝さんでした。何度も何度も言うけどさ、スリルミーに人生狂わされすぎなのよ。2023年秋からの出費がすごいのなんのって。
とは言っても推しを見たいという気持ちは止められるものではないので、1月21日に前田公輝さんの単独ライブ「DÉFI」にお邪魔してきました。初川崎な上にがっつりオールスタンディングは初めて。色んな意味で右も左もわからず、やっぱり前田公輝さんの歌はちゃめちゃ好きだな~~~~~と思っているうちに地元帰ってきてた。そんな現場始めドタバタ遠征も記録として書き残しておきます。

おたく、飛行機に乗る

今回は1泊するので飛行機!!遠征するぞって感じがするので飛行機に乗るのは大好きです。空港でうろちょろするのも好き。いつもはばかでかスーツケースで遠征するんですが、今回は他の予定もなかったので、ボストンバッグ1つでなんとかなった。なので川崎に着いたらそのままランチに行こうと思って、レストランもしっかり予約していたんだけど、保安検査所通過前に20分の遅延決定。なんでやねん。るんるんで空港に行ったのに出鼻を挫かれるおたく。まあでも20分ならなんとかランチの予約にも間に合うな~って思ってたんだけど、結局出発は40分遅れ。天気が悪かったこともあり到着も40分遅れだった。この時点でどう頑張っても予約時間にお店に到着するのは不可能だったけど、30分以上遅れた場合は待ってるお客さんを〜って書いてあったから、まだ何とかなると思って汗だくになりながら川崎へ向かった。

おたく、川崎を歩く

京急川崎駅に到着した方向音痴おたく、早速迷う。迷うというか思い切り駅の反対側に向かって歩こうとして、でも目印になるはずのものが見えなくて3秒で引き返した。駅の地図とmapfanを見比べて「いや真逆!!!」ってセルフツッコミした。幸い、駅からほど近いレストランだったので無事30分以内について美味しいランチをいただきました。それにしても傘が邪魔。
次の目的地はホテル。駅近のわかりやすいところにしたので余裕だろって思ってたら、建物は発見できたのに入口が見つからなくて詰む。ど、どこから入ればええんや…。まあこれもぐるぐる歩いていたら建物の中に迷い込んで、なんとかチェックインできたのでよし。
最大の難関はsupernova川崎、お前だ。ホテルからの向かい方がわからなすぎて、川崎駅直結って書いてあったからとりあえず川崎駅に行った。めちゃくちゃ遠回りした自覚はある。そこからは公式サイトにあった動画を見ながらひたすらそのとおりに進んで、途中からは明らかに同じところへ向かっているおたくたちの波に乗ってたどり着いた。だがしかしどこが入り口なんだsupernova川崎。どこでタオルを売っているんだsupernova川崎。とりあえず人の波についていくとタオルは買えたし入場列に並ぶこともできた。でも今振り返ってもなんか建物の全体像みたいなのはよくわかんなかったし、方向音痴おたくは周りとの位置関係もいまいちよくわからなかった。

おたく、入場する

オールスタンディング経験者の友人からは「プレボもドリンクの引き換えも後回し。帰るときでいい。ロッカーはタイムロスになるから使わない想定で行け。そんなことよりさっさと会場入って立ち位置確保しろ」と口酸っぱく言われていたので、ドリンク引き換え用のコインをもらったら脇目も振らず会場に入った。背はそんなに低い方じゃないので真ん中ら辺でも埋もれることはないだろうと思って、若干下手寄りに陣取った。この時点で16時15分くらいだったかな。何を隠そう、ここからが大変だった。膝と腰が死ぬ。もう10代の若者ではないので、とにかく膝と腰が痛かった。身軽であれば歩くことは嫌いなタイプではないんですけど、開演までの数十分ただひらすら立って待つのがつらかった。あとドコモは電波死んでたのもつらかった。何もできなすぎて超絶暇。途中で一回、ホテル戻って横になりたい…って本気で思いました。これ書いている今もまだ腰が痛いし足の疲れが取れないでいる。回復力の衰えがひどい。

おたく、前田公輝さんの歌を聴く

17時を少し過ぎた頃、ステージ下手から現れる陽気な顔のいいお兄さん。なんかお洋服がすけすけのきらきら!めちゃくちゃライブって感じがする!!一番最初が超陽気なディズニー曲だったので、もしかしてこの勢いのまま行くんか…?って色々と心配になったけど、もちろんそんなことはなかった。2曲目にはウルフルズをしっとりと歌い、3曲目は「Butter-Fly」をノリノリで歌って、ジェットコースターみたいなライブだなって序盤で思った。めちゃくちゃ楽しいけど、おたくたち若干挙動不審。
個人的には「歌うたいのバラッド」を推しに歌ってほしい委員会の人間なので、公輝くんが歌い出した瞬間に崩れ落ちそうになった。どの曲も本当によかったし、公輝くんの声に合っていて素敵だったんだけど、これは反則です。心の準備ができていないおたくの前で「歌うたいのバラッド」は歌っちゃだめ。倒れなかった私偉い。
あと、これは本気でちょっと泣いたんだけど…まさかオールスタンディングライブで「スポーツカー」を聴けるとは思わないじゃん。すごい聴きたかったしすごい嬉しかったけど、オールスタンディングライブでの「スポーツカー」は新しすぎて震えた。やったあああああああ!!!って内心ガッツポーズした直後に、え??スポーツカー弾いてもらうん????ここで?????って思った。スリルミーを知らない方には、なんであの歌にここまでおたくが熱狂しているんだって思われただろうけど、スリルミーに狂っているおたくには、子どもも車のキーも黒いコートも黒いハットも黒いマフラーも黒革の手袋も全部見えちゃうのよ…ほんとにあったもん…嘘じゃないもん…。
私が三度の飯より顔のいい男が好きってこともどちらかといえば薄い顔の方が好きってこともここで書いているんですけど(木村達成さんは例外of例外)、実は楽しそうにお喋りしている前田公輝さんを見ているときは元気にお喋りしてるの可愛いな~って思っていることの方が多い。顔がいいのは揺るぎない事実なんだけど、顔がいい!って思うことより、今日も元気だ~~~~その笑顔が世界を照らすんだせ~~~~~~(?)みたいなことを思っていることが多い。それが自分でもちょっと不思議で、でもまあ実際にこにこ喋ってる前田公輝さん可愛いしな…って思って今回のライブにも行ったんだけど、「歌うたいのバラッド」のイントロが流れた瞬間、顔はちゃめちゃ良!?!?!?!?!?ってびっくりした。スリルミーで初めて前田彼を見たときの感覚に似ていた。えっ!?!?!?前田公輝さん顔がいいな!?!?!?!?って新鮮に思った。それから「I LOVE YOU」まで、歌い出すたびに前田公輝さん顔がいい~~~~~って心の中で叫んでいた。トーク中とか「僕らのハーモニー」はいつも通り世界はその笑顔に照らされているんだぜ~~~~~~(?)って思っていたので、つまりどうやら私は陽気なお兄さんが影を潜めたときの前田公輝さんに弱いらしい(スリルミーで落ちたせいなのかもしれないけど)。陽の部分を消した前田公輝さん危険。はちゃめちゃ危険。皆も気を付けてね(?)。

おたく、桑山さんを知る

失礼ながら、公輝くんのライブが発表されるまで桑山さんのことを存じ上げなくて、調べたら藤田朋子さんのご主人だと判明した。マイマザーは知ってるかなと思って聞いてみたら、「たしか楽器演奏する人だよね…あとお喋りが上手で面白い感じの」って言っていて、それを聞いた私はお喋りが上手で面白いアコーディオン奏者…?と若干混乱した。顔のいい男の情報しか残らないマイマザーの記憶から、いとも簡単に顔を出す面白さって一体どういうことよ…とも思った。でも実際トークを聞いてみたらマイマザーの言っていたとおりで、桑山さんがお話されてる間ずーっと笑ってたし、おば様の話のオチが秀逸すぎた。あとね、奥様のお話をされているときに、「奥さんが吉岡里穂だったらいいんだけど~、あ、ちなみに今日来てるんですけどね(藤田朋子さんが)」って桑山さんが言った瞬間に、多分あの場にいたおたくのほとんどが「え、吉岡里穂が来てんの????」って思ったんじゃないかなwwwすぐに藤田朋子さんのことだってわかったけど、一瞬ざわっとしたよ私の周りはwww私は公輝くんのことも相当お喋りが上手な方だと思っているけど、その公輝くんが教えを乞うくらい桑山さんのトークスキルがやばかった。そして公輝くんのノリの良さに日頃から鍛えられているおたくたちと絶妙に相性がよかったと個人的には思っている。
演奏は皆さん本当にすごくて、語彙力がなさすぎるのと音楽や楽器のことに詳しくなさすぎてすごいとしか言えないんだけど、公輝くんの歌声に合わせて演奏してくださっているのが伝わってきて素敵だったしすごかったです。頭の悪い感想で申し訳ない。あとベースの方が途中ででっかいバイオリンみたいなやつ(名前わからん)弾き始めてめちゃくちゃかっこよかった。さっきまでなかった音が聴こえる…って思ったら、そのでっかいバイオリンみたいなやつがステージ上にあってびっくりした。あれどこから出てきたんや。アコーディの音を聴いたのも初めてだったけど素敵でした。小さいのに押すところがいっぱいあって、私が弾いたら指が絡まるなと思った。

おたく、会場を出る

アンコールまで無事に終わって、さあ帰りましょって思ったら腰と膝に走る激痛。骨砕けたかと思った。公輝くんを見ているときはアドレナリンが出ているので我慢できていたんだけど、終わった瞬間に波のように痛みが押し寄せてきた。笑っちゃうくらい痛いし足に力入んないしで、よたよたしながらプレゼントをプレボに突っ込み、水をもらってホテルに戻った。実はライブ後に会おうって神奈川に住んでいる友だちに誘われていたんだけど、オールスタンディングで自分の体がどういう状態になっているのか見えなかったので丁重にお断りしていたんですよね…断っててよかったね私…。

おたく、帰りの飛行機に乗る

いつもはばかでかスーツケースなのに今回はボストンバック一つで~って話を最初にしたんですけど、足腰バキバキ人間が今にもはち切れそうなボストンバックと大量のお土産を持って飛行機に乗るのはシンプルに苦行だった。スーツケースなら引っ張るだけだし、お土産だって詰め込めるのに…なんでボストンバックで来たんだ…。ちなみに帰りは遅れなかったどころか10分早く着きました。それと帰ってきてから気づいたんだけど、プレゼントと一緒に持って行こうと思ってたグミを忘れた。帰ってきてから気づくって本当どういうこと。

まあ何はともあれ、前田公輝さんの初単独ライブが無事に終わってよかったです!公輝くんもおたくたちもお疲れさまでした!!めちゃくちゃ楽しかったね~~~~!!!!
正直、チケット取ったはいいものの、オールスタンディングでちゃんと楽しめるのか私…っていう不安はずっとあったんですよね。人混みもそんなに得意じゃないし、特別足腰が強いわけでもぴちぴちギャル(死語)でもないし、疲れて全然楽しめない…なんてことになるんじゃないかと危惧していた。まあ実際に膝と腰は使い物にならなくなったんですけど、ライブ自体はびっくりするくらい楽しかった。というかライブの途中で、痛いとか疲れたとか思う暇がなかった。公輝くんは一曲一曲をとても大事に丁寧に歌われていて、私は曲が終わるたびに映画を一本見たような心地いい疲労感を味わっていて、他のことを考える余裕なんて1ミリもなかった。まるで己の命を削るように歌う公輝くんを見るのに必死で、歌詞にも音にも乗らない何かを訴えかけるような公輝くんの声を拾うのに必死で、ときにはリズムに乗るのも忘れてただ突っ立っていた。今回は前田公輝さんのソロライブだから何の役も通さずにステージに立っているはずなのに、指先が白くなるほどきつくマイクを握りしめる公輝くんの顔は、公輝くんだけど公輝くんじゃないような、その後ろの公輝くんのものじゃない何かが見えるようだったな、と思う。
スリルミーのときからなんだけど、そもそも前田公輝っていう俳優は演じる役のバックボーンを透けて見えるようにするのが上手というか、なんであのシーンでああ演じたんだろうっていう疑問が残らない、残さない役者さんなんだなって印象を持っていた。そして今回の単独ライブを見て、ああそれは歌でも発揮されるんだな、と感じた。どこにいても自分の体一つで戦える役者さんなんだなと思ったし、そういうところが好きだなって思いました。どうかこれからも公輝くんが歌のお仕事にたくさん携わってくれますように。とりあえずスリルミーの続投は決定事項でよろしくお願いしますね!!!!!!

ちなみにこれは撮影タイムで私が撮った前田公輝さんです。画面を見る余裕がなかったので、たくさん撮ったのにお見せできる写真が少なすぎるという失態。

木村達成さんのコンサートに行ったおたくの一日

2023年12月、3回目の東京日帰り遠征!あと数日で仕事納めだってのによく有給取れたな私!!
先週のお渡し会で木村達成さんを生で見たばかりなんだけど、日帰りで21日のニーアタにお邪魔しました。初めてのニーアタ(正式名称は「Alpabet Knee Attack Vol.2」)。初めてのヒューリックホール東京。そして買い替え後、初めて使う防振双眼鏡。というかまさか2023年の現場納めが木村達成さんのコンサートになるなんて、自分でもびっくりしています。人生何があるか本当にわからないものですね…スリルミーに人生を狂わされた2023年でした…。
さて、ここからはニーアタの話というより前回同様ただのおたくの行動記録です。セトリなんて覚えてない。楽しかったことと木村達成さんのお顔がいいことしか記憶にありません。

おたく、始発の新幹線に乗る

デジャヴ。今月3回目。通勤でもしてんのか???というか3回目ともなると若干慣れてきて、朝の準備に無駄がなくなりました。服はもちろんのこと、メイク道具も使う順番に並べておけば探す時間省けるもんだね…アイシャドウ何色にするかなんて夜に決めておけばいいことじゃん…。とはいっても始発なので、時間の余裕があるのかというとそういうことではない。日の出前に起きて、パジャマに洗顔料の泡をつけたりしながら準備をしました。チケットは持った。クレカとチャージ済みのICカードも持った。ウォークマンとイヤホンも持った。電池を入れた防振双眼鏡も持ってきた。よし、今度こそ忘れ物のない遠征ができるんじゃないのか私。
平日ということもあって空いている車内で「傲慢と善良」という小説を読みながら東京へ向かいました。読み終わってから、現場前に読む小説ではなかったかもしれないなと思った。

おたく、ヒューリックホール東京に向かう

グッズ買いたいのでちょっと早めに会場に行きたかったけど、腹が減っては戦はできぬ。東京駅で軽くご飯を食べて、乗り換え苦手な方向音痴は歩いてヒューリックホール東京へ向かいました。ていうかヒューリックホール東京って有楽町マリオンの中にあるんですね…ちゃんと調べたはずなのに東京ついて地図見て初めて知った…。ただそもそも有楽町マリオンに行ったことがないので、知ったところで何かの足しになるわけではないんだけども!(笑)大丸とは逆方向っていう強い気持ちを持って、12時20分に東京駅を出発した。初めて行くといっても帝劇とかクリエには何度も行っているので有楽町とか日比谷付近はなんとなくわかるし、ヒューリックホール東京も楽勝でしょ!って思ったんだけど普通に迷った。有楽町マリオンどこ。ていうかどれ。と思ったら自分が思っているのと1本ずれた道を歩いていた。危うく通り過ぎるところだった。なんとか有楽町マリオンには着いたんだけど開場まで時間があったので向かいのマルイでうろうろして、LUSHでネイルクリーム買って荷物を増やすバカ。いやまあそんなに大きい物じゃないけど紙袋ってかさばるんだよね…なんで終演後にしなかったかね…。ちなみにLUSHの店員さんが昨日入ってきたばかりなんですよ~って教えてくれて、心の中でニーアタに合わせて入荷したのか…って思いました(そんなことはない)。で、ここまで散々「有楽町マリオン初めて行く」「有楽町マリオン行ったことない」って書いたけど、中に入ったらなんか既視感があって不思議だった。はじめましてなはずなのになんか来たことある気がする…本物のデジャヴ…って思いながら11階に行って気づいた。来たことあるわ、ここ。正確に言うと下の階の映画館に来たことがあって、建物の中うろちょろした覚えがある。それなのに辿り着けない気づかないって一体どういうことよ…自分の記憶力の悪さにちょっと引いた…。

おたく、ニーアタを見る

踊り場に飾られていたお花を撮って、並んでグッズを買って、開演前の楽しいアナウンスを聞きながら防振双眼鏡を準備して待つこと数分。オレンジのシャツに白いズボンの木村達成さん登場。↓のお衣装です。

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防振双眼鏡のピントを合わせながら、わ~~~~~たちゅなり今日もお顔がいいね~~~~!!!と心の中で叫ぶおたく。いやそれにしても顔がいい。数日前に目の前で見たはずなのに新鮮にお顔がいい(?)。あとなんかめちゃくちゃ細い。腰が薄い。お尻ちっちゃい。この細い体のどこからあんな伸びやかな声が出るんや…って思っていると突如始まる「リンダリンダ」。ぴょんぴょん跳ねて動き回りながら歌う木村達成さんを見ながら、推しが元気なこと以上の幸せってねぇな…と思いました。あと、普通スポットライト浴びると人の顔って白飛びして薄くなるじゃないですか。だから舞台メイクって基本濃いんだけど、木村達成さんの顔はスポットライトを浴びても薄くならん。ちゃんと濃い。そして本当に歌が上手い。いや知ってたけど!!知ってたけどさ!!!個人的に「First Love」は推しに歌ってほしい曲トップ3に入るので、聴きながら防振双眼鏡を握る手に力が入ってしまった。あと「It's My Life」も色んなものがちらついたけど、はちゃめちゃかっこよかった!もっと英語の曲歌ってください木村達成さん。ちなみに私は野球おたくでもあるので、きんに君より誰かしらの登場曲のイメージが強い。
合間のMCでリクエスト曲の話になって、BIGINとかミスチルとか歌ってくれて盛り上がっていたら、突如始まるスリルミー。スリルミーに狂ってるおたくなので、一気にスリルミーが見たくなった。スリルミー見たいよう…って内心べそべそしてた。木村達成さんの「死にたくない」を聞いて、配役逆にしてやろうよ…ってやっぱりべそべそした。ていうかリクエストが多かったって話の流れで「スリルミー好きだよねぇ~!」っておたくに向かって言ってたけど、それはあなたがあんなスリルミーを生み出したからでしょ!!!責任取って!!!!って気持ちになった。おたくがこんなにもスリルミーに狂っているのはどう考えても木村私のせいだよ…。
そして後半戦に入ると黒い衣装になって客席に登場する木村達成さん。↓のお衣装。
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どう表現するのが適切かはわからないんだけど、普通に歌ってるときの木村達成さんとミュージカル曲歌ってるときの木村達成さんの顔が全然違ってびっくりした。長い舞台の中から1曲だけ切り取った形なのに、それでもあんな風に歌えるんだって驚きすぎて口開いてた。マスクしてるからバレてないけど。あれだけの人数がいる場の空気を自分の持って行きたい方へコントロールする力って、一朝一夕で身につくものじゃないというか、もはや天性のものだよなぁって「僕にピアノが聞こえないなら」を聴きながら思いました。そして本編ラストの「何故愛せないの」を聴いて、これからも木村達成という人間がありのまま生きられますように、そしてそのありのままの木村達成がたくさんの人に愛されますように、と願い出す重たいおたく。
それにしてもふかふかの椅子に座って防振双眼鏡でいいお顔を堪能しながら木村達成さんの歌を聴くって最高の娯楽。米米CLUBが木村達成さんの声にめちゃくちゃ合うという有益情報も得ることができましたしね!!!

おたく、帰りの新幹線に乗る

とても良質なエンタメを摂取したな~って思いながら向かったのは三省堂書店。行きの新幹線で持ってきた本を読み切ってしまったので、「青空と逃げる」と「琥珀の夏」を買いました。お気づきのとおり作者買いです。少し重くなったバッグとともに新幹線の時間まで東京駅の中でお土産買ったりコンビニ寄ったりうろうろしていたら、しっかり迷子になった。時間に余裕があったので大丈夫ではあったけどちょっと焦ったし、なんか気づいたら大丸の中にいて摩訶不思議。
そんな感じでようやく忘れ物のない遠征ができました!3度目の正直!初めてのニーアタはとても楽しかったし、個人的には知らない歌が1つもなくて選曲上手だな~と思いました。100分聴いてても全然飽きなかった。沼に落ちたばかりのおたくが毎年やってくれ~~~って思っているんだから、今まで木村達成さんを応援してきたおたくたちは一生やってくれ~~~~~って思っているのではないでしょうか。歌の上手い推しが歌うことを好きでいてくれて、その上おたくに聴かせる場があるって、決して当たり前のことじゃない。そしてそれを聴きたいおたくがたくさんいるんだから、木村達成さんのコンサートなんていいことしかないじゃん。全員Winじゃん。
あと、これは先週のお渡し会のときも思ったし、MCのときに自分の印象(みたいな質問だったけど覚えてないごめん)を「怖い」って言っていたことにも通ずるかもしれないけど、木村達成という俳優のことをちゃんと知ろうとするまで、おたくに対してこんなに優しい顔する人だって私は知らなかった。もっとなんかツンツンしているイメージだったし、おたくのことは自分の後ろを勝手についてきてるやつらとして認識していると思っていた。なんでそう思っていたのかは自分でもちょっとよくわからないんだけど。もちろんファンクラブに入って色んなものを見聞きして本人から発せられる言葉を受け取って、ってしていくうちにそのイメージは早々に崩れたわけですが、それでもお渡し会のときにすごく穏やかな顔でおたくの背中に手を振っているのを見たときにはやべぇ沼だなとはっきり思った。そして今回のニーアタでも、ファンに伝えたいことは?っていう質問にぽろっと零れ落ちるように「ありがとう」って言ったり、俺走るの早いからちゃんとついてきて的なことを言ったり、表舞台に立つ人間だから当たり前といえば当たり前なんだけど、おたくに応援されることを嬉しいことだと思っていてくれるんだなぁ、って。自分の後ろを必死についてくるおたくを好ましく思っていてくれるんだなと、なんだか嬉しくなった。なんか面倒くさくてとんでもない男を好きになっちゃったな~~~~~~沼の底あんのか~~~~~~~?????って思いながら新幹線でむき甘栗を食べました。

ということで、木村達成さんもおたくたちもニーアタお疲れさまでした!とても素敵な現場納めになりました!30歳の木村達成さんにも各方面でたくさん活躍していただいて、そのお姿をどうか下々の者にも拝させてくださいませ。ところで木村達成さんのカバーアルバムはなんでこの世に存在してないの??????

木村達成さんの写真集お渡し会に行ったおたくの1ヶ月

最初、タイトルには「おたくの一日」って入れてたんだけど、なんかお渡し会のチケットを手に入れるまでが色々とありすぎたので「おたくの1ヶ月」にしてお渡し会の開催が発表された11月8日から始めたいと思います。お渡し会当日の部分以外は文句も言ってるけど許してくれ。そして今回ももちろんレポではなく記憶力ぽんこつおたくの行動記録です。木村達成さんの言動は全て私の妄想だと思って読んでください。それくらい自信がない。

11月8日(水)

木村達成さんの写真集「REAR WINDOW」の発売を記念してお渡し会が開催されることが発表される。
最初からそこそこパニックだった。ちょっっっっっっっと待ってくれ。まず日程にびっくりどっきりというか、大阪も東京もニーアタと近すぎるのよ。木村達成顔面拝見強化週間か???
とは言いつつ、この時点では行く気満々だった。直後に前田公輝さんの単独LIVEの発表があって、旅費…ってなったけど、木村達成さんのおたくたちがこぞって「後悔しねぇから行けるやつは全員行け!!!!!!!」って感じだったので日帰りで東京に行くつもりだった。だってまさかあんなぎりぎりまで詳細出ないと思わないじゃん!!

11月16日(木)

東京でのお渡し会開催まで1ヶ月。
このときはまだ呑気に「大阪のお渡し会まで1ヶ月切ってるけど詳細まだかな~」って思っていた。お渡し会に合わせてマツパ行く日調整しようかなとか思っていた。そもそも写真集お渡し会というものに参加したことがなかったので、勝手がわからんというか、チケットも先着なのか抽選なのかわからなかったし何冊買えば何ができるのかもわからなかったから本気でぼけっとしてた。ただ飛行機が値上がりする焦りはありました。

11月25日(土)

東京でのお渡し会開催まで3週間。
基本呑気に生きている私もさすがにちょっと焦る。だって大阪のお渡し会まで約2週間だぜ。それなのに会場も時間も参加方法も不明。え、お渡し会やるんだよね?????集団幻覚じゃないよね?????って思い始めるおたくたち。ツイッターで「お渡し会 詳細」で検索すると、色んな方のお渡し会の詳細は出てくるのに木村達成さんのはヒットしない。それどころか「木村達成さんのお渡し会の詳細まだ?」っていう呟きが散見される。飛行機の値段が片道4千円上がった。

11月27日(月)

東京のお渡し会まで19日。
お渡し会の日程1ヶ月間違えてたとかじゃないよね…って結構本気で疑い始める。ツイッターにも書いてる。


おたくがこれだけ不安がってるのに、公式からのアクションが一切ないって…あの…ええと…関係者各位生きてる?????急遽中止とか日程変更とか、わかってる範囲でいいから情報をくれ。これ以上をおたくを放置するな。

11月28日(火)

公式からお渡し会の詳細が出る。
いや、出るって書いたけど出てねーのよ。会場と時間はわかった。内容はなんとなくわからん。チケットの発売時間と方法は全くわからん。待ってどういうこと?????大阪のチケットは明日発売なんだよね???どこでどうやって買うの???ていうかなんでこんなぎりぎりなの????木村達成さんのおたくは私の知らないところで特殊な訓練でも受けてるの???ていうかこの内容ならもっと早く告知できたのでは…。
そしてここで交通手段として飛行機が使えないことが発覚。正確に言うと、飛行機にするなら時間の関係で1部と4部を諦めなければならない。しかし新幹線にすると交通費が跳ね上がる。なんか詰んだ。いやこれちょっと無理じゃね…こんな切羽詰まったタイミングで詳細出されても色々と厳しくないか…ってこの時点で若干お渡し会への参加を諦めていた。木村達成さんのお顔を間近で拝見したいという欲はあるけれども、それから1週間も経たずに木村達成さんのコンサートに行くんだよなぁ…っていう悩ましさ。この日はちょっと眠れなかった。

11月29日(水)

大阪のお渡し会チケット発売日。
なんと、朝になっても大阪のお渡し会のチケット販売に関する詳細は出ていなかった。なんで発売日に販売方法も形態もわからねぇんだよ!!!!!おたくはどこで何をどれだけ買えばいいのか教えろ!!!!!と内心荒ぶりながら午前中の仕事を終え、お昼休みにスマホを見るとやっと詳細らしい詳細を知ることができた。お渡し会経験者の友人たちから聞かされていた3冊券5冊券みたいのはなくて、初心者に優しいやつや…って思った。行くかどうか迷ってるくせに、これなら持って帰るのもなんとかなりそうだな、なんて思っていた。
そうこうしているうちに東京のお渡し会のちゃんとした詳細も出た。これ…これだよ…おたくがずっと欲しかったのはこれです…。そしてこの時点で飛行機が更に片道5千円ほど上がっていて、もう飛行機で行っても新幹線で行っても交通費に大きな差はない。そうなると飛行機で行くのもったいないじゃん!せっかく高い交通費かけて行くなら全部参加したいじゃん!っていう方向に気持ちが振り切れたので、4回全部取れたら行こうと決めた。1回だけ取れてしまったら、悲しいけどニーアタのときに写真集だけタワレコに取りに行こうって決めた。

11月30日(木)

東京のお渡し会チケット発売日。
決戦は20時。直前まで他の方のお渡し会の商品をカートに入れて予行練習した結果、奇跡的に4部とも買えた。すごい焦ってて途中で自分が何部のやつを買ったのかわからなくなったりしたけど、なんの執念なのかちゃんと4部とも買えていた。以前タワレコオンラインで買い物をした経験も活かされたし、落ち着かなくて「木村達成」で検索したりしててそこから購入画面に進めたのもよかったんだと思う(特設ページには中々リンクされない、購入までの手数が多すぎる、事前に住所とクレカ登録しとけって言ってくれない、ってのはちょっと不親切だよね…)。
そして私の戦いはこれでは終わらない。新幹線の切符を買わねば。帰りなんてもはやどうでもいい。行けなければ話にならない。ということで生まれて初めて往復割引の値段で新幹線の切符を買った。こんなぎりぎりに買うことないから、新幹線たけーな!!ってマジでびっくりした。

12月10日(日)

大阪のお渡し会当日。
この前日に前田公輝さんのお見送りを経験した私は、すっかりお渡し会というものにびびってしまっていた。推しの視界に入りたくないタイプのおたくなので…ってじゃあなんでお渡し会行こうと思ったんだよって話なんだけど、私は推しの視界に入りたくないし推しと会話したいわけでもないけど、推しを限りなく近くで見ることはしたい。推しのいい顔をまじまじを眺めることはしたい。会話しなくていいし目も合わなくていいから、フレンチのフルコース食べている推しを10秒間眺める会とかあったら死ぬほどループしたい。1000ピースのジグソーパズルを作る推しでも可。そんな感じなので、木村達成さんのお顔を手の届く距離で見ることができるという事実にはわくわくするものの、目が合うとか会話するとか、想像するだけで具合が悪くなってくる…視界に入るのも声を聞かれるのも嫌だ…。ていうか大阪のお渡し会レポを見ていると、木村達成さんはちゃめちゃにフレンドリー。おたくたち木村達成さんのお友だちなの!?って思ってしまうくらいフレンドリー。めちゃくちゃ面倒くさい性格してるくせに、おたくにはちゃんと優しくできる顔のいい男とかさぁ…それもうただの沼じゃん…歌が上手くて演技が上手くてなんだかんだ優しくて顔のいい男とか完全に近づいたらだめな底なし沼じゃん…。

12月14日(木)

お渡し会の整理番号が配信される。
17時以降って書いてあったら大体は17時にくるものだと思うんだけど、待てど暮らせどタワレコオンラインのマイページが変わらぬ。何がどこにどうやって表示されるのかもわからなくて色んなページ見てみたけどさっぱりで、もしかしたらクレカの決済弾かれたのでは…って不安を感じ始めるおたく。でも発送準備中になってるし…入荷予定日とかも表示されてるし…ってそわそわしてるうちにマイページの一番上に表示される案内。一個一個確認していくと、なんか4部の番号めちゃくちゃ後ろなんだが。万が一押したら新幹線の時間危うくね…?ってくらい後ろ。頼むから最後まで参加させてくれよな…。

12月16日(土)早朝

さて、紆余曲折ありましたが、とうとうやってきましたお渡し会当日!始発の新幹線に乗り、夕方の新幹線で帰ります!滞在時間5時間!あたしゃ売れっ子芸能人か!!
ていうか、写真集お渡し会初心者すぎて1週間前まで小さなポシェット1つで行こうとしてた。危うく木村達成さんの写真集×4を抱きかかえたまま新幹線に乗って帰ってくる女になるところでした。そして写真集がはちゃめちゃ重いという情報を入手したのでサブバッグは肩からかけられるでかいやつにしたけど、なんか絶妙に服装と合わなくて悔しい。というか長年おたくやっていてここまで服装に悩んだのは初めてだった。服を買いに行くための服がないみたいな話があるけど、私も木村達成に会いに行くための服が1つもなかった。あの顔面の前に立てるような戦闘力高めの服がない。結果的に新しい服を買ったわけですけど、10000人規模のコンサート会場用の戦闘服と1対1のお渡し会用の戦闘服って全く違うものなんだなぁと学んだ2023年の冬。しかも相手があの木村達成なんだもんなぁ。ちなみに新幹線に乗った時点で、4部の内1回でも頑張って目を合わせたいな…と思うくらいには弱気だった。というかお渡し会初心者のくせになんで4部とも参加しようと思ったんだ私は…と思うくらいにはメンタルが弱っていた。

12月16日(土)昼前

お渡し会1部の集合時間が11時45分だったんですけど、始発の新幹線でも着くの結構ぎりぎりで焦った。極度の方向音痴がタワレコまで迷わず行けたのは奇跡と執念だと思います。ていうかあっっっっつ!!!!!東京は夏なの!?!?

お渡し会1部

11時45分になると整理番号順に階段に並ばせられて、順番に参加券をもらってイベントスペースに行くんですが、いやせっっっっっっま。こんな狭い場所に100人入らなくね?って思ってたら実際にミニトーク回は70人だった(と思う)。狭くて暑いイベントスペースで待つこと数分、上手後方のパーテーションから突然登場する木村達成さん。まさかそこから出てくると思わなくて、その場にいたおたく全員「え?」ってなってた。そしてあちらこちらから聞こえる「前髪…!」という詠嘆の声。私も心の中で「前髪があるたちゅなりかわいい~~~~~~~~!!!!!」って叫んでいたし、実際ちょっと震えてたと思う。もしかしたら前髪あった方が目の前で見るときのお顔の威力が少し緩和されるのでは…?って思ったりしたけど、そんなことねぇわ。にこにこ元気にトークを始める木村達成さんは今日も最高に顔がいい。前髪があるとちょっと幼くて、きょろきょろおたくを見ながらトークしてるのはちゃめちゃにかわいい。わ~~~~~~たちゅなりのお顔がかわいくて全然トークの内容入ってこねぇ~~~~~~!!!!!!!!!ということでミニトークの内容は全く覚えていません。いつの間にか持っていた参加券の紙がぐしゃぐしゃになっていた。あ、でもスリルミー全然100分じゃなかったって話をしていたのは覚えている。あと池袋駅の地下が迷路だって話。
ミニトークが終わると木村達成さんは一度はけて、スタッフさんがパーテーションや長机を準備する。ちなみにお渡しされる順番は整理番号関係なく上手前方の人からだった。いや整理番号の意味(ミニトークの位置取りのためでしかなかった)。基本そんなに緊張とかするタイプの人間ではないんですけど、人生でこんなに緊張したことあるかってくらい緊張しながら話すことを頭の中で繰り返し練習していると、突如響き渡る「エクスペクトパトローナム!」。お陰様で少し緊張が解れましたありがとうリクエストしてくれた方!
自分の番が近づくと上手前方のスタッフさんに参加券を渡して、前の人の番になると自分はステージの隅に上がって待機することになるんですが、すぐそこに写真集を渡している木村達成さんがおる。いや待って本当にすぐそこ!!!ていうか机とビニール挟んではいるけどお渡しされてるとき木村達成さん近くね!?!?!?あの距離で喋るの!?私本当に喋れるの!?!?ってまだ自分の番じゃないのにパニックになって頭真っ白だった。そうこうしているうちに前の人が階段を降りていって、私の番になる。スタッフさんに促されて覚束ない足取りで机の前に向かおうとすると、こっちを向く木村達成さん。こっち見んな!!!!!!!自分でお渡し会に来といて理不尽なことを言っているのはわかる。だがしかし前髪下ろしてるかわいいお顔でこっちを見るな!!!!!!誰だよ前髪下りてたら顔の威力が緩和されるんじゃないかって言ったやつ!!!!!緩和どころか死ぬほどかわいいわ!!!!!!!!若干泣きそうになりながら木村達成さんの前にたどり着くと、ビニールの下から差し出される写真集。震える手で受け取って顔を上げると、手元にある写真集と同じお顔がとんでもない距離にあった。だから近ぇって!!!!!!!じっと見てくるのやめろ!!!!!!!ちなみに私は背が低い方ではないので木村達成さんが屈むことはないだろうと思っていたんですけど、信じられないくらいいっぱいいっぱいになって話していたせいなのかなんなのか、目線を合わせて頷きながら聞いてくれて死ぬかと思った。もしかしたら爆速で話したから聞き取りづらくて屈んだのかもしれないけど、や、や、優しい~~~~~~~~!!!!!!って軽率にメロるおたく。ちなみに思い切り地元の名前出しちゃったし、なんか地味にアンジャッシュのコントみたいな噛み合わない会話しちゃったので内容は省略するけど、「俺、今一番行きたいの北海道!」って終わり際に言ってくれた木村達成さんがなぜかキメ顔で、めちゃくちゃかっこいいのに面白くてへらへらしながら階段を降りたおたくは私です。

お渡し会2部

階段のところで待機していると、12時40分くらいに整理番号関係なく並んでいいことをスタッフさんから知らされるおたくたち。多分その場にいたおたく全員「いや整理番号の意味」って思ったんじゃないかな(ばかでか主語)。私は元々早い番号だったので早めに並んで入場した。なんかの発表とか先にやりたいタイプです。
流れは1部と一緒なので省略しますが、前の人の会話を聞いて笑えるくらいには余裕があった。そして私の番がくるんですけど、この剥がしの早さで何を聞けばいいのかわかんなくなって、1部の北海道の話を引っ張った。そしたら最後ジェスチャーゲームになった。

少し緊張が解けて元気に話し出す私「達成くん、北海道のどこ行きたいですか?」
にこにこ達成「北海道~…ニセコ!」
あほだからオウム返しする私「ニセコ?」
元気にお返事する達成「うん!」
察しの悪い私「何しに??」
いきなりジェスチャーゲームし出す達成「(グーにした両手を前後に振る)」
いきなりジェスチャーゲームが始まってテンパる私「…あ~スキー!(笑)」

ニセコっていったらウィンタースポーツなのに「何しに?」って聞いた私あまりにもバカすぎんか??????スキーのジェスチャーする木村達成さんはちゃめちゃかわいかったけど、自分の思考停止具合に終わったあと頭抱えた。でもスキーのジェスチャーする木村達成さん本当にかわいかったのでいいか!!!!なんで突然ジェスチャーゲームになったのかはわからんけども!!!

お渡し会3部

流れは1部と一緒なので省略。「このあと雨降るんだよね?」って言っておたくたちに微妙な反応されてる木村達成さんめちゃくちゃかわいかったですね。あと2024年何したいかみたいな話になって、雪山行ってスノーボードとかかまくら作ったりしたい~って言ってるときに私はさっき聞いた~~~~~!!!!!って一人でテンション上がって一人で頷いていた。誰か木村達成さんとニセコに行ってかまくら作ってあげてください。
ミニトークまでは上着着てたんだけど、お渡し会から上着脱いで緑のニットシャツだけになる木村達成さん。↓の上着を脱いだバージョン。


実はやってみたいことがあったので、絶好のチャンスだ!って興奮しながら木村達成さんの元へ向かうおたく。

絶好のチャンスに興奮する私「あの、一回転してお洋服見せてもらえませんか?」
おたくのいきなりのきもい発言に理解が追いつかなくてきょとんとする達成「ん?」
どうしたら伝わるのかわからなくて指をくるくるする私「ここでくるんって…」
察しのいい達成「(少し机から離れてペンギンみたいな格好で一回転)」
あまりのかわいさに語彙力を失う私「わ~!」
察しがよくて優しい達成「(正面に戻ってじゃーんってしながらドヤ顔)」
あまりのかわいさに満足してへらへらする私「私服ですか?」
意地悪なお顔でにやっとしながら見てくる達成「さあ~?(笑)」
あまりのお顔の良さにテンション爆上がりする私「え~!?(笑)」

馬鹿野郎まずお礼を言え!!!!!手はちゃめちゃかわいい~~~~ってマスクの下でにやにやしてんじゃねぇよ!!!木村達成さんがわざわざ一回転して服見せてくれたんだからありがとうって言えよ!!!!!!って気づいたのは帰りの新幹線でした。いきなりきもいことを言い出したおたくにも、にこにこしながら手をぴょこんと反らしてペンギンみたいに一回転してくれた木村達成さん。めちゃくちゃかわいいしめちゃくちゃかわいかった。そしてめちゃくちゃかわいかった。最後の意地悪なお顔もはちゃめちゃかわいかったな~~~~~!!!ていうか私お礼も言ってなければ褒めてもねぇな!!緑のニットシャツも素敵でした木村達成さん!!(遅い)

お渡し会4部

2部で整理番号関係なく並んでいいって話だったので、新幹線の時間のことも考えて早めに並んだ。実は3部までは初対面なのに仲良くお話ししてくれた方たちがいたので楽しく待っていたんですが、4部で一人になって本日最大のミッションのことを真剣に考えていた。真剣に考えながら、前に並んでいたかわいいおたくの頭の白いリボンを何度か直させてもらった。せっかくかわいくしてきたのにもったいないからね。3部まで剥がしの速さにひよってたけど、スタッフさんのありがとうございましたがきても話し続けてくれる木村達成さんに勇気をもらって腹を括るおたく。私はここに何しに来たんだ。いや木村達成さんのいいお顔を拝むために違いないけど、もう一つ自分に課したミッションがあるだろう。それを達成(※たっせい)せずに帰れるだろうか、いや帰れない。

腹を括って早口で捲したてる私「公輝くんが達成くんにバックハグで歌唱指導してもらったって言ってたんですけど、それってどんな効果があるんですか?」
聞いてる途中からにやにやして考えるような素振りをする達成「ん~…」
達成感(※たっせいかん)に包まれる私「……」
いい笑顔で両手を腰にあてる達成「教えません!(笑)」
まさかの返答に本気で驚く私「えー!?」
めちゃくちゃ楽しそうな顔で声を被せてくる達成「え~!?(笑)」
去りながら思わず本音が漏れる私「教えてほしかった~!(笑)」
くしゃくしゃ笑顔で手を振ってくれる達成「(爆笑)」

答えてはもらえなかったけどちゃんと聞けてよかった~~~!!!!これだけは絶対に聞きたいと思っていたから、勇気を出して聞けてよかったね私…。ていうか公輝くんがバックハグって言ってたからそのまま使ったけど、ちゃんと伝わったことにちょっとびっくりした。バックハグってなんのこと?って聞かれた場合のシミュレーションもしてたから、あれは二人の共通認識でバックハグなんだ~!って思ってちょっと面白かった。あと両手を腰にあてるのあざといぞ。このときは屈んでなかったので、両手を腰にあてた木村達成さんに上から「教えません!」って言われるの普通にきゅんとした。これ書いている今も思い出しきゅんが止まらん。

お渡し会終了後

お渡し会を終えて真っ先に思い出したのは、人間は興奮すると瞳孔が開いて焦点が合わなくなるから間近で見た推しの顔をぼんやりとしか思い出せないのは至極当然のことだ、って話。多分というか間違いなく瞳孔全開だったと思うんですけど、そんな中でもちゃんと木村達成さんのきらきらした目を見てお話しできたの普通にすごくない????ていうかなんか私ずっと「あ~!」とか「え~!?」とか言ってんな。参加券と一緒に語彙力もスタッフさんに渡したんかな。
個人的には3部のお洋服見せてもらったのが理想の形で幸せでした。木村達成さんの視界に私が入る時間も短かったし、お洋服を見る・見せるっていう目的ができたことで会話も最低限だった。そして何より思う存分木村達成さんの全身を眺めることができたという満足感の高さ。お渡し会だって言ってんのにわがままなお願いしてごめんなさい!目の前で見た背中が広くて膝から崩れ落ちそうでした!
でもさ、なんか自分の目の前にいた木村達成さんよりも前の人とお話ししてる木村達成さんの方がちゃんと覚えてるんだよね。ちゃんと屈んであげてる~めちゃくちゃ笑ってる~階段降りるところまで見ててあげてる~っていう細かいところまで結構覚えている。私の前にいた方の記憶を補完してあげたいくらい覚えている。それなのに自分の目の前にいた木村達成さんはちょっとぼんやりしてるんだよな。瞳孔ガン開きだから仕方ないんだけども。
あとおたく皆バッグ忘れすぎ!!!(笑)パーテーションから出てきたおたくたち、ほくほくした幸せ顔で写真集抱きしめてそのまま出ていこうとする!!そしてスタッフさんに「お荷物…」って言われてる!!大好きな顔のいい男とお話したらそりゃそうなるよね~皆本当に幸せそうでかわいい~って思っていた私は一度もバッグ忘れなかったんですけど、ブロマイドは両部とももらうの忘れた。たちゅなり~~~~~~~!!!!って気持ちのまま気合いでバッグを取りに行くから、ブロマイドもらえること頭からすっぽぬけるんだよな…追いかけてきて渡してくれたスタッフさんごめんなさいありがとうございます…。

12月16日(土)夕方

やれることは全てやった!人生初のお渡し会にしては上出来じゃん!!って思いながら写真集×4を抱えて新幹線に乗りました。新幹線の中で受け取ったばかりの写真集を開封しながら、木村達成さんはこのビニールに触ったってことか…えっ捨てられないじゃん…って思って、購入したブロマイドセットと一緒に大事にしまった。ちなみに今回は忘れ物ないぞ!って思ってたんだけど、もらったブロマイドをしまう何かを準備するの忘れた。お渡し会でブロマイドもらうってすっぽり頭から抜けてたのなんで??あほなの???どこかのタイミングでブロマイドセット1つ買おう~って思ってたのに、もらったブロマイドをしまう何かが欲しすぎて2部終わりにダッシュでレジに行って、慌ててたし木村達成さんにメロっていたので4種類全部買ってしまった。もらったブロマイドしまうところがたくさんできた。

こんな感じで人生初の写真集お渡し会は無事に終わりました!語彙力を失ったおたくのわがままに付き合ってくれた木村達成さんも、待っている間たくさんお話ししてくれた皆さんも本当にありがとうございました!ここまで文句も色々書いたんだけど、木村達成さんのお顔が激強だって事実は揺るがないんですよね…知ってた…。ていうか木村達成さんは自分のお顔の威力をもっとちゃんと知った方がいいよ…自分の顔が良すぎて天変地異が起こるかもしれないって自覚してくれ…至近距離で軽率に微笑んではならぬ…。
そんな木村達成さんのはちゃめちゃにいいお顔に免じて全てを許してしまいたくなるところではありますが、沼に落ちたばかりのにわかofにわかな私でさえ首を傾げるようなことが多かったわけで、そうなると木村達成さんのことをずっと応援しているおたくたちは開催決定からチケット販売までの3週間気が気じゃなかったのではなかろうか…。お渡し会初心者な私は相当呑気に、写真集お渡し会ってこんなぎりぎりな感じなんだ~地方民泣かせのイベントだな~って思っていたのでね…。次にやるときは(やってください)もっとマメに状況報告してください!!!まあ、これを書いている今は木村達成さんの顔がいいこととお渡し会がめちゃくちゃ楽しかったことで頭がいっぱいなので、終わりよければ全てよしって気持ちではある!(笑)
以上、木村達成さんの写真集お渡し会に行ったおたくの1ヶ月でした!次回はニーアタを観に行くおたくの1日です!

前田公輝さんのイベント「家族会議2023」に行ったおたくの一日

どうもこんにちは、薄給地方民です。そうなんです、私は決して多くはない給料をオタ活とか推し活につぎ込んでいるタイプのおたくなんですけど、まさか落ちて2~3ヶ月しか経っていない推したちのために東京日帰り遠征を月に3回もきめることになるとは思っていませんでした。ちなみに年明けの公輝くんのライブは一泊する予定です。

ということでその東京日帰り遠征の第1回目、前田公輝さんのイベント「家族会議2023」が開催された日のことを書いていきます。ただ前にも書いたんだけど、私は恐ろしいくらい記憶力がぽんこつなおたくなのでレポなんてものはできない。つまりこれはただのおたくの行動記録なので、読んでも前田公輝さんの素晴らしさが伝わるわけではないです。なんかごめんね!!

おたく、早朝に新幹線に乗る

結構な地方民なので飛行機か新幹線に乗らないと東京には行けぬ。そして新幹線なら早い時間のやつじゃないとイベントに間に合わぬ。詳しい時間を言うと地元バレしちゃうのでぼかすけど、めちゃくちゃ早く起きて半分寝ながら身支度して、マジでぎりぎりに新幹線乗った。基本、荷物ばか多いマンなんだけど(一泊二日でもどでかスーツケース使うタイプのおたく)、今回は日帰りだから小さいポシェットとプレゼントを押し込んだ小さめのサブバッグ1つで行けた。ポーチという概念は捨てて、メイク直し用のコスメはダイレクトにぶち込んだ。普段使ってる財布は持たずカードケースにクレカと万が一のキャッシュカードだけ入れて、事前に交通系ICカードにそれなりの額をチャージしておいた。ここまでは我ながら完璧じゃーんって感じだったんだけど、ウォークマンとイヤホン忘れた。取りに戻ったら新幹線間に合わないから諦めざるを得なかったけど、結構な時間乗るのに音楽なしはきつかった…。
でもですね、行きの新幹線ではやることがあったんですよ、私。なんてったってファンレターまだ書いてない。前日に書こうとしたけど時間なくて無理で、家出るときに大慌てでレターセットをバッグに押し込んできた。東京に着くまで数時間あるし逆にゆっくり書けるだろ!そうだこの間届いたカレンダー見ながら感想書こ!って思って新幹線に乗ったんだけど、そのカレンダーを持ってくるの忘れた。どんな写真だったかふわっと覚えているけど、ディテールまでは覚えてないしなんなら4月がケーキってことしか覚えていない。記憶力ぽんこつおたくなので。結局、マイマザーに写真撮って送ってくれってお願いして事なきを得たんですけど、日帰りでも遠征のときはちゃんと荷物の確認しなきゃなって思いました。

おたく、浅草橋ヒューリックホールへ向かう

何を隠そう、私は極度の方向音痴である。お店を出た瞬間に真逆に進むタイプの方向音痴。地図は私がどこを向いているか教えてくれないので読めないし、進む方向だけを教えてくれるアプリは障害物にぶつかったときにどっちに行くのが正解なのかわからないので無理。もうひたすらmapfanのルート検索で出た道を歩くしかない。それでもどこで曲がるのかわからなくなって詰む。ところでなんだけど、よくホテルや施設のアクセスで「○○駅○番出口から徒歩5分」みたいに表記されてることあるじゃん??方向音痴じゃない人は「へー、すぐそこじゃん」って思うかもしれないけど、方向音痴的にはいや、○○駅○番出口からどっちに向かって歩いたら徒歩5分で着くんや?????って思うんですよね…。真逆に進んだら駅の周り1周して着くまで30分かかるとか普通だからさ…。事前にどれだけ調べても、駅の出口案内図とか見ても、自分がどっちを向いているのかわからなければ地図って本当に意味のない代物なんですよ、いやマジで。
とりあえず東京駅には無事に着いたので、イベント中にお腹が鳴らないようご飯を食べてから会場へ向かいました。そして方向音痴は乗り換えも苦手なので、馬喰駅で降りて歩くことに。mapfanを見ると徒歩10分くらいだったので超余裕とか思ってたら、松屋の辺りで迷子になってしばらくそこをうろうろする田舎者。ここで長らくおたくをやってきた経験が活かされたというかなんというか、要するにおたくっておたくのことなんとなくわかるじゃん???てくてく歩いている女の子数人を見て、「あ、この子たちも家族会議だ」ってなんとなく感じ取って、その後ろをついて行ったら目の前に現れる浅草橋ヒューリックホール。会場の前におしゃれした女の子たちがたくさんいるからわかったけど、そうじゃなかったら絶対通り過ぎてるやつ!!ていうか本当に浅草橋駅目の前なんだな!!

おたく、入場する

郷に入ったら郷に従えの精神でおたくをやっているので前の人に倣って入口のアレ(名前わからんけど案内板みたいなやつ)を撮って、消毒用のアルコールで手をびしゃびしゃにしながら入場したらチケット自分でもぎるスタイルだった。待ってくれ、このままだとチケットまで消毒されてしまう。大慌てでアルコールを乾かしてチケットをもぎると、手渡される前田公輝さんが写っている小さな紙(ステッカーなの最初わからなかった)。いやだから待って…アルコールを完全に乾かす時間をください…。なんとか受け取ってチケットケースにしまって、次に探すのはプレゼントボックス。きょろきょろと辺りを見まわすと、紙袋をボックスに入れている女の子を発見。近づいていくとプレゼントBOXの文字が見えたので、他のプレゼントを傷つけないようにそっと捻じ込みました。新幹線の中で書いたがたがたの字のお手紙とともに。
会場内には思った以上に大きなモニターがあって、後ろの人もちゃんと見えるように配慮されているなと思った。あと好きなときに飲み物飲んでいいよって言ってくれるのも親切~!って思った。イベント自体は一人で行ったんですけど、ホリプロの別の俳優さんを推しているお友だちがずっとLINEしててくれたので、気づいたら始まる直前だった。まあちょっと迷って着いたのが遅かったっていうのもあるけどね!

おたく、前田公輝さんと家族会議をする

ようやく始まりました、家族会議2023!!!ここまでで何文字書いてんだよって話!!!
会場後方の入口から出てくる前田公輝さん。そのまま上手側通路を歩いてステージへ向かう前田公輝さん。両手をふりふりしながら、近い!って驚くおたくに「ね、近いね~!」って言う前田公輝さん。私は前田公輝さんをスリルミーという舞台で初めて生で見た人間なので、前田公輝さんを前田公輝さんとして生で見るのは初めてだったわけですけど、前田公輝さんのオーラはちゃめちゃに陽。なんていうか、初夏の日差しって感じ。あとお顔かわいい。お洋服もかわいい。基本にぱにぱ笑ってるけど、困ったり考えたり泣いたり、ころころ表情が変わってかわいいな~って思いながら見ていた。
イベントの内容は、基本的に前田公輝さんのマシンガントーク。マジでずーっと喋ってる。私はこれも前田公輝さんの自己肯定感の高さだな~って思っていて、「自分の話をここにいる皆が聞きたいと思っている」っていう思考にならないと一人で喋り続けるって難しいことだと思うんですよ。だからトークイベント系ってゲストがいたり話す内容を事前にある程度決めておく人も多いと思うんだけど、前田公輝さんはそういうのなくても大丈夫な人だった。ポップコーンの好きな味アンケートのとき「しょっぱいのが好きな人~?甘いのが好きな人~?前田公輝が好きな人~??」って言ってて、しかもその顔が全員手を挙げて当然!って感じで笑ってしまった(自分のイベントなんだから嫌いな人が来るわけないんだけどね!)。照れるでも申し訳なさそうにするでもなく、ここにいる皆は俺のことがだーいすき!って1ミリの疑いもなく思っている様子がとてもよかった。
トーク以外だと、色んな方からのメッセージ動画が流れたり(木村達成さんからのメッセージ動画めちゃくちゃ嬉しかったけどあのトルソーはなんなんだ)、ディズニーグッズを紹介したり、チェキプレゼント大会やったり、クリスマスソングメドレーを歌ったりしていた。前田公輝さんはずーっと楽しそうだった。それを見ているこっちも楽しくて、なんとも陽気でなごやかなイベントだった。

おたく、見送られる

なぜかわからないけど、終わったら普通に帰るもんだと思ってた。そんなわけないじゃん。あの前田公輝さんが何もなくおたくを帰らせるわけないじゃん。そう、家族会議は当然のようにお見送りがあった。前の列の人たちから順番に机越しにバイバイしながら帰るんですけど、前田公輝さんでっけぇ。私もそんな小さい方じゃないし、田舎だと男の人でも見上げることってそんなにないんだけど、しっかり見上げないと目が合わない感じだった。そして近くで見ると本当にオーラが陽。圧倒的に陽。もはや眩しい。と言いつつ基本的に推しの視界に入りたくないタイプのおたくなので、目を合わせたのも一瞬だし極力机から離れて手を振った。そしてそそくさと逃げるように退場。この時点で翌週の木村達成さんの写真集お渡し会に対する不安が倍増した。田舎にはこんな顔のいい男たち生息していないので耐性がないぞどうする。

おたく、田舎へ帰る

家族会議が終わったあと寄りたいところがあって新宿まで行ったんだけど、相変わらず駅の中迷路だし地上に出られなくて軽く詰んだ。帰りの新幹線まで結構時間あったはずなのに、結果そこそこのタイムアタックになった。いつまで経ってもJR新宿駅の東口を出たら歌舞伎町だってことしかわからん。
2時間ずっとただひたすら座って話を聞くなんて本当に学生の頃以来だったし、俳優さんのイベントに行くなんて生まれて初めてだったので、なんかシンプルに疲れた!(笑)公輝くんにも周りの方にも失礼がないように気を張りつつ大人しくしてたけど、初めての場所に飛び込むって体力いるよね…準備に手間取って3時間睡眠は失敗した…(それなのに忘れ物しまくったの意味不明)。それにしても前田公輝さんは2時間ほぼ喋りっぱなしでジャパネットやって星食べよを一口でいってちょっとまごまごしながら歌って…ってやってたのに、疲れた顔一つせずお見送りしてくれるの本当にすごい。自分がその中に入っているとは恐れ多くて全く思っていないのだけど、前田公輝さんに愛されてんなぁfan-ily、って思った。これからも隅の方でfan-ilyの皆さんと公輝くんが楽しくしている姿を眺めさせてもらえたら、と帰りの新幹線でお弁当を食べながら思いました。おわり。

おたく、ちょっと真面目な感想を書く

別にこれ愚痴とか文句とかでは一切ないし、改善してほしいとかでさえないんだけど一応書き残しておく。
まずはチェキプレゼント大会(?)について。抽選方法は諸々省いて簡単に説明すると、半券を引いて当たった人がディズニーグッズとチェキをもらう(10人くらい)→列ごとの抽選をして当たった列全員がチェキをもらう(最大46人)、っていう流れだったんだけど、個人的には半券引くのって一番効率よくて平等な抽選方法だと思っているので概ねよかった。取りに行く人もスタッフさんの案内が不要なくらいスムーズでfan-ilyの連係プレーすげぇなって思った。で、あえて改善点を上げるとするなら、列ごと当選を先に出した方がよかったんじゃね?くらいです。個人当選のあとに列ごと当選やっちゃうと2回当たる人が出てくる確率が高くなるわけで(たしか今回も強運おたくがいたはず)、できるだけ多くの人にチェキをプレゼントすることを目的とするなら列ごとの当選を先に出しちゃって、個人当選はその列を除外してやった方がいいんじゃないかなと思う。該当列の半券引いたら引き直し、みたいな。あと公輝くんが列とか番号の偏りを気にされていた感じがしたので、いっそのこと半券使わずに列と席番それぞれの抽選箱を用意して、引いたのを除外していくっていう方法でもいいのかもしれない。実際、真ん中あたりの列ってあまり呼ばれてなかった気がするし。あとさ、お見送りのときにチェキ手渡しするならディズニーグッズ当たった方々もその方法でよかったのでは…毎回そこら辺スムーズ行くとは限らないしな…。
あとね、せっかく用意したならお菓子一通り食べさせんかい!!!(笑)もちろん時間押してたのはわかる!プレゼント大会を短くできないのもわかる!であるならば公輝くんが食べる分だけお皿かなんかに出しといてくれ!!おたくは推しがもぐもぐしている姿を一生見たいんだ!!結構な時間ポップコーンの蓋開けられないでいたぞ!!(笑)
改善するまでもない改善点をあげるとするならこれくらいかな…。それと、公輝くんが大丈夫ならいいんだけど、合間に数分の休憩とか取ってくれてもいいのにな~とは思った。特にあれだけ喋ったあとにそのままの流れで歌い始めたから、喉大丈夫か!?ってこっちがおろおろした。公輝くんが大丈夫ならこっちは1秒でも長く見ていたいので、これは改善してほしいとかではないんだけどね。

ということで公輝くんもfan-ilyの皆さんも本当にお疲れさまでした!!!!!大きなトラブルもなく、家族会議2023も無事に終わり、楽しい日帰り東京遠征でした!!!忘れ物したり若干迷子になったりしたのはトラブルのうちに入りません!!!
レポでもなければ感想とも呼べないような中身ない話を長々と書いてしまったけど、とにかく楽しかったです。人生初の俳優さんのイベントが家族会議でよかった~って思いました。スパイダーマンのトレーニングを後ろのおたくにもわかるように説明しようとして、結果誰にも伝わらない感じになっちゃってるのめちゃくちゃ可愛かったですね!公輝くんはもっと質問に答えなきゃって反省されていましたが(逆に公輝くんなら質問なくてもトーク問題ないのではってちょっと思う)、私も1月のライブでは忘れ物しないように気を付けたいと思います!!
以上、前田公輝さんのイベント「家族会議2023」に行ったおたくの一日でした!次回は、人生初の写真集お渡し会を木村達成さんに捧げるおたくの一日です!

スリル・ミーを観劇したおたくが約1ヶ月後に木村達成さんのFCに入った話

どうもこんにちは。スリル・ミーの配信を見てやはり我慢できずに木村達成さんのFCに入ったちょろいおたくです。
ちなみに前田公輝さんのFCであるfan-ilyに入った話はこちら↓
join-fan-ily.hateblo.jp
結果的に、スリル・ミーに狂わされたおたくは前田公輝さんにも木村達成さんにも狂わされてしまったとさ。ちゃんちゃん。
じゃねぇのよ。観劇から約1ヶ月でFCに入ってしまうくらいの推しが新しく2人もできるって普通に考えておかしいし、毎週末はハイロー見るから潰れるし、9月に衛星劇場で木村達成さんの主演舞台が3つも放送されてたって知ってがちで泣いたんだぞどうしてくれる(スリル・ミーを経て木村達成さんのためなら2160円払うおたくが私以外にも増えたと思うのでリピート放送してください衛星劇場さん)。
まあ、逆になんで1ヶ月も入らなかったのお前?????って思われるかもしれないので、この1ヶ月の私の心境の変化をご覧ください。


スリル・ミー観劇前の私「木村達成さんはテニミュの人でオールドファッションカップケーキの人」

スリル・ミー観劇直後の私「木村達成さん、やっぱり歌も演技も上手いな~!そして睫毛がふさふさ」

達成コールを聴いた私「うわ~!面倒くさい人だな木村達成さん!でもそういうところがいいんだよね~」

WOWOWオンデマンドでニーアタを見た私「歌が上手くて顔のいい男好きだけど、木村達成さんお顔が濃いんだよな…私は薄い顔の方が好きなのだ…」

舞台ハイキューを見た私「たちゅなりお顔可愛い~~~~~~!!!!!お顔はちゃめちゃ可愛いねたちゅなり~~~~~~~~~!!!!!!!」

スリル・ミーの配信を見た私「どっちが映っても顔が良すぎて目が潰れる」


ニーアタとハイキューの間に何があったんだって話。ということで順を追って振り返っていきたいと思います。

スリル・ミー観劇前の私と木村達成

前にも書いたけど、木村達成さんのことは以前から知っていた。年をとっても環境が変わっても私の周りにはいつもテニミュのおたくがいるので、キャストの情報とか知ろうとしなくても入ってきていたんですよね。ちなみに今もです。ルドルフやってたのも知ってたし、マイマザーとともにオールドファッションカップケーキも見ていたので、ふんわりとどういう演技をする方かっていうのは頭に入っていた。木村達成さんのおたくたちがスリル・ミーの出演を大層喜んでいるのをツイッターで見ながら、木村達成さんは私役なんだな~と呑気に思っていた。数ヶ月後にはFCに入っているとも知らずに。


スリル・ミー観劇直後の私と木村達成

演技も歌も上手い俳優さんっていうイメージだったので、何の心配もなくわくわくしながら東京芸術劇場の椅子に座るおたく。登場してすぐ、私なのにでけぇなこいつ…って思ったし、睫毛ふさふさすぎて目の表情がわからん…って思った(あの場面はそれでよかったんだってラストまで見て思った)。そして、超人たちで思い切り目が合う木村達成さんと私。あの大きなおめめとぱちこーんって視線がかち合ったので、びっくりしすぎて思わず目を逸らした。しかもちょうど最後の方の公輝くんに体を引っ張られているときだったので、見ちゃいけないものを見た感じがすごかった。とんでもない目をする俳優さんだと感じたそのときのことを、私は一生忘れないと思う。イケメンと目が合っちゃった☆みたいな感覚は全くなくて、あの目を真正面から受け止めながら演技している前田公輝さんすげぇな…って、一瞬の出来事だったのに何かを削られたような感じがした。濃い顔のイケメン!背でっかい!睫毛長い!って感動したのも本当だけど、この人にスリル・ミーやらせるって決めた大人ちょっと出てこい…握手しようぜ…ってめちゃくちゃ思ったよね。

達成コールを聴いた私と木村達成

そのときの感想はこちら↓
join-fan-ily.hateblo.jp
結局、木村達成さんではなく前田公輝さんに落っこちて帰ってきまして、1週間後には前田公輝さんのFCであるfan-ilyに入会したわけですけど、それはそれとして木村達成さんのこともずっと頭の中にあった。スリルミーのインタビュー動画も見たし、2人のインタビュー記事も読んだし、Youtubeで公開されている「四月は君の嘘」の映像も見た。やっぱり歌が上手かった。そして知れば知るほど面倒くさい人だった。そんな中、公輝くんが達成コールに出ることが発表されて、しかもなんか後半部分は有料だという話を聞いたので秒で課金した。課金するのに迷いがなかったところで、もう予兆はあったんだよなと今は思います。あとあれだよね、木村達成さんのFCで公輝くんとのお写真があがったら界隈のざわつきがすごくてすごくて。「前田公輝の腹」っていうワードが飛び交ってるものだから気になって仕方なかったんだけど、さすがに写真1枚のために4000円は…って思って我慢した(実際は2枚だった)。ここで我慢する意味があったのか、今となってはもうわからないですね…。

WOWOWオンデマンドでニーアタを見た私と木村達成

達成コールを聴いた翌日、もう一回聞いてブログを書こうと思っていたはずなのに、いつの間にかWOWOWオンデマンドで木村達成さんのライブ映像を見ていた。いやなんでだよ。
ニーアタが配信されていることはどなたかの布教ツイートを見て知ってはいたんですけど、ハイロー見るのに忙しくて後回しにしていたんですよね…ドライフラワーはちょっとずるすぎるわ…。この時点でもう結構好きじゃん?って思われるかもしれませんが、このときはまだ大丈夫だった(?)。そもそも私は濃い顔のイケメンがあまり好きではないのだ。公輝くん含め、今まで好きになったアイドルも俳優も総じて皆顔が薄い。濃い顔をイケメンじゃないと思っているわけではなく単純に私の好みではないってだけだけど、木村達成さんレベルで濃いお顔を好きになったことが人生で一度もなかった。だからまだこの時点でも、「顔がいいのはわかるが、いかんせん濃い…顔の圧が強すぎるのじゃ…」って思っていた。それにしても歌ってるときの木村達成さんって色気すごいね。あと長い前髪似合うのってポイント高い。だっておたくは皆イケメンの耳かけ好きじゃん(偏見)。

舞台ハイキューを見た私と木村達成

公輝くんの出演作を一通り見て、さてじゃあ木村達成さんのやつ何か見よ~と思って何の気なしにかけた舞台ハイキュー。最初は「木村達成さん若くて可愛いな~でもやっぱり濃いんだよな~」って言いながら見てたはずなんだけど、多分一番最後の公演のやつでアクロバットしやがったんですよ、木村達成さん。アクロバットができる顔のいい男に弱いことで有名な私、見事木村達成さんに落ちる。アクロバットしてるシーンを何度リピートしたことか…興奮して頭を抱えている私に向けられたマイマザーの冷たい視線は忘れられません。というか影山飛雄役だからほとんど舞台上にいるし目立つシーンも多くて、見ていて普通に楽しかった。あとバレーのフォームめちゃくちゃ綺麗じゃね???
そしてそこからの勢いがすごかった。沼へ落ちる勢いが。歌と演技が上手いだけじゃなく、運動神経が良くてアクロバットもできて死ぬほど面倒くさい性格している顔のいい男なんて好きにならない方が無理。一度、お顔がいい!お顔可愛い!好き!って思ったらその後に何を見てもお顔がめちゃくちゃ好きで困った。この後「お茶をつぐ」という短編映画も見たんですが、木村達成さんのお顔がいい…って思っている私の横でマイマザーが号泣していました。

スリル・ミーの配信を見た私と木村達成

1週間限定とはいえ、まさかスリル・ミーが配信上映されるとは思わなかったので、発表されてめちゃくちゃ嬉しかったし職場で泣いた。記憶力が恐ろしいくらいぽんこつなおたくなので、もう一度落ち着いた状態で木村前田のスリル・ミーが見られることが本当に嬉しかった。観劇から1ヶ月経っていたので、もはや私が見たあのとんでもない木村私は幻だったのではないか…と思っていたんですけどね、配信でも木村私はとんでもなかった。木村前田のスリル・ミーはどう考えても木村私が悪い。ストーリーが進んでいくにつれどんどん前田彼が可哀想になっていって、ああ私はこのぼろぼろになっていく前田彼に狂ったんだ、って思い出させられた。
振り返ると私は完全に木村私にしてやられていたような気もする。東京芸術劇場で見上げた前田彼は本当にかっこよくて素敵で魅力的で、それはもちろん俳優・前田公輝の力に他ならないんだけれども、その隣で前田彼を射抜くような目で見つめていた木村私にあまりにも説得力がありすぎた。知らぬ間に木村私にぼろぼろにされていく前田彼があまりにも美しすぎた。木村私が狂おしいほど愛していた前田彼に、私が狂わされないわけがなかった。私はスリル・ミーという舞台をとおして、前田彼という存在がいかに素晴らしかを懇々と木村私に説かれ続けていたのである。だからつまり、パートナーが木村達成さんであったからこそ、私はこんなにも前田公輝さんに狂わされているのだなと思う。現在進行形で。東京芸術劇場にいた私は、完全に木村私の手の平で転がされていた。そしてその逆もしかり。前田公輝さんの彼でなければ、私が木村達成さんのFCに入る未来なんて来なかっただろうに…スリル・ミーに人生狂わされとるがな…。
あと、映像だからお二人の細かい表情までしっかり見られるの素晴らしいよね、なんてもっともらしいことをツイッターで言ったりしていますが(それも本心だけど)、画面にずっと顔のいい男たちが映ってるのシンプルに最高だよな!!!!!カメラが切り替わってもずっとお顔がいい!!!あっち見てもこっち見てもお顔がいい!!!だから私は歌が上手くて演技が上手くて顔のいい男が好きなんだよ!!!!これ以上やめてくれ!!!!!って気持ちでした。もう本当に全てスリル・ミーのせいなんだよな。

木村達成さんのFCに入った私と木村達成

迎えた11月1日、晴れて木村達成さんのFCに入りました!!!おめでとうありがとう!!!ちなみにニーアタのチケットも買いました!!!!!
前田公輝さんの沼に突っ込んだときって、足元に急に紐が張られてそれに思い切り引っかかって頭から転がり落ちたって感じだったんだけど、木村達成さんって今めちゃくちゃ沼に足踏み入れてるな~って自分でわかってるけど周りに掴めるようなものが一切ないって感じでした。どっちも怖い。そしてどっちも顔がいい(顔がいい)。
画面に木村達成さんが映るたびに「たちゅなりお顔がいい~~~~お顔可愛い~~~~圧倒的お顔~~~~~」って言ってしまうようになったので、私が薄い顔が好きなことを知っているマイマザーは今でもまだ混乱している。おたくって恐ろしいよね…興味がなければイケメンだろうとなんとも思わないのに、自分の大好きな作品に深い愛を持って向き合ってくれる俳優さんのことはすぐ好きになっちゃうもんな…面倒くさい性格も好きになるとものすごく可愛くて愛しいし、そうなるともうお顔が好みじゃないとかっていう次元じゃなくなるのよ…中身好きになったらお顔もはちゃめちゃ好きになってしまう…達成のお顔かわいいな~~~~~~~~!!!!!!!!!!

木村達成さんのFCと関連SNS

木村達成さんは個人のSNSをやっていらっしゃらないんですが、なんかすごく木村達成らしいよね。やってても全然更新しなさそうって最初思っていたんだけど、そもそもやってなくてちょっと笑った。予想を裏切らない男。
fan-ilyはめちゃくちゃおすすめしましたが、木村達成さんのFCに関しては好きになったら絶対に入って!とは言いません。多分入らなくても緩く木村達成さんのおたくをすることは可能。じゃあなんで入会したんだお前はって聞かれたら、お布施としか言えん。スリル・ミーやってくれてありがとうな…っていう感謝の気持ちと、これからも木村達成さんがやりたいお仕事をたくさんできますようにっていう願いを込めたお布施。あとなんかお金払いたくなるんだよな、あのお顔に。

↓ファンクラブ(基本的に週に1度オフショットつきで近況報告をしてくれるらしい。あとグッズの販売とかチケットの先行販売ももちろんある。あとなんか連載がある。私のこの説明だと何も伝わらないと思うんですが、正直私もよくわかっていない。とりあえず毎日元気に生きていてくれればいい)
https://fan.pia.jp/tatsunari.kimura.fc/

↓所属事務所アルファエージェンシーのインスタ

www.instagram.com

↓木村達成コンサート–Alphabet Knee Attack Vol.2-の公式サイト(開くと木村達成さんのお顔がででーんと表示されるので気を付けてね)
alphabet-knee-attack.com

↓木村達成コンサート–Alphabet Knee Attack Vol.2-のツイッター

↓木村達成 Call the tuneのツイッター(公輝くんゲスト回の宣伝ポスト)

10月7日の達成コールの話

書きたいことがありすぎてツイッターの下書きに溜まってしまったので、まとめてブログにする。ただですね、私が「苦手なこと:ラジオを聴く」って書くくらいラジオを聴くのが苦手な人間なので、ちょっととんちんかんなことを書いているかもしれない。一応ちゃんと咀嚼するために文字起こしして何度も聴いたんだけど、変な解釈してても目をつむってください。ちなみにラジオが苦手っていうのは声とか内容の問題ではない。私の脳みそが極端に視覚情報優先のぽんこつなだけで、ハピネスさんと公輝くんのラジオはとても楽しくて面白かったし、私はやっぱりお2人の声が好きだなぁって思いました。
(調べたら、達成コールはプレミアム部分含めて感想を書いても大丈夫そうだったので良識の範囲内で書いてるけど、アウトな部分があったら教えてください有識者)

で、達成コールの話をする前に木村達成さんについてちょっと書いておきたいんですが、失礼を承知で外野が勝手なことを言っているだけなのでどうか石を投げないでください。スリルミーを通して今の木村達成さんにほんの少しだけ触れて、WOWOWオンデマンドでライブを見てしまうくらいには現在進行形で好きになっているところなので許してほしい。
スリルミーを観る前まで、私は木村達成さんに対して“2.5からグランドミュージカルに行った人”っていう認識しかなかったんですよね。オールドファッションカップケーキは見ていたので、そのときもマイマザーに「この人もテニミュに出てた人で、今はエリザベートとかに出てるよ」って説明したのを覚えている。目鼻立ちのはっきりした、歌の上手い俳優さん。それ以上でも以下でもなかった。
だけど、スリルミー観劇後にようやっとインタビュー読んだり動画を見たりして、うわあ面倒くさい人だ!と認識を改めた。どれを読んでも何を見ても「俺は木村達成だ!」っていう空気が刺さるように飛んでくる。どう咀嚼しても面倒な人だった。身近にいたら友だちになるのちょっと躊躇うタイプだなと思った。だけど、個人的には芸能界っていう場においてそういう面倒くささはあっていいものだと思っているし、なんならそれが許される人と許されない人にきっぱりわかれて、許される人が生き残っていける世界だとさえ思っている。そして私は基本的にそういう扱いづらい部分を許してもらえる顔のいい男が好きだ。ちなみにその許される人と許されない人がいるっていうのは私の感覚の問題ではなくて、実際にそうなのでどうしようもない。同じことを言ったりやったりしても「あいつならしょうがないか」って周りやおたくに笑ってもらえる人と、「は?なんなのあいつ」って眉を顰められる人がいる。不思議だなぁと思うけど実際そうで、もちろんそれは本人の努力や考え方であったり、周りとどうコミュニケーションを取っているのかっていう部分も関わってくるだろうとは思うけど、なんというか、持って生まれたものだよなぁって思っている、私は。理屈じゃなく、生まれながらにして持っているものだなぁって。木村達成さんはその持っている側の人だった。公輝くんゲストの達成コールを聴いて、改めてそう思った。WOWOWオンデマンドでライブを見て、その思いは確信に変わった。木村達成さんは大勢で船に乗って既定の航路を進んでいても、自分が違う方に興味を引かれたら海に飛び込んででもそっちに行ってしまう人だろうなと思うし、皆それをわかった上で航路を変更して寄り道してくれる。「このままだと達成が海に飛び込むからちょっと寄っていくぞー」って言ってもらえる。面倒くさいけど、面倒くさいやつだなぁって笑ってもらえる人。それならどこまでも面倒くさくあってほしい。きっとそうでないと辿り着けない場所があるって、芸能界のことを外側からしか知らない私でもわかるから。
ただ、木村達成さんに関しては、あえてそうあろうとしている部分もあるんじゃないかと思う。面倒くささはある種の鎧なのかなと感じる部分もある。自分の信念が揺らがないように、自分の芯となる部分が折れないように、そういう自分であることを選んでいるのかなと思うことがある。いやまあね、そういう部分も含めて面倒くさいと言えば面倒くさい…(笑)。でもおそらく木村達成さんは根本的に人が好きだよなぁって思うし、人が好きな人って他人に影響されやすいって個人的に思うから、それを防ぐためにああいう在り方を選んでいるのかなと思った。ちゃんと自分に必要なものを自分で選べるようにそうしているのかな、と。だからこそ木村達成の在り方を理解して受け入れてくれる人に対してはとことん懐くタイプなんだろうな~って…自分が求める刺激を与えてくれる人をめちゃくちゃ好いてしまう人なんだろうな~って…。手のかかる子ほど可愛いとはよく言ったものだ。

さて、長々と木村達成さんについて語ってしまいましたが、ここからがメインなんですよ。私は達成コールの感想を書きたい。
とりあえず、冒頭からやかましい!可愛い!2人してなに言ってるかわからん!可愛い!2人とも一文が長ぇ!可愛い!声が似てる!いい声!お互い理解し合ってるの尊い!2人だけで納得してる瞬間が多い!可愛い!ケチャップもやだパセリもやだってわがままだなハピネスさん!可愛い!!!って感じでしたね。総評してめちゃくちゃ楽しかった。スリルミーやったあとにこのテンションってシンプルにやばい人たちじゃん…好き…。あと、「公輝さん」「達成くん」って呼び方で落ち着いたんだなぁとなんだか温かな気持ちになった。
そして色々突っ込んでいく前に一つだけ。上にも書いたとおり、2人して本当に何を言っているのかがわからない!いや、言いたいこととか伝えたいことはふんわりとこっちまで届いてきてはいるんだけど、よくよく噛み砕こうとすると迷子になる。あと2人して何かに例えがち。私は人の話に対しての理解力は低くない方というか、それこそハピネスさんが公輝くんに「自分の伝えたいことを言語化してくれる」って言っていたようなことを普段はやる側の人間なんだけれども…それでも約1時間聞いていて「ふむふむ…待って、今の結果的にどういうこと?」って思う場面が何度もあった。途中でハピネスさんも混乱していてちょっと笑った。
語弊を恐れずに言えば、お二人のインタビューを文章としてまとめるのめちゃくちゃ大変だろうなと思う。ゴールを決めて話し出すタイプじゃなくて、自分の思いが曲がった解釈で届くことのないよう言葉を探しながら話すから、どうにも不時着しがち。途中から、何の質問だったっけ、って思われるタイプ。私はそういうタイプの人が嫌いじゃないので聴いている分には苦ではないけど、お二人の話を文章にしてまとめて伝わりやすくするのは大変だろうなと思う。でもまあ、ハピネスさんと公輝くんがちゃんと意思疎通図れていたら細かいことはどうでもいいんですけどね!しかもリスナーもといギャルたちが好きで聴いているラジオなんだから、別にわかりやすさとか文章としての捉えやすさとかいらないし。伝わればいいんだ、伝われば。

「こんなの、はじめて。」

ラジオ聴きながらガッツポーズした。だよね!!!そうだよね!!!!!って体が前のめりになった。おたくたちが感じていた“私たちの知らないスリルミー”はやはりそうだったんだ…って、なんだか感慨深い気持ちになる。同じ台本、同じ演出家なのに新しいものが生まれるって本当すごいよスリルミー…個人的には公輝くんがばりばりミュージカル経験したあとだったら絶対に違う彼になっていただろうと思うし(ハピネスさんに「亀でしたけどね!(笑)」って言われてるのかわいい)、ハピネスさんもご自身が言っていたとおり絶対に今このタイミングだったし、今だからこそ生まれた私だとも思うんだよ…。
ちなみにアカ分けする前のツイッターで私はこんなことを呟いていた。

新ペアなだけあってまだ固まってないというか、本人たちもラストどう着地するのかわからないまま、そのときの感情の赴くままに物語を進めて行ってる感じがしたし、だから同じ木村前田ペアでも観た回によって感想が180度違うんじゃないだろうか…二人がこういう形をあえて選んでるなら恐ろしい…

後半でこの部分にお二人から言及があったのが個人的にものすごい収穫というか、単に新ペアならではの新鮮さだけではなく、お二人がそういう俳優さんだったというお話が聴けたことが本当に嬉しい。木村前田ペアが木村前田ペアでよかったな…それこそハピネスさんも言ってたけど彼が公輝くんじゃなきゃあんな恐ろしい私は生まれなかったわけで、お互いに決まった着地点を目指すタイプではなかったことが功を奏したというか、そもそもその時点で相性が抜群に良かったというか…。誰かこの2人をペアとしてキャスティングした人にベストキャスティング賞を送ってください。トロフィーなら私が作ります。
あと「歌の部分で助けられたら」ってハピネスさんが言ってくれたところ、なぜかわからないけど泣きそうになっちゃったんだよな…。それに対して公輝くんも「助けられた」って噛みしめるように言っていて、この「助ける」っていう表現って一歩間違えると関係性にひびを入れかねないものだと思うんだけど、公輝さんといいものを作りたいっていうハピネスさんの真っ直ぐな気持ちと、ハピネスさんに対して公輝くんが抱いている尊敬と信頼の気持ちが、ぴったりはまったからこその、ここのやり取りだったと思うんだよね…いや、おたくの勝手な解釈なんですけど…ハピネスさんの言葉を借りると“最高のパートナー”じゃん…。

ケチャップとパセリ

ここマジでハピネスさんの面倒くさいところ出てたね!死ぬほど笑った!!(笑)公輝くんと塩胡椒になりたいハピネスさんと、ゴールが見えなくて試合放棄しようとする公輝くん…この質問台本に書いたの誰!?ちょっと握手しよう!!やだやだやだやだ噛みついたら離さないぞ!ってなってるハピネスさんと、ハピネスさんを一向に納得されられない公輝くんのやり取りが本当に面白かったし、稽古から2ヶ月半でどういうスリルミーにするかっていう擦り合わせはしてないのにこういう会話ができるくらい仲良くなったんだ~ってにこにこしちゃう。こういう兄弟いるよね。
ちなみに私は公輝くんがハピネスさんをケチャップって表現したの、言い得て妙というか、なんかわかる気がした。ハピネスさんは全部ケチャップ味になる!ってぷんすこしてたけど、ハピネスさんがよく言う「替えのきかない俳優になる」って部分に通ずるんじゃないかと思った。ナポリタンだってオムライスだってケチャップがないと作れないし、他のものじゃ代用できない。全部ケチャップ味になってしまうんじゃなくて、あの味と色じゃないとだめだからケチャップを使ってるんだと思うけどなぁ。あとパセリも別におかしくないなって思った。一つの形として完成されているものを、更に高いクオリティへ持って行ける人。偉大な先輩方が携わってきた歴史ある舞台でも、木村達成っていう俳優が加わるだけで新しい味になる(スリルミーは正にそうなんだろうな)。そういう役割を担える数少ない俳優さんの一人なんじゃないかな、と外野の人間は思ってます。勝手なこと言ってごめんね!
というか、ハピネスさんは王様なんだから「全て俺の味にしてやる!」くらいに思っててくれていいのに、他の人の味を消したくないって思っているんだろうなって考えると愛しいねハピネスさん。やっぱり人とともに在りたいと思っている人なんだなぁハピネスさん。

大スポンジ

ここら辺のくだりはなんか全体的に尊いので各々の耳で感じ取ってください…って気持ちなんだけど、2人の考え方の違いが面白かったのでちょっとだけ。ハピネスさんが混乱したところめちゃくちゃ面白かったので。
公輝くんを自分の考えも持ってるけど相手の考えも受け入れられる人としてハピネスさんが例えたのが大スポンジ。結構考えて出たのが大スポンジ(かわいい)。そういう大スポンジ公輝くんとの会話を心地いいと感じるハピネスさんは「成長を止めた人間と話すのは疲れる」と言いました。それに対して公輝くんは「たしかにそういう人と話すのは怖いけど、そのときに開く扉もある(はちゃめちゃ要約)」と言いました。その公輝くんの言葉を奥歯でしっかり噛みしめて咀嚼するハピネスさん。公輝くんも咀嚼しやすいように小さくちぎって渡してはいたんだけど、へにゃへにゃの声で「俺には伝わってない~」って言う素直なハピネスさん(かわいい)。「ほんとぉ~?」って困っちゃってる公輝くん(かわいい)。ちょっとここ話噛み合わなかったり、中々お互いに伝わらなかったりしてて、なんか二人とも困ってるんだけどそれがまたかわいい(かわいい)。でも困りながらも決して相手を否定せずに、理解しよう伝えようっていうお二人の歩み寄り方が見えて、い、いい子たち~~~~~!!!!!って思った。あとは実際に聴いてみてくれ。

総評

ラジオの率直な感想としては、この2人が出会ってくれたことに感謝。マジ感謝。「この2人にスリルミーやらせよ~彼は前田公輝で私は木村達成でいこ~」って決めた人に大事な日は必ず晴天になる呪いをかけておきます。いやでも本当に前田彼と木村私だったから私はこんなに木村前田ペアのスリルミーに狂っているんだと思うんですよね…最初キャスティング逆かと思ってたもんね…。あ~~~~スリルミー観てぇ~~~~~~~!!!!!!!!!!
ちょっと真面目な話をすると(ずっと真面目に話してたつもりだけど)、お二人ともちゃんと自分っていうものを大事にされている方だから、やっぱりその根っこの部分で相性がいいんじゃないかと思うんですよね。方法は違うかもしれないけどちゃんと自分を大事にできているから、自分を大事にしている人を大事に思える、というか。だからお互いにお互いのことを尊重して、相手の気持ちを否定しないで受け止めることができるんじゃないかなって思った。ハピネスさんは公輝くんのことを「否定から入らない人」って言っていたけど、ハピネスさんもそうだよね。相手の言葉を頑張って咀嚼しようとして、でもできなくて、それをちゃんと「わからなかった」って伝えることは案外難しい。「わからなかった」は言葉を受け止めて考えた先にある感想だと私は思う。
あと最後の公輝くんが語るハピネスさんのくだりはマジで2人しか理解できないし、2人がわかっていればそれでいいなと思った。おたくは静かに壁になる。そして、マッチを見つめる前田彼が木村私の方を向いていたらあの結末は避けられたのだろうかと考えながら灰になる。

AuDeeについて

ここまで読んでくださった方はAuDee木村達成 Call the tuneを聴いて、きっと月額500円のプレミアムベーシックに入られている方だと思うんですが、念のため書いておきますね。
まず「AuDee」とは何か。簡単に言うと、スマホからはアプリで、パソコンからはウェブで、主にFMラジオが聴けるサービスです。ただFMラジオ以外にもAudeeで配信されているラジオが聴けるので、FM専門のradiko+ネットラジオみたいな感じ。説明へたくそで本当にごめん。
そして「木村達成 Call the tune」とは何か。AuDeeにて毎週土曜日22時から配信されている木村達成さんがパーソナリティを務められているラジオです。通称「達成コール」。ラジオ内では、木村達成さんはハピネスさんでリスナーはギャルです(公輝くん「あたたかいギャルたち」)。
では「月額500円のプレミアムベーシック」とは何か。達成コールは無料で聴ける前半部分と、プレミアムベーシックという月額500円のプランに入ると聴ける後半部分にわかれています。おまけとかじゃなくしっかり前半後半って感じ。他の回のことはわからないけど、公輝くんゲスト回は後半の方が長かったです。
もし公輝くんゲストの達成コールをまだ聴いていないという方は、ハピネスさんと公輝くんの可愛さとか仲の良さとか相性の良さとか2人してなに言ってんのかわかんない感じは前半だけでも堪能できますので、ぜひアプリを入れて聴いてみてください。アプリを入れるのはちょっと…という方はパソコンで。大丈夫です、前半を聴いたら秒で課金することになるから。「えっ!たったの500円で続きが聴けちゃうの!?」ってなるから。マジで前半めちゃくちゃ楽しいし可愛いし面白いよ。そして後半はそれが倍増するぞ。
ちなみにAuDee入れちゃえば達成コールの過去回も聴けるのでぜひ(頑張って遡ってる最中なのでおすすめ回があったら教えてください有識者)。あとスリルミーの山﨑松岡ペアの松岡広大くんもAuDeeでラジオやってるよ。
あと話逸れるけどWOWOW加入している方は木村達成さんのコンサート映像を見られるのでWOWOWオンデマンドインストールしよ。「ヤギと大悟」っていう番組のトータス松本さんゲストの回を見た方はわかると思うんですけど、「イェーイ!」をちゃんとあてています、木村達成さん。

AuDee↓
audee.jp

達成コールのTシャツを着ているハピネスさんと公輝くん↓

www.instagram.com

スリル・ミーを観劇したおたくが約1週間でfan-ilyに入った話

鉄は熱いうちに打てと言いますが、このブログもきっと今しか書けないので、この熱量火炎放射みたいないわゆる新規ハイの状態であえて書いています。推しが増えると人生楽しい。
さて、まず出てくるワードの解説から。

「スリル・ミー」とは

物語は、34年前に静かに遡っていく――。

監獄の仮釈放審議委員会。
収監者“私”の5回目の仮釈審議が進行中である。
34年前、“私”と“彼”が犯した犯罪。

19歳の“私”と“彼”。
ある契約書を交わした2人。
彼らに一体何が起きたのか。

“私”と“彼”
衝撃の真実が明かされていくーー。

(ミュージカル スリル・ミー公式サイトより引用)

日本では2011年から上演されている、役者2人とピアノ1台だけのミュージカル。このミュージカル自体のおたくがめちゃくちゃいて、出演者が誰かに関わらずおたく全員全ペアが観たい。
そんな歴史ある舞台に、前回から引き続きで山﨑松岡ペア、今回新ペアとして廣瀬尾上、木村前田が出演しています(敬称略)。私が今回観ることができたのは山﨑松岡ペアと木村前田ペアなんですが、その話は後程。

「fan-ily」とは

2020年9月に開設された前田公輝さんのファンクラブ。とにかく福利厚生が手厚い。

「ハイロー」とは

LDHの「HiGH&LOW」シリーズの略称。顔のいい男たちが殴り合う物語。とりあえずこれ見てくれ。
youtu.be


とりあえずこの3つだけおさえておいてもらえれば、これから私が書く無駄に長い文章を理解してもらえると思います。2021年にスリル・ミーと出会ったおたくがfan-ilyに入るまでの話なので、少しずつ区切って書いていく。

おたく、スリル・ミーを知る

まず最初に、あのときスリル・ミーの配信へ向けて布教してくれたおたくたち本当にありがとう。あなたたちのおかげで今日も私は元気に狂っています。
スリル・ミーは版権の関係で、基本的に映像化はしていません。以前CDを販売したことはあるけれど、円盤化や配信はそもそも無理。だったんだけど、コロナの影響で公演が中止になってしまったことにより、2021年に歴史上初となる配信が決まりました。そこからもうスリル・ミーに狂った先人たちの布教が凄まじかったのなんのって。配信だから観たい人が全員観られるということもあり、とにかくお金に余裕のあるおたくは3ペア観ろ!!!!!後悔させねぇぞ!!!!!の圧がすごかった。そしてその圧に負けてまんまと3ペア分課金して観たおたくですどうもこんにちは。いや、違うんだよ、最初は山﨑松岡ペアだけ観てみようと思って課金したのに、観終わった直後に他の2ペアも買ってた。同じ舞台なのに3ペアそれぞれ観る必要があるの?とか思っていたあのときの私をぶん殴ってほしい。スリル・ミーはスリル・ミーだけど、「ヤマコーのスリル・ミー」と「そんふくのスリル・ミー」と「にろまりのスリル・ミー」は別物なんだよ…え?本当に同じ舞台なの?って思うくらい違うんだよ…そしてそれぞれの解釈が全て大正解っていうのがスリルミーの素晴らしいところ。最近はWキャストとかにしている舞台も多いけど、スリルミーはトリプルキャストではなく3ペア。ここ重要。そしてここから私の口癖は「次いつやるのかなスリルミー…」になりました。めでたしめでたし。

おたく、スリル・ミー上演を知る

あの事件から99年後の2023年秋、スリル・ミーの上演が決定した。泣いた。普通に泣いた。やっとこの目で生のスリル・ミーを観られることに歓喜した。チケットが取れないかもしれないということはとりあえず無視して喜んだ。ホリプロステージ有料会員にもなった。
ヤマコーの続投は本当に嬉しかったし、個人的に廣瀬尾上はどんなペアになるのか想像がつかなくてわくわくしたし、木村前田は「あ!知ってる人たちだ!」って思った。テニミュに出演されていた俳優さんは一通り把握していたし、ドラマ「オールドファッションカップケーキ」も見ていたので、木村くんってあの木村くん!?ってめちゃくちゃ驚いた。前田くんは正直ミュージカルのイメージが全然なくて、私の中ではずっと「天てれに出てた子」のイメージだったんですよね。コンスタントに色んなドラマや映画に出られているから意識しなくても定期的に視界に入ってくるし、そのたびに「大人になったな~前田くん」って思っていた。かっこいいとか可愛いって認識する前に、「小さい頃から知ってる男の子」すぎて親戚のおばちゃんフィルターが発動しちゃう俳優さん。だから、へぇ~!前田くんスリル・ミーとかやるんだ~!みたいな安易な気持ちでチケットを申し込んだ。これが全ての始まりだったんですけどね!!!

おたく、スリル・ミーを観る

チケットはヤマコー2回と木村前田2回がご用意されたので、9月22日と24日に行ってきました。いざ、東京芸術劇場へ。(廣瀬尾上ペアが観られなかったことを私は一生後悔すると思う)
基本的に感化されやすいタイプのおたくなので、マジで事前情報は一切頭に入れないで行きました。雑誌のインタビューとかおたくたちの感想とか、そういうのは全く見ずに体当たりでスリル・ミーを観てこようと思って。これがよかったのか悪かったのかはわかりませんが、木村前田ペアに解釈でぶん殴られる結果に。
ヤマコーは「私の知ってるスリル・ミーだ~!でもお二人とも進化されている…!」って感動しながら観て、終わったあとはほくほくしながら満足感に包まれていた。配信でも生でも一番最初はヤマコーだったので、私の親はヤマコー。これからも2人にはずっとスリル・ミーやってほしいし、私も毎回観に行きたい。
そして次に見たのが木村前田ペアだったんですけど、全然私の知っているスリル・ミーじゃなかった。ペアごとに全く違うものになるってわかってたけど、私にとって前田彼は初めての彼だった。そして一番好きな彼だった。実は木村前田ペアでご用意されたチケットが最前と2列目っていう舞台全体を観るには驚くほど適さないお席だったんですが、見事お二人の顔の良さとスタイルの良さにぶん殴られてきた。木村私が出てきた瞬間「でっか!睫毛なっが!」って思ったし、前田彼が出てきた瞬間「でっか!足なっが!」って思った。そして大変失礼な話なんだけど、想像以上に歌が上手かったというか、お二人の声の相性がよかった。これまたすげぇペアが出てきたな…って震えたし、お二人がああいう解釈で自分たちのスリル・ミーを作り上げたってことがもはや恐怖。お二人には今後もたくさんミュージカルに出ていただきたいし、スリル・ミーもぜひ続投を…救われる命がありますので何卒…。

おたく、前田公輝さんの舞台写真を買う

22日の余韻が抜けきらぬまま、なんともぼんやりした気持ちで向かった24日は、東京芸術劇場の前でお祭りが行われていた。スリル・ミーに向けて気持ちを作っていたおたくにとって、完全に迷い込んだ異世界だった。そのせいか(絶対にそのせいではないけど)、ロビーで散々迷った挙句、前田くんの舞台写真を買ってしまった。最初は、何か観劇記念になるものを買おう、スリル・ミーに少しでもお金を落とそう、という気持ちでレジ(?)に行こうとしてスマホでグッズを確認し、ここでようやく舞台写真が出ていることに気づくバカ。え!?前田彼の写真が買えちゃうの!?っておろおろしながらレジ(?)に行ったら、お金を払うだけで前田彼のお写真が買えたんですよ…不思議…。俳優さんの舞台写真とか初めて買っちゃったぜ…ってどきどきしながら入場したら、ホリプロ貸し切り公演だったからポケットティッシュとシールもらった。チケットと舞台写真とポケットティッシュとシールで両手が塞がってしまい、チケットの席番が確認できないまま勘で座る。奇跡的にあってた。心の準備ができていなかったので前田彼の舞台写真はその場では見なかったけど、バッグの中に前田彼の写真が入っているという事実にどきどきした。ちなみに公演後に前田くんのインスタをフォローした。

おたく、ツイッターのアカウントを作る

今までツイッター(まだ自分のスマホは青い鳥のアイコンのままなのでツイッターで通す)のアカウントは基本一つだけで、アカ分けってしてこなかったんですよね。単純に管理ができないし、絶対どっちかは使わなくなるってわかってるから。だけどあまりにもスリル・ミーの話をしたくて、でもスリル・ミーを知らない友だちのTLに感想を流すのも気が引けて、とうとうやっちまった。今までずっとアカ分けしないで頑張ってきたのに…スリル・ミーが、木村前田ペアが、前田彼が、私を狂わせていく…。

おたく、ハイローを見る

前田くんのファンクラブの名前が「fan-ily」だってことは先に説明したんですけど、前田くんのファンの名前も「fan-ily」なんですよ。で、「前田彼」とか「公輝彼」で検索して感想を読んでいたりすると、前田くんのおたくたちもといふぁにりーの皆さんが「ハイローを見ろ」って口を揃えて言っている。「スリルミーで前田公輝が気になったおたくはとりあえずハイローだ」って皆が言う。そういえば前田くんがハイロー出てたのはなんとなく知ってるなぁって思って、完全にスリル・ミーロスで延々とYoutubeでダイジェストを見ていた私は、前田くん演じる轟洋介が出てくるシーズン2の7話から見始めた。ちなみにマイマザーが岩ちゃん好きでハイローのシーズン1を見ていた人なので、どういう話なのかとかあらすじはなんとなく知っていた。映画がすげー種類あるのも知っていた。とりあえず一通り見ようと思って見始めて、話が見えないから轟さん出てこないけどザムの2と3まで見ちゃって、ザワクロまで見終わったところで時季外れの轟の女爆誕。リアルタイムでドラマや映画を見てきたおたくたち、よく無事だったな…私は生命の危機を感じたよ…。

おたく、fan-ilyに入る

観劇から1週間後の10月1日、気が付いたらfan-ilyに1000円払っていた。デパートでエレベーター待ちしているときに入会した。我ながら中々のスピード感だと思う。というか長いおたく人生で、俳優さんのファンクラブ入ったのは初めて。それが昔から知ってる前田公輝って一体どういうことよ…って自分で自分にびっくりした。ちなみにもうこのときには前田彼と轟洋介に相当狂っていて、人類は肉体的精神的問わず傷ついている前田公輝に狂わされる、ってツイッターに書いていた。振り返ると頭おかしいけど、でも今もそう思っている。ぼろぼろになってる前田公輝さんってなんであんなに魅力的なんですかね…。
fan-ilyに無事入会して、読まなきゃいけないものを読み、見なきゃいけないことを見て、一息ついたところで感じたのは、前田公輝さんおたくのことめっちゃ好きだな?????ってことでした。fanとfamilyをくっつけた言葉だっていうのはご本人が色んなところで言っているけれども、本当にそうあろうとしているんだなって感じた。まだ全部は見られていないけど、公輝くんやスタッフさんがあげてくれる写真や動画は本当に愛が詰まっていて、fan-ilyに楽しんでもらおう、fan-ilyが喜んでくれるものを作ろう、っていう気持ちがちゃんと伝わってくるんですよね。シンプルに福利厚生が手厚いし、どう表現するのが適切かわからないんだけど物理的じゃなく気持ち的な意味で距離感が近い。応援する側と応援される側は友だちじゃない、っていうのは自分への戒めも含めておたくとしての私の真ん中にあるものなんですけど、公輝くんを見ているとなんかそれが揺らぐような感覚がする。いやもちろん私と公輝くんは友だちではないので、これからも自分は単に応援する側だっていう認識を崩すつもりはないんだけど、公輝くんが「ふぁにり~♡」ってにこにこというかもはやでれでれしながら呼びかけているのを見ると、応援する側とされる側、俳優とファン、っていう境界線を「fan-ily」っていう公輝くんが作ってくれた言葉で、とてつもなくあやふやで柔らかいものに、あえて、してくれているんだと思った。ぶつかっても痛くない、触れられないけど公輝くんの温度と声が届く薄くて柔らかい壁にしてくれている感じがした。
でも、公輝くんがおたくに対してそういうスタンスなのって、偏におたくから嫌なことをされていないからなんじゃないかなって思うんですよね。自分のおたくに嫌な思い出があったら、こういう距離感を保とうって思えないんじゃないかなぁ。私は公輝くんの今までのことを詳しくは知らないけれど、これだけ長く芸能生活を送っていれば色々ないわけがないし、おたくのことで全く傷つかずにここまで来られたかはわからないけど、少なくともfan-ilyのことは味方だと、自分の懐に入れていい生き物だと、思ってくれているんじゃないかなと思った。おたくに対して公輝くんがそういう気持ちを持っていられるのは、間違いなく今まで公輝くんを支えてきたfan-ilyたちだし、ファンはタレントに似るってこういうことなんだろうなと思う。俳優やアイドルがおたくに負の感情を抱かないように応援するって、実際結構難しいんですよね。それができてるfan-ilyすごいなって思った。尊敬。

おたく、fan-ilyをおすすめする

とりあえず今日までの経緯はこんな感じです。今日の朝はHuluで公輝くんが出ていた突破ファイルを見てから出勤しました。今までは親戚のおばちゃんフィルターを通して見ていたから気づかなかったけど、公輝くんってお顔めちゃくちゃ綺麗だよね…その綺麗なお顔でころころ表情変えるのずるいよね…。
結局私がこのブログで何を書きたかったのかというと、今の熱量を記録として残しておきたいっていうのもそうなんだけど、前田公輝さんが気になったらとりあえず1ヶ月fan-ily加入してみない???ってことです。1ヶ月単位のお支払なので、とりあえず1ヶ月入ってみていただきたい。無理して継続しろとは言わないので、とりあえず1ヶ月。ちなみに11月がお誕生日の方は10月15日23時59分までに入会すると来月公輝くんに名前を呼んでもらえます。夏生まれの私は死ぬほど羨ましいです。
入会して1週間も経っていない新参者の私が新参者の目線でおすすめポイントを挙げていきますので、ぜひとも参考にしてください。

【fan-ilyのここがいい!】
・本人の顔がいい
・更新がマメ
・月一でサロンライブがある
・コメントにいいねや返信をしてくれることがある(らしい)
・載せてくれる写真の顔がいい
・載せてくれる動画の顔がいい
・なんか楽しい
・なんか色々いいことがある
・前田公輝さんに「ふぁにり~♡」って呼んでもらえる(かわいい)
・轟さんや金髪公輝くんの記録がたくさん残ってる(感謝)
・なんかずっと顔がいい

【fan-ilyのここがだめ!】
・供給がすごいので前田公輝さんの体が心配になる
・たまにトピックをつけ忘れている投稿がある(月一でサロンライブやってるって言ってるのに1年以上生配信していない人みたいになっちゃってる)(かわいい)

【fan-ilyこれどうにかならんか?】
・月ごとの投稿をまとめて見られるっていう機能がないから開設当時の投稿を見るのが至難の業。「もっと見る」で1ページにどんどん表示される投稿が増えていくタイプなのに、1つの投稿をクリックして戻ると一番最新の記事に戻ってしまう。今のところ私は2020年の投稿に辿り着けていない。金髪公輝くんにも中々出会えなくて泣きかけた。
→これはハッシュタグでなんとかならんかな…「#202309のごーき」「#202310のごーき」とかってつけてくれたら、そのハッシュタグで月ごとの投稿まとめて見られるんだよな…。これから入るおたくはとりあえずパソコンで一通り見て、見返したいのはブックマークしとこうな。私はURLを控えて自分用のメモ作ってる最中だよ…。
・せっかく公輝くんがfan-ilyではこんな動画が見られるよ~ってインスタで紹介してくれてるんだけど、その動画に辿り着くことができない問題。入会したおたくはすぐに「すいか」で検索するんだよ…スイカでも西瓜でもなく「すいか」だ…。
→これもトピックを増やすかハッシュタグ使った上でハッシュタグ一覧を作っていただけると…もしくは「すいか/スイカ/西瓜」って文字を入れてくれたら見つけやすいんだけれども…。インスタでちらっと公開してくれている美しきプラチナブロンド公輝くんが何かを食べている動画をどうやって探したらいいのか新参者はわからんのだ…見つけたときがちで小躍りした…。あと金髪公輝くんの投稿全てに「金髪公輝」って文言を入れてほしかった!!それで救われる命があるからさ!!!

まあ、自力で探し出す楽しみを供給しているのだと言われたらそれまでだし、基本的には公輝くんが気軽に楽しく投稿できればそれでいいとは思ってるけどね!!あんなにたくさんの供給をいただいて文句言ったらバチがあたる。言っちゃったけど。

あと一つ言いたいのが、公輝くんのインスタのハイライトを見たらわかっていただけると思うんですけど、公輝くん本人がめちゃくちゃfan-ilyの入会をすすめてくるんですよ。それはもうシンプルに可愛いんですけど、その前に、そもそもこれは一体どこの誰に向けたものなのか、って話で。fan-ily開設前から公輝くんを好きな人はすでに入会しているだろうし、どこかのタイミングで公輝くんに落ちた人も入っているだろう。私みたいに。であるとするならば、ファンクラブに入会するくらい公輝くんを好きな人がほぼ100%入会しているとするならば、fan-ilyの宣伝は誰に向けたものなのか。それはもちろん「公輝くんのこと好きだしインスタも見てるし月1000円なら払えるけど、ファンクラブに入るほどの熱量は…」っていう、典型的な“本気でなければ事を起こしてはならぬ”タイプのおたくへ向けたものだと思うんですよ。なんなんだろうな、あの不文律というか暗黙の了解というか、どこの界隈にもある雰囲気。にわかが紛れ込んだら本気で応援してるおたくに失礼だ…みたいな空気。まあ、実際私もfan-ilyになって楽しみたい!っていうよりは、前田公輝さんに直接お金を振り込みたいので隅の方にいさせてくれ…みたいな感覚であることは否定しない。でも、公輝くんはそういうおたくになりきれない人のこともまるっと懐に入れてしまうつもりなんだろうな、と思う。いや、懐がばがばか???おたくに対しての警戒心がまるでない。公輝くん、自分のおたくだからfan-ilyになるんじゃなくて、fan-ilyに入ってしまえば自分のおたくになると思ってるのでは…おたくを沼底まで沈める気満々というか、その自信があるんだろうな…自己肯定感の高い推しって最高だよね…。自分が愛されるにふさわしい存在だと推しが思っていてくれること以上の幸せってないからな、おたくにとって。

ということで前田公輝さんが気になっている方はぜひ入会をご検討ください!一緒に公輝くんの沼に沈められよう!!(?)
ところでなんだけど、今公輝くん出演作を少しずつ見ている側の人間としては、フローチャートみたいなの欲しいんだよなぁ。質問に答えていくとおすすめの公輝くん出演作が提示されるやつ。よく色んな界隈のおたくが作ってるやつ。私が全部見て作るとなったら年単位で時間かかるので、あの、有識者…。

前田公輝さんのSNS

↓これが公輝くんのインスタです。このリールの一番最初に美しきプラチナブロンド公輝くんが映るので全人類心して見て。
www.instagram.com

↓これが公輝くんのツイッターです。なんかかわいい(かわいい)。


※一応ネタバレというかfan-ilyにご迷惑がかからないように配慮して書きましたが、まずい部分があったら教えてください。その部分は秒で消します。