Sweet Dreams..

どこにでもいる様な女子の日記

75年目のラブレター

 
「こんな言葉は 軽々しく口にしてはいけないのでしょうが
 本当の意味の 清純な愛 という言葉があります
 貴女が許してくださるなら 僕は心から 貴女にこの言葉を贈ります」


思い出すと、また泣けてくるほど切なくて、苦しい。
旦那様が書いた、その手紙に綴られた言葉がとても純粋で、真っ直ぐで、とても素敵だった。





「今度のお便りで 一番嬉しく感じましたのは 直接あなたのお気持ち聞かせていただいたことです
 胸が痛いくらいに 嬉しく思いました」

これからは女性も然るべく 身を処せられるべき時代だと思います
 あなたもいつかは お姉さまのようになって欲しいな」

「昨夜は あなたの夢を見ました
 美しい夢でした
 宮崎神宮で撮った写真を かばんの中から取り出しては 眺めています」


・・日中戦争が激化する中、大戦は避けられないことを知っていた。
命を捨てることが当たり前である海軍の飛行士との結婚・・ と、ナレーションは流れた。





どうして最愛の旦那様は軍人なのでしょう?
どうして命を捨てることが当たり前なのでしょう?
どうして貴方は死んでしまわれたのでしょう?
どうして?どうして?どうして?どうして?・・・

きっとこの物語は、"清純な愛"でありながら、戦争によって美化された"悲劇"であるに違いない。
「こんな清純な愛があったのか」と思うほど、今の時代、「愛」を忘れそうになるけれども。

こんな悲劇はあってはいけない、私は改めて、そう思うのです。









「最愛の照子へ
 日米関係も 今やどんづまりに来た・・(中略)
 結婚、日浅く 照子に何らの幸福を味あわせざるは 気の毒に思うけれども 運なり 命なり、
 余亡き後、然るべき身を処せられよ。 良縁あらば 遠慮するなかれ
 尚 照子の将来の幸福を祈りて止まず



また切なくて、苦しい。悲しい。
ただ、旦那様の死を乗り越え、強く生きる照子さんに感服しております。
照子さんには、旦那様の分まで生きて、生きて欲しいです。







貴島テル子さん、97歳現役の小児科医。
品があって、とても綺麗なおばあちゃんの、清純な愛の話。

75年目のラブレター

75年目のラブレター


 

「Hello all.」

 

使い勝手が良さそうだったので、何となく登録してみた。

「Hello all.」で始まるのがお約束。

女の子らしいタイトル、デザイン、アイコンを揃えたから、

実生活も、中身も、キラキラした物になるように祈りながら..

 

 

自分だいすき人間になろう!♡

Hey, it would be so.

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