読書近況。『檸檬』『赤死病の仮面』など読みました

皆さま、お久しぶりです。小暮です。気づけばとっくに2018年。

この頃まとまった読書の時間が取れていませんが、ちびちび読んでいます。

今回は読書の近況を書いていこうかと思います。

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内田百閒「旅順入場式」

半分くらい読んだところで、時間が取れず結局そのままに…。

そんなに長い作品ではないので読み終えたかったのですが、いろいろと余裕がありません。

病院の話と活動写真の話がどうつながるのか気にかかります。

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梶井基次郎檸檬

こちらはごく短い作品なのでさすがに読み終えました。

社会への小さな抵抗を檸檬に託したといったところでしょうか。

小洒落てますよね。

現代だと防犯カメラに映ってしまって、簡単に犯人探しができてしまうから、遊び心も何もあったもんじゃないですねえ。

お店側に懐の深さがあれば成立するのかもしれません。技術が発展しても、結局はそれを扱うヒトなのですね。

ちなみに基次郎。

果物の造形に魅せられて、磨いて飾っておくこともあったそうです。

すぐwikiを見に行きたくなるサガ……。

 

ポー全集三巻「赤死病の仮面」

赤死病が猛威を振るう中、民衆を見捨て、閉じこもった城の中で遊興に耽る国王と貴族たち。

色分けされた部屋を仮面をつけた貴族たちが行き交う中、招かれざる客が現れる。

とても幻想的で、映像化したら素晴らしいだろうなと思いました。

なんだかんだでポー作品は、悪人が破滅する話が多いですね。

 

ポーに関してはいつ読み終わるんだという状態ですが、その、気長に読みたいと思います。

 

それでは今回はこのへんで。

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