【就活】ダメもとで公務員試験を受けた私、見事まぐれ合格を果たす。
(信じられない奇跡に舞い上がっています。ウキウキです。自慢みたいにとらえられる部分があるかもしれませんが、許してください。今だけは調子に乗らせてください。)
先日、唯一受験した公務員採用試験の結果が出た。なんと合格!おめでとう私。
面接では全然手ごたえがなくて、絶対落ちたと思っていたからこの結果にはかなり驚いている。
最終的な就職先はここに決めることにした。
私はもともと民間志望で、公務員は父のゴリ推しでしぶしぶ受験をしたにすぎなかった。公務員の仕事内容にはどうしても興味が持てなかったし、なんとなく公務員に対して良いイメージを持っていなかったので、仮に合格しても絶対になりたくない!とまで思っていた時期もある。
そんな私がなぜ民間の内定を蹴って公務員を選んだか、答えは単純。労働条件が勝っているから。
今内定を持っている某民間企業は、一般職枠であり、給与が低い・昇給がすぐに頭打ちになる、仕事が退屈そうというマイナス面もあったけど、何より他の企業と比べて福利厚生がかなり良いという点に惹かれていた。
今回内定をもらえた市役所は、上と比較すると、仕事への興味は乏しいという点では同じだけど、給与や福利厚生の条件は勝っているので、総合的に判断すると圧倒的にこちらの方がいい。
本当は興味のある仕事ができる、労働条件が良い民間企業への就職が理想だったけど…。まぁ仕方がない。
ワークライフバランスを充実させることができそうなので良しとする。
それにしても、私が合格するなんて本当に奇跡だと思う。色んな条件が絶妙に私にマッチしていたおかげ。
もともと父の命令で地元周辺の複数の自治体を受験する予定だったんだけど、色々あって1つしか受験できなかった。(色々な事情のうち1つは過去記事参照)
でもこの唯一受験資格を得た自治体の採用試験方式が、私にとって最高に良かった。
良かったポイント①教養科目のみの筆記試験
市役所の試験は、自治体ごとに出題範囲や難易度が違う。出題範囲をざっくり分類すると専門科目と教養科目の2つがある。専門は法律・経済・行政に関する科目。教養は数的処理・文章理解・社会科学・人文科学・自然科学など幅広い分野の科目。
専門科目の方が難しくて早い時期からの対策が必要とされるんだけど、私が受けたところは教養科目のみの出題だった。そして1つしか受けてないから比較できないんだけど、おそらく難易度もそこまで高くなかったと思われる。
私は公務員試験対策のため予備校に登録していたもののほぼ活用しなかったから、受験当日はぶっつけ本番状態に近かったんだけど、5肢択一問題だから、わからなくても適当に選べたり、大学受験までの知識や普段の授業から得た知識、また新聞などからの情報を駆使すれば選択肢は大体絞ることができた。
教養科目のみの試験なら、公務員試験対策をしていない民間志望の方でも受かることはそれなりにあると聞いていたけど、納得。
良かったポイント②小論文のお題が簡単
筆記試験と同じ日に、小論文の試験もあった。対策をしてなかったし、そもそもその市のことをあまりよく知らなかったので、何も書けずに出す羽目になるかも…とドキドキしていたのもつかの間。お題が発表されて内心舞い上がった。
「〇市をより住みやすい町にするには?」書きやすいテーマで救われた。これならそんなに市のことを知らなくてもごまかせる。
それにそもそも公務員(市役所?)の小論文というのは「減点されない文章」を書ければとりあえずオッケーらしいので、私は独創性は捨てて、ありきたりな内容を分かりやすく論理的に述べることに努めた。
良かったポイント③集団討論がなかった
私は集団討論が本当に苦手。得意と言う人の方が少ないだろうけど、それにしても皆なんだかんだで上手で、私は人より集団討論の力が劣ってると感じていた。
進行をしたり、皆の話をまとめたり、他人の意見に突っ込んだり…。そういうのが全然できなくて、過去に経験した集団討論では、いかにマイナス点をつけられないかを意識して、なんとか最低限のこと(人が話しているときに相槌などで反応する。自分の意見を1つの流れにつき最低1個は言う。など)をするので必死だった。
集団討論を課す自治体が結構ある中、私が受けたところはなかった。集団討論がダメダメな私はこれにかなり救われたと思う。
こんなかんじで、私にとって都合の良い条件がことごとくそろった結果、奇跡的に合格を勝ち取ることができた。なんと運がいいんだ。
※ちなみにコネはない。
今回の件を受けて、民間志望で公務員になることなんて微塵も考えてないような人も、記念受験はしてみるのもありだと改めて思った。ESを書く手間は増えるけど、それは民間の志望先を1つ増やすのとそんなに変わらないし。運良く合格を果たせば、進路の選択肢が広がるし、民間就職に失敗したときの備えとしても悪くないのでは?
最近は地方公務員は面接重視(人物重視)の傾向にあるので、筆記で足切り回避さえすれば、合格できる可能性も十分に考えられる。地方公務員の面接時期は遅いところも多いので、さんざん民間の選考で鍛え上げられた面接対応力が有利に働くかも。
そして何よりダメ元で受けるから、良い意味で緊張感が少なく、リラックスして臨める。
就活初期は「公務員になんて絶対なりたくない!受けたくない!」と言っていた私。
華麗な手のひら返しクルクル。
とりあえずよかった。
最初はダメもとだったけど、筆記試験に合格してからは、「ここまで来たならいっそのこと合格したい!」という気持ちが芽生えていたので、この結果は素直に嬉しい。
今後は内定取り消しにならないように、交通事故など問題を起こさないように気をつける。
「ハットグ」をなめるな@新大久保
この前の連休に妹と新大久保へお出かけ。
そこで少し前に「チーズ伸ばしが楽しい」「インスタ映えする」と話題に上っていた韓国式アメリカンドッグ、ハットグを食べてみた。
ハットグとは?
韓国式アメリカンドック。「ハットグ」というのは、hotdogを韓国語風に読んだものらしい。微妙に違う呼び方もある。
竹串にモッツアレラチーズやらウインナーやらを刺し、それを小麦粉や米粉などで作った生地でくるみ、パン粉をつけて揚げる。中身がチーズのみだったり、生地にポテトがついていたりと、いろんなバージョンがある。ケチャップやマスタードなどをかけていただく。
かじって伸ばすと中のトロトロチーズがびよ~んと伸びる。その瞬間を写真に収めてインタスタグラムに投稿すれば"映える"んだとか。
中のチーズが虹色になってるハットグを売る店もある。こちらも当然インスタ映え抜群らしい。(絶対食欲失せる…。)
他にも、友達とチーズ伸ばし競争をするなど、味以外でも色々と楽しめるホットスナック。
熾烈な客の奪い合い
2年くらい前に新大久保に来たときはホットクやトッポギを売る店が多かった印象だけど、今回はそこら中ハットグとチーズダッカルビだらけだった。
※ホットク:日本のおやき的なもの。小麦粉やもち米などで作った生地に餡が包まれている。
↑こちらは私が過去に買ったホットク。ホットク本体の様子が分かりにくいけど一応載せておく。
※トッポギ:トッポッキ。トッポキ。短い棒状の餅がコチュジャンや砂糖などで甘辛く煮込まれた料理。
↑こちらも大分前の韓国料理店での写真。右上の赤い大皿料理がトッポギ。これは野菜や卵が入っていたけど、食べ歩き用に安く売ってるのはだいたい餅だけ。紙コップに入れて売られがち。
私たちは、新大久保駅から歩いて比較的すぐのところにハットグを売る店を2つ見つけ、圧倒的に行列の長かった店Aをなんとなく選んだ。
(あの日はあまり店名を気にしていなかったけど、今思えばここは「ジョンノホットク新大久保店」であった可能性が高い。)
もう1つのハットグの店Bは、Aと細い路地を挟んだ対の場所にある。
両者とも似たようなハットグを売る店なのに、集客の差がかなりあったのが気になった。
両者のメニューが載った看板を見比べると、A店の人気商品ポテトモッツァレラコメハットグはB店でも扱っていた。値段は同じで¥400。
立地条件はほぼ同じなのに、なぜこんなにも差が?Bは味に問題でもあるのか?とか色々考えていたけど、単純なことだった。
Aはもともと¥450のところを、店のオープン2周年を祝った大感謝祭期間中だったらしく¥400に値下げしていた。そこへさらに連休で客入りが多いタイミングにライバルとの差をつけたかったのか¥300に値下げし(看板は¥400のまま)、その口頭宣伝に力を入れていた。Bの方はお値段据え置き¥400。
その結果が長蛇の列Aとその横で客がまばらなB。当然といえば当然だけど、たった¥100の差でここまで差がつくとは…。
AもBも、両者の間にある狭い路地に客列を作らせていて、各店の宣伝・案内係の韓国人店員も当然その場所で活動していたんだけど、双方とも常に敵に背中を向け、絶対に相手の方を見ない。そして顔に営業スマイルを貼り付けて必死に客に食らいついていく。優勢なAは近くを通りかかるすべての人を客として取り込もうとし、Bも追いつき追い越せで声を張り上げる。小さな戦争がここにあり。ギラつきすぎていてちょっと怖かった。
ハットグを食す
列の最後尾に並ぶ。店員がやってきてその場で注文をとって支払いを済ませる。
私の前にはおそらく20人くらい並んでいたけど、回転率が速いのでそれほど待たずに自分の番が来た。
頼んだポテトモッツァレラコメハットグを手渡されたら、あとはお好みで味付け。この店にはケチャップ・マスタード・砂糖のトッピングがあった。
砂糖があったことにとても驚いた。本当に合うのだろうか?と疑心暗鬼。
イチかバチかで砂糖をつけてみた。砂糖はバゲットに入っており、その中で自分でハットグをころころ転がして砂糖をつける。私は砂糖の上にさらにケチャップをかけた。妹はさらにマスタードもかけていた。
恐る恐るかじる。想像どおりのサクっとした食感。そしてすぐにケチャップの酸味と砂糖の甘みの絶妙なハーモニーが口の中に広がった。意外といける。気づけば一緒に来ていた妹と砂糖トッピングを絶賛していた。
ハットグ自体の味は、正直普通だった。事前に画像で見たときや、人が食べているのを見たときはすごく美味しそうに見えたけど、食べる前に期待が高まりすぎてしまったのか、実際に食べたら少し拍子抜けした。決して不味いわけではないんだけど…。
人気商品を並んで手に入れ、友達(今回は妹)とびよ〜んとチーズを伸ばしてキャハハウフフして写真撮って食べるという状況込みで「美味しい」と言うのが正しい。
そういえばポテトの存在感は薄かった。
せっかくだし私たちも“インスタ映え”を目指してチーズ伸ばしをしてみた。最初のうちは1回に口に含む量が少なかったのかすぐにプチンとチーズが切れてしまい、上手くいかなかった。頑張って口を大きく開けてガブリといくと20cmくらいは伸ばせた。
伸びの迫力がイマイチ足りない気もしたけど、とりあえずその瞬間を写真におさめた。ところが私も妹も“映え”な写真を撮ること・撮られることに慣れていないので、撮る角度が微妙だったり、頬張る表情が引きつっていたりと、“映え”とは程遠い残念な写真しか撮れなかった。修行が必要だ。
ハットグをなめるな
最初のうちはそれなりに楽しく美味しく食べていたものの、だんだんと雲行きが怪しくなってきた。意外と量がある。そして重い。
たっぷりチーズを使った揚げ物だから、重いのは事前になんとなく想像できたけど、ここまで量があるとは想定外だった。
店横の狭い路地でたたずんで食べている人がたくさんいたのだけど、観察していると、皆最初のうちはニコニコしながら食べているのに、途中から表情が死んでいた。
「これ結構重い…」「意外としんどい」みたいなつぶやきがボソボソと聞こえてくる。わかる。半分でいい。ミニサイズ売ってくれないかな。
テレビでインスタ映え!若い子に人気!と謳われていたから、なんとなく細身のおしゃれな女の子でも軽くペロリと平らげてしまえるようなイメージを持っていたんだけど…。舐めていました。
この日は私は朝から何も食べていなくてお腹ぺこぺこだったので、ハットグ以外にも何か食べるつもりだったのに、とてもじゃないけど無理だった。
私は決してたくさん食べられないタイプではないと思うんだけど、そんな私のこの日の食事はハットグと、夜に食べたサラダだけ。
安価で腹をしっかり満たせるという意味では◎。
まとめ
砂糖×ケチャップのトッピングは相性がいい。
ハットグ自体の味は普通。ハットグは食べる過程を楽しむもの。
意外とデカくて量がある。重い。
私は1回食べれば十分かな…。
でも好みの問題だったり、店にもよるのかもしれないから、気になる方は是非一度お試しあれ。
ネット検索をかけるとハットグのレシピがたくさん出てくるから、それを参考に家で作ってみてもいいかもしれない。
就活ふりかえり~後悔したこと~
今回は後悔編。
私が就活中に感じた後悔と、今だからこそ言える理想論(偏見込み)をまとめた。
私は引っ込み思案の意識低い系学生なので、高い意識をもって学生生活や就職活動に取り組んだ人からしたら、当たり前のことすぎて今更何を言っているんだと指摘されるかもしれない。
あまりに私が馬鹿すぎて、文章を読んでいるうちにもどかしさで頭がおかしくなる人がいるかもしれない。
そう言う人には途中で読むのをやめるか、「当たり前のことができなかった人間もいるんだな」「馬鹿だな」とでも思って軽く流してもらいたい。
私の就活用プロフィール
大学:Marchのどこか
学部:文系学部
※1年間の浪人経験あり
ゼミ:諸事情により半年で辞める
サークル:無所属
バイト:イベントスタッフ(大学1年~)、観光地の売店など
ボランティア:なし
留学:大学2年の冬に1か月(非英語圏)
インターンシップ:3年→1day×複数、3day×1
資格:なし
※8月に自動車免許を所持したが、就活中は未所持だったため、ESや面接では「取得予定」としておいた。
※TOEICの受験経験はあったが、随分前の受験であったこと、公表しても決して採用にプラスに働きそうな点数ではなかった(むしろマイナスに働く可能性あり)ため、ESでは記載しなかった。
TOEICの点数を書く欄があらかじめ設けられているESでは、多少点数を盛って書いておいた。(企業によっては証明書を提出させられる場合もあるそうなので注意)
力を入れた科目:外国に関係するもの(語学、文化など)
趣味:アイドル(ハロプロ)
特技:まず大丈夫だとは思うけど、特定される可能性があるので一応非公開。
※就活終盤に特技といえるものを見つけた。しかし終盤に思いついたものなので、エントリーしたほとんどの企業のESに書くのには間に合わなかった。
私の就職活動
志望:教育業界>食品業界→就活が難航し、徐々に幅広い業界を視野に入れるようになる。
親の勧めにより公務員も受験する。(一時期、受験対策の授業を受けていた。)
就活を本格的に始めた時期:3月中旬
就活を終えた時期:民間→8月下旬、公務員→10月中旬に結果
エントリー数:民間40くらい?しっかり数えていない。+公務員1。
実際の受験数:民間30くらい?+公務員1。ES段階で落ちたものも含む。
内定:5月に1つ、8月に1つ。(ここに先日受けた公務員が加わればいいな…)
就活で後悔したこと
①自己分析が不十分なまま就活に突入した
私は自分が自己分析を始めた時期を、正直あまり詳しく覚えていない。
おそらく3年の12月~2月上旬あたりだったはず。
就活解禁当初(3月)はなんとも思っていなかったけれど、今振り返ってみれば、当初の自己分析はかなり不十分だったと思う。
就活が長引く中、自己分析も継続して行っていたのだが、自己分析を継続すればするほど、自分への新たな良い気づきが生まれた。
それに伴ってES・面接ネタの質も向上していった。(単に慣れただけかもしれない。)
3月ごろに書いたESと6月ごろに書いたESを比較したら、その差は歴然。
最初から6月レベルのESを書けていれば、もう少し早く就活を終えることができた可能性もなくはない。
"良い気づき(意外な気づき)"は日常生活のふとした瞬間に訪れるものが多い。
じっと考え込んでも、思いつかないときは思いつかない。
だからこそ、自分をより深く知りたければ、少しでも早いうちから自己分析を意識し、ふとした気づきを少しずつ拾い集めることが重要だと痛感した。
自分を知るというのは、就活だけでなく、より良い人生を送るためにもとても役立つものだろうだから、どれだけ分析しても損にはならないはず!
②何も考えず普通の学生生活を送っていた
私はそんなに活動的な大学生活を送ってこなかった。
もともと大卒の肩書き欲しさと、”大学進学は当たり前”という周囲の空気に流されて進学を決めただけの私。
勉強は最低限におさえ、バイトと趣味(アイドル)に明け暮れていた。
あとは大したことをしていない。
だからESや面接でのネタを練るのにすごく苦労した。
「ES 書くことがない」で何度ネット検索をかけたことか…。
大事なのはエピソードの大きさではない。
その経験から何を感じ、どう行動し、何を得たか、である。
ありきたりなエピソードでも、書き方(話し方)を工夫すればいい。
そんなアドバイスを耳にタコができるくらい聞いた。
でも集団面接を受けてみれば案の定、より“すごいネタ”の方が面接官の食いつきが桁違いに良い。
やはり就活を円滑に進めるには、なるべく「(はたから見て)充実した学生生活」を送っておくに越したことはない。
でも意外とそういう生活って実現するのが難しい。
さらに私みたいに引っ込み思案なタイプはなおさら…。
もし過去の私にアドバイスするなら、せめて少しでも"普通の生活"を面接ウケしそうな"充実した生活"に近づけるために、
日々の生活を送る中で「迷ったときの判断基準としての就活」をより早い時期から上手く活用するという方法を提案したいと考えている。
何か選択を迫られたとき、どちらが就活でウケそうなエピソードを生めそうか?で選ぶ。
たとえば新たにバイトを始める場合。人とのかかわりが多いバイトAとその反対のバイトBとで迷ったら、就活でコミュニケーション力があるとアピールできそうな前者を選ぶ。
また、何かのリーダーを任されそうになった場合。いつもなら目立ちなくない、できる自信がないとの理由で断るが、就活で積極性・リーダーシップをアピールするのに使えそうだから引き受ける選択をする。
こうすることで、少しでも使えるエピソードを増やす作戦だ。
私には弟や妹がいるのだが、皆控えめな性格なので、この方法を伝授するつもり。
ただこの方法は「少しでもマシにする」というだけのものにすぎない。
やっぱり一番いいのは、就活のことを頭の隅に置きつつ、なるべく自分の純粋な興味関心に従って様々なことに学生生活中に積極的に取り組むこと。
③志望業界をかなり絞って就活を始めた
最初私は志望業界をかなり絞っていた。
基本的に就活へのやる気は低かったが、
図々しくも、どうせ就職するなら自分のやりたいことを仕事にしたいという気持ちも持っていたので、特定の業界にこだわっていた。
「志望業界は絞りすぎないほうがいい」というアドバイスをよく見聞きしたが、無視していた。
今思えば、素直にこの助言を聞き入れておくべきだったと反省している。
私が志望業界を絞って就活を始めたことで受けた弊害は、「優良企業へのエントリーのチャンスが減ること」である。
私は最初、特定の2つの業界の企業ばかりにエントリーをしていた。しかしことごとく不採用で、志望業界内にエントリーしたい企業がなくなってしまった。
そこであまり気は乗らなかったが、別の業界に目を向けてみた。
仕事内容にはそこまで興味が持てなかったものの、労働条件や世間体を考えると悪くないそこそこ有名な企業を見つけて、選考を受けようとした。
が、すでにエントリーの締め切りが過ぎていた。
有名どころや人気なところはエントリーの締め切りが早い。
志望する時期が遅くなればなるほど、その業界内ではランクがより上の企業にはエントリーできなくなってしまうことが多い。
実際に選考を受けて不採用になってしまったのなら仕方がないと思える。
でもそもそも受けるチャンスすら手にできなかったとなると、悔やんでも悔やみきれない。
就活していくうちに、様々な理由で志望先が変わるかもしれないということを考慮して、初めのうちはできるだけ広い視野を持って活動することをおすすめする。
④独りよがりな就活をしていた
私は就活をほぼ一人で行っていた。ぼっち就活。
(何度か就職支援機関を利用してみたり、他己分析に友達を付き合わせたりしたことはあるが、就活全体で見ると1人で活動していた割合がかなり大きいので、"ほぼ"一人という表現をしている。 )
ぼっち就活の一番の弊害は、様々な感性に触れられないことだと思う。
私は他人を使ったES添削・面接練習にあまりまともに取り組まなかった。
もともと企業の人事意外に自分をさらけ出すことへの恥じらいが捨てきれなかったのと、
一部の人にES・面接対策をしてもらったところ、大したことを指摘されなかったので、誰に見てもらっても一緒のような気がしていたから。
だけどこの私の考え方は間違っていた。
私が少し利用していた就職エージェントでは、エージェント経由で選考に応募すると、のちに選考のフィードバックをもらえるという制度があった。
私は2つの企業からフィードバックをもらったのだが、その内容に驚いた。
私はどの企業の選考も同じテンション、同じような受け答えをしていたのに、企業によって私への印象が全然違う。
ある企業からは「おとなしい」「消極的」、別の企業からは「明るくてハキハキしている」と評された。
またエージェント経由ではない某企業の選考にて、面接が終わった後の質問タイムに、面接官に私への印象を聞いたところ、「ギラギラしている」「上司と意見の対立があったら、食って掛かりそう」と評されたこともある。
人によって感じ方が全く違うというのがよくわかる。
自分が受ける企業の採用担当者がどんな感性をしているかはわからない。
だから事前になるべく多くの人に練習に付き合ってもらうことで、様々な意見を集め、少しずつ修正をかけてより万人受けするネタ作りをした方がいい。
ちなみに、「就活は情報戦だから、ぼっちだと不利」という話も聞いたことあるが、少なくとも私はその点はあまり困らなかった。しいて言えば、周囲の就活進捗具合がわからないというのがやや不便だった。
でもこれは良かった点でもある。周りの状況がわからなかったからこそ、変に焦ることもなく、自分のペースで就活を進めることができた。
まとめ
全体を見ていると、基本的に私は「先人やプロのアドバイスを無視して失敗する」タイプのようだ。
これは良くない。今まではやらかしても、就活みたいに大体個人の問題で終わるものばかりだったけれど、社会に出たら周りにも迷惑をかけることになる。
深く反省します(とか言いつつまたやらかす未来しか見えない)。
今後も就活とは無関係な記事を挟みつつ、もう少しだけ就活ふりかえりをするつもり。
p.s.ブログの名前を少し前に変えた!元の名前を覚えている人はいるんだろうか…?
就活ふりかえり~辛かったこと~
先日、最後の公務員採用面接を受け終えた。
あとはこの結果を待って、最終的な就職先を定めるのみ。
これにて私の就職活動は完全終了。
思った以上に長引いた就活だった。
すべてが終わった今、少しずつ就活について振り返ってまとめていこうと考えている。
今回は辛かったこと編。
私の就活用プロフィール
大学:Marchのどこか
学部:文系学部
※1年間の浪人経験あり
ゼミ:諸事情により半年で辞める
サークル:無所属
バイト:イベントスタッフ(大学1年~)、観光地の売店など
ボランティア:なし
留学:大学2年の冬に1か月(非英語圏)
インターンシップ:3年夏→1day×複数、3day×1
資格:なし
※8月に自動車免許を所持したが、就活中は未所持だったため、ESや面接では「取得予定」としておいた。
※TOEICの受験経験はあったが、随分前の受験であったこと、公表しても決して採用にプラスに働きそうな点数ではなかった(むしろマイナスに働く可能性あり)ため、ESでは記載しなかった。
TOEICの点数を書く欄があらかじめ設けられているESでは、多少点数を盛って書いておいた。(企業によっては証明書を提出させられる場合もあるそうなので注意)
力を入れた科目:外国に関係するもの(語学、文化など)
趣味:アイドル(ハロプロ)
特技:まず大丈夫だとは思うけど、特定される可能性があるので一応非公開。
※就活終盤に特技といえるものを見つけた。しかし終盤に思いついたものなので、エントリーしたほとんどの企業のESに書くのには間に合わなかった。
私の就職活動
志望:教育業界>食品業界→就活が難航し、徐々に幅広い業界を視野に入れるようになる。
親の勧めにより公務員も受験する。(一時期、受験対策の授業を受けていた。)
就活を本格的に始めた時期:3月中旬
就活を終えた時期:民間→8月下旬、公務員→10月中旬に結果
エントリー数:民間40くらい?しっかり数えていない。+公務員1。
実際の受験数:民間30くらい?+公務員1。ES段階で落ちたものも含む。
内定:5月に1つ、8月に1つ。(ここに先日受けた公務員が加わればいいな…)
就活で辛かったこと
①自分が大した人間ではないことを再認識した
就活前から、自分が大したことのない普通の人間であることはわかっていた。
でもどこかで、自分は周りとは違う特別な魅力を持っている人間かもしれないという期待も持っていた。
私の魅力を見抜いてくれる面接官はそれなりにいるはず…。
しかし現実は不採用のオンパレード。
「人物重視の選考をします!」「面白い人を求めています!」などとわざわざ銘打つ企業から不採用を受けたときはちょっと落ち込んだ。
やっぱり私は大したことない人間だったんだと再認識した。
もちろん「就活が上手くいく=大した人間」というわけではない。
だけど少なくともESや面接という限られた表現の場では、大した人間だと判断してもらえない程度の人間だったことは事実で、ショックを受けた。
②「働きたい企業探し」から「自分を受け入れてくれる企業探し」への移行
就活初期は"自分が本当にやりたいこと"に強くこだわって、かなり業界を絞って就活をしていた。
仕事内容はもちろん、福利厚生など様々な条件を考慮して選んだのは、そこそこ名の知れた企業ばかり。
そこで働く未来の自分を想像してウキウキしながらエントリーをしていた。
このころは完全に私が「選ぶ立場」で企業探しをしていた。
しかし現実はそう甘くない。不採用通知の嵐。
今まで高望みしすぎたか?と思い、別の業界に目を向けたり、少し企業のランクを落として選考を受けるものの、また不採用。
さらにランクを落とすも不採用。
これを繰り返すうちにめぼしい企業がなくなっていた。
途中からは少しでも労働条件がマシで、私でも内定をもらえそうな身の丈に合った企業を探してエントリーするようになった。
この企業探しがとてもつらかった。というより怠かった。
さほど興味もない業界・企業を調べてエントリーするのは退屈すぎた。
仮にその企業から内定を得て、実際働くことになったとしても、そこで楽しく働く未来の自分をどうしても想像できなくて、モチベーションが上がらなかった。
自分の興味がないものでも知ろうとする姿勢は大切だし、深く知るうちに興味が持てるようになったりすることもあるけど、
私は少なくとも就活においてはそこまでもっていくことができなかった。
納得できる民間からの内定を得たとき、真っ先に頭に浮かんだことは「これで興味もない企業探りから解放される!」だった。
③集団面接~面接官の食いつき方の違い
就活において「他者との比較」というのは、自分の精神を無駄に追い込む危険な行為。
他者と比較して自分の方が上だと思える人や、上の人を見て参考にしようと思えるような人は良いけれど、大半の人は自分よりも上を見て悔しがったり落ち込んだり、焦ったりするのではないか。
私は基本的に他者との比較はあまりしなかった。
まず就活生の知り合いがほとんどいなかったため、比較対象がなかった。
さらになんだかんだ言って「卒業前にどこかしらに就職が決まればいいや」「今の私を受け入れてくれる企業が絶対どこかにあるはず」というゆるい考えが常に心の奥にあったので、早く内定を得た人や大企業から内定を得た人を見てもそこまで焦ることはなかった。
でも集団面接だと、良くも悪くも自分と他の就活生との差が見えてしまう。
目の前で見えてしまうと比較せずにはいられない。
私が気にした差というのは、持ちネタの質とか発言内容のかぶりがどうとかいうのではなく、面接官の反応の差である。
面接官、私のときはES見て無理やり質問をひねり出してる感じだったのに、
他の学生のときは本気で興味持って質問を投げかけている。
メモをとられる量が明らかに私の方が少ない。
(こちらからメモ用紙がガッツリ見えているんだよ。もっとちゃんと隠せよ。)
自分の方が勝っているような場合は、それが自信となり、さらなるパフォーマンス向上につながるかもしれない。
でも逆だと悲惨。「一刻も早くこの場から逃げ出したい」以外の感情がなくなる。
嫌われるより、興味を持たれないことの方が辛いって本当かもしれないと思った。
自分のESネタが大したことないから仕方がない。自業自得。
私が面接官の立場でも、きっとああいう対応をしてしまうと思う。
でもなんだか辛かった。
反省
私が挙げた辛かったことというのは、ほぼ「自業自得」に落ち着く気がする。
詳しいことは後悔編で。
p.s. 初めて目次を導入してみた。少しは見やすくなったかな?
ブログを書くモチベーションの低下
8月下旬ごろからブログを書くことへのモチベーションが著しく低下している。
8月というと、ブログを始めて3か月目にあたる。
色々なところからの情報によると、3か月というのは、ブログ離れする人がたくさん出る時期らしい。
私も例にもれずブログから離れ始めた。
ネタ切れを起こしていたわけではない。と思いたい。
下書きにはすでに完成一歩手前の記事が20ほどたまっているし、どんどん新たな書きかけ記事も追加している。
あと少し手を加えたら公開できるのに、そのあと少しができない。気が進まない。
モチベーション低下の原因、パッと思いつくのは4つある。
①ブログが書きにくい環境に長期間いた。
8月に丸一か月実家に帰省した。
私は普段、電車移動中や大学での隙間時間などを使って記事の文章を書き、家に帰ったらPCを使って大きな画面で文章全体を見ながら軽く整えるというやり方でブログを書くことが多い。
でも実家滞在中は電車移動をほぼしない。
だからブログを書くにはわざわざ「ブログを書くための時間」を設けることになる。
帰省したてのころはそうして書いていたけど、だんだん時間がもったいないのではないかと感じるようになってしまった。
何か有益な情報記事を書いてるとか、収益化しているとかなら別だけど、私の場合たいした内容を書いているわけでもないし…。
また、私は実家に個人部屋&個人用PCを持っていない。
ブログを書くにはリビングにある共有のPCを使うことになる。
(携帯でも書けるけど、実家で携帯を長時間いじっていると「また携帯いじってるの?」と家族に指摘されて不快になるので、なるべく避けている。)
これが結構きつい。
家族にはブログをやっていること自体は明かしているけど、どのアカウントか、どんな内容を書いているのかは知られたくないので隠している。
リビングでPCに向かってひたすら文字を打っていると、高確率で近くに家族の誰かしらがいて、「何をやっているの?」と画面をのぞき込んでくる。
そうされたときはブログを書くのを一時中断するんだけど、あまりに中断しすぎて全然進まない。
イライラしてきて、だんだん書くのが億劫になって、ブログから離れた。
もともとストレス発散のためにブログ書いているのに、ブログを書くことでストレスが生まれるなんて本末転倒だから。
ここでブログを書かない癖がついてしまった。
②ストレスフリーになった。
私がブログを書く原動力となっていたのはストレスなんだけど、そのストレッサーが消えたことも原因かもしれない。
ブログを始めた5月下旬、本格的に就職活動を始めて約3か月が経ったころ。
なんだかんだで内定なんてポンと出るでしょ!と就活を甘くみていた私が、複数の企業からことごとく不採用通知を受け、意外と厳しい現実に気づき始めた時期。
それでも卒業までに進路が決まればいいやと内心気楽に考えていたから、
「就活つらい(´;ω;`)ウッ…」とかツイッターで呟いてみたり鬱ブログを書きつつも、実際はそこまでひどく悩んでいたわけではなかったんだけど、
やはり漠然とした不安は常に心にあったようで、それが積もり積もってストレスになっていた。
あとこれは上京したてのころからの問題なんだけど、
私はサークルにも入らず友達が少ない上に一人暮らしをしていたので、人と喋る機会がめっきり減っていた。
おしゃべり大好きっ子な私にとってはこれもストレスの原因になっていた。
これらのストレスが、8月中にすべて解決してしまった。
まず就活については、ここにきて好調になった。
福利厚生が整っている、それなりに名の知れた某企業から一般職の内定が出た。
今まで総合職を目指してきた身としては「一般職かぁ…」という不満が残ったものの、条件は悪くないし、何より卒業後の道が開けたことに安心した。
さらにダメもとで受けた市役所の1次試験(筆記)に奇跡的に合格した。
もともと親のゴリ推しで受けただけで、私は公務員になるつもりは全くなかったし、絶対なりたくないとさえ思っていた。
だから全然勉強せずに落ちるつもりで受けたのに、田舎で倍率が低いのか通ってしまった。次は面接選考を受ける。
さんざん公務員はいやだと言ってきた私だけど、いざ一次通過してみたらなぜか自信とやる気がわいてきた。
そして公務員になるのも悪くないのかもしれないと考えを改めるようになった。
今は「ここまできたからにはやってやるか!」と面接対策に燃えてる。
おしゃべり欲求については、実家に帰省したことで解決した。
私のくだらないネタ、他人に話すにはちょっと過激な愚痴、オチがない話に
気軽に、そして最後までつきあってくれる優秀な聞き手が実家にはたくさんいる。
1か月もの長期間、優秀な聞き手に囲まれて、私のおしゃべり欲求は十分すぎるほど満たされた。
③ほかにやりたいこと、やるべきことができた。
就活中は「早く就活を終えて、ブログに力を入れたい!」とまで考えるほどのブログに対する熱意があった。
でもいざ就活が落ち着いてくると、他にやりたいこと・やるべきことが見えてきた。
今の私の興味は完全にそっちに持っていかれている。
ブログに費やす時間がちょっと惜しくなっている。
④記事の質を気にするようになった。
上でも書いたように、私はストレス発散のためにブログを書いていた。
だから他人が見て面白いと思うか否かに関わらず、自分が書きたいことを書くというスタンスで始めた。
閲覧数や読者登録者数は増えたらもちろん嬉しいけど、別に増えなくても自分が楽しければそれでいいやと思っていた。
でもあるとき、心境に変化が。
何の気なしにとある記事を書いたらそれがちょっとウケたらしく、閲覧数や読者登録者数がドンと増えた。
多分今登録してくれている方の大半はこのときに来たはず。
そこから数記事は閲覧数が(私レベルにしては)結構あった。
なんで閲覧数増えているんだろう?この記事そんなに面白いかな?と不思議に思いつつも、悪いことではないので特に深く考えることはしなかった。
しかし、その次に出した記事でガクンと閲覧数が下がった。
閲覧数が増えるときはそこまで気にならなかったけれど、減るとちょっと気になり始める。
就活か何かの用事で更新期間が少し空いたのも影響していたかもしれない。
でも本当に面白い記事であれば、評価されるはず。ということはこの記事はつまらないということか…?と勝手に被害妄想に浸る。
このときから「面白い記事を書かなくては」という強迫観念と、自分が書きたいことを書くべきだという従来のスタンスがせめぎあうようになった。
せっかく多くの人が読者登録してくれたのだから、面白い記事を書いて期待にこたえなければ。でも意図して面白い記事を書けるような能力は持ち合わせていない。
自分書きたいこと(他人からしたらつまらないこと)を書いて、案の定閲覧が増えないと、読者登録してくれた方への罪悪感に包まれる。
読者登録した側からしたら、そんなすごい期待を持っているわけではないかもしれないけど、変なところで責任感が強い私はつい無駄にごちゃごちゃ考えてしまう。
(読者登録してくださった方を責めてたいのではありません。登録してくれたことには感謝しています。勝手に重くとらえている私が悪いです。)
ちょっと疲れてきた。
一般的にブログ離れしやすいと言われている3か月目に、以上のことが重なってモチベーションが低下してしまったと考えられる。
今後は更新頻度を落とし(というかもうとっくに落ちてるけど)、無駄に気負わず初心にかえり純粋な気持ちでブログを書けるようにしていくつもり。
頻度を落としたところで記事の質が上がる保証はないので、読者登録してくださっている方、「こいついらないわ」と思ったら気軽に登録解除してください…。
運転への恐怖を少しでも減らす方法。
免許を取得してから、毎日コツコツと運転の練習をしている。
最初は1日30分程度だった運転練習も、徐々に距離・時間を増やしていき、最近は2時間練習に挑戦した。
よく同車してくれるのは母と妹。
2人とも、私のデス・ドライブに付き合ってくれるだなんて勇気のある人たちだ。
※デス・ドライブ:運転初心者の私の運転は不安定で、いつ事故を起こして死んでもおかしくない。直進時のスピードのままノーブレーキで右折したときは同車した2人を震えあがらせた。常に死と隣り合わせの命がけのドライブ。死のドライブ。
ベテランドライバーの母は指導役としての役割があるからまだいい。
でも妹は暇だからついてくるだけで、ただ命を危険にさらしているという…。ドM。
「今日も無事生きて帰れますように!」
運転するときは必ず神に祈っている。
デス・ドライブ要素はまだまだあるけど、
最初と比べたらかなり上達したと思う。
免許取得直後に抱いていた運転に対する不安や恐怖もかなり消えた。
最初の3日くらいは本当に本当に怖かった。
でもビクビク運転していると、
判断が遅れるなどして余計に危ないということも頭ではわかっていたから、
どうにかして一刻も早く過度な恐怖を捨てなければ!と思い、さまざまな方法を試した。
今回はこの方法を紹介することにした。
ちなみに紹介しようと思ったきっかけはこれ↓
私には近所に住む幼馴染♂がいる。
彼は随分前に免許を取ったものの、運転への恐怖が拭えなくて、ベテランドライバーの彼母が同車してくれると言ってくれているにもかかわらず全然練習しようとせず、はやくもペーパードライバー化しているという話を母から聞いた。
私の地元県は車社会。
車がないとかなり不便になるし、特に男の子なんてなおさら。
この話をふまえて、
初心者ドライバーやペーパードライバーで、運転に対する恐怖を過度に感じているビビりな仲間に少しでも参考にしてもらえたらいいなという思いを抱いた。
効果があるかどうかはよくわからないけど…
試す価値はあるんじゃないかな。
ではいこう。
①停車が可能な場所をしっかり把握。
私が免許取得後はじめての運転中、何度も頭をよぎった台詞は
「 待って、無理無理。いったん停まろう!落ち着きたい。」である。
しかしパニックで頭が真っ白になっていたことに加え、標識の意味などを曖昧にしか記憶していなかったために停車可能位置を瞬時に見つけることができず、けっきょく停まれずに体硬直状態で運転を続ける羽目になった。
このことを踏まえて…
怖くなったらいつでも停まれると思えば、少しは気が楽にならないだろうか。
少なくとも私は楽になる。
停車可能な標識・条件をしっかり頭に入れて、
運転中に瞬時にその場が停車可能場所か否かを判断できるようにしておく。
「あれ、ここって停車できたっけ?」
「この標識って停車禁止だっけ?」
とか少しでも悩んでいると、すぐに通り過ぎてしまう。
このことが更なる不安をあおるので注意。
もしくは、あらかじめ運転ルートをグーグルマップで下見しておいて、停車可能位置を把握しておくのもいいかもしれない。
面倒そうだけど慣れるまでの辛抱だし、これで不安が和らぐなら安いものだ。
文明の利器、万歳。
②交通事故のパターンを把握。
私が運転を怖がる理由の一つに「事故を起こして人の命を奪ってしまうのではないか」という心配があった。
そして妄想はどんどん膨らみ、「人の命を奪った自分の末路」を考えては震え上がる。
完全に事故を防ぐことは難しい。
いくらこちらがルールを守っても、守らないやつのせいで事故の被害者になったり加害者扱いされてしまうこともある。
これはどうしようもない。すべては運次第。
みなリスクを負って運転しているのだから、私も妥協することにした。
「みんなもやってるよ」日本人が弱い言葉。
「地震怖いな。地震で死にたくない!」とか思いつつも自然災害大国日本に住み続けていられる人なら、このくらいの妥協は余裕のはず!一緒だ!
(ちょっとズレたかな?許して。)
そのかわり、交通事故のパターンをしっかり把握して、こちらが防げる事故は防ぐ、事故を起こしても被害を最小限に食い止められるように対策を徹底することで、最悪の展開になる可能性を減らして不安を取り除くことにした。
教習所で習った事故のパターンや、ニュースで流れる交通事故を頭にいれ、それを防ぐにはどう行動するべきか、脳内シュミレーションをする。
人を引いたらどうするか、脳内シュミレーション。
(人命救助の手順、覚えてる?私はすでに忘れかけているので心配。あとで復習しよう。)
ひたすらパターンを覚えて脳内シュミレーション!
③運転手兼ポジティブ指導員になってみる
これ私の一番のおすすめ。
運転するのはもちろんのこと、
ミスのフォロー、称賛、注意ポイントの指示なども自分でやる。
そこそこ大きい声量で独り言のように言う。
声に出すことが大事。自己暗示。
良い感じに周りの車の波に乗れているとき
→「いいね~〇〇ちゃん(自分の名前)、上手い!」
左折ポイントが迫っているとき
→「そろそろ左折だよ。ウィンカー出して、左寄せして…。巻き込み確認忘れずにね!曲がるときはゆっくり。歩行者用横断歩道があるよ。青ってことは歩行者が来るかも…お、いないね。じゃあ行こうか。」
初めて混雑した道路を通るということで不安を感じているとき
→「〇〇ちゃんならできる!できる!できる!お、いいね~。その調子。」
「おっと!今のは危なかったね。まぁこっちは初心者マークつけてるし、相手の車は多分そんなに怒ってないと思うよ。」
「今の車線変更、良かったよ~!すごいスムーズだった。初心者とは思えない。」
交差点
→「曲がるよ。向こうの車線の車をチェックして…今だ!いけ!ナイスぅ~👍」
前方の信号機が赤
→「次の信号は赤だね。ということはそろそろブレーキ準備しなきゃね。」
狭い道に入った
→「ここは徐行だ。あ、歩行者発見。気をつけて…そうそう、良い感じ。」
アホみたいでしょ。でもこれ結構効果あると思う。
なぜかよくわからないけど、自信がつくんだよね。
ミスして「やっちまった…どうしよう…」ってなっても、立ち直りが早い。
注意ポイントを口に出すことで、事前に心構えができるし、やるべきことの手順の確認にもなる。
あともし助手席にベテランドライバーを監視役として乗せている場合は、ベテラン側も「次信号赤だけど、ちゃんと見てるかな?」みたいに、こちらがちゃんと周囲への注意を怠っていないか心配になるだろうから、その心配を取り除いてあげるのにも役立つ。
④初心者マークの威力を知る
運転してみて感じたこと。
意外とみんな、初心者マークつけていると優しくしてくれる。
優しいというか、初心者マークつきの車はある意味恐れられているのかも。
何をしでかすかわからないから(笑)
車間距離をしっかりとられたり、道を譲ってくれたり…。
あとこれは身近にいるベテランドライバーに聞いた話だし、仮に私自身がベテランドライバーの立場でもそう思うよなぁということなんだけど、
初心者マークが変な運転して相手の車が迷惑被ったとしても、実際事故につながりでもしないかぎり、
大体は「なにあの車!あぁ、初心者か。まったく…。」で終わらせてくれる。
だから変なプレッシャーは感じなくていいということをわかっておくべき。
もちろん容赦なく来る車もいるから、油断は禁物。
ビビったり遠慮しがちな人は、
安全確認・速度を守る等、ルールを守ったうえで「どけどけ!私は初心者様だぞ!」くらいの図々しい気持ちでいたほうがいいのかもしれない。
以上が私が実際に試した方法。
私はこれらの方法で不安を取り除きながら運転練習を続けていくうちに、運転への恐怖がかなり薄れた。
まだ大きな交差点を通るときとかは怖さをかんじるけど、あとは経験を積んでいくうちにどうにかなりそうなのでオッケー。
過度な不安を抱えているうちは、無理にでも連日練習をした方がいい。
私の幼馴染のように、ちょっと運転してみて「怖い!やめる!」なんてことをすると、
運転=怖いものというイメージを定着させて、次乗るときに多分もっと怖く感じてしまう。
偉そうに書いてきたけど、私もまだ超未熟ドライバー。もっともっと練習が必要。
ビビりな仲間たち、一緒に運転頑張りましょう。
ほん怖を見たら、自分のプチ恐怖体験を語りたくなった。
昨日『ほんとにあった怖い話ー夏の特別編2018ー』を観たら、自分の恐怖体験も語りたくなってしまった。
2つある。
①「やっぱり小さい子には見えているんだ」と思った話。
私には少し歳の離れた妹がいるんだけど、その妹が3歳くらいのときのこと。
私の家は昔、夜寝るときは部屋に布団をたくさん敷いて皆で雑魚寝スタイルだった。
部屋の隅には机が置いてあり、そこだけ布団は敷いていない。
あの日は私と妹だけ早めに風呂を済ませ、2人だけで先に寝転がっていた。
お互い2mくらい離れた位置に寝転がっていた。
壁| 私 ←2m→妹 ( 机 ) |壁
私は当時小さな妹のことが可愛くて仕方なくて、このときもずっと妹のことをガン見していた。
妹はいつも自分が寝ている定位置を基点にコロコロと転がり、私と机の間を行ったり来たりしていた。
よくもあれだけ転がり続けて飽きないなぁと思っていたら突然、妹の動きが止まった。
私に背を向ける姿勢でストップしたため、正確なことはわからないけど、机の下の方をじっと見ているようだった。
あまりに不自然だったから、妹の名前を何度か呼んだんだけど、反応しない。固まっている。
心配になって妹の近くに行こうと起き上がろうとしたとき、いきなり妹が
「怖い怖い怖い怖い怖い」と大声で叫びながら私の方に向かって凄い勢いで転がってきた。
そして私にしがみつき、顔をうずめるようにしてガクガク震えだした。
どうしたの?と何度聞いてもただ震えるだけで反応しない。
3歳児とは思えないほどの強い力でしがみついてきて、あとから確認したら妹に掴まれていた部分にくっきり指の跡が残ったほど。
しばらくして妹の震えが止まった。
今度は私にしがみついたまま、
たまに顔を上げて机の下をチラ見しては何かに驚いてまた私の胸に顔をうずめるということを数回繰り返した。
何度目に振り返ったときだろうか、さっきと同じように机の下をチラ見したかと思いきや、今度はそのまま5秒ほど見つけ続け、何もないことを確認できたのか、私にしがみついていた腕の力がすっと抜けて、私の元を離れてまた定位置に転がって戻っていった。
何か見えたのか?
少なくとも私には何も見えなかった。
あのあとも何度も妹に問いかけたんだけど、妹は何も話してくれなかった。
②2種類の霊が私の部屋で戦っていたっぽい話。
大学1年の秋ごろ。
(大学進学を機に一人暮らし)
あの頃、私の部屋では不可解な現象が度々起こっていた。
物が落ちる系なんだけど、絶対に落ちるはずのないものが落ちる。
変な音も聞こえたけど、これはただの生活音の可能性が大なのでスルー。
少し気味が悪かったけど、ここまではただの偶然で済ませられるレベルだったので、そこまで気にしてはいなかった。
あの日、真夜中に急に目が覚めた。
私は壁側を向いた姿勢で寝ていたんだけど、後ろの方(部屋の隅?)からささやき声が聞こえてきた。
初めはなんと言っているのかわからなかったんだけど、聞いているうちに「起きるな」って言っていることがわかった。
何人かの低いうめき声がひたすら「起きるな」を口々に繰り返している。
誰かベランダとかにいるのかな?と思い、起き上がって声のする方向を見ようとしたんだけど、身体が動かない。金縛りっぽい。
そして「起きるな」の口調が激しくなった。
金縛りで動けないのでじっとしていたら、今度は身体を誰かに激しく揺すられているような感覚に陥った。
その揺すりはどんどん激しさを増す。
それに伴い、「起きるな」の声もますます激しくなる。怒鳴られているみたい。
これガチでアウトなやつじゃない?
ヤバイヤバイヤバイ。
心拍数の上昇が止まらない。
私を起こしたい派と起きるな派がせめぎ合っているようだった。
迫ってくる声と激しい揺すりに体力的にも精神的にも疲弊してしまって、
「もう無理ーー!」と心の中で叫んだ記憶を最後に、意識が途絶えた。
気づいたときには、朝だった。
よくTVでやる怖い話のオチで
霊の声がたくさん迫ってきて「もうやめてー!」とか「イヤー!」とか言って、次の場面に切り替わるやつあるでしょ。
まさにあんなかんじ。
あれからはたいした霊的な事件は起こっていない。
今までずっと「起きるな」に対する恐怖が大きかったけど、
今考えれば、あの声よりも揺すってきた側の方が怖い。
声の主はむしろ私を守っていたのではないかと思えてきた。
あのとき起きて振り返ったら、何か怖いものが見えたりしたのかな。
去年くらいかな。
Twitterで知らない人のツイートがリツイートでまわってきた。
ツイート主が自分の恐怖体験を漫画で表したものだったんだけど、その内容を見てびっくり。
私の体験と似ている…。
ずっと、私自身のこの経験は勘違い・寝ぼけていただけではないかという疑いが拭えなかった。
でもこのツイートを見てからは、
自分と同じような体験をしている人がいる
私の身に起こったことも事実なのではないか
と思うようになった。
私は霊の存在を信じているし、先祖の霊とかだったら会ってみたいなと思っている。
でも本気で怖いやつとか、邪悪なやつとは会いたくないから来ないで!!!