泡沫

よお!おめえら!俺バンドマン!クソ!クソ!クソ!

コミュニケーション障害が軽減された話

ふと思い出したので書こうと思います。


下北沢DaisyBarの金子さんに

「1から10にするのは簡単だけど0から1にするのは難しい」って2回目のライブで言われて、バンドって難しいなあって未だに思っています。


最近は一年経ってようやく3、4人ライブに毎回足を運んでくれるようになりました。


では本題、少し前の話をさせていただこうと思います。


実は僕が組んでいるバンドの最初らへんにライブに足を毎回運んでくれていた子達が居たんです。


しかも2時間かけてきてくれたりとか。

それを毎回。同じセトリばかりで本当に申し訳なかったのですよ。実は。


それでも来てくれていて、本当に感謝しかなかった。


でもライブ終わりとか、その子たちにはあまり対面して話すことができなかったのがとてつもない後悔に駆られる日々だったんよ。基本ベースのタカノリにコミュニケーションを委ねてた。


そんなある日、やはり高校生だった子達なので受験という最大のイベントが発生するのだよ。


それ以来から現在まで、顔を合わせてはいないけど、密かに応援してくれていると勝手に信じている。


自分から会話をすることが中学生の頃から苦手で、友達も少なかった自分はネットヤンキーをしていた典型的なイキリトだった。もう思い出したくない黒歴史があるのでその事には一切触れないように。


接客のアルバイトを始めて人と対話することが多くなってから、ユーモアはないけどしっかりと話しかけられるようになったので、後悔に駆られた日々とその子たちにはとても感謝してます。


6月からライブのチケットを無料にしたりとかするから、皆来てね!!


話変わるけど


ファンをビジネス観点でお金だと思っているバンドが沢山あると思うけど本当に¥2000の価値があるかどうか、是非問てほしい。


2時間分の給料を頂くのだからそれなりの実力でなくちゃ。ね。顔に払うお金もあるだろうけど、バンドは曲が命なので曲にお金を払ってくれないとただのアイドルだよ、って思う毎日でした。


MV

https://youtu.be/bkFG2T_szgs

新宿

新宿に迷って悲壮感すら覚えて

駅の階段にお金を吐き捨てる

そんな世界が広がっている


終電間際の電車に乗り

駅から見える自分と都会の夜景が

大嫌い


汚い大人達と同じ僕は

いつまでも

綺麗な世界を見せられないまま

朝を迎える


家に帰ると新宿を思い出す

見ていたくないの

嫌いなんだよ


汚い大人達と同じ僕は

いつまでも

綺麗な世界を見せられないまま

朝を迎える


どうして嘘を付くの

最後の言葉を聞き取れなくて後悔している

七日目の蝉

車窓から見える景色は

いつもの自分を思い出す

大きな面影すら感じられなくなった

無関係な街


思い出すらも

忘れてしまったよ

考え方すらも

消えてしまったよ


いつか見た景色を探しては

消えた故郷に思い馳せる

花の香りは今も残ってる

どうせ死ぬのなら教えてよ

名前を


この世界は飲み込まれている

非日常的な生活に嫌気がさし


きっと煙草に火をつける

それで楽になるの


いつか見た景色を探しては

消えた故郷に思い馳せる

花の香りは今も残ってる

どうせ死ぬのなら教えてよ

七日目の蝉

平成

いつもの交差点ですらも

溢れかえる人の流れも

街中で流れる曲だってもう

平成を装う


この時代に生まれた僕も

きっと迷い込んだみたいだ

この時代に死んだ君達も

静かな夜です


平成

また夜が明けてしまった


平成と共にやってきた音楽が終わる

リナリア


リナリア


私の弱さを貴方は知っているだなんて

通り過ぎる影に立ち止まって

リナリアの意味を込めた灯りが

残り香を付けていく


缶ジュースの水滴が映しだす

7月で溢れかえる

公園の水溜りを見て私は

悲しみの海に溺れた


私が何度言ったって

街行く人とは変わらない

歩道橋をすれ違い

きっとそうたって貴方は

私を一人で置いていく

日が落ちて泣くヒグラシ

忘れたくない


缶ジュースの水滴が映しだす

7月で溢れかえる

公園の水溜りを見て私は

悲しみの海に溺れた


もし来世で会えるなら

私が付けた残り香で探し出すから

リナリアの意味を込めた灯りで

私の心に気づいてほしいだけ