コミュニケーション障害が軽減された話
ふと思い出したので書こうと思います。
下北沢DaisyBarの金子さんに
「1から10にするのは簡単だけど0から1にするのは難しい」って2回目のライブで言われて、バンドって難しいなあって未だに思っています。
最近は一年経ってようやく3、4人ライブに毎回足を運んでくれるようになりました。
では本題、少し前の話をさせていただこうと思います。
実は僕が組んでいるバンドの最初らへんにライブに足を毎回運んでくれていた子達が居たんです。
しかも2時間かけてきてくれたりとか。
それを毎回。同じセトリばかりで本当に申し訳なかったのですよ。実は。
それでも来てくれていて、本当に感謝しかなかった。
でもライブ終わりとか、その子たちにはあまり対面して話すことができなかったのがとてつもない後悔に駆られる日々だったんよ。基本ベースのタカノリにコミュニケーションを委ねてた。
そんなある日、やはり高校生だった子達なので受験という最大のイベントが発生するのだよ。
それ以来から現在まで、顔を合わせてはいないけど、密かに応援してくれていると勝手に信じている。
自分から会話をすることが中学生の頃から苦手で、友達も少なかった自分はネットヤンキーをしていた典型的なイキリトだった。もう思い出したくない黒歴史があるのでその事には一切触れないように。
接客のアルバイトを始めて人と対話することが多くなってから、ユーモアはないけどしっかりと話しかけられるようになったので、後悔に駆られた日々とその子たちにはとても感謝してます。
6月からライブのチケットを無料にしたりとかするから、皆来てね!!
話変わるけど
ファンをビジネス観点でお金だと思っているバンドが沢山あると思うけど本当に¥2000の価値があるかどうか、是非問てほしい。
2時間分の給料を頂くのだからそれなりの実力でなくちゃ。ね。顔に払うお金もあるだろうけど、バンドは曲が命なので曲にお金を払ってくれないとただのアイドルだよ、って思う毎日でした。
MV
新宿
新宿に迷って悲壮感すら覚えて
駅の階段にお金を吐き捨てる
そんな世界が広がっている
終電間際の電車に乗り
駅から見える自分と都会の夜景が
大嫌い
汚い大人達と同じ僕は
いつまでも
綺麗な世界を見せられないまま
朝を迎える
家に帰ると新宿を思い出す
見ていたくないの
嫌いなんだよ
汚い大人達と同じ僕は
いつまでも
綺麗な世界を見せられないまま
朝を迎える
どうして嘘を付くの
最後の言葉を聞き取れなくて後悔している
七日目の蝉
車窓から見える景色は
いつもの自分を思い出す
大きな面影すら感じられなくなった
無関係な街
思い出すらも
忘れてしまったよ
考え方すらも
消えてしまったよ
いつか見た景色を探しては
消えた故郷に思い馳せる
花の香りは今も残ってる
どうせ死ぬのなら教えてよ
名前を
この世界は飲み込まれている
非日常的な生活に嫌気がさし
きっと煙草に火をつける
それで楽になるの
いつか見た景色を探しては
消えた故郷に思い馳せる
花の香りは今も残ってる
どうせ死ぬのなら教えてよ
七日目の蝉
平成
いつもの交差点ですらも
溢れかえる人の流れも
街中で流れる曲だってもう
平成を装う
この時代に生まれた僕も
きっと迷い込んだみたいだ
この時代に死んだ君達も
静かな夜です
平成
また夜が明けてしまった
平成と共にやってきた音楽が終わる