反原発と響きはいいけど

過日行われた、「さようなら原発」集会なる反原発デモ。ノーベル賞作家・大江健三郎氏(朝日新聞記事ママ)らが中心となって企画し、東日本大震災以降、反原発活動で知名度はさらに上がったものの仕事は減った俳優・山本太郎氏らたくさんの著名人が参加したこのデモは当然ながらマスコミでも大きく報じられました。
参加者は、主催者発表で6万人、警視庁発表で3万人だったそうです。いきなり余談ですが「デモの参加者数」、以前は主催者発表を無批判に報じることが当たり前でした。ですが、沖縄県でのさる反米軍集会における主催者発表数と共に複数のメディアが「全県民集会」などと書き、沖縄県民全体の民意のように報じたため、ネットを中心に疑問が広がりました。「検証」した結果、警察発表や掲載された写真といった実態とはかけ離れたものだったことが判明しました。これ以降、マスコミがデモの参加者数を報じる際は主催者発表と必ず前書きをし警察発表もあわせて載せるようになったのです。おそらく、ネットをバカにしていた(もちろん、今でも新聞を中心にネットはバカにされています)大手マスコミが初めて直面し、方向転換せざるを得なくなった事例がこの「デモの参加者数」なんじゃないですかね。あの時も、主催者発表と警察発表は万単位で違っていたなぁ。どうやって数えてるんですかね、どちらともですが。


東日本大震災後まもなく、朝日新聞は自社での「世論調査」における民意の「反原発」転換報道とともに、社としての立場も明確な「反原発」へと舵をきりました。そもそもが「左」であり、この転換には違和感などありませんでしたが、新聞社が明確な主義主張の変更を行う瞬間を目の当たりにした管理人は、このように変わるのか、と目から鱗でした。なにせ、東日本大震災以前は、ここまでご執心でなかった原発問題に対して、一面トップでの「世論調査」公表を宣言として一気に反原発記事や社説が増えましたから。まぁ、バスに乗り遅れるな、というやつなんでしょうね。もちろん、潜在的に多数存在した「反原発派」社員・記者が社内における原発政策へのヘゲモニーをとったんでしょうが。
そんな朝日新聞ですから、このデモに関しても非常に好意的に報じます。
25日付の朝刊記事でも3面で直接民主主義との兼ね合いを引き出しながらこのデモを報じています。労組などが普段からやっているイデオロギー色の強いデモとの違いを強く主張し、牧歌的な雰囲気の中、老若男女多数の一般市民が参加しこれが潜在的な民意の爆発だと言わんばかりです。もちろん、そういった一般市民が多数参加し、「怖い」原発をなくしてくれという主張はあります。ただ、このデモや全国各地で行われた同様の連帯デモの主催者、呼びかけ人を見る限り、このデモが牧歌的で素朴な民意の表れであるとは素直に思えません。
この手のデモを強く後援、場合によっては主催している方々の中には多数、東日本大震災以前から「反原発」を訴えている団体や個人がいます。その最たるは労組です。
彼らの根拠は、今のような原発事故とそれによって引き起こされる放射能汚染による健康被害ではありませんでした。冷戦時代から彼らの主張の一つであった反原発の根拠は、「日本の核武装を防ぐ」というものでした。わからない人には、訳が分からない主張かもしれません。ですが彼らはそう考え「反原発」を半世紀近く言い続けていたのです。いわゆる「東側の核は綺麗な核」という暴論と根底は同じでした。

以前から原発そのものの安全性に疑問を呈し続け、その論拠をもとに反原発を言い続けていたのは現在脚光を浴びている京都大学小出裕章氏ぐらいのものです。労組など、既存の反原発団体は原発の安全性という点にはあまり興味がなかったため、長く存在する「反原発」闘争にも呼ばれず、氏の名前は表に出てこなかったのです。
どちらにせよ、「原発廃止」という目的が同じなのだからいいではないか、と思われる方もいるかと思います。ですが、民意のミスリードが良い結果を招いたことはありません。その最たるがナチスドイツでした。ああ、ナチスドイツを引き合いに出したら簡単にレッテルが貼れるなと思いつつも、この懸念は払拭できるものではありません。
橋下大阪府知事も、大阪府にはない原発に関して声高に批難を行い自身の人気取りに使うかのような振る舞いを行なっています。菅直人前首相も政権末期は「脱原発依存」による政権維持を必死に図り続けていました。その姿はまるで「脱原発依存」依存と言うべきものでした。

地震国である我が国が多数の原発に依存しすぎるのはたしかに問題です。東電の対応もそれはひどいものでした。「公益企業」という立場にあぐらをかき、何をしても潰れることはないとタカをくくった対応とあまりにも間抜けな不手際が反発と不信を招き「反原発」に火をつけたといっても過言ではないでしょう。ですが、大きな問題はその運用形態にあったとみるべきではないでしょうか。不思議なことに報道されないのが、原発を仮に今すぐに止めたとして、放射性物質がなくなるわけではない、ということです。怖さから「反原発」を訴えている方々はこの事実をどう考えているのでしょうか。東日本大震災において直接的な被害を受けたのは非常用電源でした。原子炉が直接被害をうけたわけではありません。

朝日新聞は今朝の社説でも、東日本大震災後の菅前首相の自然エネルギーへの転換政策を「野心的」と評価しています。ですが、あの政策に現実的なプラン、計画、ロードマップといったたぐいのものは一切ありませんでした。鳩山元首相がぶち上げた「CO2 25%削減」と同じような「策のない」政策でした。このようなものは政策とは呼べません。菅前首相は東日本大震災後、私は風力発電への夢を昔から追い続けていたなることを言っていましたが、一方で首相就任後まもなく行なったことは原発推進政策だったことは余りにも有名です。ソフトバンク率いる孫社長が提唱した大規模ソーラー発電もその後の進展は聞き及びません。先日、今年の最安値を記録したソフトバンクはそちらへの対応に追われることになるでしょう。

上に書いたデモの主催団体である「さよなら原発1000万人行動アクション」のサイトを見ました。ツイッターの欄でリツイート(?)されているものの中に宮腰吉郎氏の「イランは去年、日本にこんなことを言っていた。◆「日本が保有する大量のプルトニウムや高濃縮ウランは深刻な懸念だ」(朝日)」なるツイートがありました。このツイートは元記事の内容とはかけ離れた印象を与える部分のみを引用したものです。国際社会はこのイランの言い分に誰も耳を傾けてはいません。朝日新聞での見出しも「イランが日本批判 厳しいIAEA天野氏に腹いせ?」となっています。イランの苦しい言い掛かりを宮腰氏はまるで正当な言い分と言いたいかのようです。
当の朝日新聞は今朝の「ザ・コラム」にて吉田文彦論説委員の主張を載せています。内容は、国際社会における核の闇ルートへの批判が軸です。ですが、そのルートを断つための国際的な枠組み構築に際して六ケ所村のウラン濃縮施設を国際管理のもとに置くことを起点にすべきと書いています。我が国のウラン濃縮施設から核兵器へ転用可能なウランが流出した事実がないにも関わらず、いや我が国が戦後兵器を輸出した事実がないにもかかわらずです。国際社会は誰も六ケ所村から核の闇ルートへとつながっているなどと考えていません。白いものをわざわざ黒かったかのように見せるなど、国益を損ねるだけです。六ケ所村のウラン濃縮施設が国際管理下におかれたからといって北朝鮮やイランが、国際社会の言うことを聞くことはないでしょう。朝鮮中央通信が「日帝の策動」を非難することは容易に予測できますが。

これからも強く原発政策を推進すべきだなどとは言いません。エネルギー安全保障の観点からも正しいとは言えないでしょう。我が国近海に眠る天然資源開発もこれからさらに進むことになるでしょうし、技術革新も考えられます。ですが、短期的に見て、このまま単純に原発をなくせという主張には同意しかねるのです。
そして、純粋な「反原発」の影に潜む輩や、隠れ蓑にされて行われる主張に厳しく目を光らせるべきでしょう。

2ch vs フジテレビの新たな戦局

2chを中心とするフジテレビ批判に対しフジテレビは、知らぬ存ぜぬ、小蠅をあしらうかの如く対応してきましたが一方で戦線を拡大することにも余念はないようです。
秋の新ドラマに関しては「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」だなとも思っていましたが(まぁ主演女優はちょいと問題ありなんですが)、今回の件はさすがにすごい。
いわゆる「JAP18事件」です。なんか飛行機事故みたいな名前だな。
詳しくはこちらの記事を。
http://www.netventure-news.com/news_70Y27tBpa.html

何日か前から、ネットでこのネタの存在は知ってたんですが、管理人には「JAP18」の意味がわかりませんでした。まぁJAPは当然わかるんですが、スラングにマヒした脳味噌ではドラマの小道具程度でそんな大騒ぎするの?なんて思う始末。2ch脳の恐ろしさです。カリカリすんなよ、フジテレビだろ?って感じで取り上げる気もありませんでした。

それが、レスの勢いがものすごいことになっている、また「JAP18」の意味がわかりそう、と思い記事を開いたところ、なかなか興味深いというかフジの釣針のでかさについ釣られてしまいました。というか、これは本当にフジテレビの壮大な釣りに見えて仕方がない。お前ら、どれだけうちの番組を細部まで見てるか確かめてやるよ、的な挑戦状なんじゃないですか?
リンク先の記事にもあるように18とは韓国のネットスラングで「FA●K」を意味するようです。こうなるとJAPも相まって完全に差別的意図しか見受けられません。JAPだけでもちろん差別用語なんですが。これはさすがに「little boy Tシャツ事件」のように知らなかった、では済まないでしょう。フジのドラマ制作部ってこんなブラックジョークというか放送禁止用語まがいの物を小ネタにしたがる人が数多くいるんですかね?しかも今回のものは市販のものなどとは言い逃れられないお手製の小道具。ブラックジョーク好きな管理人としては、自国のネタだからといって大きな声で抗議は出来ないんですがね。

この間フジテレビは、以前のデモに対しての「マジレス」を行い、「フジは悪くない!言いがかりだ!」と高らかに宣言しましたが、はたしてこれにはどう返すのか。フジテレビのスルースキルの高さを見せつけられるのか。管理人としても非常に興味深いところです。ちなみに、この「マジレス」は私見では、非常に苦しい言い訳、でした。


それにしてもこの「JAP18」、韓国の掲示板なんかじゃ普通に書かれてるんでしょうか?その内、日本対韓国の仮想戦記小説(韓国じゃこのジャンルの小説はたびたび出版されベストセラーになるものもあります)で兵士のセリフに採用されるんでしょうか。もしそれが映画化(反日映画はいっぱいありますよ。日本じゃ需要がないだろうから輸入されないだけで)されて、兵営でポーカーに興じている兵士たちが「JAP18」と言いながらせせら笑ったり、「JAP18!!」って叫びながら突撃したり、空戦でロックオンした時に「JAP18」って呟いたり、駆逐艦からミサイルを発射する際「JAP18」と言ったり、さらには北から貰った(韓国の小説ではたまにあること)核ミサイルをぶっ放す直前、大統領が命令書にサインしながら鼻歌交じりに言っちゃったり、出征前の恋人同士の語らいの中で兵士の口からつい出てしまったりしたら管理人は胸が熱くなります。「JAP18」、なかなか汎用性高いですね。

カティンの森事件

そういえば、と思い出したので書きます。
1年ぐらい前だったか、この事件に関する映画を観ました。映画の評価に関しては触れませんが(管理人は洋画好きの割に登場人物を一発で覚えられないのでストーリーを勘違いしたりすることがたまにあります。そんな管理人の感想は、少しわかりにくかった、というものです)、この映画は第二次世界大戦初期にポーランドで起こった虐殺事件を描いたものです。
詳しい内容はウィキペディアなりに譲るとして、「カティンの森事件」とは1940年前半、独ソ不可侵条約内の秘密条約に基づいて行われたソ連によるポーランド「解放」後、捕虜となった将兵のうち数1千人がソ連内務人民委員部(NKVD)によってポーランド領カティン村近郊で虐殺されたという事件です。
この虐殺事件は、後に独ソ戦が始まり旧ポーランド領がすべてドイツに占領されるなどということもあり、同映画でも描かれるよう、「犯人」が二転三転します。
初め、ポーランドが独ソ両国に占領されたのち、ロンドンに避難した亡命ポーランド政府は25万人の将兵及び民間人が消息不明である、とソ連側に調査を求めますが満足な回答は得られず、また捕虜返還も遅々として進みませんでした。これに対し亡命ポーランド政府はソ連への不信感を強めていきます。
そして、この間に実はカティンの森事件は起こっていたのでした。
その後、ドイツ軍占領後、当時から噂になっていた「虐殺事件」をドイツ軍が調査し、遺体遺棄現場を発見します。その後、ドイツ政府は反ソ宣伝の材料とするという目的も持ちながら同事件の詳細を調査し、同時に世界へと公表、公明正大性を確保するためにポーランド赤十字赤十字国際委員会への調査依頼や連合国を含めた各国ジャーナリストの取材、また連合国側捕虜への取材を許可します。この時ソ連政府はドイツ政府の発表に対し、ドイツ占領後にドイツが行った虐殺と非難する声明を出しています。
二次大戦中、ドイツ政府はこの事件を反ソ連宣伝に活用しましたが、一方で他の国際団体等は明確にソ連の犯行であるとの断定はしませんでした。やがて東部戦線においてドイツ軍は敗走をかさねポーランドは再びソ連の占領下となり、ドイツ軍はもとより国際団体なども「撤退」しました。
二次大戦終了後、ニュルンベルク裁判においてソ連側はこの事件を「ナチス・ドイツによる非人道的犯行」として告発しますが、米英の支持が得られずニュルンベルク裁判では触れられませんでした。
その後、ポーランドは東側諸国構成国となり、ポーランド政府が真相究明に乗り出さなかったこともあり、この事件は歴史の闇へと消えてゆきました。
1980年代終盤、ソ連ではペレストロイカが始まり、情報公開が進みます。その中で、ソ連の学者たちはこの事件がスターリンの命令によるものでありNKVDの長官であったベリヤらが命令書に署名していた、という研究結果を発表します。1990年にはゴルバチョフがこのことを認め、ソ連崩壊後はロシア政府がこの事件や他の虐殺事件に関する命令書等を公開するに至りました。


なぜ管理人がこのことを書こうかと思い立ったか。
単純にいえば、歴史は勝者によってつくられる、ということが言いたかったからです。小欄で何度も書いてきたことですが、この事件はその典型ではないでしょうか。
もちろん、ドイツが二次大戦中にユダヤ人を中心とする東方他民族(ポーランド人もその主要な被害者です)を虐殺していたという事実から、この事件がドイツによるものと言われても一定の説得力はありました。少なからず誤認する土壌はあったのです。しかしながら逆にいえば、そういった「ありそうな話」でも実は真実ではないこともあります。
特に、二次大戦後、東側諸国は西側からはもちろん、その内部においてもブラックボックスでした。学術的調査や研究がなされないまま、またプロパガンダを多分に含んだ話が「事実」として西側に喧伝された事例は多数あります。この事件もその一つといってよいでしょう。

あまり詳細に書く気はありませんが、そういえば、と思う事件もなくはありません。大規模な虐殺が起きれば少なからず噂になるものです。しかもそれが外国人租界に隣接する場所であればなおさらです。当時から国際赤十字など国際団体は存在し、その調査が行われても不思議はないのに一切行われずその有無が当時の外国人によって肯定も否定もされている事件がありましたっけ。その事件は、某「被害者」政府によれば被害者数は30万人とされています。この事件が、真に現地での調査(決して聞き取り調査ではなく遺体の発掘など)が行われるのはいつになるでしょうか。「被害者」政府はこの点に関してはいまだ「ブラックボックス」です。

同映画では、事件の真相を知る人物がソ連政府の圧力に苦悩する姿が描かれています。管理人の記憶が正しければ、彼は死を選びました。ブラックボックスは人を殺すのです。果たしてこの「ブラックボックス」は

島田紳助引退に関して

フジテレビデモが週末21日だったんですが、その21日は日テレで24時間テレビが放送されていたわけです。節電なんてどこの国の話?24時間ぶっ続けでガンガン電気使っちゃおうぜ!って企画です。この企画のメインパーソナリティの一人である島田紳助は、管理人が見ていたエンディングあたりでは非常に神妙な面持ちというか、不機嫌そうでした。まぁ去年の件もありますし不機嫌だなぁとしか思っていませんでした。その後の「行列のできる法律相談事務所」生放送では番組冒頭から「あれは徳光さんの生前葬や」などと飛ばしてましたし。
でも、これは伏線だったんですね。23日午後10時からはタレント島田紳助生前葬が行われました。いや、葬式かな。本人が「切腹介錯にお付き合いいただき」なんて言ってたし。引退は自分で決めたから斬首じゃなくて切腹なんですね。
引退を決めたのは、24時間テレビもその後の「行列〜」も終わった21日深夜だそうで。引退の経緯やら会見での発言は各社の報道やニコ動なんかを見てください。ニコ動は確か引退会見をアップしてましたし。
ここでは管理人の感想を書きます。

まず第一報に接したのは23日午後9時半前でした。ニコニコ動画のニュースで午後10時から島田紳助氏の今後に関する会見という報道に接した管理人はまず「政界転身か?」と思いました。今思えば、紳助嫌いながらそこまで悪く思ってなかったんだな、と思います。即座にニコ動を見るのを中止し2ちゃんにはりつきました。2ちゃんでもすぐにスレがたっており幾人かは管理人と同じ考えでした。「引退なのか?」と10時からの会見を待ちきれないねらーが多数いるなか、9時40分ごろ突如産経新聞ネット版のキャプが貼られます。「島田紳助氏、暴力団との関係から引退」。だが、ねらーたちは手の込んだ釣りかと警戒しつつも、祭りの予感にwktkしていました。だが、その後すぐにこの記事は削除されました。どうなんだ、やはり釣りか?という不安や疑問が投げかけられる中10時となりましたが報ステでは一切取り上げません。10時からの会見=報ステで生中継と考えていた管理人を含むねらーたちはみな涙目となります。そんな中、ツイッターなどを駆使し情報を集めていたねらーの中から、ある芸能記者のつぶやきが転載されます。報道解禁は紳助が会見の席を立った瞬間。また、黒いうわさでの引退会見らしい。つまり、産経の報道は先走り過ぎだったのです。
報道規制」を敷いているものの、フリーの記者からのつぶやきによる流出は止められず、報道解禁前に2ちゃんねるでは紳助暴力団関係で引退という空気となっていきます。紳助は、紳助嫌いの集まるねらーたちの予想の斜め上を見事にいってくれました。
そして、今日のその時がやってきます。10時40分ごろ、GIGAZINEなどネット系メディアが産経の記事そっくりの速報を出し、続いてテレビのテロップなどでも島田紳助暴力団との関係を理由にした引退が速報で報じられました。管理人が見ていた報ステでは、ほぼ最後のニュースで速報として会見場の録画映像が流され、映像終了後メインキャスターである古館伊知郎は渋い顔をしながら一言も発せないままでした。
その後日テレ系のNEWSZEROで番組の編成を変更してまでトップで報じられ、引退会見の一部始終が放送されるにいたり、2ちゃんの祭りは最高潮となりました。

紳助は、最後まで深イイ人間であろうとしていました。時折、意味のわからん涙を流しながら、言葉を選び、出来うる限り最高の花道を演出しようとする必死さがひしひしと管理人には伝わってきました。「引退は自分で決めた。事務所(吉本興業)には引退だけはしないでくれ、と引きとめられたが、自分で自分に一番重い罰を下した」と、まるで悲劇のヒロインのようでした。その一方で、「自分の中ではセーフだと思っていた」などと事故の正当化も忘れません。さすがの紳助もこの矛盾にまでは感極まってか気付かなかったのだろうと思います。
失言も多かったと思います。「暴力団と付き合ったらこうなると後輩たちに自分が範とならなければならない」という発言は、まるで後輩芸人の中に現在暴力団関係者と懇意の人間がいるようにとれます。また、尊敬する先輩芸人の引退を引き合いに出すのもどうかと思います。紳助の引退は身から出た錆、自身の不祥事です。これをまるで尊敬する先輩芸人の引退と重ね合わせるのは、先輩芸人に失礼でしょう。
それにしても、完全な黒である暴行事件では辞めなかった紳助が、自分ではシロだと思う「疑惑」ではすっぱり身を引くというのはどういう倫理観というか考えなのでしょうか。女性への暴行は自身に最大の罰を与えて後輩の範にならなくていいことなのでしょうか。今回辞めることに関しても、潮時かと思ったのか、シロと言い張れるうち、すなわちもっとことが大きくなる前に辞めようと思ったのか、疑問は尽きません。自分が記者ならなぁと悔やみます。
今日までの報道を総合しますと、紳助と関係のあった人間は山口組系の関西を拠点とする極心連合会の幹部だそうです。自身の発言から起こった右翼とのイザコザを友人に相談したら、「自分の知らないうちに」この暴力団組員が解決してくれていたそうです。その恩義から、紳助は幾度かの交際を行っていたということです。ちなみに、警察は紳助の直筆の手紙を組へのがさ入れに際して押収していたようです。

会見の最後に、島田紳助は、「暴力団との関係でやめはするが、今まで週刊誌で報じられたこと(自身と暴力団とのつながり)は嘘ばかり。自分は明日から一般人だから騒ぎ立てないでほしい。これからは法的措置もありうる」と釘をさしました。暴力団との関係から辞めるのに、最後にこんな脅迫めいた言い回しをするのは不適切極まりないと思うのですが、これは叩けばほこりが出るから出た言葉なような気もします。ネット上では、某テレビ番組での企画を通じた暴力団への便宜供与ともとれる行為もうわさされています。週刊誌の記者の方々にはぜひスクープを期待しています。


にしても、旬なネタで書くとアクセス数も伸びますね。昔みたいに伸びればいいのになぁ。アフィって儲かるのかしら。

フジテレビ騒動の結果

21日の「反フジテレビデモ」には6000人が集まったとか。この人数が多いか少ないかは、管理人にはわかりませんが一瞬ユーストリームで生放送を見たときはなかなか盛り上がっていたように思います。確か1時過ぎだったかな。そのあとすぐ競馬中継見始めたんで、その後の様子は見ていません。
その後の報道、と言ってもネット系メディアや韓国発のものばんですが、それらをみたのみです。

韓国放送公社(KBS)まで取材に来てたんだから、あちらさんの気にし具合はなかなかのようで。日本でいえばNHKですからね。韓国マスコミといえば、韓国最大の日刊紙であり小欄でも幾度となくお世話になっている朝鮮日報がなんでも2ちゃんねるに「釣られた」のだとか。どうも、2ちゃんのvipだかに「中国春節の帰省風景」をデモの写真といって貼ったところ、朝鮮日報が掲載しちゃったそうです。韓国は日本以上にネット社会化が進んでおり、スポーツ紙から地方紙、そして全国紙までネット上の書き込みを「ネットでの声」としてそのまま、2ちゃんのレスならID付きで転載しちゃったりするのは知っていたんですが。よく、2ちゃんのレスが記事にされて、「俺の書き込みが載ったwww」なんて、特に東亜+では書かれてます。
韓国側の反応としては、「日本の反韓流現象」「偏狭なナショナリズム」というのが中心でしょうか。日本の映像作品なんかが基本的に地上波じゃ放送できない自国はどうなんでしょうかね。んで、これを笑っていたはずの「ネットウヨク」の方々もどう思われているのでしょうか。

報道機関といえば、日本側はどうだったのかと言うと、管理人が知る限り、日本の大手報道機関は基本的に無視を決め込んだようで。22日付朝日新聞朝刊には一切記事はなく、さっき朝日のサイトでフジテレビと検索しても当デモの記事はひっかかりませんでした。紳助の記事やフジテレビ女子アナのブログ開始記事のほうが報道価値があると朝日新聞は判断したようです。
当事者であるはずのフジテレビも、もちろん「批判」は見ざる聞かざる言わざるのBPOのCMでいっていることとは真逆の反応。これまで小欄で書いたように、管理人は当デモの趣旨にもろ手を挙げて賛成というわけではありません。どちらかといえば静観というか、言い方は悪いですが「高みの見物」、フジの反応次第だな、という姿勢でした。

で、実際のフジテレビの反応を知った感想は、ひどいの一言です。批判のネタは非常に微妙なところ(後述しますが、受け取り方によれば人種差別にもなりかねないと管理人は思います)ですが、きちんと文書化した「意見書」まで受け取り拒否というのは「民間営利企業」の姿勢として間違っていると思います。ここでいう「民間営利企業」というのはフジテレビ側、またこのデモを趣旨の面から批判した方々の側の言い分にそった、フジテレビの立ち位置だと管理人は考えます。
フジテレビからすれば「視聴者様」の実態は「視聴率」であり生身の人間ではない、というのが本音だと管理人は今回の、フジテレビがとった姿勢から解釈せざるを得ません。フジテレビはテレビの向こう側の人間ではなく、視聴率のみを相手にして番組を編成、制作しているんでしょう。確かにこれは一理あると思います。仮に視聴率が20%を超えれば素晴らしいでしょう。広告料だって安定します。ですがその一方で80%の人は見ていないわけです。さらに、今回のデモからわかることはその80%、いや、視聴率に含まれる20%の人間の中にフジテレビが嫌いだと感じている人間がいることがあらわになったのです。そして、その人たちの中にはスポンサー企業への不買運動を呼び掛けている人間もいます。今回のフジテレビの対応は「民間営利企業」として賢い選択であるとは言えません。これはフジテレビを擁護したテレビタレントの発言にも言えることだと思います。「嫌なら見なければいい」などと言えば、今回のデモに賛同していない人間の中にも「高圧的だな」と嫌悪感や拒否感を覚える人はいると思います(もちろん、この意見に肯定の方もいるでしょうが)。この人たちは、デモの趣旨には賛同せずともフジテレビを嫌いになる可能性があるわけです。言ってしまえば営業妨害ですよ。場合によっては自身のタレント価値を落としてしまうこともあるでしょう。はっきり言って、浅慮な発言だと思います。テレビタレントが、自身が出演する番組を「見なくていい」などと言ってのけるのは何たる傲慢、何たる不遜、かと思いますね。
ともかく、「民間営利企業」としての立場とは思えない対応だったわけです。他の業界をフジテレビに当てて考えてみればすぐにわかることだと思います。

ところがです。デモの主催者側の意見はフジテレビを単なる「民間営利企業」とはみなしていないのです。
デモ側の言い分は、「フジテレビは公共の電波を使って好き勝手私腹を肥やしている」というものです。韓流タレントをフジテレビ子会社のプロダクションに囲い込みマッチポンプのような商売をしている、番組自体がフジテレビの自社広告化している、というのが批判の大筋でした(中には、いわゆる「嫌韓」故の参加者もいたでしょうが)。
こうなると、フジテレビ側の「我々は民間営利企業である」という言い分は通りません(というか、そういった反論すらしていないんですが)。しかも前述のように、フジテレビはこのデモに対して「民間営利企業」という立場を自ら放棄したとしか管理人には解釈できない対応を行っています。
また、井上博昭氏なる自称フジテレビ社員が自身のツイッター上で「嫌なら見なければいい」と書いています(2ちゃんねるで「鬼女」と呼ばれる人たちの調査によれば井上氏はフジテレビ社員であるということがほぼ間違いないようです。小欄は井上氏を実在のフジテレビ社員として扱います)。これもまた、フジテレビ側の傲慢さの一つの表れでしょう。少なくともフジテレビは、一人の社員教育を謝ったと言えます。
こうもなると、総務省から放送免許を得て、公共の電波を借りている立場の会社とは思えません。井上氏もテレビ局社員としての適性を著しく欠いていると思います。
にしても、テレビ局員が「見なけりゃいい」なんていう番組を貴重な電波(地デジ化したのも地上波の電波枠が足りなくなったため、国民に負担を強いてという形になった。もちろんテレビ局側はそんなこと微塵も思ってませんが)や、節電節電とうるさく言っているはずの電力を使って垂れ流しているってどういう了見なんですかね。しかも問題の韓流放送ってのは消費電力が最大になる可能性の高い昼間にやっているわけです。韓流じゃなくたって、他局もドラマの再放送なんかやって、視聴率もゴールデンに比べたらべらぼうに低いわけです。GDPを大幅に落とす工場の輪番停電や国民に負担を強いる一般家庭への節電なんかより輪番停波もありなんじゃないですか?自分たちが範を示したらいいと思いますよ。どこかの研究所の報告では、エアコンよりもテレビを消す方が節電効果は高いらしいですし(どういった実験環境下かはわかりませんが)。ま、テレビが節電!っていうのは皮肉ですよね。スタジオはきっちりスーツで涼しそうなのに。


長々と書きましたが、結論は、デモの趣旨はどうあれ、フジテレビはテレビ局として落第だということです。民間営利企業として、また放送免許を有する特殊な企業としてという両面から、フジテレビは擁護できません。

この対応を引き出したという点では今回のデモは一定の価値があったんじゃないでしょうか。

ただ、わけのわからん右翼団体街宣車、またチャンネル桜が乗っ取ろうと乗り込んできたなどと不穏な話もありますが。こういったものが人種差別的な印象を与えてしまうんじゃないでしょうか。


余談といいますか、大事な話なんですが、先にあげた井上博昭フジテレビ社員、このツイッターでの発言から「身辺調査」がネット上でなされ、どうもフジテレビで行った視聴者プレゼントの商品を横領し、ネットオークションで売りさばいていた疑いがもたれています。あまり威勢のいいことは書けませんが氏自身の業務上横領はもちろん、フジテレビ自体が、懸賞商品を発送していなかったという点で、詐欺の可能性やら不当景品類及び不当表示防止法独占禁止法の懸賞に関する項目に抵触する恐れすらあります。
要は、「当選者は賞品の発送をもって発表とかえさせていただきます」が虚偽であった、ということですから。もちろん、フジテレビは「発送するつもりだった」といって詐欺の適用から逃れようとすると思われますが、監督責任というか企業としての責任は免れないと思います。なにせ報道機関が常からいっていることですし。
反韓流云々よりこれのほうがよほど問題だと思われますが。これは、この懸賞に応募した、なんて集団訴訟すらありかねないですからね。管理人もこの件は気になるので伝はしてみようかと思います。電話したらまた書きます。


それにしても、管理人がこのブログを頻繁に更新していたころは、報道機関の批判対象は朝日新聞毎日新聞、TBSやテレビ朝日で、国際政治や国防関係、歴史関係で「ねつ造や歪曲はやめろ!」ってのが主流でチャンネル桜なんかも評価されていたり、フジサンケイグループの扶桑社が一翼を担っていたりしたのに、時代は変わったんですね。反朝日新聞デモなんて話はほとんどなかったなぁ。。。

フジテレビの話 その後

ニコニコ動画でこんなのが話題に。


動画元はようつべです。

ニコニコで観たらわかるんですが、再生数14万。なかなかです。
んで、タイトルからわかるようにコメントも基本的にマツコ・デラックス批判。

ただまぁ、管理人からすれば、そんなマツコ悪いこと言ってるかって思いますね。
高岡くんが以前、韓国擁護的な発言をしてたとかよく知ってるなぁと。「新右翼」とかって単語も、よく出てきたなぁと。

貼ってある動画のタイトルには「マツコが反フジ騒動を新右翼とレッテル貼り」なんて書いてますがそもそもウヨサヨなんざ自称以外はほぼレッテル貼りで、わけのわからん人から見たら、そう見える、というかそういう風にしか分からないものなんですが。
タレントにこういうことを答えさせんな、とかマツコも仕事選べよとか思いますが、そもそも、テレビなんてそういうもんです。
視聴者が思ってることを言える人が重宝されるんですよ。
思っていることをうまく言葉にできて、同じ理解レベルで語れる人が重宝されるのがこの手のコメンターです。
だから、ある意味で馬鹿であればあるほどいい。同じ考えなら、そうそう!って思って気持ちよく見れますし、違うなら。こいつ馬鹿だなぁって気持ちよく(?)見れる。
そういうもんなんですよ。
テレビ作ってる側は、こんな番組で、多様な見方があって、こういう高尚な見方も、はたまた学術的には・・・なんてことわずかにも思ってやいない。
視聴者がいかに気持ちよく見つづけられるか、他局にかえたり電源を消さないかが大事なんであって、内容のレベルなんて気にしてません。

もちろん、ニコニコの方のタイトルに「保身」と書かれちゃってるように自分も飯の種を貰ってるフジテレビに配慮はあるというか言いづらいとは思いますよ。
当たり前なんじゃないですかね。マツコはテレビタレントなんですから。
なんでもかんでも言いたい放題言ってくれるなんてムシのいいこと求めちゃいけませんよ。世の中にはしがらみってもんがあるんでしょうから。
それもわからないなんて、一部で言われてる、こういうデモだのをしてる人は社会を知らないってレッテルも真に受けかねないです。

管理人が年くったのか、昔とはなんだか考え方が変わってきたかなと思います。
祭りを見てる分には楽しいんですが、子供みたいなネタで馬鹿やってる面が見えて仕方ないです。

冷やし韓国が一位って見え見え、みたいなレベル。本当に一位なのかもしれませんが。

あと、最初に発言してた女性は、単純に馬鹿だなって思います。
片山さつきがメール送ったっていいじゃない!マツコが言うちゃんとしたオピニオンリーダーになりうる職業だよ政治家は。片山さつきが、とは思いませんが。
叩くなら、こっちの発言なんじゃないですかね。まさにもろ手を挙げてフジテレビ擁護!って発言ですよ?


21日のデモが楽しみ。

高岡蒼甫くんのお話

久しぶりにブログ書きます。

タイトルの通り俳優の高岡蒼甫くんのことです。
7月末から彼のツイッターでの発言が話題になってますね。基本、傍観というか正直どっちでもいい話だったんで楽しみに見てただけなんですが、なんとなく、書きたいことができたんで書きます。

今、「ネトウヨ」のヒーロー高岡蒼甫くんですが、以前は「ネトウヨ」の敵でした。
そのころからこんなブログを書いてたんで覚えてました。さっき、過去の記事を読み返してみたんですが、それは立派な「サヨク」ぶりでしたよ。僕も嫌いでした。だから彼の名前を覚えてなんですね。
そんな人を今、こうやって2ちゃんねるなんかでは担ぎあげて、8月7日今日に反フジテレビデモをするって話やら、フジテレビの主要スポンサーである花王への不買運動だなんてことにまでなってるなんて、時代の変遷を感じますね。
僕がこんなブログをせっせと更新してた頃は、テレ朝とTBSがテレビ局の二大悪でフジなんてまだマシな方って扱いだったんですがね。サンケイグループですし。
ネトウヨ」のバイブルである産経新聞と同グループですよ。産経新聞はまだあんまり変わらない扱いなのに、この変貌はなんなんだろう。
フジを批判してる人は、公共の電波で韓流のごり押しなんかしやがって、悪だ売国奴だって騒いでますね。
まぁ、僕もこんなブログ書いてたぐらいなんで理解できる部分もあります。ただ、全体としてあまりに過敏に反応し過ぎなんじゃないかなと。もっと言うなら、この騒動で「義憤」に燃えている人はどれだけテレビが好きなんだと思いますね。こんなこと書いたら反感買うんでしょうが、好きさ余って憎さ百倍って言葉がぴたりと当てはまると感じます。
というか、よくもまぁ、ここまでフジテレビ見てるなと。2ちゃん風に言うなら「お前らどんだけフジが好きなんだよwww昼の時間とか仕事しろよおっさんwww」って具合です。

僕は、あんまり好きでない地デジ化も早々にすましましたが(でかい画面で映画観たりゲームしたりしたかったんです)、テレビなんてほんと一週間に3時間も見てないですね。
観るのは競馬中継とかスポーツ中継、たまーに家帰ってきたときにつけるくらい。先週競馬中継見たままチャンネル変わってなかったなんてザラですよ。
ずっとパソコン。

テレビだって営利企業です。どこの国の番組でも、数字のとれるものならいいって思ってるんですよ。昼間なんか、基本専業主婦しか見てなくて、そういった方々は韓流が好きだったりするんですよ。数字も取れないのに無駄に他国の番組買って流したりしませんって。自宅警備員の方は興味のない番組で嫌かもしれませんが、他にいくらでも娯楽があるんですしいいじゃないですか。
台湾は、自国の番組を守る(放送時間とかで縛るらしい)法律を成立させたのに!なんていってる人もいますが、そっちの方が情けないですよ。馬鹿らしいです。自由って何なんだって話です。フランスの映画の規制だってみっともないですし、昔韓国が日本の文化を法律で制限してたことを笑うのが「ネトウヨ」なんじゃないですか。
つか、テレ朝とか見てたらわかるじゃないですか。あいつらは騒いだってなんもかえませんよ。
騒ぐだけ無駄なんじゃと思うあたり、年を食ったのかなぁ。


だけど、デモとか観てる分には面白いんでもっと騒いでください。僕は甲子園観るついでにちょっと応援してます。
頑張れ!2ちゃんねる


あ、東海テレビの屑っぷり「セシウムさん」には嫌悪感覚えますよ。あいつら、死○ばいいんじゃないのって思います。
ニコ動で総統閣下がお怒りの動画を観ましたが、まさに方や「一つになろう」だ、「頑張ろう日本」だ奇麗事言って内側ではこれですからね。
一般人から寄付募って、自分たちは営利のために27時間電気使い放題ってなんなんだって話ですよ。
確かに、テレビが被災者を勇気づけたこともあるかもしれませんが、リハーサルが「セシウムさん」ってどれだけ人を馬鹿にしてるんですか。観る側からしたらすべてが嘘に聞こえてしまいます。

奇しくもフジ系列ってので二重に注目を集めてますが、そんなの関係なく、これこそ「ネトウヨ」の力を総集結して叩きまくるべきじゃないですか。鬼女のみなさんお願いします。


・追記

高岡蒼甫くんが「ネトウヨ」の神になるきっかけになったツイッターですが、いたるところで馬鹿発見器になってますね。
今回の件だと、脳科学茂木健一郎が敏感に反応してキレて、ふかわりょうがラジオで高岡君を肯定したら、ジャーナリストの江川紹子がかみついて。江川とか、ろくにフジに呼ばれないのになんなんだあの反応はって笑ってしまいました。こちらもキレまくり。まぁ、普段の発言からして、思うところがあるんでしょうが。孫ハゲ義くんは大暴れして、週刊誌に挙げ足とられたり一般人と戯れたり。大忙しですね。
懐かしの、蓮ホウの「子どもが割れ厨」発言といい、ツイッターってめっちゃ素敵な機械やん!